2007年04月17日

魔法使い見習い Badly Drawn Boy 「Born In The U.K.」

昨年末に手に入れて以来そのうち何か書こうと思っていたのに、ずっと後回しになっていたこのアルバムのことを書こう。バッドリー・ドローン・ボーイ(以下BDBと略)の「Born In The U.K.」

Born In The UK去年買ってよかったCDを総括したyascd006の回で取り上げ、そこに(ほぼ最上級の)コメントを書いてるんで、もうこのアルバムについてはあまりあれこれ書く必要もないのかもしれないけど。僕がその編集CDに入れた「A Journey From A To B」が、そのすぐ後にこのアルバムからの2枚目のシングルとしてリリースされたのを知って、我ながら選曲眼があるなと自画自賛していたところだ。BDB本人は「全曲シングルカットできるぐらいのアルバム」と更に自画自賛しているようだけど、やっぱりあの曲は格別だと思うし。

でも、なんといっても今回目を引くのは、ブルース・スプリングスティーンの熱狂的なファンを自認する彼がつけたこのタイトルだろう。とはいえ、アルバム2曲目に収められた表題曲は、スプリングスティーンの「Born In The U.S.A.」のように自国の負の過去を描いた重苦しい曲というわけではない(蛇足だが、かの曲はその大仰なアレンジのために大いなる誤解を巻き起こしたわけだけど、反ジョージ・W・ブッシュ運動に身を投じる今のスプリングスティーンを見れば、彼の姿勢がその曲を発表した20年前から少しもぶれてないのがわかるはず)。

こちらの「U.K.」の方はもっと私的な曲で、曲中でも歌われているように1968年10月生まれのBDBの、子供時代からの思い出(主に70年代の出来事)を歌ったものだ。僕は彼とそれほど年が違わないんだけど、沢山出てくる固有名詞に殆ど聞き覚えがないのをみると、いかにあの当時の日本が「外国=アメリカ」だったのかというのを思い知らされるね(今もだろうけど)。これは外国の音楽として洋楽を聴いている者のハンデだろうけど、残念ながらそういうところには感情移入できない。同じ時代の話をすると、僕は60年代とか70年代という区分よりも、どちらかというと昭和40年代という時代の日本にすごくノスタルジアを感じてしまう。高度経済成長期も後半にさしかかり、公害問題などのネガティヴな面の方がクローズアップされていたような時代。東京オリンピックでなく、大阪万博とその後。

まあとにかく、わずか2分半で70年代のイギリスをノスタルジックに振り返るその曲に代表されるように、彼は優れたストーリーテラーだ。このアルバムの大半を占めるラヴソングの詞を読んでも、しみじみと自分に当てはめたい箇所が沢山出てくる。

Born In The UK Limitedあまりにこのアルバムを気に入ったので、僕はイギリス盤の限定CD(DVD付き)も買ってしまった。ご覧の通り、イギリスのパスポートを模した(中のページまで)、気の利いたデザインだ。CDラックに収めにくいのが難点だけど。DVDの内容は、BDB自身が時折弾き語りを交えながらこのアルバムについて語るインタビューと、数曲のプロモーションビデオ、リハーサル風景など。インタビューはそれなりに興味深いけど、当然日本語字幕はついてないんで、あまりお勧めできない。「Born In The U.K.」のビデオクリップは、さっき書いたような70年代の出来事の映像がコラージュされているという、ある意味芸のない、でもきっとそういう背景のわかる人にはそれなりに感慨深いであろうもの。一応上にアフィリエイト貼ったけど、なんだかアマゾンでの値段メチャクチャだし、無理して買わなくていいと思う。それより格好いいボートラの入った日本盤を買った方がいいよ(そのボートラが元々入ってた「Nothing's Gonna Change Your Mind」のシングルまで持ってるようなコアなファンは別として)。

上の小さなジャケ写真で判別できるかどうかわからないけど、BDBといえばあのヒゲとニット帽。彼のデビュー当時から名前は知っていた僕がつい数年前まで聴いてみようと思わなかったのは、そのどう判断していいかよくわからない名前のせいでもあったんだけど(「ヘタクソに描かれた少年」って言われてもねえ)、きっとBDBことデーモン・ゴフって、ものすごくシャイな人なんじゃないかな。DVDに入ってるインタビューでも恥ずかしげにポツポツと話すし、バンドでもないのに自分の本名でなくBDBなんて名前でデビューするし、それに加えてあの素顔がほとんどわからないヒゲとニット帽。奥ゆかしいというか何というか。

