2006年10月04日

yascd003 秋の夜長に

一週間の出張から戻ってきたらもう月が替わっていた。しかもNZは先週末から夏時間(Daylight Saving Time)に入っており、これで日本との時差が4時間になってしまった。ますますあちこちのブログやチャットで日本の人達と直接やりとりするのが難しくなってしまうなあ。こちらはどんどん春の陽気になり、あちこちで桜や色とりどりの花が咲き乱れているんだけれど、きっと日本は少しずつ秋が深まっている頃だろう。

日本の秋が恋しいなあ。来週また出張で日本に行くから、秋の空気や食べ物を堪能してくるのが楽しみ。秋は僕の好きな季節の一つで(他にも好きな季節はあと三つぐらいあるんだけど)、特に夕刻から夜にかけてのちょっと物悲しい、もう夏じゃないんだなって思わされる時間帯がいい。今日はちょっと趣向を変えて、そんな時間帯に聴いていたい曲を集めたCDを空想してみる。最初の選曲段階ではもうちょっとバラエティーに富んだ人選だったんだけど、できあがってみると、新旧シンガー・ソングライター(SSW)のショーケースみたいな内容になった。


October Road.jpg JT.jpg

ジェームス・テイラー (James Taylor)
1.September Grass
2.Handy Man

最初はスタンダードにこの人から。70年代アメリカンSSWの代表格。最近はすっかり影が薄くなってしまったようだが(頭がすっかり禿げ上がってしまったことと関係あるのか)、今でもゆっくりとだが充実した内容のアルバムを発表し続けている。この節回しにこの声が乗るだけで、何十年経っても変わらない彼の世界に浸れる。1は今のところの最新作である02年の「October Road」から。もう九月は終わってしまったけど、この歌のように秋の草むらでのんびり過ごすのも楽しいね。多分ヴィンテージのマーティンであろうアコースティックの弦の音が実に芳醇。2は元々オーティス・ブラックウェルのカバーでありながら、もうこの人の代表曲のようになってしまった曲。77年の「JT」からのシングルカット。「貴女の心に傷がついてしまったら、僕が修理してあげる。僕は便利屋なんだよ」って、原曲はちょっとコミカルな感じなんだけど、彼がこうして歌うと本当に優しく頼りになる感じがするね。


Australian Tour EP.jpg Veneer

ホセ・ゴンザレス (Jose Gonzalez)
3.Suggestions
4.Heartbeats

7月のライヴ(7/21の記事参照)でも3曲目と4曲目にこの順序で演奏した組み合わせ。こうして繋げて聴くとしっくりくるってのをその時に覚えた。この流れはこれからもいろんなミックスCDに使えそう。ライヴのときは3の最後の音と4の最初の音が全く同じ高さだったと思ったんだけどな。あと、曲間が0.5秒ほど短くなれば聴いててもっと気持ちいいんだけど、PCで編集するとそういうのが中々難しい。カセットデッキでコンマ何秒の切り貼りをしてたのが懐かしいよ。曲の話に戻ると、さっきのまだ夏の名残があった感じのJTから3に移ったところで、なんだか急に秋風が吹き始めたような気分になる。僕は4を最初に聴いたのが春(NZの。要は去年の今頃)だったんで、3から4に移るところで雪解けをイメージしてしまうんだけど、まあここは無理やりこじつけて、小春日和をイメージした流れということで。


Trouble.jpg

レイ・ラモンターニュ (Ray Lamontagne)
5.Hannah
6.Jolene

最近の僕のお気に入りSSWの一人。これは両方とも04年に出たファーストアルバムから。今年の初頭に出たライヴ・ミニアルバムに続いて、つい最近セカンドが発売された。実は今回のアメリカ出張でこれを早くも中古で(破格値で)手に入れることができたのが一番の収穫かも。今日早速聴いてみたが、素晴らしい出来だった。近いうちにこのブログで単独で採りあげるよ。ファーストアルバムは日本の雑誌やブログで結構取り上げられていたようだが、実際はどれぐらい売れたんだろう。ジェームス・ブラントがあそこまで売れるなら、この人ももう少しメジャーになっても全然おかしくないと思うんだけど。要所要所で奏でられるバイオリンの音がなんだか切ない。


Songbook Vol.1.jpg

ランディ・ニューマン (Randy Newman)
7.When She Loved Me
8.Sail Away

自分の過去の代表曲をピアノの弾き語りで再録した「Songbook Vol.1」から。それだけ書くとなんかやっつけ仕事みたいな感じがするけど、これがまたしっとりとしたいいアルバムに仕上がっている。「Vol.2」も早く作ってくれないかな。7は、小さいお子様をお持ちの方なら聴いたことのあるメロディーかも。某有名映画の挿入曲。この曲だけじゃなくて、この人は沢山の映画のスコアを書いてるから。8はアフリカからアメリカに連れてこられる黒人奴隷のことを(白人のことを皮肉った視点で)書いた名曲。


