2007年05月04日

悲しい夜に Damien Rice 「9」

BDBの「Born In The U.K.」に続く、06年の落穂拾い企画第二弾。とりあえず2006年の20枚には入れたものの、あの時点ではそれほど聴き込んでいなかったのであまり詳しい感想が書けなかったけど、今となってはやっぱり独立した記事で取り上げておきたいこの盤のことを書いておこう。

9.jpg ダミアン・ライス 「9」

上のリンクから飛べるアマゾンのページに、ワーナージャパン提供のわりと詳しい解説が載ってるから、この人の経歴やこのアルバムの制作過程についての話なんかを知りたい人は、それを参考にしてもらえばいいと思う。

そこにも本人の弁として書いてあるけど、かなりヘヴィなアルバム。そして、音や声が深く心に沁みる瞬間が何度も訪れるアルバムだ。

前作「O」が物静かなギターの音で始まったのに似て、今回のアルバムは愁いを帯びたピアノの音で幕を開ける。そして、最初に聴こえてくるのは、前作でもダミアンとデュエットしていたリサ・ハニガン。なんでこの人はこんな悲しげな、今にも泣き出しそうな声で歌えるんだろう。

美しい曲、だけど何故か物悲しい。遠くで鳴っているような打楽器の音も、ボーカルと共に切なく盛り上がるチェロの音も、これから始まる物語の数々が決して幸せなものでないことを控えめに宣言しているようだ。

次の曲以降も、基本的には同じトーンで進んでいく。これは僕にとっては夜の音楽だ。深夜はとっくに過ぎている。気がつかないほどの雨が降ってるかもしれない。3曲目「Elephant」や4曲目「Rootless Tree」は土砂降りの雨や雷雨を思い起こさせる。

アコースティックギターやチェロの音が中心を占めていた前作と違って、今回は殆どの曲がバンド形態で演奏されている。もちろん上に書いたように、アルバム中の要所要所に印象的なチェロの音が入っているんだけど。

「Rootless Tree」での激昂、「Me, My Yoke + I」での執拗なまでに反復するリフと歌詞を聴くにつれ、ワーナーが押し出そうとしている“ダニエル・パウター、ジェイムス・ブラントに続くシンガー・ソングライター”というイメージは、この人の資質ではないんじゃないかと思うようになった。いくらアコギやピアノを弾いていようと、どんなに音がアコースティックであろうと、この人は、ロックだ。ジェフ・バックリーがそうであったように。活動停止前のCoccoがそうであったように。

歌詞が重要なアーティストなんだろうけど、本人がインタビューで「インタビューは嫌い。歌詞の意味を説明しないといけないから。聴く人がそれぞれ意味を理解してほしい」という旨の発言をしているように、曲によってはかなり難解な詞。それに、普通はサビの部分の言葉とか曲全体を象徴する言葉が曲のタイトルになることが多いんだけど、この人の場合、そうでないことが多い。

例えば、かなり激しく生々しい歌詞の「Elephant」と「Rootless Tree」に続く、土砂降りの雷雨のあとの晴れ間を思い起こさせる5曲目の歌詞(大意)はこうだ。

 彼女はオレンジの木のある家に、ヨガの練習する女の子と住んでるんや
 庭に落ちたオレンジを拾って、俺にくれる
 朝の太陽みたいなオレンジ
 彼は小高い丘の上にある小さい家に住んでる
 小さい弟が捨てたゴミを拾って、俺に渡す
 犬が何匹か走ってる
 彼女はいつも白い服着てて、天使みたい
 こっち向いたときに、ニコッて笑ってくれて
 それ見ただけで、目が焼けそうになるよ
 俺ら彼女のことドライブに連れてって、最高やったよ
 そやけど、もう今は別の狼がおって
 俺はヨガの女の子とも会うこともなくなってしもた

で、この曲のタイトルが「Dogs」。この歌詞の中で犬がそれほど重要か?(笑)

この例外的に明るい歌(最後に振られてるけど)以降はずっと暗い状況ばかりが歌われているアルバム終盤、「Accidental Babies(望まれない子供達)」というタイトルの曲はこんな歌詞。

…えーと、一応訳してはみたものの、一晩明けて読み返してみたら、まるで夜中に書いたラブレターみたいに気恥ずかしいので、削除。とにかく、これはダブル不倫の曲。結構リアルな描写がある。タイトルから、不倫相手との間に子供ができてしまった陰鬱とした歌詞かと思いきや、