きっと、彼は自分のヒーローであるスプリングスティーンのようなカリスマが自分にはないことに気づいているんだと思う。本当はスプリングスティーンのようになりたいんだけど、なれるわけがないと。

更に例えて言うと、自分は彼と同じような宅録系シンガー・ソングライターであるトッド・ラングレンが73年のアルバムのタイトルにしたような魔法使いではないと思っているんだろう。あの当時のトッドが次々と生み出していたような、どこから持ってきたのかわからない不思議なコード進行と夢のようなメロディー展開みたいなのは、確かにBDBの曲にはないかもしれない。

魔法のような曲が書けるわけでもないし、前々作の初回限定盤に付いていたグラストンベリーでのライヴ盤でも明らかなように、こいつほんとにプロかよと思うぐらいに声域も狭い。でも、というか、だからこそ、というか、彼の作る音楽はやけに身近に感じられるし、こうしてアルバム一作ごとに着実に成長しているのを見ると、まるで自分のことのように応援したくなってしまう。いちいち「ああ、そういうのって、なんだかわかるよ」って言いたくなるような歌詞ともあいまって、感情移入してしまう。がんばれよ、スプリングスティーンになる必要なんてないけど、そのうちきっと、もっと素敵な魔法が使えるようになるよって。

自分で曲なんて書けるわけもないし、楽器の練習をすることも遠い昔に諦めてしまった僕だけど、こういうのを聴くとなんだかちょっと勇気付けられる。僕ももうちょっとがんばろうかなって。とりあえず、最近おあつらえ向きに顔中にヒゲも生えてることだから、週末にニット帽でも買いに行ってこようかな(違うって?)。
posted by . at 21:40| Comment(20) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
せっかくなので、取りあえず読まずに1ゲットというのをやってみます。

兄ィ、ヒゲがなかなかお似合いでしたよ。(記事の最後の部分だけちょろっと目に入ってしまった)
Posted by ひそそか at 2007年04月17日 23:43
そうだよ!あの間抜けヅラの能なし現職大統領はジョージって名前だったんだ!
かぁーっ、てやんでぃ!あんな唐変木と一緒にされてたまるもんけぇ!

おぅ?なんだよ、コメント(0)っていうから書いて見りゃあ、先に人がいるじゃねぇか!
冗談じゃねぇぜぃ!べらぼうめぃ!
Posted by ジョージ at 2007年04月17日 23:49
このCD、たった今もうちのステレオに入っていますよ。かなり気に入ってしまいました。

特に「A Journey From A To B」はツボ過ぎて。リピートにして延々聴いてしまいます。
今日もたぶんすでに50回くらい聴きました(笑)。あ、聴きすぎ?
Posted by neko at 2007年04月18日 18:19
●ひそそかさん
くぅー、またしても(!)読まずに1ゲットですね(笑)。まったくもう、今回は若干短めにまとめたというのに。

ヒゲ、似合っていましたか?そうですか、それはありがとうございます。上下をひっくり返しても同じ顔とコメントされたのはひそそかさんではありませんでしたよね?


●ジョージの旦那
まったく、シーサーのコメント反映の遅さには呆れますよね。僕もあちこちのブログで何度それで騙されたことか。

そうですか、スプリングスティーンで釣れましたか。僕はてっきり子ブッシュの方で一本釣りかと思っていましたが。あ、でもコメントされてるのはそっちの方ですね。僕もあのオッサンは嫌いです。


●nekoちゃん
この記事には来ていただけると思ってましたよ。お帰りなさい。確かこのCD、僕のブログのアフィで買って頂いたんですよね。ありがとうございます。

「A Journey〜」が一番お好きですか。じゃあ、僕があの曲をyascdに入れたのは運がよかったですね(nekoちゃんの運じゃなくて、気にいってもらえた僕とBDBの運が、ですよ)。でも50回は聴き過ぎです(笑)。クックー送りますよ。

そんなに気に入っておられるなら、この記事に載せたDVD付きの限定盤、買ってみますか?アマゾンではふざけた値付けになってますけど、僕がいつも行くレコ屋では過剰在庫のため、確か1800円ぐらいになってたはずです。映像方式がPALなので、普通の日本のDVDプレイヤーとTVでは観られなくて、多分パソコンで観るしかないと思うんですけど、もしご興味がおありでしたら、確保しておきますよ。ちなみに「A Journey〜」はバンドとのリハーサルが入ってます。

