2006年10月12日

Glenn Tilbrook Live In Tokyo (Part 1)

Tilbrook.jpg

楽しいコンサートだった。本当は今回の一連のコンサート全部が終了してからまとめて記事にしようかと思っていたけれど、毎日の興奮が冷めないうちに少しずつ書いていくことにしよう。今日は10月12日(木)、グレン・ティルブルック東京公演の二日目。僕は全5日公演のうち、今日、明日、最終日のチケットを確保した。

会場は南青山マンダラ。僕にとっては初めての場所だったが、なかなか感じのいいところ。地下に降りると左手にバーカウンター、右側には、おそらく三人編成のバンドが入ったら一杯になると思われる程度の、低めのステージ。ギターが2本(どちらもヤマハの、6弦と12弦)とグランドピアノが置いてある。ステージ前のいくつかの小さなテーブルをはじめ、壁際のソファ、バースツールなど様々な大きさと形の座席が配置されており、席は全て自由席になっている。僕が到着したときにはもう大方の席は埋まっていたのだが、例によってあつかましく一番前のテーブル席に「ここ空いてますか?」と入り込む。譜面台正面、足の置き場はステージの上しかないような好位置。

開演予定時刻の7時ぴったりに会場が暗くなった。うわあ、本当に近い。目尻の皺まで数えられるような距離。比喩でもなく、飛び散る唾や汗が全部見えるよ。しかし、太ったなあ。指なんてころころした虫みたい。あれでよくあんな高速の運指ができるよ。それに、思ったより背も低く(多分180もないのでは?)なんかタレ目の可愛いフワフワ頭のぬいぐるみみたい。

会場にはリクエスト箱が備え付けてあり、前日のリクエスト曲から本人が選んだ曲を演奏するようになっている。そんなわけで、のっけからマイナーな曲を連発。彼の過去30年近くに及ぶ数百曲のデータベースからランダムに選んだような順番で意外な曲が次々に演奏されるのを聴くのは、思いもよらぬ快感。

途中、コーラス部分の歌詞を書いたスケッチブックを前にいた客(僕の隣の奴だ)に持たせて観客にコーラスさせたり、いきなりギターのケーブルを抜いて客席を練り歩きながら歌ったり、楽しい趣向も色々。ある曲では二番の歌詞から歌い始めてしまい、あれ?って感じで舌を出して苦笑いしながら一番に戻ったり、譜面台に置いた紙の束を見せて「俺、歌詞を覚えてない曲がこんなにあるんだよ。リクエスト入ったからこれ見ながら歌うよ」なんて言ったり。楽しい楽しい。

間に15分の休憩を挟んだ二部制。第二部の途中で「ちょっと手を洗ってくる。一分ちょうだい」なんて言ってトイレに駆け込んだりする場面も。アンコールも含めると、全部でなんと30曲、2時間15分に及ぶ熱演だった。

特に第二部の出だし数曲は、僕の大好きな曲が目白押しだった。以前記事にしたyascd001と、実は未発表ながらひそかに存在するyascd001.1という二つのミックスCDを押さえていれば、今日のライヴのかなりの曲は(ヒット曲だけでなくマイナーな名曲まで)わかったはず。我ながらあのミックスCDの選曲の妙に感心してしまった。

ああ、少しずつなんて言って、またいつもの長文記事になってしまった。最後に今日の曲目表を載せて、あとは明日にしよう。僕がリクエスト箱に入れてきた3曲(どれも今日は演らなかった)、明日は演奏してくれるかな。僕の名前も呼んでくれるかな。明日も一番前に座って、スケッチブックを持つ役やろうかな。

1  Someone Else's Bell
2  Oh Well <フリートウッド・マックのカバー>
3  Genitalia Of A Fool
4  Piccadilly
5  Take Me, I'm Yours
6  Last Time Forever
7  Point Of View
8  Tempted
9  Messed Around
10 Hostage
11 This Is Where You Ain't
12 I Can Hear The Grass Grow <ムーヴのカバー>
13 Slightly Drunk
14 Goodbye Girl