 俺と一緒の方が活き活きと暮らせると思うんやったら、
 俺のとこに来てくれへんか
 俺かお前のどっちかに、思いがけず子供ができてしまう前に

ここはとりあえず、「おっさん、そこまで言うんやったら思いがけず子供ができへんようにだけはしとけ!覚えたての中学生か!」と突っ込んでおこう。

まあとりあえずここでは突っ込んではみたものの、そんなこととは無関係にこの曲もやはりまた静かに、悲しげに、かぼそいピアノの音に乗せてぽつぽつと唄われている。そうして、アルバム全体を通じて、離別も、激昂も、嘆願も、嗚咽もすべて通り過ぎたあとにたどり着く最後の曲「Sleep Don't Weep」に至って、先日「yascd006」のコメント欄に書いたように、酷いことばかりだった一日を嘆く相手を抱きしめながらベッドの上で今にも消え入りそうな声で囁く声とともに、エンディングを迎える。

誰もがみなハッピーエンドを迎えるわけじゃない。こんなささくれた気持ちを抱いたまま眠りについても、朝目覚めた瞬間には、昨日から何一つ良くなっていない現実をまた一から認めなければいけないのもわかっている。だけど、なんとかやっていくしかない。何も状況を変えてくれるわけじゃないけど、少なくとも自分のことを見ていてくれる人が隣にいる。

そんなアルバム。陰鬱なところも激しいところもあるかもしれないけど、心に響く。歌詞なんてわからなくても、悲しい気持ちになった夜にはそっとCDプレイヤーに乗せたくなる。

ただ、さっき触れたコメント欄にも書いたけど、6分間の「Sleep Don't Weep」が終わったあと更に15分以上も続く謎のボートラ(?)だけはいただけない。前作「O」もやはりアルバム最終曲が終わってから数分経って2曲のボーナストラックが始まったから、今回のアルバムもてっきり同じ構成かと思っていたら、その15分間延々と人間の可聴帯域をすれすれで越えるような超高音が入っているだけ。いくら「聴く人がそれぞれ意味を理解してほしい」とはいっても、これはなんとかしてほしいよ。

まあ、僕は律儀にその15分も毎回聴いて(その度になんだか頭痛もして)いるけど、そこは気に入らなければすっ飛ばせばいい。こんな、決して聴き易いというタイプではないアルバムが、地元アイルランドで初登場1位、イギリスで4位、アメリカでも22位というスタートを切ったとのこと。僕は別にチャート至上主義者でもなんでもないけど、そういうのを聞くと、ああ、まだチャートも捨てたもんじゃないと思う。



posted by . at 19:05| Comment(31) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あー、ありがとうございます。とっくに収穫が終わった麦束に体当たりして、飛び散った穂を取り上げていただいた気分です。
連休中ということで、人の出入りが少ないのをいいことに1ゲットなるものをしてみます。

深夜、小雨、どれもイメージにあいますね。暗く冷たく湿った世界、嫌がられそうな雰囲気ですけれど、それは命の源にも通じます。くたくたに傷ついた心と身体がゆっくりと蘇生していくような曲たちです。ちなみに私は自分の心臓のあたりでちらちらと燃えるろうそくを想います。彼らの声で炎が怪しく揺らいでいるのです。

私が塾で国語を教えていた頃、国語の苦手な子には「この一節を読んで、頭に残った言葉を何でもいいから書き出してみなさい」といった方法で、文章の印象をつかませる練習をしました。ダミアン君は、桃太郎を読んで「おばあさんが洗濯物はちゃんと洗ったのか」とかが気になってしまうんでしょうね。私の生徒なら居残りです。そう、タイトルのつけ方を根本的に間違っている気がします。「ほら吹き男の娘」もそうでした。

けど、歌詞の意味を聞かれるのが嫌だという気持ちはよく分かりますよ。つまり私がギャグを言った後で「それはどういう意味か?」「それはどういうところが面白いのか?」と質問されるようなものでしょう?ああ、嫌だ嫌だ(マイフィールドに続く秘儀!マイスケール)。

ところで、標準語ブログだったんじゃ?ココア色の空間でバーボン飲んでたイメージが、串カツとワンカップに変わってしまいました。いいんでしょうか?