しかし、いつも書いてますけど、NZ$19.95が1800円!なんなんだ、最近のNZ$高と円安は。3年ほど前の為替のときに買っていれば、NZ$19.95はたったの1400円ですよ。まあ、3年前にはこのCD出てませんけど。
Posted by yas at 2007年04月18日 20:13
今日は魔法について語って帰ればいいですか?
恋は魔法、女は魔女♪なんて思っていた私も、いつのまにか呪術師よばわりされるようになりました。心当たりもないのに。

恋は好きな人のつまらない落し物さえも宝石に替えるまさに魔法使い。愛する人の存在そのものが幸せの魔法なんですよね。その感情移入できる箇所の和訳をぜひ教えてください。あ、恋愛がらみでなかったら別にいいです。

yasさんは頭もヒゲも同じくらいの長さなんですか?そちらのキウイフルーツと間違えられませんか?あ、だからニット帽で変化をつけるのですね。とりあえず、横じまのハンカチが一瞬で縦じまになる魔法の練習をしてみてはいかがでしょうか?
Posted by かえで at 2007年04月18日 22:03
この「Born in the UK」のジャケットって、タイトルからしてイギリスですよねぇ。UKだからスコットランドや北アイルランドってこともありえるのか。
どこだろう...
Posted by minira at 2007年04月19日 07:50
この「Born in the UK」のジャケットって、タイトルからしてイギリスですよねぇ。UKだからスコットランドや北アイルランドってこともありえるのか。
どこだろう...

さすがにお店を探すのは難しいか。
Posted by minira at 2007年04月19日 07:52
↑ありゃりゃ、失敗しちゃった。ごめんなさい。

でも、yas兄ぃのジャンルについて全くもって知識不足の私は、いつもあまりにも書き込みができないので、たまにはこんなふうにダブってしまっても、まあいいかーなんて思ってしまいました。

と、こんなくだらないコメント残してこれまた失礼しましたです。
Posted by minira at 2007年04月19日 08:01
バッドリー・ドローン・ボーイって一人だったんですか。
てっきりバンド名かと思ってた。
ジャケの中で新聞読んでる人が本人ですか?

トッド・ラングレンって名前、記事にちょくちょく出てきますね。宅録系ですって? 剣さんみたいな自宅録音シリーズ出てますか?
yascd003に入ってましたよね。トム・ウェイツとニルス・ロフグレンとトッド・ラングレン、名前が似てて紛らわしいです。どう覚えたらいいのでしょう。

>どこから持ってきたのかわからない不思議なコード進行
あ、好きかもー。今度借りてみます。
Posted by カブ子 at 2007年04月19日 10:08
●かえでさん
さすが恋愛論の大家。でも華麗な恋愛暦を誇るかえでさんと違って、僕の場合は一所懸命磨きながら大事にしている宝石を「あ、勘違いしないで。それゴミだから」と一蹴されることもしばしばです。
それでも、特にヒットしたわけでもないレコードを、愛着を持って丁寧に扱いながら何十年も聴いていれば、いつの日かその盤が超レア扱いされて「この貴重盤がこんなミントなコンディションで残っているなんて!」と羨望の眼差しで見られることもあるように、ゴミだってずっと磨いていれば本当にピカピカした宝石に変わることもあるんですよ、きっと。
綱引きのように強引にマイフィールドに引っ張り返させて頂きました。とはいえ、この例は、もしかえでさんが98年に「Breathing Lessons」というCDを何気なく手にしていたら、07年にそれをどういう思いで聴いているか想像してみてくださいと言い換えればよりよくわかっていただけるでしょうか。

>感情移入できる箇所の和訳
まあ一応恋愛がらみなので、そのうち機会があれば是非。照れて言えない自分の気持ちを歌詞に代弁させるというのは僕のような男の常套手段なので、むやみに手の内を明かしてしまうのは気が引けるのですが、今さらかえでさんに手の内を見られたところでどうだという気もしますので、添削指導でもお願いすることにします。

>キウイフルーツと間違えられませんか?
どうもこないだからスーパーに行くたびに知らない人に頭をなでられたり、熟れ具合を確かめるためにやにわに顔を揉まれたりすると思ったら、間違えられていたんですね。納得。

>横じまのハンカチが一瞬で縦じまになる魔法の練習
わかりました。まずは基本からということですね。いえ、相手が目をつぶっている間にハンカチを横向けるだけなどという、折り紙の騙し舟のようなことはしませんよ。もうちょっと高度な技が使えるようになるまで頑張ります。でもそれって、魔法じゃなくて奇術では?