Yola.jpg

エレノア・マケヴォイ (Eleanor McEvoy) 
9.Did I Hurt You?
10.Seasoned Love

このミックスCDで唯一の女性アーティストになってしまった(最初の選曲段階では他にもいたんだけど)、アイルランドのSSW。僕はあまり彼女のことを知らなかったんだけど、この01年の「Yola」というアルバムを試聴してすっかり気に入ってしまい、それ以来他のアルバムも見つける度に購入している(悲しいことに、どれも捨て値でバーゲン箱に入れられてることが多いんだけど)。ちなみに僕はこのアルバムをSACD(スーパーオーディオCD)で持ってるんだけど、これは意外と隠れた高音質タイトルかも。SACDでもたいしたことのない音質のものもよくあるからね。オーディオマニアの方にはお薦めの盤。


Closing Time.jpg

トム・ウェイツ (Tom Waits) 
11.Ol’ 55
12.I Hope That I Don’t Fall In Love With You

近年はすっかり潰れた声でアクの強い歌い方をするようになってしまった彼の、まだ真っ当なSSWだった73年のデビュー盤から冒頭の2曲。最近のアルバムもそんなに嫌いじゃないんだけど、やっぱりこの頃の方がよかったと思う。このファーストは今でも僕が一人で酒を飲むときに一番よく聴くアルバムかもしれない。うん、イメージ的にはかつてコメント欄で空想上の僕のことを描写してもらった、茶系の背景(なんだそれは)に煙草をくゆらせながら(僕は煙草を吸わないので、かわりにビーフジャーキーでもしがみながら)カウンターでバーボンのショットグラスを傾けてるような感じ?(笑)。丁度このジャケットの写真のような。11は、もしかしたらイーグルスがカバーしたバージョンを知っている人の方が多いのかな。


At Home.jpg

ランバート&ナティカム (Lambert & Nuttycombe)
13.Ode To Drugan
14.Putting Myself Together Again

今回のミックスの中では実は僕が一番よく知らない人達。ユニバーサルから名盤の殿堂シリーズの紙ジャケで再発された時に、同時発売のロン・デイヴィス「UFO」などと一緒に手に入れたアルバム「At Home」から。日本盤のアーティスト名表記は「ナッティカム」。彼らの経歴やなんかを、そのCDのライナーノートを写して書いてもしょうがないんで、興味のある人は自分で探してね(なんといういい加減な音楽紹介ブログ!)。ちょっと内省的なメロディーに二人の味わい深いハーモニーがいい感じ。


O.jpg

ダミアン・ライス (Damien Rice)
15.Cannonball
16.Older Chests

彼も僕の最近のお気に入りSSWの一人。この上に載せたファーストアルバム「O」を始め、他のシングル盤などのジャケットのイラストも好き(ええ、通販でTシャツ買おうとしてますよ)。この15や「The Blower’s Daughter」などはシングルカットされて少しはヒットしたはず。日本ではどうだかわからないけど、実は僕が思ってるよりもメジャー展開されてるような気がする。あちこちで紹介されていたこのデビューアルバムに続く作品を早く出してほしいものだ。個人的には16の雑踏のような音が入ってくるところがなんともいえず郷愁を誘う。どうしてだろう。


Acoustic Live.jpg 1+1.jpg

ニルス・ロフグレン (Nils Lofgren)
17.Some Must Dream
グリン (Grin)
18.Lost A Number

無人島レコは決められない僕がはっきり決めている、世界で二番目に好きなギタリスト(一番の人についてはそのうち書く)。最初に結成した自身のバンド、グリン(以前「そそるジャケ」特集で採りあげたね)を結成した後ニール・ヤングのアルバムに参加、その後長い間ソロで活動していたが、「Born In The U.S.A.」以降のEストリート・バンドのリード・ギタリストとなる。基本はエレキギターを弾く人だが、この17の見事なアコースティックギターを堪能してほしい。このミックスCDの中でこの曲だけ例外的にライヴ録音を収録したのは、この曲がスタジオでは録音されていないから。何故こんなにいい曲が?って思うよ。曲が終わった後に次の曲紹介をしているけど、それはこの18じゃないから、念のため。18が収録されているグリンの71年のセカンドアルバム「1+1」は、僕の無人島レコ候補の一枚。


Runt.jpg Healing.jpg

トッド・ラングレン (Todd Rundgren)
19.Believe In Me
20.Tiny Demons

この人のことはどう紹介しよう。僕がこうしてマニアックにレコード・CDを集め出すきっかけになった人、かな。僕が大学生の頃、廃盤になっていたレコードを散々探し回った挙句、LP一枚に数千円から一万円以上も出して買うほど欲しくなったのは彼が最初。ちなみにこの「Runt」は9500円で買ったはず。最近出すアルバムはぱっとしないものが多くなってしまったのがとても残念なのだが、この19が収録されたファーストアルバムから数年間は、神がかり的に凄いアルバムを何枚も量産していたものだ。単なるSSWでなく、音的にもあれこれ冒険する人で(最近の迷走はそこから始まったのだが)、20のようなひっそりとした雰囲気の曲でも後ろで色んな音が鳴っているのがわかる。