私もこの異様なエンディングに辟易しています。最初聴いたときは故障だと思いました。イルカのハスキーボイス程度の音域かと思います。わりと容赦ない性格の私は、迷わずスキップを決め込んでますけどね。
Posted by かえで at 2007年05月04日 23:11
●かえでさん
いえいえ、例には及びません。かえでさんが006の記事にコメントを入れてくれなければ、「記事にしなくちゃ」と思いながら延々と時間が過ぎてしまうところでした。これからも、その調子であちこちに体当たりしてくださいね。たまに、柔らかい壁だと思って体当たりしてみたらそれはカーテンで、向こう側にもんどりうって転がって行ってしまうこともあるかもしれませんが。まるで風雲たけし城のようですね(今こちらで吹き替え版が再放送されているので)。

心臓のあたりで燃えるろうそくの比喩が好きです。かえでさんは前作「O」はまだ聴いておられませんか?是非そちらも聴いてみてほしいです。

僕は、桃太郎のおじいさんが山でする「芝刈り」なるもののイメージが昔からさっぱりわかないのです。あのけたたましい音のする芝刈り機で、誰もいない山の下草を刈り揃えているのでしょうか。そこはゴルフ場ですか?え、僕も居残り?

歌詞の対訳が大阪弁なのにはいくつかの理由があります。ひとつは、地の文と訳詞を明確に区別するため。そして、これが日本盤の正式な対訳をそのまま持ってきたんじゃないよということをほのめかすため。また、自分の言葉で書いた方が歌詞に感情移入し易いということもありますね。大阪人はバーボンを飲んではいけないでしょうか。串カツは好きなので構いませんが。二度漬け厳禁。
Posted by yas at 2007年05月05日 18:24
大阪弁にすると、生々しい感情から半歩ぐらい引いた感じが出る気がします。そして「気取った感」がきれいに取れて、肩の力が抜けますね〜。
そのダブル不倫の歌詞なんかは、標準語でやるとかなり濃すぎるのではないでしょうか。
yasさん訳の歌詞、すごくいいと思いました。また気が向いたらいろいろ対訳のせてくださいね。楽しみにしております。

私はサリンジャーの「フラニーとゾウイー」という短編が好きなのですが、これをひそそかさんと私の好きなあの方が、いつか大阪弁で訳してみたいとおっしゃっていました。これは神経衰弱のようになってしまったフラニーという女の子に、兄のゾウイーがいろいろ励まして語りかけてやるというお話です。たしかにゾウイーが大阪弁だと、気取りや気負いがなくなって、ぴったりはまりそうです。
ジョージさんの好きな「ぼちぼちいこか」の邦訳も全編大阪弁ですよね。あの力の抜けたカバに実にぴったりの名訳だと思います。

最後になりましたが(笑)、このアルバム、すごく聞いてみたくなりました。気に入りそうな予感がします。
引き続き現実逃避街道をひた走っているので、近いうちに買っちゃうかもしれません。
Posted by にんじん at 2007年05月05日 21:56
●にんじんさん
ありゃりゃ、よもやにんじんさんに訳を褒められるとは。気恥ずかしいですよ。
例のダブル不倫の歌は、大阪弁でも十分濃かったです。まあ、それだけひっかかりのある歌詞だからこそ英米で受けているというのもあるんでしょうけどね。

僕も大学生の頃にサリンジャーをよく読んでいました。「フラニーとゾウイー」も持っています。話の内容は殆ど忘れてしまいましたが。
そういえばあの方も神戸ですもんね。サリンジャーも、こないだの「ライ麦畑」以来、「こいつに訳させたら売れる」と、簡単に承諾してくれるのではないでしょうか。楽しみですね。

>近いうちに買っちゃうかもしれません
一つだけ懸念があるんですが、にんじんさんはいつもお仕事中にリピートして同じCDをずっと聴かれていますよね。記事に書きましたけど、このCDには最後の曲が終わってから15分間の無音、というか超音波みたいなのが入ってるんですよ。
だからこれ、あまりリピート再生には向いていないような気がします。もしよろしければ、さっきかえでさんにもお勧めしましたけど、ファーストアルバム「O」を買われるのがいいかもしれません。
ちなみに今日いつものレコ屋で、「O」と「9」をそれぞれ1350円相当で中古で見つけました。買っておきましょうか?あ、でも僕が渡すのを待ってたら、現実逃避に活用できないですね。
Posted by yas at 2007年05月05日 22:27
とりあえず、突っ込みに突っ込んでおきましょう。

>おっさん、そこまで言うんやったら思いがけず子供ができへんようにだけはしとけ!覚えたての中学生か!

