2012年07月01日

ジミオン六周年記念対談

yas:なんとかぎりぎり7月1日中に間に合ったね。

やす:そうやな、ちょうど今日の便で移動なんていう出張に当たってしもたから、どないしよかと思ってたけど、機内の時間とか駆使してなんとか。それにしてもなんでこうほとんど毎週末移動みたいな過酷な出張ばっかり入れよるんやろなうちの会社は。

yas:まあ景気悪いからしょうがないけどね。週末動いて平日きっちり働けと。さて、というわけで、この7月1日恒例記事を投稿する場所が、一年目のオークランド、二年目の台北、三年目の東京、四年目のクアラルンプール、五年目のロンドンに続いて、今年はフィリピンのマニラ。

DSC05330.JPG


やす:マニラは初めて来たな。夜中に着いたばっかりやから、空港と真っ暗で土砂降りの道路とホテルの部屋しかわからんけどな。そやけどまあとりあえずなんとかジンクスはつないだと。それにしてもあれやね、この空港に降り立ったときの東南アジア独特の匂い、懐かしいよな。チャンギとかKLIAやと洗練されてしもて、もうこんな匂いないもんな。

yas:そうだね、アジアに来たって感じするね。じゃあ、早速恒例の記事数リストからいこうか。今回は数えなくてもだいたい傾向はわかるけどね。

  アルバム: 40 ⇒ 25 ⇒ 35 ⇒ 19 ⇒ 13 ⇒ 2
  コンサート: 10 ⇒ 7 ⇒ 12 ⇒ 14 ⇒ 16 ⇒ 28
  ビデオ: 2 ⇒ 0 ⇒ 4 ⇒ 1 ⇒ 1 ⇒ 2
  yascd: 10 ⇒ 0 ⇒ 2 ⇒ 3 ⇒ 1 ⇒ 5
  雑記: 24 ⇒ 11 ⇒ 12 ⇒ 11 ⇒ 15 ⇒ 7
  非音楽的: 6 ⇒ 2 ⇒ 1 ⇒ 0 ⇒ 1 ⇒ 0
  創作: 0 ⇒ 1 ⇒ 0 ⇒ 0 ⇒ 0 ⇒ 0
  日記: 0 ⇒ 2 ⇒ 1 ⇒ 1 ⇒ 1 ⇒ 1

(数字は左から、一年目 ⇒ 二年目 ⇒ 三年目 ⇒ 四年目 ⇒ 五年目 ⇒ 六年目)

やす:全部で、えーと45記事か。見事なまでにライヴ記事しか書いてへんな。去年まではまだそれに拮抗するぐらいの数のアルバム記事書いてカムフラージュしてたけど、もう完全に開き直ってライヴ行きまくってる感じがよう出てるな。そんなことしてるから週末に飛行機乗ってどっか行け言われるんやで。

yas:まあしょうがないね、このライヴ記事の中には、ロンドン出張中に時間をやりくりして観たレジャー・ソサエティとかジュールズ・ホランドとかもあるから、文句ばかりも言ってられないよ。

やす:だいたいライヴ記事の数が行ったライヴの数やから、この1年間で28回、平均したら月2回以上観てたことになるもんな。

yas:それでいて、「あれはちょっといまいちだったな」なんてレベルのがぱっと思い出せないぐらい、いつもいいライヴばかり観てるよね。ほんとラッキーだよ。タマス・ウェルズとかラディカル・フェイスとかジム・ボジアとかサニー・ランドレスとか、来日したら観られるだけ全部の公演観るという人たちもこの一年は沢山来たしね。

やす:そやな、時々「去年のベストライヴは?」とか聞かれることあるけど、今ざっとその28記事見直してみたら、そんなんとてもやないけど選ばれへんわ。これでも、あんまり多いからちょっと行ってみたい程度のアーティストはことごとくスルーしてるぐらいやもんな。特に、カフェ・ゴーティさんが誘ってくれはるライヴは、マット・ジ・エレクトリシャンとかゲイリー・ジュールズとか、俺にとっては超大当たりの人が多いから、ほんまは時間さえ合うたら全部行ってみたいんやけどな。

yas:前にお誘いメールが来たけど行けなかったティム・イーストンも、こないだCD買って聴いてみたら凄くよかったしね。また来ないかな。今度はなんとか都合付けて生で観てみたいよ。