Harvest Moon.jpg After The Gold Rush.jpg

ニール・ヤング (Neil Young)
21.Harvest Moon
22.Birds

JTで始めたからという訳ではないが、最後はもう一人の70年代SSWの代表格でしめよう(とは言え、彼こそ単にSSWというカテゴリーには簡単に入れられないのだが)。21はまさにこのミックスCDのテーマにふさわしい、中秋の名月を歌った曲。92年の同タイトルのアルバムから。22は彼の代表作の一枚、70年の「After The Gold Rush」からの隠れた名曲。このアルバムが、さっきのニルス・ロフグレンが初めて参加したもの。ただしその時はピアノとコーラスだけだったけど。僕の持ってるCDには細かいクレジットが載ってないので、このピアノがニルスなのかニールなのか、あるいはジャック・ニッチェなのかは不明。


おお、やっぱり一人二曲ずつの選曲にすると記事が短い。え、別に短くないって?(笑)。まあとにかく、僕は来週の出張に、このミックスをMP3プレーヤーに入れて持っていこう。おそらく毎晩会議と宴会で、こういう曲を聴きたくなる落ち着いた気分になるのは帰りの機内まで待たないといけない気がするけど。
posted by . at 19:38| Comment(30) | TrackBack(0) | yascd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

yascd 002 PowerPop 古今東西

ありがたいことに、何名かの方から「まだ更新しないの?」というお言葉を頂いた。でも僕、基本的にはこれまでも週に1〜2回しか更新してないから、そんなにブランクはなかったはずなんだけど、みんなよっぽどあの半ケツ野郎をトップページから落として欲しかったのかなあ(笑)。


パワーポップという音楽ジャンルがある。まあ、ジャンルといっても例えばプログレとかヘビメタとかそういうメジャーな区分でもなくて、何というか、明るく?せつなく?メロディアスで?ちょこっとハードで?青春時代を思い出す(笑)?? まあそういう、ちょっとどこに分類していいかよくわからないような類の音楽。こんないい加減な説明しても知らない人にはわからないし、知ってる人にとっては「何言ってんだ馬鹿」ってことになるだけなんだけど。

僕が雑多なジャンルの音楽を聴くことは前に書いたけど、突き詰めていくとこのパワーポップと呼ばれる音楽が僕は一番好きなのかもしれない。でもね、そう断言する前に…

しばらく前の僕のコメント欄や、よく行く幾つかのブログで、音楽をジャンル分けすることの是非についてちょっと話題になったんだけど、その件への一つの回答として(なんて偉そうなこと書くつもりもないんだけど)今回の記事を書こうと思った。

一般的には、90年代前半〜中盤あたりにデビューしたアメリカやイギリスの一部のバンドをひっくるめてパワーポップと呼ぶことが多いんだけど、でも結局のところ、その人たちが演っていた音楽って、そんな取ってつけたような新しいジャンル名で呼ばれるようなものじゃなかったはず。そんなバンドはずっと存在してたし、今でもどんどん生まれてきている。

そこで、あのバンドもこのグループもパワーポップじゃないか、なんて紹介する代わりに、僕が定義するパワーポップを集めた架空のミックスCDを作ってみよう。yascd 第二弾、名付けて「PowerPop 古今東西」。

第一章

1. ジン・ブラッサムズ 「Follow You Down」

Outside Looking In.jpg

のっけからなんだけど、普通このバンドはパワーポップ系とは分類されないね。でも彼らはどう呼ばれていたんだっけ。オルタナ・カントリー?違うな。こういう、どこに分類していいか困ってしまうようなバンドは、いくら本国で人気があっても日本ではブレイクしないね。それがジャンル分けの功罪。

僕に言わせれば、このバンドやジェイホークスなんかは、70年代にリトル・フィートや(初期)イーグルスや(初期)ドゥービー・ブラザースなんかが担っていた役割を90年代に引き継いでいた、とても重要な人たちだった。地味だけど誠実。アメリカ音楽の良心と呼びたい。でもこのバンドは21世紀になる前に消滅してしまったし、ジェイホークスは一体どうしてるんだろう。

これは96年の最終作「Congratulations I'm Sorry」から。


2. ポウジーズ 「Solar Sister」

Frosting On The Beater.jpg

ここからは誰にも文句を言わせない怒涛のパワーポップバンド連発。まずはポウジーズ。これは93年の名作「Frosting On The Beater」からの、事実上のタイトルトラック。