「わしは、アイリッシュなんじゃ!そんなことできるか、ぼけ!」


…彼が、カトリックかどうかは知らないんですが、一般的に、ということで。

歌詞が気になるアルバムですね。
Posted by LoonyLuna at 2007年05月07日 07:57
ダミアンと聞いてすぐにオーメンを連想しちゃったんですが、どうしてくれるんですか?
いえ、別にどうしてくれなくてもいいんですけど(笑

チャートといえば、日本のチャートくらい嘘っぱち名ものは無いですよね。
ジャニーズ系の大量買いとかAvexのパチモンとかが横行してますから。
これはCDに限った事じゃないってのがまた気分悪いんですよ。大川隆法の本がベストセラーになっちまうなんてありえないもの。信者の方達はどれだけ買わされているのか(笑
Posted by ジョージ at 2007年05月07日 18:06
●LoonyLunaさん
なるほど、そこまで深読みしないといけなかったんですね、これは。変なところで信心深い奴。
となると、彼が不倫相手とも避妊をしていないのかどうかが気になるところです。

そうですね、歌詞が気になるのに、CDには歌詞が載っていないんですよ。日本盤買えばよかった。


●ジョージさん
そうですね、ダミアンといえばオーメン、ジェイソンといえば13日の金曜日、フレディーといえばエルム街の悪夢。何の罪もないそれらの名をつけられた子供達が学校でいじめられる姿が目に浮かびます。

日本のCDのやらせチャートも酷いですね。というか、いまだにオリコンとかのチャートを信じてCD購買の参考にしている人たちなんているんでしょうか。

ああ、なんかこの回は宗教がらみのコメントが多いな(笑)。とりあえず、そうですねとだけ言っておきます。続きは再来週飲みながら話しましょう(笑)
Posted by yas at 2007年05月07日 20:43
>ちなみに今日いつものレコ屋で、「O」と「9」をそれぞれ1350円相当で中古で見つけました。

一日悩みましたが(笑)、両方買います。だってamazonのほぼ半額ですよ。0を買ったら9がオマケについてくるようなものじゃないですか。

あ、でももしかえでさんが0をご所望の場合、9だけでもいいです。分けっこ分けっこ、仲良し仲良し。
超音波、一周したことに否応なく気づかされて、案外いいかもしれません。

ところで、この方が信仰上の理由で産児制限を行わない主義だとしても、ダブル不倫のほうは教義的にはオッケーなのでしょうか。そのあたりも気になるところです。
Posted by にんじん at 2007年05月07日 21:53
●にんじんさん
ああ、にんじんさん、一日悩んでらしたんですね。昨日言っていただければその場で買いに行けたのに、平日はちょっと難しいです。次の週末にまた行ってみますが、そのときにまだ残ってることを祈ってます。僕が祈るだけでは足りないようでしたら、かえでさんにも呪っておいてもらってください。

>教義的にはオッケーなのでしょうか。
オッケーなんでしょうね、多分。というか、オッケーじゃなければ、この歌成り立ちませんから(笑)
Posted by yas at 2007年05月07日 22:13
ああ、yasさん、それはすみませんでした。いつもいつも優柔不断で買い時を逸するわたくしなのです。
でもかえちゃんの呪いがあれば残っていそうな気もします。
ということで、お願いします>かえでさん

>オッケーなんでしょうね、多分。
うーむ。結構流されやすい受身体質な方のようですね。まるでキク…いやいやいや。
Posted by にんじん at 2007年05月07日 23:12
こりゃー、そこの二人!何を噂話してるんですかっ!!ゆるパンの刑に処しますよ。ええ、にんじんさんも。

yasさん、削除された恥ずかしい歌詞読みたかったのにぃ〜!ケチー!ケチー!復活して下さいよ。

ところで質問があります。
「Dog」の女の子は二人いるんですか?ヨガやってる子と、その子と一緒に住んでいる子と。で、「俺」はどっちと付き合っていたの?
犬の重要性は、きっと何かのメタファーなんだと思います。庭のオレンジを拾って俺にくれる彼女と、弟のゴミを拾って持ってくる犬。彼女がオレンジをくれなくなっても、犬はゴミを運び続けるんですよ。

今回の私のお気に入りフレーズはね
>誰もがみなハッピーエンドを迎えるわけじゃない。
から始まる段落。これ、大阪弁で読んでみたいな。リライトお願いします。

>かえちゃん
>私がギャグを言った後で「それはどういう意味か?」「それはどういうところが面白いのか?」と質問されるようなものでしょう?

