2011年12月31日

うちの仲間のベストアルバム

前回の記事に書いたとおり、先週いつものメンバーが某県Hさん宅に集合して、忘年会がてら夜通しそれぞれの今年のベストアルバムを発表するという楽しい集いがあった。メンバーは、いつものグレンヘッズ6人とホストのHさんに加え、数回前からこの会に参加してくれるようになったOさん、そして今回初参加となるxさんの9名。Hさんは発表会ではもっぱら聴き役なので、メンバーそれぞれの今年のベストアルバムから選りすぐった10曲を1枚に収めたCD-Rが計8枚。

去年のこの会から始まって、既に数回こういう自分たちのミックスCDの発表会を開催している僕たちなので、もうだいたいお互いの手の内が読めてきているというか、それぞれの得意分野がわかってきているので、「あの人はあのアルバムを選んでくるかな」とか「自分のこのセレクションはあの人とかぶるんじゃないかな」というのを予想するのもまた一興。

もともとが全員グレン・ティルブルックのライヴに通ううちに顔見知りになっていったという出自の僕たちだから、当然音楽の好みは似通っているんだけど、今回はここまでかぶるかというぐらい同じアルバムを選択する人が多かった。帰ってからみんなの選曲を一覧にしてみたら、複数のメンバーが同じアルバムを選んでいるというのがちょうど10組あって、この10組がうちの仲間の今年のベスト10ということなんだなと妙に納得してしまった。

僕自身のベストアルバム記事は、未聴の強力盤が何枚か今輸送中なので、それを聴いてからにしようと思っているから(先週披露したのは暫定版)、今日はうちの仲間のベストアルバムを勝手に発表させてもらうことにしよう。


<第一位>
The Sonic Executive Sessions 『2011』
Sonic Executive sessions 2011.jpg

8名のうち半数の4名が選んだこれが、うちの仲間の2011年最優秀アルバムといって過言ではないだろう。日本盤に貼ってあるステッカー曰く「クイーン、ジェリーフィッシュ、ベン・フォールズ、ミーカ、ルーファス・ウェインライト、スティーリー・ダン、ビーチ・ボーイズのファンへ」。その言葉に偽りなし。素晴らしいハーモニーを極上のメロディーに乗せたピアノ・ポップの決定版。来月公開予定の個人的ベストアルバム記事の前にネタバレ覚悟で言うと、4名のうち一人は僕。他の3名がアルバムオープニングの「Someday Maybe」を選曲してきたのに対して、「Make Do」を選んだというのが僕だけというのが自分の差別化意識へのせめてもの救い。


<第二位>
Ron Sexsmith 『Long Player Late Bloomer』
Long Player Late Bloomer.jpg

8名中3名がこれを選んだ。僕はこの人はデビューアルバムが出たときに買って、その後も確か何枚か買ったはずなんだけど、どうも自分の好みにいまいち合わないと思って、最初に買ったファーストを残して売り払ってしまっていた。その後ずっとノーチェックだったんだけど、今年の初頭に出たこの新作がいいという話をあちこちで聞き、じゃあもう一度聴いてみようかなと買ってみたら、こんなによかったというのに改めて気づかされたというわけ。これをベスト10に挙げた3名が3名とも別の曲を自分のミックスCDに入れてきたという事実が、このアルバムの奥深さを語っている。


<第三位(番外編)>
Jim Boggia 『Misadventure In Stereo』
Jim Boggia 『Safe In Sound』
Misadventures In Stereo.jpg Safe In Sound.jpg

このベストアルバム発表会のルールは、「今年出たアルバム」または「今年買ったアルバム」のどちらか。僕の場合は後者の縛りにしてしまうと候補アルバムがいきなり数百枚になってしまって収拾がつかなくなるので、前からこのブログで発表しているのと同じく、2011年に発表されたアルバムから選んでいる(実は今回のセレクション中一枚は2010年にオリジナル盤が出て、僕の2010年ベストアルバム選からは惜しくも落選してしまっていたのが、今年になってボートラ満載の日本盤が出たのをいいことに再選されたもの)。

今年5月11月と二度も来日したジム・ボジアのライヴには、僕ら全員足しげく通ったものだ。僕もその5月の鎌倉公演が初ボジアで、彼の3枚のアルバムも全部今年になって入手したものだけど、他のメンバーも同じようなものだったようで、2名が最新アルバム『Misadventures In Stereo』を、1名がセカンド『Safe In Sound』を選出(上に「10枚」でなく「10組」と書いたのはこれが理由)。自己ルール縛りのある僕は08年・05年発表のそれらのアルバムは選べなかったものの、僕らにとってジム・ボジアが今年を代表するアーティストの一人だったことは間違いない。来年出すとジム自身が語っていたアルバムが今から楽しみ。


残り7枚のアルバムを、2名ずつのメンバーが選んだ。同着第四位のその7枚をずらっと並べてもいいんだけど、それをすると僕のベストアルバム候補がほとんどばれてしまうので、今日はここまでにしておこう。僕の候補がばれてしまうというのも、実はメンバー8名の中で、僕のセレクションがいちばん他の人のとかぶってしまっているからなんだ。その数なんと10枚のうち半分の5枚。他の人にとってはサプライズがなくて面白くなかったかもしれないけど、僕の趣味がこの仲間内で一番王道を走っているのだと勝手に思っておこう。

僕の他には、Tomをはじめ4枚が他の人とかぶっていたのが3名。このブログによく登場するN君が3枚かぶって、他2名が2枚かぶり。もともとグレンつながりでなかったOさんを除いた全員が誰かと少なくとも2枚以上の同じアルバムを選出してきたという、まあよくここまで皆同じようなアルバムを聴いて同じようなものを好きになっているなという、まさにつかず離れずの僕らの嗜好があらわになった。そんな似たもの同士が選んだ、自分の聴いていないアルバムを発見できるというのもまたこの会の醍醐味。


さて、今年も今日で終わり。たくさんの人にとって大変なことがあった一年だったけど、おかげさまで公私ともに充実した生活を送ることができた。2012年は大きな災害もなく、みなさん平和に過ごせますように。それでは、よいお年を。
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