3月に彼らのライヴを観た。実はこのバンドはメインの二人以外は頻繁にメンバーが替わっており、一旦解散もしている。先のツアーは再結成後初のアルバムのプロモーション。ジョン・オウアはまるでジャック・ブラックのような風貌に変わり果てていたけど、狭いステージで演奏しながら狂ったようにジャンプしまくるケン・ストリングフェロウや、ギターの弦をブチブチ切りながら弾くジョンを見てると、本当に格好いいと思った。ポウジーズ健在! そのライヴで、本編最後(アンコール前)に演ったのがこれ。


3. ウィーザー 「No One Else」

Weezer.jpg

続いてはウィーザー94年のデビューアルバムから。恥ずかしながら僕はこのバンドとは遅れて出会ってしまったんだけど、一昨年にデラックス・エディションとして再発されたこのファーストを聴いて、数ヶ月で残りのアルバムも全部揃えたほど気に入ってしまった。ちゃんと10年前に聴いておきたかったな。


4. コットン・メイザー 「Payday」

Cotton Mather.jpg

実際の発音が「メイザー」なのか「マザー」なのかわからないんだけど、17-18世紀のイギリスの宗教政治家から取った名前だというのは、今回この廃盤ファーストアルバムのジャケ写を探してたときに知った。この冒頭の一連のバンドの中では一番マイナーかな。

95年のこのアルバム(日本盤のタイトルはバンド名そのまま。米盤は「Cotton Is King」)、僕は大好きなんだけど、日本では江戸屋レコードなんてマイナーなレーベルから出たために誰にも知られることもなく廃盤。その後忘れた頃にぽろぽろとCDを出し続けている。最後に出たのはいつかな?01年か。おーい、もう忘れた頃なんで、また出してくれよー。


5. ベルベット・クラッシュ 「Atmosphere」

Teenage Symphonies To God.jpg

これもまた「パワーポップといえば」の代名詞的バンド。94年の「Teenage Symphonies To God」(ブライアン・ウイルソンへのオマージュ的タイトル)から。このアルバムジャケットは当時結構あちこちで露出してたような気がする。そして、このジャケのイラスト通りの音。

さっきのウィーザーもそうだけど、このバンドもいまだ現役でがんばってる。いつの時代のどのアルバムを聴いても同じような音なんだけど、もうずっとこのままでやり続けてほしいね。


6. ベン・フォールズ・ファイヴ 「Uncle Walter」

Ben Folds Five.jpg

これはこの中ではちょと異色か。ピアノ、ベース、ドラムのギターレス・トリオ(トリオなのにファイヴなのがまた異色)。とにかくこのベン・フォールズの弾くピアノとファズのかかりまくったベースが格好いい! この95年のファーストにはこういうぶっ飛んだ曲がぎっしり詰まってて、ジャケのセンスは悪いけど、本当に名盤だと思う。

残念ながらこのユニットは解散して、ベン・フォールズはソロで同じような音を出しながら続けてる。最近来日して、かの悪名高きウドーフェスにも出演したはず。


第二章

ここからちょっと趣向を変えて、「じゃあパワーポップって結局94年とか95年に始まったの?」という質問(誰の?)に対する僕の回答。

7. ビートルズ 「And Your Bird Can Sing」

Revolver.jpg

30年遡ってるから確かに音は薄いけど、これは今までの6曲と全く同じ方向にベクトルが向かってる。誰もビートルズのことをパワーポップバンドだなんて呼ばないけど(そういう意味ではビートルズって究極のジャンルレス・バンドだね)、こうして並べて聴いてみて、僕は全然違和感ないと思う。

みんな知ってるとは思うけど、66年の「Revolver」から。


8. バッドフィンガー 「No Matter What」

No Dice.jpg

逆にこのグループなどは、よく元祖パワーポップなどと呼ばれる。どれだけの90年代の所謂パワーポップバンドがこの曲をカバーしたことだろう。最初から最後まで「ビートルズの弟分」みたいな言われ方をして、悲劇ばかりが付きまとったグループだけど、もう少しきちんと再評価されないものか。

70年の「No Dice」より。このレコード、裏ジャケは予想通りこのお姉ちゃんの下半身なんだけど、それを真似した日本のキャッシュというバンドの「Bedfinger」というCDは、裏ジャケがより一層エッチ。


9. ラズベリーズ 「Ecstasy」

Side 3.jpg

再評価といえば、こういう人たちもいました。抜群に格好いいと思うんだけどなあ。エリック・カルメンがソロになってからえらく軟弱な方向に行ってしまったのが敗因なのか。ラズベリーズといえば「Go All The Way」といきたいところだけど、僕はこっちのちょっとハードにエッジの効いたギターの音が好きなので。73年の「Side 3」から。


第三章

さてお次は、70年代後半から80年台前半にかけて、英米でパンク〜ニュー・ウェーヴが流行し出した頃。時代の流れで、この前の3曲などに比べるとより速くタイトな音になってきているのが特徴か。