●miniraさん三連発
先日から、ブログにコメントが書き込まれる度にメールでお知らせが来る設定にしたのですが、今朝僕が会社で仕事をしつつロンドン小型怪獣物語にコメントなどしていた時分(←ツッコミどころ)、お知らせメールが立て続けに入って驚きました。しかも全部miniraさん!ああ、今回の記事はそんなにminiraさんの心の琴線に触れたのか。やはりタイトルにU.K.と付いていると違うな、と一人ほくそ笑んでいました。

長々と書きましたが、決して嫌味と取らないでくださいね。ただの前フリですから。上の方にジョージの旦那宛てにも書きましたが、シーサーのコメント反映って本当に遅いですよね。僕もよく、間違って「書き込む」ボタンを押してしまったものの、反映されていないので大丈夫かと安心してもう一度書き直した上で再送して「あちゃー」ってなることがあります。大抵はブログ主にお願いして一つ削除してもらいますが。で、miniraさんのは削除しなくていいんですね(笑)。では三連発、有難く頂戴しておきます。

いつもコメントが短いことや本題にあまり触れられていないことを恐縮されていますけど、コメントしていただけるだけですごく嬉しいので、全然お気になさらないでくださいね。自分の興味の範囲外の専門用語満載のブログなんて、ちゃんと読んでいただけるだけで感激ですよ。

ようやく本題に入りますが、この人はマンチェスター在住なので、きっとこのカフェも地元のお店ではないでしょうか。記事に書いたDVDのインタビューを観ると、かなりマンチェスター訛りが強い喋り方をしています。いえ、マンチェスター訛りとリバプール訛りの区別が付いているわけではないのですが。きっと、北のおじさんかLunaさんがお詳しいんでしょうね。miniraさんはU.K.のどの地方訛りとかって、聞いてわかりますか?


●カブ子さん
>一人だったんですか
そうなんです。ペット・ショップ・ボーイズは複数形なので二人。フォール・アウト・ボーイは単数形なのに四人。そしてバッドリー・ドローン・ボーイは単数形で一人です。さて、英語の文法がよくわかってないのは誰でしょう。

>ジャケの中で新聞読んでる人が本人ですか?
そうです。これだけの存在感で、これがいきなりただカフェに居合わせたオッサンだったりしたら、それはまたそれで愉快なジャケですね。僕はジャケ買いしませんが。

>自宅録音シリーズ出てますか?
ほんとに自宅で録音したのもあったはずですが、シリーズにはなっていないと思います。彼の場合はベアズヴィル・スタジオという超有名録音スタジオがホームグラウンドなので、わざわざ自宅で録音する必要がないのでしょう。マジレス失礼。

>トム・ウェイツとニルス・ロフグレンとトッド・ラングレン
俳優のドルフ・ラングレンも混じると更にややこしいですね。ニルス・ロフグレンは背が低くて、トッド・ラングレンは顔が長いと覚えておいてください。でも二人が並ぶことは滅多にないでしょうから、あまり役に立つ覚え方ではありませんが。ところで、トム・ウェイツのどこが似てるのか僕にはわかりません。

>今度借りてみます
では、手始めに「Runt」「Runt: The Ballad of Todd Rundgren」「Something/Anything?」「Todd」「A Wizzard, A True Star」の怒涛の70年代5連発を借りてみてください。これだけの凄いアルバムを71年から74年までのわずか4年間にリリースしたなんて、信じられないぐらいです。もしこのどれにも引っ掛からなければ、僕のブログにはウソばっかり書いてあるとふれ回ってください。
Posted by yas at 2007年04月19日 20:12
しっかり全部読んで戻ってきました。
最後から二番目の段落の文章が特に好きです。

>がんばれよ、スプリングスティーンになる必要なんてないけど、そのうちきっと、もっと素敵な魔法が使えるようになるよって。

兄ィのアーティストに対する眼差しは、いつも本当に温かいですね。

で、私も何故トム・ウェイツが紛らわしいのか疑問です。
ロフグレンとラングレンは、青グリンのパクリだと思います。
Posted by ひそそか at 2007年04月19日 21:23
こんにちわ。
文章とは関係無くて申し訳ないのですが、メールが帰ってきてしまいました。

P.S.
横から失礼です。
Todd RundgrenはLiveも素晴らしいと思います。好きです。
Posted by falso at 2007年04月19日 23:23
●ひそそかさん
全部読んでいただけましたか。お手数かけます。いつもひそそかさんに文章の中で好きな部分があったと言って頂けると嬉しくなります。

>兄ィのアーティストに対する眼差しは、いつも本当に温かいですね
それはですね、実は僕は自分の好きなアーティストばかりをブログに取り上げてるからなんですよ。びっくりしました?

