2011年10月30日

Jim Boggia live in Kamakura Oct 2011 Pt. 1

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ジム・ボジア・ウィーク中日の今日(もう日付は昨日)、半年前と同じ、ジムの日本でのホームグラウンド、鎌倉カフェ・ゴーティーからはるばる帰宅。もう夜の1時半か。結構疲れたけど、明日の最終公演もあるので、今日の分は今書いてしまおう。

開場時間の40分ほど前に鎌倉駅に到着。まず軽く腹ごしらえしようと思っていたら、海鮮料理屋のおばちゃんの呼び込みに負けてしらす三昧を猛スピードで食べる羽目に。でも、さすが海沿いの町。生・釜揚げ・かき揚げのしらすが最高に美味かったな。

半年前とほぼ同じ席に着き、左右にずらっと並んだお馴染みのグレンヘッズの面々としばし歓談。今日はすごいね、満席どころか後ろの壁際の人たちは立ち見だよ。ジムがステージに行くためには、そのルートに座ってる人たちがわざわざ立ち上がって道を譲らないといけないほどの人口密度。

開演予定時刻の19時半を10分ほどまわった頃にジムが登場。さっそくギターを肩にかけようとしたらストラップが外れ、それを直すのに延々もたもたと。「ギターを弾くのは慣れてるけどこういうのにはうまくないんだ」とか。今から思えば、なんだか今日のちょっとゆるめのステージを象徴していたオープニング。

1曲目は「Nothing Wrong With Me」。会場で売っていた5月の来日時のライヴ盤でもこの曲がオープニングだね。今日買ってきてまだ聴いてないけど、楽しみ。「It's Time For 焼酎」なんて曲も入ってるね。これ今日も歌ってたな。

2曲目の「Annie Also Run」の途中で、ポール・マカートニーの「Every Night」を挟む。やっぱりこの人ポール好きだね。後半、ウクレレで「Getting Better」も弾いてたし、僕は気付かなかったけど、一緒にいたTomによると、ピアノを演奏してたときに「Flying」も歌ってたらしい。

ジムのライヴを、日本に来たときの全公演はもちろん、アメリカにも追っかけて行ってもう15回も観たというファンの方が偶然今日誕生日だったらしく、ジムが小さな花束をプレゼントし、「On Your Birthday」を捧げていた。最後にはメドレーで「Happy Birthday」を名前入りで歌ってあげてたね。最高だろうね、こんなことしてもらって。あ、その方には、ジムの追っかけで行った大阪みやげのお菓子をおすそ分けで戴いた。ありがとうございました。

さっきの「Every Night」に続く恒例のカバー大会。この日の2曲目はボブ・ディランの「Girl From The North Country」。僕は珍しい曲を演るなと思ったんだけど、彼のライヴにずっと通っている友達によると、定番なんだって。そのわりには曲を始める前のチューニングにやたら手間取ってたね。

この曲に限らずチューニングに苦労していたのは、ジムが今回自分のギターを持ってこなかったから。なんだかアメリカの空港の税関で面倒なことになるらしく、大事なギターは持ってきたくなかったからとのこと。今日使ってたギブソンはレンタルなのかな。店のかな。

「何か聴きたい曲はある?」とジム。誰も答えず、「いいんだ、わかってるよ」といじける。数曲後に「何度でも聞くよ。何か聴きたい曲は?」と負けずに言うから、「セカンドアルバムから“Once”できる?」とリクエスト。「ほら、何度もやれば通じるんだ」と嬉しそうなジム。「Once」は出だしのメロディーとかすごく好きな曲なんだけど、これまでライヴで聴いたことなかったからね。やっぱりいい曲。うれしい。

セカンドアルバムの曲順どおり、「Once」に続けて「Made Me So Happy」。これもいい曲だよね。僕はセカンドは一番最後に買ったこともあり、他の2枚に比べて印象が薄いんだけど、こうして聴いてみると結構いい曲詰まってるね。

「この曲はピアノで書いたんだけど、ピアノで演奏するのは久しぶり」と言いながら「Bubblegum 45s」を。ピアノで続けて「Let Me Believe」。「この曲は“Evan's Lament”というサブタイトルも付いてるから、どちらでもお好きな方で」と。

お客さんのリクエストで、エイミー・マンと共作した「Shine」を演奏。「エイミー・マンといえば、アメリカでは誰にも言ってないけど、さっき歌った“Let Me Believe”の歌詞の一部はマイケル・ペンのパクリなんだ」とか言ってたっけ。

第一部の最後に演った「3 Steps At A Time」は確かダウンロード・オンリーのアルバムに入ってる曲だよね。前回観たときにも演奏してたから、よっぽど好きなんだろうね。確かこの曲を始める直前に、お客さんの携帯が鳴ってしまって、ジムが咄嗟にそのメロディーに合わせてギターを弾き始める。初めて聴いたような曲に合わせて即興でソロを入れるこの人の凄さは昨日書いたばかりだけど、まさか携帯の着メロにまで合わせるなんて(笑)

第一部ではずっとミルクティーを飲んでたね。いつも一部から焼酎のお湯割りを飲みすぎて後半メロメロになるので、今日はセーブしていたらしい。一部の途中で何度も焼酎の話をしていたから、よっぽど飲みたかったんだろうね。後半では確か2回ほどお代わりしてたよ。

だめだ、1時間ぐらいで書けるかなと思ってたけど、1時間でようやく第一部のことしか書けない。なんで実際の演奏時間と同じだけかかるんだよ。もう今日はさっさとシャワーして寝よう。続きはまた明日。早起きして書こう。おやすみ。


というわけで今は日曜の朝。今日は二日酔いも隣の工事もなくすっきり。では第二部の様子を。

焼酎のお湯割りが飲めて嬉しくてしょうがないジムは始終その話ばかり。さっき書いた「It's Time For 焼酎」も確か二部だったね。30分程度のはずだった休憩時間は、ジムが焼酎を飲み始めて客と歓談したりしているもんだから、ちょっと時間超えてたかも。

「No Way Out」ではお客さんが自発的に口笛のパートを吹き始める。そして、後半のコーラスも。演奏後ジムが、「地球を半分も周ってきて、みんなが僕の曲に合わせて口笛を吹いたり歌ってくれたりするのを見ると、本当に感動するよ」って言ってたね。

再度お客さんのリクエストで歌った「8 Track」。途中のブレイクのところで、8トラックテープが無音部分に入ってズーッて音が鳴るのを口真似したり、「でもこれは70年代の話だから、聴いてる人たちは皆飛んでしまってるからそのまま聞いてるんだよ」とか話しだす。「もう今はドラッグはやってないよ」とかね。この日はこんな感じで、歌の途中とか失敗した箇所で突然話し始め、また曲に戻るなんてことが多かった気がする。それがなんだかゆるーい雰囲気を作り出していたな。ま、こういうのもたまには悪くないけど。なごやかな感じで。

再びピアノに座り、「Peter Pan」。メドレー(?)でクッキーモンスターの歌を声マネで歌いだす。「ジョン・レノンの最初の2枚のアルバムのどっちのどの曲だったか忘れたけど、静かなバラッドの途中でクッキーモンスターの声が聞こえるんだ。そんなだからジョンのことは好きなんだよね」とか言ってた。そんなの気付かなかった。聴いてみよう。

第二部の最後にウクレレ登場。スターウォーズのテーマだか何かを歌いながらケースからおごそかに取り出してたよ。「ニュージャージーはフィラデルフィアから橋を渡ったすぐ先で、本当はそのことがあまりうれしくないんだけど(NJって評判悪いのかな?)、でもニュージャージーには4つのいいことがある。ボン・ジョビはそのうちの一つではない」とか笑わせて、ボン・ジョビの曲をちょろっと歌う。

ニュージャージーといえばもちろん「Thunder Road」。何度聴いても素晴らしい指さばき。皆が歌詞を口ずさんでるのを見て嬉しそうな顔をしていたね。もちろん僕も小声で歌ったよ。

ウクレレではあとさっき書いた「Getting Better」を、「最近暇なときはウクレレの練習ばかりしてるんだ。これはまだ完全に自分のものになってないけど」と謙遜しながら、でも完璧に弾きこなしてたよ。そしてラストに、「Thunder Road」からメドレーで演らなかったのであれ?と思っていた「Over The Rainbow」を単独で。

立ち上がって一旦楽屋(?なんてないけど)に戻ろうとするけど、通路もないし時間もないのでそのままアンコールへ。ここはアンコール定番の「Several Thousand」。終わったあと「ほら、みんな電車がなくなるよ」って。でも、半分以上のお客さんは終演後ずっと残ってジムと話したりサインもらったり、ゴーティーさんのCDコレクションから何枚か買ったりしてた(僕もそれらを全部やりました)。

開演前に、持って行った「Misadventures In Stereo (The Mono Version)」のLPをジムに見せて、「わあ、こんなのよく持ってるね。アメリカでももう売ってないし、僕も持ってないんだよ」なんて話をしていたら、友達のTomも同じLPを持ってきてて、僕のちょっと前にサインをもらってた。同じことを言われてたね。

僕の順がまわってきて、「はいこれ、世界でも貴重なLPのうちの2枚目がここにあるよ」って見せたら、一番上に載せた写真のコメントを書かれた。“どうやら僕のLPは全部日本にあるみたいだ”って、これだけ後で見たら意味わからないよ(笑)。どうもこの人はサインしながら話してる話題をそのままジャケットに書く癖があるね。

このアルバムのライナーのサンクス・クレジットにスティーヴン・ラージの名前が載っていることが気になってたので訊いてみた。「このスティーヴン・ラージって、スクイーズのキーボーディストのこと?」そしたら、とっても嬉しそうな顔をして、「そう、彼のことを知ってるの? たしか5-6年前にグレンと一緒にツアーをして、そのときに知り合って、一緒にレコーディングしたことがあるんだよ」だって。バンドキャンプで入手可能な『The Abbey Road Session』というアルバムに参加しているらしい。

ついでに「スクイーズの曲何かできる? 明日歌ってよ」とリクエストするも、「うーん、スクイーズの曲難しいからなあ。一応練習してくるよ」とは言ってくれたけど、お湯割りをすでに5杯以上飲んでいる人の言うことは真に受けないのが賢明というもの。

先日横浜で観て気に入ったマット・ジ・エレクトリシャンやリゼントメンツ(その他二人が参加しているバンド)、安くなってたスクラッピー・ジャド・ニューカムのCDを、ジムのオフィシャル・ライヴ・ブートレグと一緒に購入。マットのCDってこんなに出てるんだ。これは今から散財が思いやられるぞ。

さて、今日はこれから日本ツアー最終日。ジムのことだから昨日とはがらっとセットリスト変えてくれるだろうな。昨日Tomに誘われてぶらっと来ていた友達がその場で今日のチケットを予約していたぐらい、この人のライヴは何度でも観たくなるからね。昨日買ったCDをウォークマンに落としたら、ちょっと早めに鎌倉に出かけるとしよう。


Setlist 29 October 2011 @ Kamakura Cafe Goatee

1. Nothing Wrong With Me
2. Annie Also Run ~ Every Night
3. To And Fro
4. On Your Birthday
5. Johnnie's Going Down
6. Girl From The North Country
7. Once
8. Made Me So Happy
9. Bubblegum 45s
10. Let Me Believe
11. Black And Blue
12. Shine
13. 3 Steps At A Time

14. I Realized This Afternoon While Driving To Connecticut
15. It's Time For Shochu
16. Listening To NRBQ
17. Weather
18. No Way Out
19. 8 Track
20. O/P
21. Peter Pan
22. Thunder Road
23. Getting Better
24. Over The Rainbow
25. Several Thousand
posted by . at 11:46| Comment(2) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

>さっき歌った“Let Me Believe”の歌詞の一部はマイケル・ペンのパクリなんだ」とか言ってたっけ。

ではなく、マイケル・ペンが歌詞の中の一行を書いてくれたんだけど、彼は作者クレジットを要求しなかった、というお話。

>スターウォーズのテーマだか何か

「2001年宇宙の旅」で有名なシュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」ですね。
Posted by Tadd at 2011年11月01日 13:36
■Taddさん
こんにちは。こちらでは初めましてです。

なるほど、そういうことでしたか。適当に聞いていてはダメですね。ありがとうございます。

スターウォーズではないのはわかっていたんですが、だから何かというのが思い出せなかったんです。こちらもありがとうございました。

最終日もよかったですよ。ちょっと書く時間が取れないので、次の週末にでもアップするつもりです。よろしければまたいらっしゃってください。
Posted by yas at 2011年11月01日 23:49
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