10. チープ・トリック 「Dream Police」

Dream Police.jpg

このグループはパンク〜ニュー・ウェーヴとは関係ないね。もっと前から地道にやってて、それなりにヒット曲も飛ばしてきていた。ジョージの旦那お気に入りの「Clock Strikes Ten」を入れようかと思ったんだけど、ここは僕が最初に聴いた彼らの曲を。79年の「Dream Police」からタイトル曲。


11. ナック 「Can I Borrow A Kiss」

Zoom.jpg Re-Zoom.jpg

世間的には「My Sharona」だけの一発屋だと思われてるし、一時期はこの名前を出すだけでギャグになっていたほどのグループ。でもね、僕は彼らのファーストアルバムの中では必ずしもあの曲が一番優れてるとは思わないし、どんどん人気が落ちていった時期のアルバムも、実に優れたパワーポップソング集だったと思う。

世間に忘れ去られながらも地道に活動を続けており、これは98年に出た「Zoom」からの曲。このアルバムは02年にタイトルとジャケを変え、ボーナストラックを入れて「Re-Zoom」として再発されている。いや、それだけのことをする価値のある名盤だと思うけどね。僕?当然両方持ってるよ。

夏のある日、浜辺で出会った「ラブソングから抜け出てきたような」素敵な女の子に言われる台詞がタイトル

  ねえ、キスをひとつ貸してくれない? ちゃんと返すから

いやー、そんなシチュエーションないですかねえ。ないよねえ…


12. ジョー・ジャクソン 「One More Time」

Look Sharp.jpg

80年代中盤以降はお洒落なアルバムを連発することになる彼の、これは79年のデビューアルバム「Look Sharp!」の1曲目。とんがってたねえ、この頃は。このジャケのセンスも最高。確かこの曲は、僕が初めて行った彼のコンサートのオープニング曲だったと思う。彼のコンサートにはこれまで3回行ったけど、毎回素晴らしい出来だったよ。ジャズに行ったりクラシックに行ったり、音楽的な幅の広い人だけど、ことコンサートになるとどんな音楽を演ってようと、基本はこれ。盛り上がるよ。


13. エニー・トラブル 「Second Choice」

Where Are All The Nice Girls.jpg

今や英国フォーク界の重鎮となってしまったクライヴ・グレッグソンが(まだ頭髪があった頃に)かつて率いていたグループ。この80年のスティッフ・レーベルからのファースト「Where Are All The Nice Girls?」は、同時期のレーベルメイト(エルビス・コステロとか)のどのアルバムに比べても遜色ないものだったのに、いつの間にかいなくなってしまってた。いつもクライヴのルックスのせいにされるんだけど、別にコステロのルックスだって五十歩百歩だと思うんだけど。


14. スクイーズ 「Vicky Verky」

AB.jpg

もう説明はしなくていいね。しばらく前に2話に亘ってくどくどと書いたグループ。僕の中では彼らはここに名前を挙げた他のグループと同じ方面にいるよ。これは80年の最高傑作アルバム「Argybargy」から。特にシングルカットされた曲でもないけど、ここの雰囲気にはこれがぴったりかな、と。


第四章

ここまでのグループは、殆どがアメリカ産、何組かがイギリス産。世界中で人気のあるロック/ポップバンドはその両国から出てきていることが多いんだけど、このミックスCDのタイトルを「古今東西」としたからには、英米以外の国々のバンドにも光を当てねば。

15. スプリット・エンズ 「History Never Repeats」

History Never Repeats.jpg

まずは地元から。ニュージーランドの誇り、スプリット・エンズ。ずっと前の記事(7月9日)に書いたフィン兄弟が在籍していたことで有名。今やしっとりとした大人のポップを唄う彼らも、若い頃はこんなやんちゃなことしてました。

これは本来は81年のアルバム「Corroboree」からなんだけど、僕はそのアルバムを持ってないので、ここは02年に出たベストアルバム「History Never Repeats」から。


16. アトミック・スイング 「Stone Me Into The Groove」

A Car Crash In The Blue.jpg

お次はスウェーデンから。このアルバムを最初に聴いたときは、とんでもないバンドが現れたと思ったものだ。93年のデビューアルバム「A Car Crash In The Blue」。もうアルバム全編この調子。歌謡曲っぽい下世話なメロディーに油っこいギターの音。実に味のある声。この後2枚のアルバムを出して消えてしまったのが実に残念。と思ってたら、なんと今年に入って再結成。もうニューアルバムが出たみたい。このファーストの勢いが戻ってきていますように。

あ、青グリンさん、このバンドのボーカルの二クラス君、カーディガンズのボーカルの女の子となんか一緒にレコード作ったりしてたみたいですよ。実はこいつがカレシだったんですね。


17. スピッツ 「ヒバリのこころ」

スピッツ

こうして聴くと全然違和感ないよね。僕がおそらく一番すきな日本のバンド。日本産パワーポップの最高峰として聴いているよ。これは初期のインディー盤にも入ってる曲だけど、一般的には91年のファーストアルバムの最終曲。ああ、スピッツのコンサート行きたいよう。