15 Electric Trains
16 She Doesn't Have To Shave
17 Jolly Comes Home
18 Some Fantastic Place
19 You Can't Do That <ビートルズのカバー>
20 Hourglass
21 Untouchable
22 Monkey On You
23 No Place Like Home
24 Up The Junction
25 Another Nail In My Heart
26 Footprints
27 Parallel World
28 Pulling Mussels (From The Shell)

29 (You're So Square) Baby I Don't Care <プレスリーのカバー>
30 Is That Love
posted by . at 23:48| Comment(9) | TrackBack(1) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
虫がいる! 早速アップされましたね。
もしかして日本滞在中毎日更新されるおつもりでは? そうでしょう?

30曲、2時間15分! 一人で? ギター一本で? かっこいいですねぇ。
>指なんてころころした虫みたい
あっ、何だか親近感が…。私の指もころころですよ。でも意外と器用なんですよ。

では明日のレポートも期待しています(笑)
Posted by カブ子 at 2006年10月13日 00:40
南青山かぁ!
外苑西通り、外苑東通りはよく通りましたよ。

今日は銀座線の外苑前の駅から行ったんですか?
駅出口のところにまだファーストキッチンはありましたか?
プラザ246のところって、昔アイスクリーム屋が無かったでしたっけ?女の子の行列が出来てた。

懐かしーなー...
Posted by ジョージ at 2006年10月13日 00:58
スケッチブック持つ役やったらステージ見えないけど・・・そっか、私とは趣旨が違うんだ。

>飛び散る唾や汗が全部見えるよ
いい!

今日はもっと興奮したレポートかしら、それともちょっと落ち着いたものになるかしら?
Posted by LoonyLuna at 2006年10月13日 07:38
公演全部行きやがれ!とそそのかした張本人、ルナ姉さんの後にこんにちは。ルナさんだって、あの憧れの方にちょっとちょっとと呼ばれ、これ持っててくれる?なんて言われたら舞い上がるはずだ!
なんだか好調なすべり出しですね。楽しんでこられた様子が伝わってきます。巻髪のテディベアが奏でた旋律を聞いてみたかったです。小さい会場に通訳もいないでしょうから、ちょっとした会話を理解できなかった人も多いはず。最前列で会話に反応してくれる聴客がいて嬉しかったと思いますよ。最終日にはすっかりお馴染みさんになれますね。

ところで
手を洗ってくる
とは
私がストッキングなおしてくる
と断って席を立つ時と同じ目的でしょうか?

あと、やすさんとはどのくらい離れて座ったら皺を数えられずにすみますか?
Posted by かえで at 2006年10月13日 10:28
きゃあ!マンダラ、私が住んでいたところとメチャ近い!!なつかしい。
ジョージの旦那がおっしゃっているアイスクリーム屋は、ハー○ン○ッツですね?確か秋の終わりか冬の初めにオープンした日本一号店です。工事中の看板を見て「こんな時期にアイスクリーム?バッカじゃない?」と思ったのに、開店したら長蛇の列。アホらしくて人が並んでいる間は行ってやりませんでした。初めて食べた時は不覚にも感動してしまったけど。
青山通り沿いブルックスブラザーズ横のウェンディーズではバイトしておりましたわ。もうなくなっちゃったけど。
そうそう、マンダラは、以前梅子が舞台に立たせてもらった劇団の音楽さんが時々ライブをやっています。

にんじんさんに倣ってとことん自分フィールドでコメントしてみました。

yas兄ィのレポート読んでいたら行ってみたくなってしまった。楽しそう♪
Posted by ひそそか at 2006年10月13日 16:18
今日はいかがでした?リクエスト曲、ばっちり演奏されましたか?今ごろ興奮冷めやらぬ頭で記事を書いてるところではないかと推察いたします。
グレン・ティルブルック氏のことは全然まったく少しも存じ上げませんが、歌っている姿がすごく楽しそうでいいですね。
Posted by にんじん at 2006年10月14日 00:37
>タレ目の可愛いフワフワ頭のぬいぐるみみたい。
ほんと、そんな雰囲気ですね。愉快そうにプレイしてるミュージシャンていいですね。
甲子園のカチ割売りのように客席を練り歩いてくらるのは楽しいでしゅね。ご当人もやってて楽しいじゃろね。
Posted by 青グリン at 2006年10月15日 16:59
オンでもリアルでも、いろいろお世話になります。こちらからもTBさせて頂きました!。
それで1個間違えてしまったので、第1日目(10/11)のはお手数ですが削除下さるようお願いいたします。