>青グリンのパクリ
なるほど。言いえて妙とはこのことですね。青グリンのアクセントですか?「グ」のとこだと思いますよ。グリンさんって下の名前だけを呼ぶときは「リ」だと思いますけど(←ツッコミどころ)


●falsoさん
ごめんなさい!しばらくホットメール開いていなかったら、アカウント閉鎖されそうになっていました。知らないうちに過去メールも全部消去されてましたよ。教えていただいて、ありがとうございました。

僕もトッドのライヴは日本で4−5回行きました(ユートピア含む)。素晴らしいですよね。また行きたいなあ。
Posted by yas at 2007年04月20日 18:20
私はこの人はyascdでしか知らないので、音楽的なことにはいっさいコメントできませんが、yasさんが歌詞も含めて共感しているところがいいなあ〜って思いました。
私が洋楽を聴く比率の方が増えた理由は、やっぱり歌詞で感覚が合わないっていうのも大きいんです。何クサイこと言ってんのよ〜みたいな(笑)。
歌詞にまで頷けるってことは、本当にそのアーティストと自分自身が近い存在だってことですよね。うらやましいなあ。
Posted by クロム at 2007年04月21日 15:51
コメント削除せず残してくれて有難うございます。ダブりでもなんでも利用して数を増やそうと思います!(笑)

友人にマンチェスター出身とリバプール出身、そしてニューキャッスル出身の者がおります。皆それなりに訛っています。が、うーむ、3人の話し方いったいどこが違うんだろう。皆ロンドンに出てきて長いので、訛りも緩和されている気がしますし、声の質とかスピードも違うので、識別するの難しいです。

人種別だとぐっと訛りの識別しやすくなるんですけどね。日本人訛り、中国人訛り、韓国人訛り、インド人訛り、スペイン人訛り、イタリア人訛り、フランス人訛り、ドイツ人訛り...皆それぞれ際立った特徴がありますです。

Posted by minira at 2007年04月23日 03:12
●クロムさん
確かに、音楽を聴いていて歌詞がわかるかどうかというのも良し悪しですよね。なまじ歌詞が全部理解できるだけにちょっと引いてしまう邦楽もあれば、演奏が素晴らしいので何を唄ってるのかも関係なく好きになった洋楽曲が、調べてみると実はさっきの邦楽曲と同じようなこと唄ってたりして。

最近の一番の反省点は、あまりにも買うCDが多すぎて、ちゃんと歌詞までチェックできていないことです。よし、これからしばらくはCD買うのをちょっと控えて、クロムさんが最近目覚められた60年代NZモノを探すことで自分の捜査欲と購買欲を満たすことにするぞ(笑)


●miniraさん
一度その3名のお友達に、それぞれの訛りで話し合ってくれと持ちかけてみてください。いえ、違いがわかったからといってどうだということもないのですが。

人種別はよくわかりますよね。とはいえ、僕がわかるのはインド人訛り、中国人訛り、アラビア人訛り、フィリピン人訛り、インドネシア人訛り、シンガポール人訛り、オーストラリア人訛りと、miniraさんよりも若干赤道寄りの人種ばかりですが。
Posted by yas at 2007年04月26日 20:49
なんだか夫に確認を取るタイミングを逃し続けて、
お返事がすっかり遅くなってしまったのですが、
DVD付きの限定版、よかったら確保していただけますでしょうか。
ジャケットからしてものすごく好みなんですよね。

ちなみにご心配いただいていたオカヴィル・リヴァーは、
無事アマゾンから届きました。ヨカッタヨカッタ。
Posted by neko at 2007年05月08日 19:45
●nekoちゃん
さっき、にんじんさんにダミアン・ライスのCDを買いに行ったついでに入手してきましたよ。こちらは新品未開封です。近いうちにお手元に届くよう手配しますね。

オカヴィル・リヴァー、ようやく届きましたか。玉次郎さん、気に入っていただければいいのですが。
Posted by yas at 2007年05月09日 23:06
ただ今、ディスカバーyascd一人キャンペーン中(期間未定)です。006で大好きになった曲の入ってるこのCDを買いました。今頃2006年のM-1グランプリを見て「笑い飯惜しかったねー」と言うようなタイミングですが、すみません。