悪かったよ〜。森ビルの画像を見てちびったおしっこをノーパンでふきふきしとったんじゃな。連休明けで上のほうのグリンちゃんのコメントまで読み返さないでレスしちゃったんだよー。休みボケの頭は高度なギャグについていけませんでした。。。修行します。
Posted by ひそそか at 2007年05月08日 01:23
ああ待て!
歌詞に登場するのは、彼女とヨガの女の子と彼と俺の4人?あ、それから弟と狼。
俺にゴミを渡すのは、犬じゃなくて彼?
俺と彼が彼女のことドライブに連れて行って、でも狼男が現れたからヨガの女の子と会えなくなったの?
うわーん、私読解力なさ過ぎますかー?眠れないよう。
かえでせんせーい、タスケテ〜〜〜。
Posted by ひそそか at 2007年05月08日 01:52
呪えだの説明しろだの、
私をここの家でオレンジ拾ったりヨガやったりして賑わす副住人くらいに思ってるでしょ?

yasさんのいきつけCDショップでダミアンライスに指をかけた人、「ダミアン?ライス?ダミアン丼?」と、ほかほかご飯いっぱいにかけられたオーメンテイストな何かを想像して慌てて指を離せ!

私に説明を求めるのは、読解力のせいではなく、この手元にある日本盤の対訳が目当てなんでしょう?と、涙に濡れた瞳で見上げながらつぶやく私(発音は「どうせ私の体目当てなんでしょう?」と同一で)。

ふっふーん♪
書いてあげてもいいけどねえー。
Posted by かえで at 2007年05月08日 06:50
お願いだからブッシュだけは勘弁してください...
あのアホヅラと一緒にされるのだけは・・・

そうそう、この「悲しい夜に」っていうタイトルから、「泣きたい夜に」っていう歌を思い出しましたよ。
久しぶりに聞きたくなりました。yasさんありがとう。
え?誰の曲か知らないって?
自分で調べてください。
って書いて自分で調べた見たら、googleのトップに出ちゃいましたよ。
ちぇ、つまんないの。
Posted by ジョージ at 2007年05月08日 18:48
dogsが気になって、何回も聴いてみました。
ボソボソボソボソ……

彼=俺
dogs=俺と弟
狼=彼女の恋人
なんかなぁ?
彼は狼になれなかったとか…
Posted by LoonyLuna at 2007年05月09日 21:36
●にんじんさん
週末まで待つのは不安だったので、先ほど飲み会に行く前に、ひとっ走り行ってきました。まだ残ってましたよ。両方とも。
中古の紙ジャケなので、若干くたびれた感じは拭えませんが、酷くボロボロなわけでもないので、我慢してくださいね。
それにしても、このアメリカ盤「9」、僕の持ってるイギリス盤とは、三方見開きジャケのCDを入れる開口部の形状が違ったり、紙自体の質と色も違ったりして、なかなか所有欲をそそります。いや、さすがにこれぐらいの差で複数枚所有することはないですが。僕のかわりに可愛がってあげてくださいね。


●ひそそかさん<1>
>ゆるパンの刑
実は僕、今着ているパジャマのズボンのゴムがゆるくなってしまっていて、歩いているとずり下がってくるのです。まあ、パジャマをはいて歩き回る用事もあまりないので(たいてい寝てるかパソコンしてますから)もったいながり屋さんの僕としてはいつまでも捨てられずに着ています。ということで、ゆるパンの刑、僕はそれで勘弁していただいて、にんじんさんだけにお願いします。

削除した歌詞ですか?なんかね、恥ずかしいというよりは、生々しいんですよ。こんなこと言うか?って感じで。まあ、独り言だと思えばわからなくもないんですが。つべこべ言ってないで載せますね。

 お前のことを恋人みたいに抱いたんや
 お互いの相手のことは考えへんようにして
 誰も俺らのこと知らん場所で
 お前は、彼とも一緒にいけるの?
 このあと、彼とキスする前に歯磨く?
 俺の匂いを懐かしく思う?
 彼は激しくするの?
 それとも、優しくしてくれるタイプ?
 俺は、どうやった?
 お前のこと泣かせたのは知ってるよ
 死にたいような気持ちにさせたことがあるのもな
 そやけど、俺とおらんでも、ほんまに活き活きと暮らせるか?
 そうできるんやったら、好きにしたらええよ
 そうじゃないなら、俺のとこに来てくれ
 俺らのどっちかに、思いがけず子供ができてしまう前に