やす:そやな。ところで、yascdがなにげに増えてるやん。

yas:10曲入りのminiとか5曲入りのとか、ちょっとした企画で手軽に作ったのがメインになってきたからね。それもこれも、最近よく一緒にライヴ行ったり夜通し集まったりしてくれるグレンヘッズの仲間たちが楽しいお題を出してくれたり乗ってくれたりするお蔭だよね。最近だと「私のコステロ5曲」とか。

やす:あれは楽しかったよな。自分で選曲とか考えんのも楽しいし、他のメンバーのセレクション聴くのも、更に言うたら他のメンバーがどんなセレクションで来るかを予想するのも楽しいからな。たった一個のお題でどんだけ楽しめるんやっちゅー感じやね。次はいつ何のテーマでやろかな。

yas:テーマを考えることからもう既に楽しいよね。まあ、面倒なお題を与えられて、忙しい中を渋々選曲させられる人たちにとってはたまったもんじゃないかもしれないけど。さて次は、誰について沢山書いたか、だね。ライヴ記事ばかり書いてるから、当然沢山ライヴに行った人たちが上位に来るのは予想できたんだけど、結果はこう。

  一位:ジム・ボジア(大特集4、小特集1)
  二位:ニック・ロウ(大特集2、小特集3)
  三位:ウェリントンズ(大特集2、小特集2)
  四位:ロン・セクスミス(大特集1、小特集3)
  五位:サニー・ランドレス(大特集3、小特集0)

やす:さすが、この1年で3回も来日してるだけあって、ダントツ1位やなボジやん。

yas:誰がボジやんだよ、馴れ馴れしい(笑)。去年の10月に横浜で1回鎌倉2回、そして今現在このブログで最新のライヴ記事となる5月末の鎌倉でのライヴと、とにかくこの1年はボジアのライヴを観まくったという感じだね。7月で区切ってるからこの集計には含まれてないけど、去年の5月にも観てるからね。

やす:四位以外は全部複数回ライヴ観てレポート書いたのがそのまま反映されてるんやな。ロンちゃんの小特集て何やと思って見てみたら、去年のベストアルバム記事のダブルカウントみたいなやつと、あとはブックオフでこんなん捨て値で買うたでとかいうしょーもない記事か。そんなんで四位入れてロンちゃんラッキー。

yas:まあ、こんなランキングに入れたからってラッキーでもなんでもないのは明白だけどね。それで、去年も訊かれたけど、大特集の多いのがランキングが上なのか合計数なのかという問題、僕にしては珍しくルールも決めず適当に順位をつけていたら、今回は本当に接戦で参った。だから今回からは、合計回数の多い方が上、同点の場合は大特集の数の多い方が上、というルールにしたんだ。

やす:それでロンちゃんラッキー、と。

yas:いや、だからラッキーではないと思うけど、そのルールのせいで2回ずつライヴ観たのにたまたま小さい特集で取り上げられなかった人たちがランキングを外れるのはいかがなものかと思ってね、今回はベスト10にした。

  六位:ラディカル・フェイス(大特集2、小特集1)
  七位:ファウンテンズ・オヴ・ウェイン(大特集1、小特集2)
  七位:レジャー・ソサエティ(大特集1、小特集2)
  九位:タマス・ウェルズ(大特集2、小特集0)
  九位:ジョニー・ウィンター(大特集2、小特集0)

やす:おう、なんかタマスの名前が入ってるだけでいきなりこのブログっぽくなるな。それにしてもラディカル・フェイス、レジャー・ソサエティ、タマス・ウェルズと、白鳥マークでお馴染みのリリコレーベルばっかりやん。賄賂でも貰ってんのかお前は。

yas:なにが白鳥マークでお馴染みのだよ(笑)。勝手に変なキャッチフレーズ付けられて向こうも迷惑だって。だいたい賄賂払ってまで名前を載せてもらうほどの価値がこのブログのどこにあるんだよ。