他のアルバムもそうですが、一曲目のプロローグからBDBワールドにぐいぐい引き込まれます。今回はステレオのL⇔Rで一人掛け合いになってる落語パターンですね。
そこからエルガーの「威風堂々」のテーマ〜「born in the UK」に繋がっていくところで心がアワアワと波立ちました。このメロディーでこれほどそそられるなんて、自分が純日本風の顔をしたイギリス人なんではないかと錯覚を覚えるほどです。
生まれる国は選べないけれど、自分の来し方や行く末を再確認して慈しむ目線が甘すぎずに描かれていて、好きな曲です。あ、でも非英語圏の人間なんで感情移入できるかどうかはおいといて、曲としてかっちょいいと思いました。

どの曲がと選んで語れないほどどれも気に入ったんですが(歌詞も好きだし)、特に最後の4曲(ボートラ含む)が好きです。「the time of times」は一日の終わりに、その日にあった良いことを一つ一つ思い出しながら聴きたい曲(朝の曲であることはこの際無視)。

魔法使い見習いくんですが、この人の魔法ならコビトや妖怪にされたまま戻らなくてもいいわーと思いました。ヒゲとニット帽も似合っています。
Posted by ひより at 2008年03月28日 14:48
●ひよりさん
皆さん次々と古記事を発掘してくださいますね。ずっと昔に書いたことがちゃんと繰り返し読まれていると思うと、とてもうれしいです。当時のコメントのやりとりなんかを読んでも面白いですしね。

笑い飯って、僕はひよりさんのブログでしか名前を見たことがなかったのですが(我が家にはテレビのアンテナがないのです)、最近通勤電車内のスクリーンで流れているプレステのCMに登場しているので、初めて実物(映像ですが)を見ました。ちなみに、麒麟というなにやら懐かしい名前の人も出演しています。

コメントをくださったのを機会に、僕も久しぶりにこのアルバムを引っ張り出してきて聴いています。この人、他のアルバムもいいんですが、やっぱりこのアルバムは起死回生という感じがしますね。曲が粒よりだし、アレンジも懲りすぎず、シンプルすぎず。ピアノが多用されているところもひよりさん好みでしょうか。

「威風堂々」がお好きですか?では、全く同じイントロで始まるホロウェイズ(07年6月4日記事参照)などもいかがでしょうか。実は僕はあのアルバムのボーナスCD付再発盤を性懲りもなく買ってしまったので、最初のが余ってしまったのです。いえ、別に高値で売りつけようというつもりではありませんが。

確かに、「The Time Of Times」は並みのアルバムなら締めに使われてもおかしくないほどの曲ですね(その場合、エンディングに一工夫必要でしょうけれど)。僕がyascdに入れた「A Journey From A To B」にもその資格は十分あると思いますし。それらを差し置いて堂々の最終曲のポジションを勝ち得た「One Last Dance」、23年前の阪神で言うと、バース、岡田という強力打線を3番と5番に押しやった掛布という位置づけでしょうか。こんなに淡々と歌われているのに、こんなに感動的な曲もあまりないのでは。「Thunder Road」という歌詞に僕が過剰に感情移入しているだけかもしれませんが。ところでこの曲、後半女声コーラスが出てくるところで、BDBと女性が「I」と「You」を逆に(同時に)歌っているところが律儀でいいですね。

普通これだけのエンディングのアルバムに無闇にボートラを入れると台無しになることが多いのですが、この「One Wrong Turn」はそのアルバムの流れを完全に無視したアップテンポな曲調にもかかわらず強引に聴かせてしまう名曲ですね。これは、入れて正解だと思います。どうしてもボートラなしで聴きたいという人は、この記事に載せたUKオリジナル盤を買ってそちらと聴き分けるということをすればいいと思います。いや、単にボートラに入る前にCDプレイヤーを止めればいいだけの話ですが。

ところでひよりさんが気に入られた最後の4曲(ボートラ含む)とは、15曲目の「Nothing's Gonna Change Your Mind (Hot Chip Remix)」までを含んでいますか?このリミックスが悪いとはいいませんが、さすがにこれだけの流れの後に、これだけは蛇足だと思いました。

ひよりさんはヒゲとニット帽フェチですか?僕はここしばらく不精していて伸びていたヒゲを今朝方剃ったばかりです。ニット帽はこの記事のあと何度か探しに行ったのですが、どうも試着するだけで頭が痒くなってしまうので断念しました。どちらも残念です。

というわけで、こちらもお返しにちょっと長めに返事させていただきました。
Posted by yas at 2008年03月30日 11:13
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