もうちょっと性的な表現を含む箇所もあるんですけど、そこは省きました。僕はシャイなのです。

>ところで質問があります
えーと、これはこの次のコメントではっきりされたんですよね?というわけで、とりあえずスルーしますよ。犬が何かのメタファーなのかという話、僕もそうかも知れないとは思うのですが、はっきり言ってわからないです。www.damienrice.com に歌詞が載っていますので、ご興味があればそこで現物を見てきてもらえますか?

>リライトお願いします
注文の多い人ですね。宮沢賢治ですか。でもお気に入りと言っていただいてありがとうございます。嬉しいです。
一応このあたりのルールで、地の文はyasさんが書いてて、対訳は大阪のやっさんが担当していることになっているので、地の文は大阪弁にはならないのです。ご了承ください。というか、真相を明かすと、今日は沢山コメ返しないといけないので、面倒なのです(笑)。明日気が向けばリライトします。ご了承ください。


●ひそそかさん<2>
ここに書かれた解釈で合ってると思います。少なくとも、僕が原詞を読んで理解したのはこの通りです。読解力ないことないですよ。
俺と彼女と一緒にドライブに行く「彼」がどのような存在なのか不明なのですが、「鼠」みたいな奴じゃないかと言えば、ひそそかさんにはわかってもらえるでしょうか。
で、「狼」に例えられる別の男が彼女を奪ってしまったので、いつも彼女の家に行ったときに見かけていたヨガの女の子とももう会うことはないんだな、と。これはよくわかるし、気の利いた言い方だと思いますよ。自分の元彼女にもう会えないのは当然だけど、彼女に付随していた人とも無関係になってしまう喪失感。別にその人と別れたわけじゃないのに。


●副住人かえでさん
呪い、ありがとうございました。この「O」のジャケの「You Me」の二人がCD棚で僕のことを「買うてー」と見ていたときには、いじらしくてついCDをぎゅっと握り締めてあげたくなりました。紙ジャケなのでそんな手荒なことはしませんでしたが。ところで、「O」は一枚しかなかったのですが、御入用ですか?にんじんさんと血みどろの争いで奪い合いますか?

あ、「9」は日本盤をお持ちなんですね。間違いを指摘される前に書いておきますけど、僕のはかなり意訳ですからね。結構どうとでも取れる歌詞の、僕なりの解釈というか。でも、正式な対訳も読んでみたいです。それにしても、偉そうにさせたら天下一品ですね。


●ジョージの旦那
わかりました。ブッシュは取り下げます。失礼致しました(笑)

えーと、お一人で出題されて、回答もされて帰っていかれましたね。僕も一応念のためにググッてみましたが、やはり一番上にでました。


●LoonyLunaさん
うーん、「彼=俺」ではないとは思います。犬が自分と弟(と彼?)のメタファーかどうかはよくわかりません。狼が彼女の恋人だろうというのは合ってるとは思いますが。
さっきひそそかさん宛てに書いたサイトで、一度オリジナルの英詞を読んでみてもらえますか?
間違ってたら恥ずかしいけど。
Posted by yas at 2007年05月09日 23:00
英詩読んできました。
彼女の話、彼の話、変調する所までは第三者的立場で語っているのかな、と思いました。あくまで私の解釈ですが。
最後は、純粋さの象徴だった彼女が他の男のものになってしまった苦さが一人称で書かれているのかなぁ、と。
でも、ほんとのところはよくわかりません。

ついでにaccidental childの英詩も読んできました。朝から読むもんじゃなかった(笑)
これも、ボソボソ歌っているんですか?
Posted by LoonyLuna at 2007年05月10日 08:25
兄ィ、わざわざ平日に買ってきてくださったんですね。あ、ありがとうございます!!
嬉し〜。CDを入れる部分の開口部の形状がイギリス盤とやや違うアメリカ生まれの貴重な一品、可愛がらせていただきます。

それにしても“accidental child”、かなり濃ゆいですね。大阪のやっさん、お疲れ様でした(笑)。

>かえちゃん
この二枚が残っていたのはきっとかえちゃんの呪いのおかげ(オーメンテイストな何かって、ひょっとしてあの緑色の…げげっ)。
「0」はかえちゃん良かったらどうぞどうぞ。もちろん要らないなら喜んで私がもらいますけど(キッ!)
血みどろの戦いなんてねえ〜。私たち「チーム上品」に対して失礼ですわよね〜。
Posted by にんじん at 2007年05月10日 16:26
わははー
書きたくないって言ってるのに、無理やり書かされた上にみんなに濃ゆい濃ゆい言われてお気の毒!

