2006年10月23日

所有欲の奴隷III 増殖編

このタイトルを見て、「まだ続くのか」と思っている人がきっといるね?そう、まだあるのです。あと、どういう訳かこのタイトルにするとコレクター仲間のクロムさんがコレクターの苦悩を綴ったコメントを書き込んでくれるので(笑)、面白がって続けている節もあり。

9月24日のオリジナル「所有欲の奴隷」記事での僕の宣言:

これから当分、DVDもボックスセットも買いません。来週アメリカに、来月日本に出張が入ってるんだけど(ということはレコ屋巡りもするんだけど)、DVDのコーナーには足を踏み入れないようにしよう。大きな箱は見てみぬ振りをしよう。


それに対する皆様のご意見:

>守れない宣言はダメです(LoonyLunaさん)

>ムリムリ。多分yas兄やんにはムリ。ゼッタイ見てしまうに100かっぱ!(青グリンさん)

>鉄の意思で素通りしてください。(かえでさん)



予定通りアメリカ出張と日本出張を終え、今朝オークランドに戻ってきたので、約束どおり結果報告。

○アメリカでの収穫:CD9枚
○日本での収穫:CD15枚とシングルレコード1枚



ふふふ、言ったでしょう。僕は言ったことを守ることだってあるんです。DVDにもボックスセットにも、見向きもしませんでしたよ。グリンさん、100かっぱ頂きますね。

僕と入れ違いに(数年ぶりに)アメリカから日本に出張に来ていたCDオタク仲間のK君は、その数日間の日本滞在期間中に98枚のCD類を買って帰ったとのことなので、それに比べると僕の16枚なんて買ったうちに入らないよね。いやあ、僕も大人になったなあ(笑)。


ただ、今回の収穫をリストにしてみると、どうもあるひとつの傾向が見えてしまって。今日はそのことについて書いてみることにした。

The Gardenまず、9月26日の記事に書いた、ゼロ7のニューアルバム。ボーナストラック入りデジパックの日本盤に買い換えた。三方見開きデジパックなので、綺麗な内側のコラージュもより豪華。僕が元々持ってたオーストラリア盤は、今頃日本のどこかで誰かに聴かれているだろう。さっき早速聴いてみたら、3曲のボーナストラックはまあまあといったところかな。ホセのヴォーカル曲はないし。


Yellow Country Teeth続いて、7月30日の記事に書いた、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーの、NZ盤に入っているミネアポリスのライヴ5曲(日本盤のアルバムに入っている5曲とは別物)が、日本オリジナル編集のEPに収録されたので、同じアルバムを3枚買うよりはいいかと、このEPを買った。EPのタイトル曲はもう持ってるんだけどね。ジャケのダーシャ・シシュキンさんのイラストもそこそこそそるし。


Girlfriend更に、これは記事にはしてないけど、レガシーエディションが出たから買い直そうと思っていたマシュー・スウィートの「Girlfriend」。出たばかりなのに中古で見つけたので、定価よりは500円ほど安く買えた。今持ってるオリジナルはどうしようかな。売ろうかな。これは人気盤なのでそこそこの値段で売れると思うんだけど。



化石ジャケまだある。この写真でわかるかな?これはXTCの「Fossil Fuel」という96年発売のベスト盤。「化石燃料」というタイトルに引っ掛けて、この限定盤はケースがアンモナイトの化石状になっている。触ると凸凹。XTCのCDなんてもう全部持ってるんで、当然このCDに入ってる曲も全部家にあるんだけど、やっぱりこういうのは手元に置いときたくなるよね。ちなみに、中のCDのデザインもやっぱりアンモナイト。

化石CD

話は変わるけど、自分のベストアルバムにこういう自虐的なタイトルをつけるアーティストって好き。スピッツの「リサイクル」とか。


Return前から青グリンさんに記事を書く約束をしていた、ドゥルティ・コラムのファーストアルバム「The Return Of The Durutti Column」のCDを中古で見つけた。その中古屋には、この同じCDが同じ値段で2枚出ていたのだが、どうも微妙に作りが違う。内ジャケの緑色は明らかに違う色だし、背表紙のタイトルは一方が上から下へ、もう一方は下から上へと書いてある。でもそれ以外はCD番号も曲目も皆同じ。発売年も発売国も同じ。うーん、迷う。どっちかが初期プレスでどっちかが現行プレスのはずなんだけど、どっちだ?10分ほど迷った挙句、カウンターに持って行って中身をチェックさせてもらう。一方のCDはなんだか手作りといってもいいような塗装。よし、決めた。こっちを買う。

Return (Orig)ちなみにこのアルバム、僕はオリジナルのUK盤LPを持っているんだけど、本当のオリジナルである、ジャケットにサンドペーパーが被っている限定盤をずっと探しているんだ。今日は中身の音楽については触れないけど、こんなちょっと聴いただけだとまるでイージーリスニングのように耳障りのいい音楽を包むジャケットが、レコード棚で周りに置かれた他のレコードを全てボロボロにしてしまうようになっているっていうのが過激。僕はそのサンドペーパージャケを写真ですらも見たことないんだけど、上のCDのジャケに写ってる黄色いのがきっとそうだね。


三姉妹最後に、スクリティ・ポリティのニューアルバム。この写真を見ればわかるように、何故かうちにはこれが3枚もある(別に間違えて買ったわけじゃないよ)。そのうち1枚は今回買ったボーナストラック&DVD付の日本盤。最初に買ったUK盤は日本盤を買った時点で売ろうと思ってたけど、こうして3枚並べてみるとなかなかに壮観なので、なんだか売りたくなくなってきたな。