レポ読むと、いろいろ楽しい記憶が蘇りますね〜。自分のところに感想レポ書きましたが、いろいろ書き足さないと(笑)、では!。
Posted by しゅぴる at 2006年10月17日 23:48
コメントを頂いた皆様、一週間も放置してすみませんでした。

●カブ子さん
30曲2時間15分、終わってみれば僕の参加した日程ではそれは最短記録でしたね。とにかく楽しいライブでしたよ。

グレンの指のころころ具合は、どうもこの日が一番のようでした。会場で知り合った人達によると、日本に着いたばかりですぐ仕事が入ったりしてむくんでいたようです。でもころころ指の人は皆器用なのかもしれませんね。


●ジョージの旦那
ファーストキッチン、ありましたよ。道路の反対側でしたが。二日目、ライブ終了後にそこで何か食べて帰ろうと思ったら、あと10分で閉店と言われたので、結局食べる機会はなかったです(って、そこまで残念がるようなものでもないですけど)。


●LoonyLunaさん
スケッチブックの人も横向きながら見てましたよ。そのせいか、次の日からはスケッチブックはマイクスタンドとピアノの間に立てかけるようになりました。

Part 2と3はより興奮していたでしょうか?それとも落ち着いていたでしょうか?


●かえでさん
かえでさんの予言どおり、最終日にはすっかりお馴染みさんになることができました。逆呪い、ありがとうございました(笑)。

ストッキングを直してくるってのはそういう意味だったんですね。勉強になります。僕もこれからは「靴下をはき直してくる」とか言うことにします。

皺ですか?きっとあこがれのかえでさん(笑)を目の前に見たら、そんなもの数えることも忘れていると思いますよ。


●ひそそかさん
東京の昭和の証人ですね(笑)。マンダラにご縁があったとは、奇遇でした。

>yas兄ィのレポート読んでいたら行ってみたくなってしまった。
このコメントを読んで、最終日にひそそかさんが来られてるかときょろきょろ探してしまいましたよ。まったく社交辞令というものがわからない奴です(笑)。


●にんじんさん
よく見ると、珍しくにんじん技(マイフィールド)を使っていないコメントですね。僕がリクエストした曲を名前を読み上げられた上で演奏してくれたのはこの次の記事のとおりです。嬉しかったです。

この写真は今回のものではないですが、でも毎晩、本当に楽しそうに演奏する人だったですよ。見てるほうもずっとニコニコになります。


●青グリンさん
楽しそうに演奏するアーティストのライブはやっぱり楽しいです。客席を練り歩いているときもプロレスの入場のときのように後ろから背中を叩いたりするような客もいませんでしたし。


●しゅぴるさん
ようこそいらっしゃいました。最終日にでかける直前にしゅぴるさんのサイトを見つけ、多分あの人だと見当をつけていた僕がストーカーのようにずっとしゅぴるさんのことを見ていたことには気づかれたでしょうか(笑)。終了後、曲目チェックをされていたところにお声をお掛けしてよかったです。5日間連続整理番号一桁はすごかったですね。そちらのサイトにも後で書きこみに行きます。

一日目のトラックバックは削除しました(今この下に見えてしまってますが。シーサーは更新されるのが遅いのです)。

これからもよろしくお願いします。
Posted by yas at 2006年10月21日 08:39
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Glenn Tilbrook来日公演2006 第2日目@南青山マンダラ 10/12
Excerpt: Glenn Tilbrookの来日公演2日目。今回の一連のライブ記事は完全ネタバ
Weblog: ふと耳にした音の数々
Tracked: 2006-10-17 17:20