私、アクシデンタルベイビーって「よーなんかしでかす赤ちゃんやなー」ってそういう意味だと思って聞いていて、「歯ー磨いたんか?自分」とか聞いてると思ってたんですよねー。それで歌詞カード見てげげげっと思ったクチです。
嫌だー、こんな男、嫌だー!
質問攻め、しかも「俺はどうだった?」だと?
「望まないことに、赤ちゃんのみたいだった」
と答えましょうか。

あ、私の呪い、やっぱり効きますねー。
満足満足。
でも、私、お気づきのように日本語の解説や対訳が大好きなんです。しかも、「いいなあ」とか言ってくれる人がいると、意地でも日本盤を手に入れたいんですよねー。
というわけで、上品な私たちは無血で美しく決まりました。
「お譲りしますわ、まっだーむ!」
Posted by かえで at 2007年05月10日 20:14
こんばんは。おはようございます。
何だか一昨日から一睡もしてないんですけど、全然眠くないんですよ。どういうことでしょうね。ちょっと休憩しにきたんですけど、長文読めば眠くなるかなと思ってきたわけじゃありませんからね。ほんとですよ。

ここ数日、音楽といえば「数が2のものどれだろう」とか「5のロックンロール」とか、きみどりが見るビデオの曲が頭ん中ぐるぐるしてました。それはそれで楽しいんですけど、子供がいると落ち着いて好きな音楽聴くのが難しいってことがよくわかりました。頭がいたくなるようなヤツとかも無理ですしね。

パソコンの中に「Dogs」が入ってたので聴いてみましたよ。アコギのキュとかボコとかいう音が好きです。あ、歌詞とは関係ないですね。でもいい曲ですね。他のも聴いてみたくなりました。つかれた脳にもいい感じです。
Posted by カブ子 at 2007年05月11日 05:12
どわ〜〜〜“accidental child”ドロドロにこゆーいですね。。。
これ、関西弁だから余計に濃度が増す気がします。
お手数ですが標準語でリライトしてみてください。(笑)

>かえで先生
偉そうにしてないで、早く書いてくださいっ!

>カブちゃん
寝ろ!寝ないと死ぬぞ。
Posted by ひそそか at 2007年05月11日 13:59
あ、すみません、accidental babies でした。
私が書き間違えたからかな、後の人たちに影響させちゃったかもしれません。

クリックして買っちゃったよ。
Posted by LoonyLuna at 2007年05月12日 09:05
●LoonyLunaさん<1>
えーと、最初の段落にも一人称の「I」とか「We」が出てきますよね。だから「He」は「We」の片割れかと解釈したんですが。どっちにしてもちょっと難しいですよね、この人の歌詞。中でもこれが一番簡単かと思って訳したのにこの始末。

はい、「Accidental Babies」もボソボソ歌ってますよ。乞うご期待(笑)


●にんじんさん
やっぱりかえでさんの呪いはよく効きますね。残念ながらにんじんさんはイギリス盤の開口部の形状を見ることはないですが、いったいどんな形なんだろうと、せいぜい思春期の男子みたいに妄想を膨らませておいてください。


●かえでさん
>お気の毒!
どうも僕最近この界隈でこういうキャラで固定されている気がするんですが、もしかしてかえでさんそれに一役買ってません?