こんな感じで、今回買ったCDの半数近くが、既に自分で持ってるものの買い替え・買い増し。そういえば昨日の記事のシングル盤も買い増しだな。同じものがどんどん増えていく。これも何かの呪いなのか。



posted by . at 11:40| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このサンドペーパーは、見たところ木工用カラ研ぎ#100くらいですかねぇ。
Posted by カブ子 at 2006年10月23日 11:54
わかった、わかった。100かっぱちょっと待ってて下さい、100かっぱ出来たら、ウチの近所の児童公園のイタチとリスの遊具に隠しますから、探して持って帰ってください。(んー、ヒントはイタチのケツ!)
「The Return Of The Durutti Column」私のCDは、背表紙のタイトルが下から上へと書いてあるやつです。
私、これはホンマに名盤やと思っています。音楽の記事もいつか書いて下さい!
Posted by 青グリン at 2006年10月23日 20:19
ご期待通り(笑)、参上致しました。私が洋楽にハマり出したのは、ちょうどレコードがCDに置き換わる過渡期だったので、未CD化のものが多数あり、まずはレコード→CDへの買い替え作業がありました。そして時は巡って、最近はいったん廃盤になったCDがボートラ付で再発攻撃に合い、悩みあぐねています。さらにボートラなし、ジャケも同じで日本盤が出たというときはどうすべきか?大したこと書いてないであろう解説と帯のためにお金を使っても地獄に落ちないでしょうかね?
Posted by クロム at 2006年10月23日 21:13
よーく目をこすって読んで、付けまつげが全部とれてしまいました。それでもめげずにもう一度読みましたが、DVD買ってますよね?

>そのうち1枚は今回買ったボーナストラック&DVD付の日本盤。

これはプロ野球チップスを買ったらプロ野球カードが付いていただけで、カード目当てではないというのと同じ理屈なのでしょうか。それならカルビーの大袋を買ってあげるよと言ったら泣いて抗議する子どものようです。

言ったことを守ることがあってもいいのではないかと思います。とりあえず呪います。
Posted by かえで at 2006年10月23日 22:57
●カブ子さん
あなた、いちょうさんでしょう?


●青グリンさん
グリンさんのも下から上なんですね、僕のも確かそうです(今、会社の昼休みなのでチェックできないのですが)。これボーナストラックがいっぱい入ってていいですよね。僕が高校生当時高くて買えなかった12インチシングル「Lips That Would Kiss」が入ってるのが嬉しかったです。

今度大阪に行くことがあったら、100かっぱ貰いに行きますね。その時にどこの児童公園か教えてください。


●クロムさん
やはり来てくれましたね(笑)
>ボートラなし、ジャケも同じで日本盤が出たというときはどうすべきか?
僕はこれには惹かれませんね。よっぽどリマスターで音が良くなっていたとしても、多分輸入盤を買います。最近日本盤のライナーを読んでためになったことが殆どありませんから。おまけに地獄にまで落とされたのではたまりませんし(笑)

ところで、今までボートラが入っていたアルバムが、ボートラなしのオリジナル仕様で紙ジャケ化再発された場合はどうされていますか?オリジナル発売当時のポスターの縮小版などが封入されています。


●かえでさん
…もし突っ込まれたら言い訳で使おうと思っていたネタまで先に出されてしまって、もうぐうの音も出ません。とりあえず泣いて抗議するしかないです。どうせ子供ですから。
Posted by yas at 2006年10月24日 08:14
>98枚のCD類
…10kgはあると思いますよ。

Posted by LoonyLuna at 2006年10月24日 17:30
>今までボートラが入っていたアルバムが、ボートラなしのオリジナル仕様で紙ジャケ化再発された場合
ポスターなどが封入されていれば当然買いですが、私が好きな作品は元々あんまり凝った仕様でのリリースはないですし、もしくはレコードが比較的入手しやすいことが多いものですから(笑)。私は実は紙ジャケって好きじゃないんです。取り扱いやすさがCDの最大の利点と思っているので、取り出しにくいし汚れた手で触れない紙ジャケはちょっと苦手なんです。我が家でCDを入れてるスリムストッカーにも大きすぎて入らないし・・・。所詮チョロQですから(笑)、レコードに感じるフェティシズムは生まれません。でも結局、限定盤という言葉に弱く、つい買っちゃったりもするんですけどね。
Posted by クロム at 2006年10月24日 21:03
>背表紙のタイトルは一方が上から下へ、もう一方は下から上へと書いてある。
どちらを買うかずいぶん悩まれたようですが、両方買わなくてよかったのでしょうか。

そういえば何年か前に、サンドペーパーの年賀状をよこした友人がいました。一緒にポストに入っていた他の年賀状が少しボロくなってました。
Posted by カブ子 at 2006年10月25日 03:39
●LoonyLunaさん
10kg、あるでしょうね。それより、スーツケースに入りきらんでしょう。今調べてみましたが、僕の一回の来日での最高持ち帰り枚数はわずか63枚でした。上には上がいるものです。


●クロムさん
いつもながら、クロムさんのご意見に一言一句同意です。実はあんな質問を仕掛けておいてなんですが、僕も最近もう紙ジャケ買わなくなったんですよ。限定盤の紙ジャケにプレミアがついて中古屋で高値で売られてるのを見ると、つくづく本末転倒だと思いますね。あんな形でレコード業界を活性化しちゃいかんですよ。


●カブ子さん
その程度の誤差で同じものを買っていたら、真剣に家中に同じCDやLPが溢れかえることになってしまいます。店を教えますから、僕の買わなかった方を買ってみませんか?青グリンさんもお勧めしてますよ。

サンドペーパーの年賀状。嫌がらせですか。そいつは年初から縁起の悪いことでしたね。いや、カブ子さんにとってはいいのかな。商売道具ですもんね。
Posted by yas at 2006年10月26日 16:26
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