第五章

さていよいよ最終章。ここでは、パンクもグランジも全部通り過ぎた後、今世紀になってからパワーポップがどう進化したのかを見てみよう(授業かよ)。

18. ジョン・ブライオン 「Meaningless」

Meaningless.jpg

プロデューサーとして有名な彼だけど、自分でもこんなに優れたアルバムを出している。00年の「Meaningless」からタイトル曲。こんな曲が入ったアルバムを、「シングルヒットを狙える曲がないから」という理由でどこのメジャーレーベルも出してくれなかったそうな。ばかですね。

ちなみにこのアルバムの最終曲は、チープ・トリックの「Voices」の、胸が切なくなるような7分半にも亘るバージョン。入手しにくいアルバムだけれど、一聴の価値あり。


19. パニック!アット・ザ・ディスコ 「The Only Difference Between Martyrdom And Suicide Is Press Coverage」

A Fever YOu Can't Sweat Out.jpg

このミックスCDの中では一番の新参者。今年出たばかりのファーストアルバム「A Fever You Can't Sweat Out」から。

グリーン・デイを筆頭に、フォール・アウト・ボーイとかこのバンドなんかはポップ・パンクなんてわけのわからない呼ばれ方をしているけれど、僕から見るとこの人たちはみんなこの上にあるバンドが出していた音がグランジを経過しただけ。ちょっと速く、ちょっとハード。なので、この手の音に目のない僕としては、こうして変な名前の新人バンドもチェックしていかないといけないのです。

バンド名も変なら、この曲タイトルも。どうもフォール・アウト・ボーイ一派はこういう長ったらしいタイトルを付ける傾向があるね(このバンドはフォール・アウト・ボーイのレーベルからデビュー)。


20. ドッグス・ダイ・イン・ホット・カーズ 「Please Describe Yourself」

Please Describe Yourself.jpg

変なバンド名というなら、こいつらも負けてないよ。どう反応しろと? これは04年発表の彼らのデビュー作「Please Describe Yourself」から。

この辺りのバンドについてはまた別記事で取り上げようと思ってるんだけど、僕が一番親しんできた80年代ニュー・ウェーブの焼き直し。焼き直しなんて書くとなんかネガティブな印象だけど、僕はもうこういう音を聴くとたまらなく嬉しくなってくる。この歌い方!アンディ・パートリッジそっくり! 

こういうバンドは(特にイギリス系は)ぱっと出てあっという間に消えてしまうので、旬を逃さないのが大切。こないだ東京でこのアルバムを4枚も中古屋で見つけたのにはちょっとあきれたけど。なんでこんないいアルバムを売るかねえ。おかげで、僕はもうこのアルバムのUK盤を持ってるのに、ボーナストラックの入った日本盤も買ってしまったよ。その4枚のうち1枚ね。


21. マシュー・スイート 「Thunderstorm」

In Riverse.jpg

この手の音楽を知ってる人なら、ここまで読んでなんでこの人が入ってないのか不思議に思っていたかも。最後に取っておきました。パワーポップ界のオタク大王。一般的には92年の「Girlfriend」が最高傑作でその後はどんどんテンション落ちていくみたいなことを書かれることが多いけど、僕は全然そうは思わない。確かに「Girlfriend」の荒削りな魅力も捨てがたいけど、その後どんどん曲が洗練されてくるし、凝った作りにも挑戦してる。

で、これは99年のアルバム「In Reverse」の最終曲。もともと4曲だったものを組曲風にくっつけてる。9分半もあるんだけど、これがなかなか聴かせるんだよね。


というわけで、いつもに増して長い記事になってしまった。本当は曲を選んでた段階でゆうにCD3枚分ぐらいになる曲数が出てきてしまったので、そこから絞るのが大変だったんだけど、さっき実際にこの曲順でCD-Rに焼いてみたら、結構はまった(自分の好きな曲ばかり集めてるんだから当たり前なんだけど)。

いやー、僕本当にこの手の音楽が好きなんだと改めて思ったよ。もし無人島に流れ着くことがあって、そのときたまたま手に持ってたレコードがこの中のどれであっても僕は後悔しないね。まあ、無人島でレコードをどうやって聴くかという問題は残ってるんだけど。
posted by . at 00:34| Comment(26) | TrackBack(0) | yascd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月11日

yascd 001 A Young Person's Guide To Glenn Tilbrook

新カテゴリー「yascd」登場。

子供の頃に、好きな女の子にあげるために自分の好きな曲を集めたオリジナルカセット(恥)を作った覚えは誰にでもあるよね(僕と性別や年齢が異なる読者の方は「好きな女の子」を「好きな男の子」に、「オリジナルカセット」を「オリジナルCD」に適宜置き換えてお読みください)。