>「望まないことに、赤ちゃんのみたいだった」
このオチが秀逸です。それを言われたときの立ち直れなさを想像しただけで足がすくみます。

0じゃなくてOの日本盤、もし買われたらまた解説の解説してくださいね。ちなみに僕はなぜあのアルバムのタイトルがOなのかいまだにわかりません。


●カブ子さん
ついに眠らなくてもいい体質に変化しつつあるのでしょうか。将来の夢はナポレオンですか。

「数が2のものどれだろう」と「5のロックンロール」を聴いた感想を、是非「月喰い一きん」ブログに書いてください。テーマ:音楽(2)になるのを期待しています。

>子供がいると落ち着いて好きな音楽聴くのが難しい
いや、ずっと頭の痛くなる音楽をかけていれば、きっとお子様もそういうものだと思うようになりますよ。是非実験してみてください。

「Dogs」はこのアルバムでおそらく一番聴き易い曲ですから、アルバム全部を聴くかどうかは記事とコメントをきちんと読んだ上で判断してくださいね。まあ、へそ曲がりのカブ子さんが気に入らないタイプではないと思いますが。


●ひそそかさん
>お手数ですが標準語でリライトしてみてください
いやです。


●LoonyLunaさん<2>
そういえばそうですね。他の人たちもつられて間違えていることにすら僕は気づいていませんでした。かえでさんだけはさすがにこのアルバムをお持ちだけあって、つられていませんが(カタカナ表記がキーでしょうか)。

あ、こないだアフィリエイトレポートでこれが一枚オーダーされているのを見たんですが、ルナさんでしたか。ありがとうございます。気に入っていただければいいんですが。アフィで買ってくださった人がわざわざ自己申告してくださる稀有なブログです、ここは(笑)
Posted by yas at 2007年05月12日 14:11
>ひそそかさま
ええと、私はシャイなのです。

二人のからだは動きを増し、堅くなり
君の花園をところどころ痛めつけながら

クッションを使って気持ちいいとこを探したり

(和訳では「クッションを使って喜ぶからだを隠したり」、とありましたが
これはこういう意味なのではないでしょうか?)

原文は
We used cushions to cover happy glands
です。

ルナ先生、にんじん先生
あとはよろしくお願いします。
Posted by かえで先生 at 2007年05月16日 13:45
●かえで先生
>happy glands
glandという単語がわからなかったので調べてみたら、「機械の結合部から液体が漏出するのを防ぐ装置」とありました。つまり、そういうことなのでしょう。あえて訳しませんが。
Posted by yas at 2007年05月20日 22:57
こ、こんにちは〜。
こちらでははじめまして。
あ、あの〜、楽しそうな話題のあとでなんですが・・・、リサ・ハニガンさんのソロというのは出てないんでしょうか。
Posted by アキラ at 2007年06月11日 20:54
●アキラさん
あ、こんにちは!ようこそいらっしゃいました。
実は僕も確かこの記事を書く前に、彼女がソロで活動しているのかどうか調べてみたんですよ。もし出てたらそれも買ってみようかなと思って。でもどうやらないようですね。

ハービー・ハンコックを始め、いくつか他人のアルバムにゲストヴォーカリストとして参加してはいるようです。そのうちのいくつかは、ダミアン・ライスと一緒に。

この二人が私生活でどういう関係なのかはわかりませんが、どうやら数ヶ月前にダミアンが「一緒に仕事をする関係ではなくなった」という声明を出したようですね。何があったのでしょう。いずれにせよ、これが彼女のソロアルバムへの第一歩であればいいのですが。
Posted by yas at 2007年06月13日 18:23
あぁ〜、やっぱりないですか。
彼女のソロが聴いてみたいですね。
もし今後出てくるようでしたら、是非また紹介してください! m(_ _)m
Posted by アキラ at 2007年06月14日 13:11
●アキラさん
そうですね、そんなに一般受けするような感じじゃないですけど、きっといいアルバムを作りそうな気がします。もし曲が書けないのなら、ダミアン君に書いてもらえばいいし。ちょっと動向を横目でチェックしておきますね。
Posted by yas at 2007年06月14日 18:32
今“house”というアメリカの医療ドラマを見ていたら、エンディングでダミアン・ライスの“delicate”が流れました。
この人の歌にはやっぱり人の心を揺さぶるものがありますね。ドラマ自体も切なかったんですが、聞きながらダダ泣きでしたー。
Posted by にんじん at 2007年07月11日 00:09
●にんじんさん
お久しぶりです。これ、気に入って聴いていただけているようでなによりです。テレビはあんまり見ないのでそのドラマも知らないのですが、なんだかよさそうですね。そのうちDVDでも見つけて観てみたいです。
ファーストアルバムからは「The Blower's Daughter」も映画「Closer」の挿入曲に選ばれましたし、やはりこの人の曲って、映像を喚起させるところがあるんでしょうかね。
Posted by yas at 2007年07月13日 17:28
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