という訳で今日は、12人のピアニストを切り口にしたyascd。うち後半の4人は、バンドとソロで、または別名義のバンドで、あるいは他人のアルバムへのセッション参加など、同じ人が複数のパターンで登場する。ジェリー・リー・ルイス/リトル・リチャード風にアップテンポの曲に激しくピアノが鳴り響いている曲もあれば、(そればかりだとあまりに単調なので)ピアノでの弾き語りの曲もある。必ずしも全部が生ピアノの音というわけじゃないだろうけど、まあその辺は大目に見て。
前置きはこれぐらいにして、早速曲紹介に入ろう。ジャケ写の下に書いてあるのは、
ピアニスト名
曲名
アルバム名
アーティスト名 の順。

ジェライント・ワトキンス(Geraint Watkins)
1.From Small Things (Big Things One Day Come)
『D.E. 7th』
デイヴ・エドモンズ(Dave Edmunds)
まず最初は、“かっちょええ”ロックンロール・ピアノをフィーチャーした曲を入れよう。パブロック界の大御所、デイヴ・エドモンズが82年に発表した7枚目のソロアルバム(なのでこのタイトル。ジャケにはギターのDとE7のコード図が載ってる)から。ブルース・スプリングスティーン作のいかしたロックンロール。ギター中心の曲なので、ピアノは隠し味的に使われている程度だが、それでも後半コロコロと心地よく転がるソロが聴ける。このジェライント・ワトキンスは、80年代にデイヴのバックバンドに参加しており、その後90年代にはニック・ロウのバックバンドに参加。もはやパブロック界の中心的キーボーディストと呼んでいいだろう。

スティーヴ・ナイーヴ(Steve Nieve)
2.King Horse
『Get Happy!!』
エルヴィス・コステロ&アトラクションズ(Elvis Costello & The Attractions)
最初の3枚のアルバムで自分の音楽性をすっかり確立し、その後マンネリに陥らないために、エルヴィス・コステロが自分のルーツ音楽を掘り下げ始めた80年の、この手のロックンロールやR&Bが満載のゴキゲンなアルバム。バックバンドのアトラクションズも乗りに乗っていた時期で、溌剌とした演奏が聴ける。もともとこのスティーヴ・ナイーヴというピアニストはどちらかというとクラシック畑の出のようで、彼が最初に発表したソロアルバムはいかにもそういう音だった。コステロからの信頼も厚いようで、アトラクションズが解散した後も彼ら二人でツアーに出たりしている。96年の限定5枚組CD『Costello & Nieve』は、その時のライヴを収録した隠れた好盤。

エルトン・ジョン(Elton John)
3.I Guess That's Why They Call It The Blues
『Too Low For Zero』
エルトン・ジョン(Elton John)
ピアニスト特集の編集CDにこの人を入れるようなベタな真似をするかどうか一応悩んだんだけど、この曲はやっぱり大好きなので入れることにした。わざわざ説明の必要もないぐらい有名な彼の、83年のアルバムから。間奏でハーモニカを吹いてるのは、スティーヴィ・ワンダー。僕はこの曲のプロモーションビデオも好きで、今回の記事の趣旨に沿わないんであえてYouTubeから貼り付けたりはしないけど、機会があれば見てみてほしい。

ドン・グローニック(Don Grolnick)
4.Louisiana 1927
『Warm Your Heart』
アーロン・ネヴィル(Aaron Neville)
ネヴィル・ブラザーズのシンガー、アーロンの91年のソロアルバムから。このアルバムからは「Ave Maria」のカバーの方が有名かもしれない。実は僕はこのピアニストのことは知らなかったんだけど、調べてみたら結構有名なジャズ・ピアニストだった。この曲を入れた理由はもちろん、前回のyascdでサニー・ランドレスが演奏する同曲を紹介する際に「有名なアーロン・ネヴィルの芳醇なヴァージョンには遠く及ばない」なんて書いてしまったものの、きっと僕のブログを読んでくださっている方の殆どはアーロン・ネヴィルなんて聴いてないだろうと思ったから。オリジナルのランディ・ニューマンのヴァージョンも悪くないんだけど、やっぱり僕はこれが好きだな。

ミカ(Mika)
5.Grace Kelly
『Life In Cartoon Motion』
ミカ(Mika)
こちらのラジオでここ数ヶ月ヘビーローテーション中のイギリス発の新人。僕が最初にラジオでこれを聞いたときの感想は「なんやこれは?」だった。このあまりにもあざといメロディーとポップすぎる曲調。最初は生理的にちょっと受け付けなかった。だけど、何度か聴くうちにすっかり病みつきになってしまい、先日ついにCDを買ってしまった。そしたら、他の曲も結構よかったんだ、これが。ジェリーフィッシュをクイーンの亜種として聴いていたような人ならきっと楽しめると思う。うん、歌い方がフレディ・マーキュリーそっくりになる瞬間もしばしば。あちこちのCD評を読むと、絶賛か酷評かの両極端。さて、この人は将来21世紀のエルトン・ジョンになるのか、それとも07年度の一発屋としてひっそり記憶されることになるのか。ちなみに調べてみたら、日本盤はまだ出てないみたい。6月発売予定か。この手の流行りモノをそんなに遅れて出してどうするんだよね。

ダミアン・ライス(Damien Rice)
6.9 Crimes
『9』
ダミアン・ライス(Damien Rice)
前回の記事で取り上げたばかりのこの人のこのアルバム。その記事でも触れた、冒頭の曲がこれだ。もうつべこべ解説しなくていいだろう。そっちの記事、あるいはその記事を書くきっかけになったyascd006のコメント欄(の下の方)を読んでもらえればいい。ちなみに、変に偏った印象を植え付けたくなかったんであえてその記事では触れなかったんだけど、この曲のプロモーションビデオのインパクトは相当なもの。興味のある人はYouTubeで勝手に探して見てみて。

ビリー・ジョール(Billy Joel)
7.Summer, Highland Falls
『Turnstiles』
ビリー・ジョール(Billy Joel)
えーと、まずいつもの通りこの名前のカタカナ表記について書かないといけないかな。日本での通名(?)はもちろんビリー・ジョエル。でもJoeという名前をジョエと呼ばないのと同様、この苗字はジョエルとは読まないと思う。さて、この人もさっきのエルトン・ジョン同様、一応ちょっと捻った選曲をしようと心がけてるこの編集CDに入れるにはあまりにもストレートな人選かなと躊躇しかけたんだけど。まあ、さすがに「Your Song」や「Piano Man」を入れるような真似はしないんでよしとするか。以上、曲には全く触れていない、自己満足満載の解説。一言だけ書いておくと、これは「The Stranger」で大ブレイクする前の、76年のアルバムからの綺麗な曲。今や声も風貌もやたらと野太くなってしまった彼がまだきりっとした佇まいだった頃だ。

ジュールス・ホランド(Jools Holland)
8.Wish I Knew How It Felt To Be Free
『Lift The Lid』
ジュールス・ホランド&ヒズ・リズム&ブルース・オーケストラ(Jools Holland & His Rhythm & Blues Orchestra)
はるか昔、去年の8月12日の初代そそるジャケ特集の記事にこのジャケを載せたんだけど、誰もそんなの覚えてないよね。元スクイーズのキーボーディストの97年のソロアルバム。その時の記事ではもちろんジャケットにしか触れていないんだけど、このアルバムはかなりの力作。全編に亘ってニューオーリンズスタイルのピアノが聴ける。このソウルのスタンダード曲のカバー、中盤までなかなか歌が出てこないんだけど、その前半の各楽器の掛け合いがとても気持ちいいよ。


アンドリュー・マクマホン(Andrew McMahon)
9.(Hurricane) The Formal Weather Pattern
『Audioboxer』
サムシング・コーポレイト(Something Corporate)
10.Dark Blue
『Everything In Transit』
ジャックス・マネキン(Jack's Mannequin)
2月17日の記事で取り上げたジャックス・マネキン。そこに書いたように、中心人物のアンドリュー・マクマホンが元々在籍していたバンドがサムシング・コーポレイトだ。この2曲を続けて聴けばわかると思うけど、やっぱりなんでわざわざ別バンド名義で?と思ってしまうぐらい似通った音作り。まあ、それを言いたいがためにこうして2曲並べて入れたんだけど。この『Audioboxer』はサムシング・コーポレイトのデビューEP(01年)。で、『Everything In Transit』が、今のところのアンドリューの最新作(05年)。この「Dark Blue」が、2/17の記事のコメント欄でかえでさんが「ハノン教本」に近いと言った、正確なリズムを刻む美しさを再認識できる曲。


ベン・フォールズ(Ben Folds)
11.Jesusland
『Songs For Silverman』
ベン・フォールズ(Ben Folds)
12.Philosophy
『Naked Baby Photos』
さっきのサムシング・コーポレイトなど、ピアノをメインにした元気なロックバンドが出てくるたびに決まって引き合いにだされるのが、今はなきベン・フォールズ・ファイヴ(BFF)。ピアノ+ベース+ドラムというジャズみたいな楽器編成なのに、演ってる音楽はメロディアスなパワーポップ(?)というのが、登場当時はとびきり新鮮だった。ただ、実はベン・フォールズ自身はもっと歌詞を重視したシンガーソングライター体質の人だったようで、BFFのアルバムも次第にそういう傾向が見られ、やがて解散。ベンは引き続き後期BFFの音楽性の延長でソロアルバムを出し続けている。
『Songs For Silverman』は05年のアルバム。ここに写真を載せた、僕が持っているバージョンはDVD付きの限定盤(今でもずっと売ってるけど)。いつもジャケットの写真のセンスの悪い彼にしては珍しく、写真集のようになったブックレットの写真がとても綺麗。「Philosophy」はBFFのデビューアルバムに収録された曲だけど、ここには後に出た未発表曲やライヴテイクを集めた『Naked Baby Photos』からのヴァージョンを入れよう。ライヴでもスタジオヴァージョンとほぼ変わらないこの演奏。歌いながらこれだけ弾きこなせるなんて凄いね。




ロイ・ビタン(Roy Bittan)
13.Tunnel Of Love
『Making Movies』
ダイア・ストレイツ(Dire Straits)
14.R.O.C.K.
『Escape Artist』
ガーランド・ジェフリーズ(Garland Jeffreys)
15.Jole Blon
『Dedication』
ゲイリー・US・ボンズ(Gary U.S. Bonds)
16.Backstreets
『Born To Run』
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)
さていよいよ、今回の編集盤のメインアクトだ。yascd006のコメント欄には「あまり数多くのセッションをこなしている人ではない」なんて書いたけれど、調べてみたら結構な数のアルバムに参加していることもわかって(しかもそのうち僕が持ってるのも何枚もあった)、こんなことならこないだのサニー・ランドレスみたいにこの人だけの特集にしてもよかったかなとも思ったぐらい。まあ今回のはこうしていろんなピアニストの演奏を聴き比べるという違った面白みもあるんで別にいいんだけど。ここではちょっと彼だけ特別扱いで、4曲入れてみよう。
まずはダイア・ストレイツの80年の名作から。彼らの全ての曲の中で僕が一番好きなのがこれ。特に後半、マーク・ノフラーの流麗なギターとロイ・ビタンの可憐なピアノが絡み合うところが最高。この曲を初めて聴いてから四半世紀以上が経ち、もう何百回聴いたかわからないぐらいだけど、いまだにこれを聴くと背中がぞくっとする。
次に、12月10日の記事で新譜を取り上げたガーランド・ジェフリーズの、これは81年のアルバムから。ニューヨークとジャマイカから豪華ゲストが参加したこのアルバムも、本当に内容の濃い優れたアルバム。ちなみに、中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」が出たときに僕はこの曲のパクリだと思った。
続いて、ブルース・スプリングスティーンが60年代に自分がファンだった、当時はもう落ちぶれていたこの人を全面的にバックアップした81年の復活作。この曲のみならず、アルバム全体に亘ってスプリングスティーンがプロデュース、曲の提供、演奏、コーラスで参加。当然バックの演奏はEストリートバンドだ。さっきの2枚もそうだけど、80〜81年のEストリートバンドといえば、かの『The River』発表直後。彼らが最高に充実していた時期だ。当時僕は『The River』に夢中になっていた頃で、全然名前も知らなかったこの人のこのアルバムを、ここに書いたような情報だけを頼りに買ったわけなんだけど、それが大当たりだったことは、この曲を聴いてもらえばわかるだろう。
そして、本家スプリングスティーン&Eストリートバンドの、言わずと知れた75年の代表作『Born To Run』から。数ある彼らのアルバムの中でも、ピアノが印象的なのはやはりこのアルバムだろう。ここまでのこの4曲で、僕が一番好きなピアニストと言ったロイ・ビタンの端正で溌剌としたプレイを存分に味わってほしい。


ジョー・ジャクソン(Joe Jackson)
17.Left Of Center
『Tired And True』
スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)
18.A Slow Song
『Night And Day』
ジョー・ジャクソン(Joe Jackson)
最後に登場するのは、ジョー・ジャクソン。この人こそ特にセッションピアニストとして有名なわけじゃないけど、スザンヌ・ヴェガが映画「プリティ・イン・ピンク」に提供したこの「Left Of Center」でクールなピアノを弾いている。「A Slow Song」は、元々イギリスのパンク/ニューウェーヴ期に出てきた彼がニューヨークに移り住み、「Steppin' Out」のヒットと共に大ブレイクしたアルバム『Night And Day』の最後を締めくくる名曲。僕が観た彼のコンサートでもアンコールの最後でこれを演奏し、エンディングはちょっといかした演出があったんだけど、それは市販されているDVDで観られるはずなのでここでは種明かしはしないでおこう。
以上18曲、この記事のタイトルにしたようにピアノ三昧を味わってもらえるだろうか。子供の頃にピアノなんて習わせてもらえなかった僕だけど、ここに入れたような曲を聴くたびに、「ピアノが弾けたらよかったのに」と思ってしまう。まあ、僕の場合はことあるごとに「ギターが弾けたらよかったのに」とか「ベースが弾けたらよかったのに」とか思ってるんだけどね。
エルトンジョンとのジョイントコンサートに行ったことあるのですが、相乗効果で二人ともものすごいハイパーになって、良かったですよ。
ええのうピアノ男子。人前でピアノを演奏できる腕前があるならば、それがたとえTOKI○の国分太●であってもシ。乱Qのたいせ-であっても、取るものもとりあえず萌えるのがわたくしの性癖です。いえ実際に付き合ったことはありませんが。
さらに蛇足ですが、バンドの中でのモテ度は
ボーカル>ギター>ドラム>キーボード>ベース
だという持論があるのですが、いかがでしょうか。派手なプレイが映える上位2者と違い、いつも後ろのほうで弾いているピアノのあんちゃんにスポットを当てていただいて嬉しく思います。シリーズ第2弾として「泣きのギター特集」も聴いてみたくなりました。「炎のチョッパー特集」にウルフル●が入らないことは確かでしょうが。
それにしても兄ぃのCDラインナップとメモリーの多さには感心させられます。ネタが枯渇することはなさそうですね。
聴いてみたい。聴いてみたい。あのうください。
それと麒麟さんがピアノ男子萌えだということ(笑)
また、後でゆっくり読みます。
知り合いにそっくりなドン・グローニック。
ジャックス・マネキンの黒いシール。
カタカナ表記について。
ダミアン・ライス。
ピンクのジャケ、どっかで見た。
以上、ササッと読んで目に留まったところです。
また後でゆっくり読みます。
昔はロックにピアノなんか要らないとか思ってた時代もありましたが、現在は逆にピアノ(もっと広義で鍵盤モノ全般)にすごく惹かれるようになってます。
またしても、あまりカブってない内容なので非常に楽しみであります。
ニッキー・ホプキンスとかはお好きじゃないんですか?彼が参加したQMSの「Shady Grove」が結構好きです。
あと私のイチオシアーティスト、故リオ・ライザーのピアノの弾き語りも抜群ですよ〜。コレ、無理矢理聴かせますからね(笑)!
戦隊ものは大概5人だからそれに憧れたのか?
というのが、今もわたくしの心の底に流れる謎であります。
モテ度、麒麟さんの説は正しいと思います。しかし鈴木はドラム・ベース萌えです☆(だからBFF好き)
ピヤーノゥは、男の子と女の子では出る音が違うんですよね。つまり手の大きさとか指の太さとか、座高の高さとかだと思うんですが。
指の太いオッサンのピアノは、良い音が出てる気がします。
ちなみにわたしは音を聞くと、そのピアニストは指が太いかどうかわかりますよ。
やはり日本時間真夜中(NZ時間丑三つ時)に記事を上げると1ゲットしてくださいますね。地球の自転というのは有難いものです。
その二人のツアー、ありましたね。僕は行きませんでしたが。でも、きっとファン層がかなり重複しているでしょうから、盛り上がったんだろうなというのは容易に想像できます。コンサート最初の曲とか最後の曲をどっちが取るかでケンカしたりしなかったんでしょうか。
●麒麟さん
ピアノ男子萌えでしたか。今回のセレクションに女子を入れなくて正解でした。やはりバンド内でのモテ度はその順でしょうか。僕は楽器が出来ない上に人付き合いが悪いので生まれてこの方バンドを組んだことがないのですが、自分で担当したい楽器はベースなのです(あとスライドギター)。もう根っからもてないように生まれついているのでしょうか。
「泣きのギター特集」ですか。それをしてしまうとかなりの確率でヘビメタとブルースが入ってきそうですね。苦手なジャンルというわけでもないんですけど。一応考えてはおきますが、今この瞬間に作ってみたいと思うのは「うねうねベース特集」です。ここに入れたスプリングスティーンの「Backstreets」、これまでピアノとギターの格好いい曲だという認識だったのですが、今回リマスターされたCDを聴いてみて、こんなに特徴のあるベースラインだったかと目からウロコが落ちた思いでした。ピアノ特集のすぐ次だと芸がないので、とりあえずyascd015ぐらいでベース特集、yascd055ぐらいで泣きのギター特集を考えておきます(数字は推定)。
>CDラインナップとメモリーの多さ
これは後ほどクロムさん向けのコメントにも書きますが、こうして009まで作ってみて、かなり偏った選び方をしてるなとちょっと反省しているところです。感心するほどのものではありません。
ストレートにきましたね。その7文字を唱えられて応えない人がこの世にいるでしょうか。僕はキクジではありませんが、なんとかすることにします。
●LoonyLunaさん
>わかりやすいでしょ
はい、わかりやすいです。他にブルース・スプリングスティーンとかもご存知かと思ったのですが。またゆっくり読まれた感想などお聞かせください。
●カブ子さん
「取り急ぎ」のわりには充実したコメントですね。椅子ごとひっくりかえるジャケ、よく覚えていてくれましたね。さすがジャケ担当。
ドン・グローニックはピアノを弾いているだけで、ジャケに写っているのは英語で大きく書いてあるとおりアーロン・ネヴィルですよ。さすが斜め読み担当。
ジャックス・マネキンの黒いシール、実はこの009のジャケを作っていて、黒いシールバージョンだと見栄えが悪いんで赤ゴミ箱バージョンを載せようかと思ったのですが、やはり自分の持っているほうにしました。こだわりの一品です。
カタカナ表記について、これもよく覚えていてくれましたね。さすが初期からのジミオン読者(多分現在の読者の殆どの方が同時期に読み始められたと思いますが)。
ダミアン・ライス。これは先週の記事ですからね、そりゃ覚えているでしょう。
ピンクのジャケ、それはもしやダイア・ストレイツのジャケのことですか?そういえば少しピンクがかって見えますね。実はこれは赤なのです。どっかで見たってあなた、それはもしやクッキングタイマーの記事とジャケですか?
●クロムさん
>ニッキー・ホプキンスとかはお好きじゃないんですか
ああ、それもあった。僕の持ってるのは彼のソロアルバムですが(例のイラストジャケの奴)。実はこの編集CDを作るにあたって最初に思いついた曲をばーっと書き出してみたら、それだけで2時間以上の内容になってしまったんで、そこからどうやって削るかだけを考えて、他にどんな人がいたっけというのを考える余裕がなかったんですよ。
で、気がついたらまたいつものごとくパブロック系とスプリングスティーン近辺とパワーポップとシンガーソングライター。ちょっと選曲がマンネリだなあと自分でも反省しきりです。
ただ、この辺を選んでいる限りはクロムさんとあんまりカブらないので、クロムさんとミー五郎さんに楽しみにしていただけるという楽しみはありますね。
僕もリオ・ライザー、楽しみにしていますね。
●鈴木さん
何故ファイブなのかという疑問はデビュー当初から常に彼らにつきまとってますね。多分インタビューで何度も訊かれて、きっとあちこちに答えが載っているんでしょうけど、僕は読んだことありません。チャンバラトリオに影響されたかどうかというのは、ビートルズのサージェント・ペパーズがラジオ体操に影響されたかどうか(byレコスケくん)に匹敵する難問でしょう。
ところで、ベン・フォールズは短期ユニットとして、ベン・リー、ベン・クウェラーと3人で、ザ・ベンズというトリオを結成しました。BFFもそうですが、僕はこの人のそういう言葉のセンスが好きなのです。
鈴木さんはドラム&ベース萌えですか。ベース好きというところで僕と趣味が一致しますね。麒麟さんもそうですが、こうしてきちんと地味な楽器担当にも萌えてくれる人がいるというのは喜ばしいものです。いえ、別に僕はどの楽器も担当していませんが。
最後のピアノ論、さすがミュージシャンですね。今度僕がドレミファソラシドだけ弾いてみますので、左右の親指から中指までの直径を当ててみてくれますか。
おう、今のキーシンがまさにそれ。まだ若いけどね。(14歳の時に比べかなりオッサン化しましたが...)
ジョエルとジョンのコンサートは、ジョエルがジョンに長年お願いし続けて実現したそうなので、きっとジョンの希望が優先されて、演奏の順番なんかは揉めなかったんじゃないかと思います。
演奏中の掛け合いがとても面白かったし、曲数も多くて(いったい何曲弾いたんだろう)、確か4時間近くの超ロングコンサートでした。二人の個別コンサートおよびジョイントコンサートの計3つのコンサートをいっぺんに経験したような、一つ日で3度美味しい充実感コンサートでしたよ。
いつかマイフィールドのキーシン様に持っていかれると思っていましたよ(笑)
二人のコンサート、調べました。多分この手のコンサートで毎回曲目を変えるとは思えないので、miniraさんが観られたのと同じセットだと思いますが、一曲目がエルトン・ジョンの「Your Song」、アンコールのラストがビリー・ジョールの「Piano Man」(両方とも、僕が記事内で例に挙げた彼らの一番の代表曲ですね)をそれぞれデュエットで歌ったようです。
デュエットの際に相手の持ち歌をメインで歌うなど、楽しそうな趣向も凝らされていたようですね。セットリストを見て(それによると36曲演奏したようです)、行ってみたかったと思いましたよ。観られてよかったですね。
yas兄やん、本当に音楽詳しいね。いつも感心するよーう。
この土日はリアルで過ごしていましたもので・・・
Night&Dayはいいアルバムでしたよねー、アタシもSteppin' OutでJoe Jacksonが好きになったのですが。
ところで、Piano-CDに松岡直也は入らないのですか?
お久し振りでございます。ダイア・ストレイツの邦題は「悲しきサルタン」ですね。なにが悲しいのだかよくわからないのですが。アメリカの本家アマゾンなら試聴できるみたいですよ。30秒だけですけどね。
そういう、昔聴いていた曲をむしょうに聴きたくなるときってありますよね。グリンさんが近くに住んでいたらいくらでも出前してあげられるのに。無念です。
●ジョージの旦那
>思っていませんでしたか?
思っていました。記事中にお名前を出そうかとも思いましたが、そこまでせずとも簡単に入れ食いかと思っていたもので(笑)
しばらく前に『Night & Day』が2枚組のデラックスエディションになって再発されたので買いました。なかなか充実してましたよ。おすすめです。
>松岡直也は入らないのですか?
すみません、候補にも挙がっていませんでした(笑)
遅れて参戦(笑)。
古いアルバムは大体聴いているのですが、ヤッパリ今回も半分くらいは知らないのです。
だから直ぐに敗戦。
「今度はピアノの印象的な曲ばかりを集めてみようかな」って思いました。
Elton JohnもBruce Springsteenも他の人も入りそうだけど、違う曲になりそうですから(笑)。
ジョー・ジャクソンの『Night and Day』のジャケが好みです。ちょっとコクトーのドローイングっぽい線ですね。あ、これはジャケ特集じゃないのに!失礼しました。
海岸でピアノが燃えている!気持ちわかる〜!梅子が真面目に練習しないと「燃すぞ!」と脅したくなります。ああまたジャケの話に・・・。
>昔聴いていた曲をむしょうに聴きたくなる
私は81年のヒット曲を無性に聴きたくなります。「9 to 5」とかノーランズとかキム・カーンズとか、シーナ・イーストンとか。
その年、一年だけ洋楽を聴いたんですよ。(笑)
ところで、Piano-CDにチック・コリアは入らないのですか?
とか言いつつ、ここで取り上げられた中で聞いたことがあるアルバムは、やっぱり“Born to Run”だけでした。意外性がなくてすみません。
でもあのアルバム大好きです。
ところで「ビリー・ジョール」といわれると、原由子さんの「私はピアノ」を反射的に思い出します。
あ、いいこと思いついちゃった。
yascdに1曲は日本人アーチストを入れるというシバリを作ってみて下さいよう。ディスカバー・ジャパンなんちて。
ところでベース萌えの方、意外に多いんですね。ちなみに私は脇キャラ萌えです。派手な主役よりも地味に脇を固めるキャラクターのほうについ目が行ってしまいます。ベース萌えの方々とは根底に通じ合うものがあるような気がします。あくしゅあくしゅ。
「9 to 5」はシーナ・イーストンでしょ。ダブってるよ。
最初曲名を書こうとして、やっぱりアーティスト名にしたら間違えたー。
旦那を小さくして、ポケットに入れて携帯したい気分。。。
前言撤回
「ピアノの印象的な曲」なんて考えてみたら山ほど有ります。無理無茶は体にも心にも良くないから止めときます〜。
変な事言わなきゃ良かった・・・。
●falsoさん(1+2)
こんにちは。確かに、このコメント欄で皆さんが仰っているように、ピアノなんてメジャーな楽器がメインで使われている曲はそれこそ無数にあると思います。今回、このミックスを作ってみようと思い立ってから締め切りまでの期限がやたらと短かったことが、逆にこれを完成できた理由だと思っています。たっぷり時間をかけて、あれこれ迷いだしたら、きっと途中で投げ出していたかも。
放棄されたのは残念です。それでも、falsoさんがエルトン・ジョンとスプリングスティーンのどの曲を入れようと考えておられたのかには興味があります。
●ひそそかさん 1
「わけのわからない記事を一所懸命読んで長いコメントをしたのに、一言で片付けられてしまった」と苦情を受けた僕です。反省して、今日はたっぷりと返事をさせていただきます。
>内臓に響くベース特集
内臓に響くかどうかはともかくとして、上で麒麟さんに返事したように、「ベースの印象的な曲」特集はやってみたいなと思っています。ただ、やはりベースもごく基本的な楽器のため(ギターレスのバンドはいくらでもありますが、ベースレスというバンドは殆どないのではないでしょうか)、ベースが印象的ということ以外に何か縛りを入れないといけないと思っています。もう少し考えてみますね。
>ジョー・ジャクソンのジャケ
確かにこれがこのラインアップでは一番洒落たデザインですね。僕も好きです。スプリングスティーンのも好きですが(これは見開きにするとまた味があるのです)、たとえばJJのは額に入れて部屋に飾っておいてもいい感じなのとは裏腹に、スプリングスティーンのでそれをやるといきなりロック喫茶か高校生の部屋のような雰囲気になってしまうのが難点でしょう。
ピアノ、燃やしたいほどなのですか。それはあまりにも激情的かつもったいないので、お得意のオークションに出してみるというのはいかがでしょう。
>その年、一年だけ洋楽を聴いたんですよ
なんだか、また古いバトンを廻してもらいたそうな物言いですね。どこの誰と何があったんですか?ちゃんと読んであげますから、記事にしてください。
>チック・コリアは入らないのですか?
いいえ。
●にんじんさん
「Born To Run」はとてもいいアルバムですね。僕は個人的な思い入れは「The River」の方が大きいのですが、客観的に見ればやっぱり「BTR」の方がダントツによくできたアルバムでしょう。
「私はピアノ」では「ビリー・ジョー」と呼んでいますね、確か。実は末尾のLをカタカナでどう表現するかも悩んだのです。ちなみにこの「ピアノ三昧」という最終タイトルに行き着く前に僕が考えていた仮タイトルは「I am a piano」でした。
>1曲は日本人アーチストを入れるというシバリを作ってみて下さい
なるほど。検討してみます。ただ、007や008みたいにアーティスト単体の特集のときは当然シバリなしですよ。
>脇キャラ萌え
僕もです。あくしゅあくしゅ。確かにベース萌えと通じるところがありますね。簡単な例で言うと、ルパンよりも次元、山田よりも殿馬、というところでしょうか。漫画ばかりですが。
●ジョージの旦那
ツッコミありがとうございます。
●ひそそかさん 2
小さくされてポケットに入れられるのが僕でなくてよかったです。
CD編集の発端に私の駄コメントも微力ながら関係していると思うと恐れ多く、また同義的じゃなかった道義的責任も感じ、襟を正して聴かせていただきました。そして地味音の記事を参照しつつ、メモなんて取ってしまいました。普段どんなCDでもBGMのように流して曲名チェックも殆どしないような聴き方をしている自分にとっては画期的なことです。
かいつまんで少しだけ
(1)「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でかかっていそうな曲ですね。イントロだけではどこにピアノ?と思ったけど、2:45ごろのピアノソロを聴いて納得しました。バックに流れているラッパ・トロンボーン系も好みです。自分がブラスセッションやラッパチュイチュイ系が好きなことにまたしても気づいてしまいました。
(5)気持ちよく聴いていてピアノテクも堪能しましたが、ラストのプッチ〜ンは何なんでしょうか。何だか裏切られた気分です。喜んでいいのか悲しんでいいのか微妙です。
(7)声がセクシーですね。とろけるような声というのはこういうことを指すのでしょうか。
(8)これはジャストミートに好み。めっちゃいい!!好きー!と何回も言ってしまいました。コード進行が「オー シャンゼリゼ」のようですね。ピアノのちょっとしたタメに痺れました。このままボーカルが入らなくてもいいと思うほどです。ボーカルが終わった後の掛け合いも◎。
ボーカルのあんちゃん、すまん、許せ。
(9)(10)スピード感のある曲調とピアノが印象的ですね。寂寥感のあるボーカルも好き。これを聴きながらカリフォルニアの海岸をドライブしてみたいです。
(11)映画音楽みたい。ピアノの音がまろやかでいいですね。バンドの中のピアノというと攻撃的でガンガンがっつき系が多いけど、こういう優しげなのもあるのですね。
(12)2:25ぐらいのちょっとひねった辺りがたまりません。3:40ぐらいからは独壇場って感じですね。「ラプソディー イン ブルー」を意識した演奏も遊び心があって、意のままに楽器を操れることを心から羨ましく思いました。ライブバージョンだけあって、ラストも執拗にジャーン ジャーンが繰り返されますね。一体いつ終わるねん、と前のめりに突っ込みそうになりました。でも、私はラストがフェイド・アウトする曲はオチのないコントのようであまり好きではないのです。多少しつこくても、こういうのの方が好きです。
(13)〜(16)さすがは兄ぃのお薦めです。4曲ともボーカルの存在感があって、一見ピアノは裏方っぽいのですが、反面「俺が俺が」的でないところにセンスを感じました。世の中にはまだまだ自分の知らない、良いもんがいっぱいあるねんなあ、と呆然とします。
(17)映画音楽みたいと思ったら、本当に映画音楽だったのですね。
(18)夜に聴きたい曲です。こういうタイプのボーカルもいいですね。
以上です。いいものを聴かせてもらって幸せでした。ありがとう。
ふー、地味音でこんな長文コメしたの初めて。しんどかった。
びっくりしました。まさか麒麟さんからこんな長文コメントが入るなんて。メモまで取っていただいたなんて、ブログ主冥利につきますよ。では、曲ごとに頂いたコメントに返事していきますね。
1)もともとこの企画の発端になった006のスプリングスティーンの曲も確か曲の後半に早弾きピアノが出てきたので、その系統としてこの曲を入れてみました。ラッパ系もお好きですか。では、ラッパ特集もyascd540ぐらいでやりますね。
ところでこの曲の題名、日本語で言うと「小さなことからコツコツと」ですね。きよし師匠に聞かせてあげたいです。
5)まったく同感です。この曲、イロモノだとは思いますが、実は非常に魅力的なメロディー構成の曲だと思ってるんですよ。なのにあのエンディング。彼の中の芸人魂があれを言わずにおれなかったのでしょうか。
7)この手の声がお好みですか。では僕も声真似の練習をしておきます。とりあえず、とろければよろしいですね。チーズでもほおばればいいのでしょうか。
8)僕もこれはかなりジャストミートです。ボーカルのあんちゃんは、ピアノも弾いているので謝る必要なしです。今回、僕が持っているこの人の数枚のアルバムからどの曲を入れるか結構迷ったほど、ロックンロールピアニストとしてこの人のアルバムはお勧めです。機会があれば是非どうぞ。
9)10)これも同感です。カリフォルニアは遠いので、とりあえず近所の海岸をドライブしてきますね。
11)これは次の曲とのコントラストを強調するために入れました。BFFといえば12のような豪快なピアノ曲が有名なのですが、実はこういう繊細なのもやってるんだよ、と。ソロになってから地味な扱いしかされなくなった彼ですが、是非もっと売れてほしいものです。
12)そういうわけで、これはこの人たちの代表曲でもあります。ピアノ好きならこのBFFのファーストアルバムは是非聴いて頂きたいです。エンディングをここまで引っ張ったりはしていませんが、曲の構成はほぼこれと同じです。記事にも書きましたが、ライヴでぶっつけ本番で、歌いながらどうしてこんなピアノが弾けるんでしょう。
13)14)15)16)そう、上の方のコメントにも書きましたが、僕はこういう、決して前面には出てこないけれどもよく聴くとすごいことをやってる人とかが大好きなんです(ベース萌えの所以)。ちょっとにんじんさんも入れて、脇キャラ萌え同盟を結成しましょうか。
17)残念ながら僕はこの映画を観ていないので、どういう場面で使われたのかはわかりません。きんぎょさんなら観られたかもしれませんから訊いてみましょうか。もし未見だとしても、彼女ならどんなシーンに合うのか的確に言い当ててくれるはずです。
18)確かに、あまり朝のお目覚めアラーム代わりに聴きたい曲ではありませんね。
改めて、長文コメありがとうございました。またよろしくお願いします。
6曲目まで聴いたところで、私は他のCDにチェンジしてしまうので最後までたどり着けません。
それと私は、ヴォーカルに気を取られるタイプで、ピアノまできちんと聴けないことが多いことがわかりました。
このmikaってのは何ですか(笑)
>歌い方がフレディ・マーキュリーそっくりになる瞬間もしばしば
これ納得。楽しめます。
エルトン・ジョン、若かったね。
これだとピアノ三昧と言われてもわかります。
ルイジアナはこっちが好き。
エルヴィス・コステロは楽しい。
1曲目の曲は、ここ以外に置けない。
ダミアン・ライスは、これのせいで「9」にかけ替えちゃう力があるんです、今は。
では続きは、いつか。
ピアノが前面に出ている曲ばかりじゃなくて、カレーの隠し味的なものもあって、yasさんはやっぱり丁寧に音楽聴いてるんだなあ〜って感じます。私は個人的にはリズム楽器風なピアノの使い方が好きかも。
今回はピアノに注目というより、曲全体の雰囲気で楽しませてもらいました。
毎度同じくダミアン・ライスとベン・フォールズ(・ファイヴ)に反応じゃ、ワンパターンだよなあと思いつつ、その他のお気に入りを探しているとありましたよ〜!
ジャックス・マネキ〜ン!!切なくも開放的なメロディーがグッときますね。あっ、過去記事あったんだ。あとで読み直すとします。
いつかロック界のヴァイオリン特集なんてのもやってほしいです。
妥協なき選曲で、収録時間79分29秒とは神業です!
なんか嬉しいです。
あと、クロムさんがアンドリュー・マクマホンに反応!
人様のブログで勝手に人のコメントに喜ぶ私。
ところで13曲目はルナさん狙い撃ちだと思いました。ぜひ、最後までちゃんと聴いて下さい。
確かに、ピアノ三昧というタイトルに反して、ちょっとピアノが前面に出ている曲が少ない感じですね。ヴォーカルに気を取られてピアノが頭に入らないのはきっとルナさんのせいではありません。ちょっと反省です。
>Mika
「グレース・ケリーにはなれないんで、ちょっとフレディみたいに歌ってみようか」という歌詞のところですね。CDのブックレットを見るとごく普通のお兄ちゃんなんですけど、グレース・ケリー願望があるというのは、やっぱりゲイなんでしょうかね。
>これだとピアノ三昧と言われてもわかります
そうですね。もう少し吟味するべきでした。内容かタイトルのどちらかを。
>ルイジアナはこっちが好き
008の記事にも書きましたけど、僕もそう思いますよ。この人、綺麗な声と変な声の瀬戸際みたいな人だと思いますけど、僕はこれはかなり好きです。この曲は特にピアノが目立ってるわけではないですけど、是非入れてみたかったんです。
>エルヴィス・コステロは楽しい
「春はあけぼの」みたいですね。
>1曲目の曲は、ここ以外に置けない
例えば、しみじみとしたちょっと長めのエンディングを持ったミディアムテンポの曲の後ろに入れる、といった使い方もできると思います。と思ったら、yascd005で僕はこの人の曲を入れるのにその手法を使っていますね。ワンパターンですみません。
ダミアン君、そんなに気に入っていただけましたか。なんだか嬉しいです。僕の翻訳の間違いとか、またコメントいただけるとありがたいです。
●クロムさん
突貫工事で作ってから、あんまりピアノ三昧じゃないよなーと反省していたところなので、こういう風に言ってもらえるのは本当に嬉しいです。さすがクロムさん、人を褒めさせたら天下一品ですね。
>リズム楽器風なピアノの使い方
今回候補に上って最終選考で落ちたジョン・ケイルとかがそんな感じですよね。ダンダンダンダンダン…って、かっこいいです。
>ジャックス・マネキン
思い起こせば、クロムさんがうちのブログに来てくれたきっかけって、パワーポップ特集でしたもんね。クロムさんがそんな素直な音楽も聴かれるということを、すっかり忘れておりました(笑)。この曲がお好きなら、きっとあのアルバムは気に入られると思いますよ。あと、ベン・フォールズの最近のアルバムも(もし見逃しておられるなら)要注意です。
>ロック界のヴァイオリン特集
これはクロムさんの方が得意そうな感じですね。プログレ系統が多くなりそうかな。あ、でも初期のEストリート・バンドにはヴァイオリン奏者がいたしな。って、またスプリングスティーンかよ。
>79分29秒
CD-Rの80分って、曲間も含むんですよね。僕のパソコンでは曲間が1秒で固定されてしまうので、例えば20曲入れるとすると、CD-R一枚最大79分41秒までしか入らないんです。そういう意味では79分29秒はかなり完璧に近いですね。今、yascdとは別に友達に編集CDを作っているんですが、さっき選んだ曲を並べてみたらぴったり80分00秒になり、その美しさに惚れ惚れしていたところです。でもそれじゃ長すぎるんで泣く泣く曲を入れ替えています。
●かえでさん
しばらくご無沙汰していたと思ったら、副ブログ主として復帰されたようなコメントですね。「9」を買って頂いた方が増えてきましたので、クックーが終わったら今度はこれで全曲交換日記を始めましょうか。その次は、クロムさんも入れてマネキン。
13曲目、ダイア・ストレイツですね?これルナさん狙い撃ちですか?ルナさんはもっと熱くてくどいのがお好きかと思いましたが。
ビリー・ジョール。この人のは安心して見える所において置けます。別に他のCD類を隠しているわけではありませんが。
8曲目、インスト曲かと思ったところで歌が始まりました。
9,10曲目。針が跳んだかと思いました。yasさんの解説を読んで、悪戯に引っかかった気がしてくやしい。
11,12はピアノだ〜。
13曲目、うふふ。好きですよ。
かえちゃん、わかってる。
ここまでね。
最近HNが短くなって書きやすくなりましたね。好評です。
>見える所において置けます
あ、お持ちなんですね。どのアルバムですか?まさか隠してるのはクックーじゃないでしょうね。それとも、アトミック・スイング?
>8曲目
あれはインストでも可ですよね。ライヴであの前奏を20分ぐらいに亘って延々と演奏してほしいです。
>くやしい
いや、別に僕の悪戯じゃありませんから…
>ピアノだ〜
はい、そうですね(笑)。やっとピアノ三昧というタイトルに納得していただけたでしょうか。
>13曲目
あ、やっぱりそうなんですか。これそんなにこってりしてますかね。もう中学生の頃から数限りなく聞いているもので、とても客観的には聞けなくなってしまっています。
>ここまでね
はい、第三弾をお待ちしています。
私も楽しんでますよ〜。私もピアノ男子好きだもん(はあと)
yas兄、いつもありがとうございまっす!
感想文は任意ですので、お気になさらないでくださいね。気に入っていただけた曲があれば幸いです。ところで、Mikaってそちらでも流行ってます?イギリスで流行中!との触れ込みなんですけど。
>ピアノ男子
いつまでもコメント書き込みに行けなくてすみません。
>ボーカルのあんちゃんは、ピアノも弾いているので謝る必要なし
あはは、そうだったんですね。ジャケの顔は本人?
11と12は両方好きです。
yascd002に入ってるBen Folds Fiveと随分印象が違いますねー。
しかしこのように聴き比べてみるとピアノの音もいろいろありますね。使い方もいろいろ。面白かったです。
「Grace Kelly」、新しい曲ですよ。これに似た曲を聴いたことがあるんですね?わかりました。それはあれですよ。「数が2のものどれだろう」。ね?
>ジャケの顔は本人?
そうですよ。
>随分印象が違いますねー
特にソロになってからは感じが違いますね。BFFの後期もわりとこんな感じの曲が多かったですが。それでもっとブイブイ演奏したいベースとドラムの人たちに逃げられたんでしょうね、きっと。
>面白かったです
面白がっていただけてなによりです。
14曲目、たまに便りをよこす親戚のおじさんだっけ?ヴォーカルに気を取られ、ピアノ忘れました。
15,16でピアノ聴けました。元気ですねぇ。
ブルース・スプリングスティーンは、マッチョなイメージが災いして、あまり聴いてないんです。
でも、クリスマスCDあたりから、思ってた人とちょっと違うのかなと思い始めました。
17、映画見てない。
18、最後ですね。ピアノ男子だ。
18曲聴いて、ピアノもいいですね。
でも、私が、ピアノ男子萌えじゃないことは、はっきりしました。
miniraちゃん、麒麟さん、鈴木さん、それから脇キャラ萌えのにんじんさんとは合コンやっても大丈夫です。好みがかぶりません。
いつ?どこ?行く!
私、Lunaさんの好みはもう分かっちゃってるんで、いち早く察知してお譲りします。
ちなみに私の好みは「普段は冷たいけれど、ここぞというときにとことん冷酷な人」です。誰か好みがかぶっちゃう人、いるかなあ。
yascd009の感想ですが、私これ全体的にかなり好きです。
MIKAちゃん、いいなあ。裏声になるあたりがすごくいいです。それでこの後、ダミアン君のぼそぼそ歌になるところがまたとてもいいです。編集の匠技ですね。
ビリー・ジョール(ブログ主の方針を尊重)は最初聞いたとき、サムコーの曲と思いましたよ。このたららららんとしたピアノイントロ、もともとはこの人のものだったんですね。
あと、あーるおーしーけー、本当に「翼の折れたエンジェル」にそっくりですね。車の中で聞くときはイントロをたっぷり聞いた後、「ドライバーズ!シートまでえ!」と歌うのが我が家のお約束です。アルファベットを一個ずつ読むあたり、なんともいえない味ですね。
スザンヌ・ヴェガ、なんかとっても懐かしい曲調です。私がまだ10歳にも満たない頃、こんな音楽を聞いていたような気がします。
ジョー・ジャクソンも切なげでいいです。私はこういう泣き出しそうなシャウトが好きなもんで。Sだからでしょうか?男を泣かせるのが好きなのです。あれ?冷酷な男が好きなのに、おかしいな。
ダミアン・ライス、アンドリュー・マクマホン、ベン・フォールズ・ファイヴが好きなのは言うまでもないですね。
死ぬかと思った。
カブちゃん、ありがとう。
完結編ですね。律儀にありがとうございます。
>14曲目
疎遠な親戚のおじさん、覚えていてくださったんですね。いつも「長い!」とか「読んでない」とか言われますが、こうして昔の記事のことをちゃんと覚えていてくださるのは、もの凄く嬉しいことです。ありがとうございます。「ヴォーカルに気を取られ」、それは褒め言葉以外の何物でもないですよ。
>マッチョなイメージ
やっぱりスプリングスティーンの一般的なイメージが確立したのがマッチョな84年の『Born In The U.S.A.』でしたから、そういう風に思われている方も多いでしょうね。僕はこのブログで彼のことを何度となく取り上げていますが、それはほとんど80年の『The River』までの彼です。「昔はよかった」などと月並みなことは言いたくはありませんが、やはりその時期までの彼の音楽は別格でした。これを聴かれて興味が出てきたようでしたら、是非『Born To Run』あるいは『The River』(いつもこればかりですけど)を聴いてみてください。ルナさんのお好きな濃ゆーい(でも決してマッチョでない)世界が待っていますよ(笑)
>映画見てない
そ、そうですね。僕もです。でもいい曲でしょ。
>最後ですね。ピアノ男子だ
そ、そうですね。ピアノ男子CDの最後の曲ですから(笑)
あ、合コンですか、いいですね。ではここのブログ主という立場を利用して、勝手にアレンジさせてもらいますよ。そちらはminiraさん、麒麟さん、鈴木さん、にんじんさん、ルナさん、それに後から申し込まれているかえでさんですね。ではこちらはうちのブログの常連男性陣でいきますか…って、うちのブログ、殆ど男性コメンターがいないですね。えーと、falsoさんでしょ、piouhgdさんでしょ、それから最近ご無沙汰ですけどジョージさん、あんぐれさんに市蔵さん、あと僕で一応数は揃いましたね。脇キャラ狙い、濃い目キャラ狙い、それぞれお相手が見つかりますでしょうか。