…え、ないですか?じゃあもしあなたが昔可愛い女の子だったとしたら、そういうものを貰ったことはきっとあるはず。まあとにかく、僕はそういう子供だった。そして、今も僕はそういう大人だ。

しばらく前の、確かペット・ショップ・ボーイズのことを書いた記事に、コピーコントロールCD(CCCD)のことを書いた。そのときは端折ってちゃんと書かなかったんだけど、要はCDをコピーしたりネット上に流したりする人がいるから、CD盤上に特殊な信号を入れてコピーできなくした仕様のCD(厳密に言うとCDとは呼べない)のことをそう呼ぶ。で、それに対する僕の意見を一言にまとめると、「人のこと盗人呼ばわりしやがって、誰がそんなもん買うかよ!」ということ。

例えば僕は最近友達に作ってもらった何枚かのミックスCDを聴いて、その中で気に入ったアーティストのCDを13枚買った。その13枚は、その友人が(違法に!)CDをコピーして僕にくれなければ、僕には買われていなかったはず。そういう需要も(少数派かもしれないけど)ちゃんとあるっていうのを忘れてほしくないよ。そういう少数派はCCCDなんて絶対買わないから。違法ダウンロードもしないし海賊盤も買わない。高かろうが面倒だろうが、アメリカからでもUKからでも普通のCDを取り寄せて買う。

だいたい僕みたいに好きな音楽のことを通じてじゃないとろくに他人とコミュニケートもできないヲタク人に、他に可愛い女の子に話しかけるきっかけをどうやって見つけろというんだ? あ、いや、別に女の子に話しかけるだけが目的じゃないんですけどね。

他の目的…えーと、あ、そうそう、よく友達(大抵そのミュージシャンのことをあまり知らない奴)とコンサートに行く前に、とりあえずこれで予習しときな、って作ってあげることもよくあったよ。

そうやって友達に作ったカセットやらCDが、もう通算いくつぐらいになるんだろう。記録なんてとってないからわからないけど、3桁は行ってないかな、っていうぐらいの数だと思う。いまだに作り続けてるからね。

うー、こうして昔作ったカセットをあげた相手のこととか思い出してたら、また「青春の光と影 影編」の新たなイタい記憶が次から次へと蘇ってきて自己嫌悪に… でも今回はそれを書くのが目的じゃないから、気を取り直して本題に戻る。

前回の記事のグレン・ティルブルックのコンサートに、もし誰か彼のことを知らない友達を連れて行くとしたら、僕ならどんな予習用CDを作るかな、なんて考え始めたのがきっかけでこの記事を思いついた。架空のミックスCDの架空の解説書。それが新カテゴリー「yascd」。


まず問題はこれがスクイーズのミックスじゃなくて、グレンのだということ。とは言え、スクイーズ解散後のグレンの2枚のソロアルバムから半分ずつ選曲したってしょうがないし、多分コンサートではスクイーズ時代の曲がメインになるだろうから、その辺うまく調整するのがキモ。

次の問題は曲順。ほんとは時代順に並べるのって芸がなくて嫌なんだけど、今回は28年に亘る彼の曲作りの変化(変化のなさも含めて)を味わってもらおうと、あえて時代順にしてみる。

前回書いたとおり、スクイーズってのは本当にベストアルバムが多いグループで、12枚のオリジナルアルバム(プラスライヴ盤)に対して10種類ものベスト盤が存在する。うち2種は同内容なので、その9枚のうち実に6枚までの1曲目がデビュー曲「Take Me, I'm Yours」。なのでひねくれた僕は時代順の選曲なのにあえてその曲は外す。サザンのベストアルバムから「勝手にシンドバッド」を落とすようなもんですね。

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@「Up The Junction」(3:09)
79年のセカンドアルバム『Cool For Cats』より。ほろ苦い歌詞を完璧なライム(韻)に乗せて。スクイーズって、グレンの書くスイートなメロディーが魅力なのはもちろんなんだけど、相棒のクリス・ディフォードの歌詞がまたすごくいい。それが(こないだ書いたビューティフル・サウスなんかと同じく)本国では受けるけど日本では人気がない理由でもあるんだけどね。

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A「Pulling Mussels (From The Shell)」(3:59)
B「Another Nail In My Heart」(2:58)
C「Vicky Verky」(3:12)
以上、80年発表の3枚目『Argybargy』より。前回のコメント欄でfalsoさんが書かれていたように、おそらくこれが彼らの最高傑作。Bなんて、キャッチーなリフとメロディー、簡潔で小気味よいギターソロなど、僕の考える3分間ポップスのお手本みたいな曲。あまりシングル曲ばかりを入れると市販のベストアルバムと似たり寄ったりの内容になるので、それ以外の僕の好みの曲もいくつか入れようと思ったのがC。ジュールス・ホランドの弾く(いかにもあの時代の)チープなキーボードソロが絶妙。