やす:そやな、こんなアルバムレビューも全然載らんようになった音楽ブログ、ほんまに最近は単なるライヴ行ってきました日記にしかすぎへんからな。せいぜいトイレットペーパー使い切ったら最後に出てくる芯に書いてある「ありがとうございました」並みの価値しかないわな。

yas:そこまで言うかね。まあ、最近は確かにいいアルバム買ってもなかなか集中してそのことばかりを考えてブログの記事に仕立てる気力がなかなか湧かなくてね。ちゃんと書きたいなと思ってるのは何枚もあるんだよ。例えば先月買ったものの中では、スクイーズのライヴアルバムとか、ブライアン入りビーチ・ボーイズとか、月末ぎりぎりにやっと届いたジェブ・ロイ・ニコルズの新作とか。

やす:ああ、「この人のアルバムを紹介すると僕の生活に転機が訪れる」っちゅう、かの悪名高きジェブ・ロイやな。

yas:いや別に悪名高くはないけど(苦笑)。でも、そのジンクスもまたつなげるために、ここでちょっとだけ紹介しておこうか。裏ジャケのコピーライト表記は2011年になってるけど、実際に出たのは今年になってからのはずの新作『The Jeb Loy Nichols Special』。調べてみたら、ラフトレードでだけ流通している2枚組限定盤があるっていうから、なんとかそれを探して買ってみた。そしたら2枚目はジェブがコンパイルしたスタックスレコードのミックス。なんだつまんないと思いきや、これが見事に本編の1枚目から繋がっているような優れた内容。というか、本編の種明かしみたいなコンピ。どこででも手に入るわけじゃないけど、まだ入手困難というほどでもないから、興味のある人は是非2枚組の方をどうぞ。中身はいつものジェブ・ロイ印。上にリンクを張った『Parish Bar』収録の「Countrymusicdisco45』の再録も入ってるよ。

jebloynicholsspecial.jpg
Jeb Loy Nichols 『The Jeb Loy Nichols Special』

やす:何を一人で一気に喋って、おまけにジャケ写まで貼っとんねん。今日は対談記事やいうの忘れたんか。それに、そのジンクスつなげるってなんやねんな。

yas:「僕の生活に転機が訪れる」ってやつ? そうなんだよ、実は来月からマニラ駐在が急に決まってね、今回はその事前出張なんだ。

やす:なんやて? ほなさっきから散々書いてた、誰それがまた来日したら行きたいとかいうのはあれ何やったんや。全部ウソか。そんなん行かれへんやんけ。お前な、ウソツキは泥棒の始まりやねんぞ。

yas:子供か君は。まあ確かに今みたいに二週間ごとにライヴに行くなんて生活ではなくなってしまうだろうけど、前に住んでたオークランドとは違って東京まで4時間半ほどのフライトだから、本当に観たいアーティストが来日したらまた駆けつけるよ。

やす:お前の得意な仮病使うんやな。

yas:人聞きの悪いこと言わないでくれよ。まあそんなわけで、8月からはこれまでとはまた生活が一変してしまうだろうから、このブログもどれだけコンスタントに更新できるかわからないけど、できればまたマニラ版リアル・グル―ヴィーみたいなお気に入りの店を見つけて、ちょっとずつでも書いていきたいな。

やす:このブログ始めて最初の1年半がオークランド、次が東京で4年半、ほんでこれからはマニラ発になるんか。ジミオン第三章っちゅうわけやな。まあお互いこれからも頑張ろうや。


posted by . at 23:58| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。6周年おめでとうございます。
うちは何年になったんだろう…最近はずっと放置してばかりですけれど…

それはともかく、マリラ駐在ですか!確かに日本からそれほど離れては居ませんが、またまた海外生活なされるのですね。旅立たれる前にCoccoの例のCDお渡しできるかなぁ〜
Posted by マサ at 2012年07月03日 23:41
yas&やすさん、こんにちは。
Johnson&Johnsonのようなこの対談を毎年楽しみにしています。6回目の今回、「地味音第3章」というところで図らずもジーンときてしまいました。書く場所が変わっても変わらず書き続けてくださいね。
マニラ版リアルグルーヴィーが見つかりますように。
そしてイメルダ夫人の靴即売会のような、靴版リアルグルーヴィーがあったら2〜3足買っておいてください。サイズは24cmです。
Posted by ひより at 2012年07月05日 18:47
yasさん、6周年おめでとうございます!
すっかりご無沙汰しております、阿蘭陀の花子です。
最近良いCDに巡り会えなくて、勉強しようと久々に訪問させていただきましたところ、
こんなメデタイ日に遭遇できてラッキーです。

今度はマニラ駐在なのですね。暑そうだー。
マニラでもグルーヴィーですね。
私の靴サイズも24か24.5です。
アジア的サイズではありませんが、宜しくお願いします。
Posted by 花子 at 2012年07月07日 17:38
■マサさん
最近はずっと放置というほどのものでもなく、お忙しいマサさんなりのペースで少しずつ更新されてますよね。力作のラディカル・フェイスの記事にも書き込みに行かなければと思っているんですけど、どういうわけかマサさんのサイトは会社のPCからだとアクセス不可になってしまうので、チャンスを逸し続けているのです。

はい、またまた海外生活になってしまいました。マリラというところがいい感じにラリっているようですが、正確にはマニラです。

僕の方からも渡すものがあるので、出発前に一度お会いできるといいですね。別途連絡します。


■ひよりさん
Johnson & Johnsonは前者も後者も同一人物なので到底このレベルの会話は成り立ちません。まあ成り立たないところであちらは大企業なので痛くも痒くもないでしょうけれど。楽しみにしてくださっていてありがとうございます。あまつさえ、ジーンときてくださっとは恐縮です。

今度はちょっとばかし忙しい立場での赴任なので、今までのようにお気楽極楽な感じで書き続けられるかどうかわかりませんが、目標はひよりさんのところやマサさんのところよりも頻繁に更新するということにします。ゆるやかに競い合いましょう。

先日バタバタと事前出張に出かけてきた際にはショッピングモールにいくつかのCD屋があるのを目撃しました。どう見てもリアル・グル―ヴィー級ではありませんでしたが、もともと音楽好きなお国柄ですから、何かしらあると思っています(楽器屋さんの数はただごとではありませんでしたよ)。

と思ったらいきなり靴の催促ですか。24cmですね、わかりました。イメルダ夫人の靴のご趣味は存じ上げませんが、15センチぐらいのかかと高の蛇皮ブーツ、つま先のところには口を開けて火を吹くワニの絵が描いてあるようなのを見繕っておきます。あ、2〜3足ですか。ではワニの他にライオンやゾウのも探しておきますね。


■花子さん
あまりにお久しぶりなので、この名前でコメントがあったというお知らせメールが来たときにはてっきりスパムかと思ってしまいました。お元気でしたでしょうか。良いCDは見つかりましたでしょうか。

マニラ、こないだ初めて行ってきましたが、意外に暑くはなかったです。マニラは東南アジア風の顔をしていながら、緯度的にはかなり台湾に近いのです。むしろその後に訪れたインドのデリーの方が殺人的に暑かったです。

なんと花子さんもフィリピン産の靴をご所望ですか。24か24.5ですね、了解しました。動物は何柄がいいですか?アジア的サイズとは一体何センチのことなのでしょうか。まさか纏足とかのことをおっしゃっておられますか。
Posted by yas at 2012年07月07日 22:03
久しぶりにコメントします。
6周年おめでとうございます!
俺もあと少しで5年になるなぁ。
ジミオンはディープで過剰な思い入れが感じられて好きです。
たとえ、あまり馴染みのないアーティストばかりでも。
これからも楽しませてくださいね!
あっ、そういえば昨日『LIVE STIFFS』のアナログ、¥100で入手しましたよ!
Posted by LA MOSCA at 2012年07月09日 20:46
■LA MOSCAさん
お久しぶりです。というか、毎日そちらにはお邪魔しているので(コメントしてませんが)あまり久しぶりという感じはしませんけれど。

なんと100円ですか。誰があんなのをそんな捨て値で放出するかという感じですが。ちなみに自分の記録をたどってみますと、僕がそのアルバムを買ったのは1987年1月25日、大阪はWoodstockという(たぶん今は亡き)店で1980円でした。世界一どうでもいい情報ですが。

マシューのときはニアミスでしたが、そのうち一緒にちょっと飲みに行きたいものです。次に日本に来る際には連絡しますね。
Posted by yas at 2012年07月10日 02:09
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