●かえでさん
合コン参加よろしくです。
>普段は冷たいけれど、ここぞというときにとことん冷酷な人
えーと、とりあえずそれは僕ではないですね。って、そんなマニアックなお好みだったんですね。
>私これ全体的にかなり好きです
嬉しいなあ。そういう風に言っていただけると、作った甲斐がありますよ。まあ、もともとかえでさんがお好きだとわかっているマネキンとかダミアンとか入れてるんで、半分確信犯みたいなもんなんですけどね。
>編集の匠技ですね
嬉しいなあ。そういう風に言っていただけると、寝る間も惜しんで選曲した甲斐がありますよ。プチーン、ニャの後ろに入れられたダミアン君は不服かもしれませんが。
>ブログ主の方針を尊重
無理されなくてもいいですよ。所詮僕の自己満足ですから。こういうピアノがお好きなら、この人の初期のアルバムはわりとどれもお勧めですよ。僕も全部持ってるわけではありませんが。
>あーるおーしーけー
ちゃんと中村あゆみフォローしていただいて、感謝です。車の中でそれを聴き続けたあねいも姉妹が将来そのイントロを聴いたときにどちらの曲を思い起こすのかに興味があります。アルファベットを一個ずつ読む曲がお好きですか。ではペットショップボーイズの「Minimal」とかはいかがでしょう。
>私がまだ10歳にも満たない頃
この曲が書き下ろされた映画「プリティ・イン・ピンク」は86年公開ですね。かえでさんは10歳未満だったでしょうか。ええ、若干の鯖は読まれても黙認です。
>男を泣かせるのが好きなのです
それはつい先日かえでさんのブログで泣き虫宣言をした僕への返答なのでしょうか。ただ、この場合SとかMとか言うよりも、どうしても単なるいじめっ子と泣き虫コンビにしか見えないところが難点ですが。
>言うまでもないですね
はい、言うまでもありません。この布陣でかえでさんがコメントしてくれなかったらどうしようかと思っておりました。
●カブ子さん
>最近だったようですね
って、こないだのコメントよりも最近の話ですか。時間軸まで捻じ曲げるとは、さすがカブ子さん。
●かえでさんアゲイン
>死ぬかと思った
なんだかよくわかりませんが、とにかくカブ子さんに感謝されているんですね?それはなによりです。
MikaMikaMika...Miniの間違えじゃないですよね...って再び失礼しました。
そのぐらいよくわかりませんです。
どこで調べればいいんだろう...は、レコード屋さんに行けばいいのか。そうかそうか。
ということでちょっくら行ってきますね。
いや、そんなわざわざいいんですよ。お忙しいのに。日本全国北から南から(そこまで大げさではありませんが)ラジオで聞いた、CD屋で見たと報告が入ってきていますので、きっとロンドンでもそこそこ流行っているはずです。
ところで、「レコード屋さん」という言い方が、にっけいしんぶん新聞の最新記事で茶化されている記者さんのようです(笑)。僕でさえ「CD屋」と言いますよ。ええ、miniraさんと同い年の僕でさえ。
梅田の○ower ○ecordsで大々的に売られていました。
○o○o○o関西の宣伝で使われているらしいです。
情報ご提供ありがとうございます。僕が住んでいた頃には梅田に○ワ○コなんてなかったですけどね。どこらへんにできたんですか?
>○o○o○o
つくねかネギマのようです。
そして、関西女子は、検索猿人がCDを掘っている姿を観察するのです。
>○o○o○o
>つくねかネギマのようです
あはは。
観察だけじゃなくて一緒に掘りましょうよ。「それは買い」とか「それはスルー」とか指示しますから。ところでその店にはちゃんと500円均一箱とか置いてありますか?
「レコード屋」はきっと大人のボキャブラリーなんですよ。
yas兄ぃとは、学年違うからなぁ。
そうですね、上級生のお姉さんに言われたらもう黙って従うしかないですよ。いいなー大人(笑)
で、アムスでレコ屋行ったんですか? 僕むかし隣のブラッセルズでレコ屋巡りしたんですけど、収穫ゼロだったんですよ。なんてつまらない国!と思いました、その時は。
どう読んでも「みか」と信じていたんですが「ミ〜カ」と叫んでいたので驚きました。
それだけ。
確かに英語ではアクセントを置く音に長音をくっつけるとそれらしく読めますね。普段「ッ」の有り無しにこだわる僕のブログでも「ミーカ」と表記すべきでした。これを機会に、今後何事もなかったかのように「ミーカ」と呼ぶことにします。この記事での表記は面倒なので直しませんが。あと、僕のブログに今後この人がまた出てくるとも思えませんが。
「フレディ・マーキュリーやエルトン・ジョンを思わせる音域の広いボーカルに…」
すでに聞いたコメントです(笑)
今日手元にようやくその日○新聞が届きました。関西だけではなかったようです。新聞のレビュアーさんに先駆けてしまいましたね。
すでに何度も聴いていたのですけど、自分の好ましいシチュエーションで聴きたくて、ようやく先日念願かない、ドライブ中に聴きました。
カーラと合わせて、そのうち自分とこで記事にしたいなと思ってますので、よろしくお願いしま〜す。
yascdは楽しいですね♪
ほかのものにもすごく興味があります。
全部興味があるんですが、特に003、004、007、008は興味津々です。
って、yascd010の記事のところに書きたかったんですけど、流れでこっちへ。 (^_^;)
これは、分けていただたりしないんでしょうか?
と、009もちゃっかりいただいといて図々しいですけど。
ぜひ8月に来てください。 (^o^)
>自分とこで記事に
ああ、それは光栄です。でも市販のCDと僕が勝手に編集したCD-Rなんて同列に扱われるようなものでもないですけどね。恐れ多いですよ。
>興味津々です
興味を持っていただいた方には何かが起こるかもしれません。僕の口からはそれ以上何も言えません(笑)