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D「In Quintessence」(2:57)
E「Is That Love?」(2:32)
F「Labelled With Love」(4:33)
以上、81年発表の4枚目『East Side Story』より。一般的には3枚目よりむしろこちらの評価が高いかも。それというのもこのアルバムには大ヒット曲「Tempted」が入っているから。でもそれもまたこのミックスCDには落選。大体オリジナルはグレンじゃなくてポール・キャラックが唄ってるし、グレンが唄ってる別バージョンはオリジナルを聴いてからじゃないとそのよさがわからないし、まあとにかくそういうよくわからない理由で、市販のベスト盤9枚のうち8枚に収録されているその曲は落とした。聴きたければベスト盤を買え、と。

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G「Love's Crashing Waves」(3:08)
H「Picking Up The Pieces」(3:18)
5枚目の『Sweets From A Stranger』にも「Black Coffee In Bed」という名曲が入ってるんだけど、6分もかかるのでそれもカット。これは82年に一旦スクイーズが解散した後、84年に出たグレンとクリスのデュオ・アルバム。僕が最初に彼らのことを知ったのはこれから。名義こそディフォード&ティルブルックだけど、後にメンバーの入れ替わりが頻繁になることを考えても、これはスクイーズのアルバムとしてとらえるのが正当。

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I「No Place Like Home」(4:26)
85年に再結成後初のアルバム『Cosi Fan Tutti Frutti』から。このアルバムをプロデュースしているローリー・レイサムの音作りってやたら装飾音が多くてあまり好きじゃなかったんだけど、今聴くとやっぱりいかにも80年台風の音。ちょっとゴテゴテしすぎ。せっかくの美メロが埋もれがち。ベース好きとしてはベースの音がブイブイと前に出てるのは気持ちいいんだけどね。

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J「Hourglass」(3:20)
K「Tough Love」(3:07)
87年の『Babylon And On』より。この頃はプロモ・ヴィデオとかも沢山作って一番派手だった頃かな。Jのヴィデオは面白い。曲自体も早口サビが面白いけど。

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L「She Doesn't Have To Shave」(3:27)
M「Melody Motel」(3:51)
89年の『Frank』から2曲。ちなみにこのジャケットの亀について、わざわざ「このペイントは自然に優しいすぐ落ちる塗料なので、動物迫害はしておりません」みたいなことが書いてあって、冗談なのか本気でポリティカリー・コレクトに徹してるのか判断に迷う。LMどちらもシングルカット曲ではないけど、僕の好きな曲。このアルバムもなかなかあなどれない。

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N「The Truth」(4:12)
リプライズ・レーベル移籍後初のアルバム『Play』(91年)から。これがまた実に地味なアルバム。この曲は大好きなんだけど。

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O「Some Fantastic Place」(4:31)
大好きといえばこの曲。彼らの曲の中で僕が一番好きかも。93年の同名アルバムから。亡くなった彼らの共通の友人が今も変わらぬ姿で住んでいると唄われる「どこか素敵な場所」とはもちろん天国のこと。前回の記事で書いたグレンのDVDの中に、ツアー中に訃報を聞いたジョージ・ハリソンにこの曲を捧げている場面があった。

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P「Electric Trains」(4:05)
Q「Grouch Of The Day」(3:27)
95年のアルバム『Ridiculous』から、Pはシングル曲、Qはアルバム内で僕が一番好きな曲。Qの歌詞、「僕は機嫌が悪いんだ」ということを表現するのに、「僕は『本日の不機嫌』」(レストランのメニューの「Fish Of The Day」とかそういう感じ?)とひねった言い方をしてるのがいい。

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R「This Is Where You Ain't」(4:07)
98年に『Domino』というちょっと面白いジャケットのアルバムが出てるんだけど、それは飛ばしてしまおう。これは00年に出たグレンの初ソロアルバム『The Incomplete』からのシングル曲。『Domino』が僕にとっては今いちのアルバムだったんで、このグレン節が戻ってきたのを聴いてとても嬉しくなり、同時にいつも変な声でユニゾンで歌っていたクリスの声が入っていないことにとても悲しくなったのを覚えている。

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S「Untouchable」(4:12)
21「Neptune」(3:59)
22「One For The Road」(2:40)
現在のところの最新アルバム、04年の『Transatrantic Ping Pong』(大西洋をはさんだピンポン?)から。最初のソロよりもいい曲が増えてるのはいい兆し。やはり最初のソロ後のキャンピングカーツアーが功を奏したのか。22は珍しくインスト曲。なんだかGSかベンチャーズみたいなギター?


以上。ああまたとんでもなく長くなってしまった。実際にCDがあるわけでもないのに、誰がこんなもの読むんだろう。まあいいや、falsoさんはじめスクイーズの曲をよくご存知の方は、「なんであの曲を入れない?」とか「これは違うだろう」とか突っ込んでいただければ幸いです。
posted by . at 23:46| Comment(15) | TrackBack(1) | yascd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする