2006年07月01日

追悼 アリフ・マーディン

去る6月25日、名プロデューサー、アリフ・マーディンが亡くなられました。ジャズ〜ソウルの数々の名盤を生み出された方ですが、僕が彼の名前を意識し始めたのはスクリティ・ポリティの85年の出世作「Cupid & Psyche 85」が最初でした。

最近ではもっぱら、ノラ・ジョーンズの一連のアルバムのプロデューサーとして有名でしょうし、nekoさんお気に入りのラウル・ミドンのアルバムも手掛けられていますね。

昔は全然気にしなかったのですが、自分が中東に駐在してみてふと気になったファーストネーム。調べてみると彼はイスタンブール生まれのトルコ人だったんですね。とすると(ちょこっと異国知識をひけらかすと)彼の名は“アーリフ・マディン”がより正確な発音ですかね。まあどうでもいい話ですが。

昔は全然気にしなかったどころか、件の「Cupid & Psyche 85」に入っていた「Wood Beez (Pray Like Aretha Franklin)」という曲から、(アリサ・フランクリンのことは知っていた)僕、彼のことを女性だと思ってたんですよ(恥)。アリフ。アリサ。似てません?ま、普通カタカナ表記では「アレサ」って書きますけどね。

この後ちょっと調べて彼の業績など書こうかと思っていたのですが、思わぬアクシデントの中たどり着けたsugarmountain氏のサイト(http://ameblo.jp/sugarmountain/)を訪れてみて、そんな無謀なことをするのは諦めました。もしアリフ・マーディンに興味を持たれた方は、氏のサイトを是非ご覧ください。

白旗を揚げたところで話を戻すと、音楽を聴き始めてしばらく経つと、誰がプロデューサーだとか、誰が後ろでベースを弾いてるのか、とかが気になりだしてくるんですよね。最初の記事に頂いたコメントに、おすすめの音楽を、と言っていただいたものがありましたが、この「プロデューサーつながり」ってのは結構外れがないですよ(いや、別に突き放したわけじゃなくて、もちろんこれから僕のブログでおすすめ音楽はどんどんご紹介させてもらいますけど)。例えば、ノラ・ジョーンズのアルバムを気に入って、あ、これはこのアリフ何とかって人がプロデューサーなのね、と記憶しておくと、次に例えばCD屋さんでベット・ミドラーだのラウル・ミドンだのを見かけたときに、CDの裏ジャケットにヒントが書いてあるわけなんですよ。

誰にどういう音楽を勧めるかっていうのは結構難しい話なんですが、根底にソウルが流れている音楽、っていうのに惹かれる方であれば、彼の手掛けた作品にほぼ外れはないです。あとから振り返ってみて、僕が入門した「Cupid & Psyche 85」が彼の仕事としては異端だったと判ってしまったとしても。

お勧めその1:100人中90人ぐらいは文句なく聴ける(僕らの年代で、ってことですが)ノラ・ジョーンズの「Come Away With Me」
Come Away With Me.jpg

お勧めその2:100人中85人ぐらいに減ってしまうかも(僕は好きなんですけどね)。ちょっとカントリー風味の「Feels Like Home」
Feels Like Home.jpg

お勧めその3:実は僕もnekoさんに教えてもらったクチです。ラウル・ミドン「State Of Mind」
State Of Mind.jpg

お勧めその4:上記3つとは全然違う音楽です。でもソウルフルって意味では通じるところがあります。スクリティ・ポリティ「Cupid & Psyche 85」
Cupid & Psyche 85.jpg

アフィリエイトとかすれば便利なのかもしれませんが、別にコミッションもらうためにやってるわけじゃないし、それにやり方知らないので・・・
posted by . at 18:46| Comment(14) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あらためてTBさせていただきました
最初アリフ・マーディンで検索してたどり着いたのですが、ブログ始められたばかりだったんですね
僕はもう少しで1年になりますが、仕事が忙しかったりして最近は更新の間があいたりもしますがぼちぼちやっています。yasさんも自分のペースで楽しい記事をぼちぼち書いて下さい期待していますので
「師匠」は無しということで

こちらもブックマークさせていただきますので
今後ともよろしくお願いいたします
Posted by sugarmountain at 2006年07月01日 22:35
sugarmountain様
コメントとTBありがとうございました。僕のブログにTBが付くなんて… 今朝見つけてちょっと感動しました。

同じコメントを3回も入れて頂いたのは、多分アメブロを使っておられる方にとってはシーサーのコメントの反映の遅さは尋常でない、ということの表れなのでしょうね。すみませんでした(僕が謝る話でもないですけど)。コメントの削除の仕方をどこかで読んできて、後でダブったやつは消しておきます。
Posted by yas at 2006年07月02日 06:52
yasの兄ィ、記事ページのコメント一覧から削除の手続きは出来ますよ。
でもsugamountainさまのコメント、それぞれ微妙に違って面白いし、あきらめずに投稿して下さるsugamountainさまの誠実なお姿もうかがえて好もしいです。せっかくなんだから3つとも残しておいていいんじゃない?最後のコメントでは
>「師匠」はなしで
はなくなってるし。チャーンス!この隙にsuga師匠認定!

それから消えてしまった市蔵さまのコメントが気になるでしょうからおせっかいしておきますね。
開店祝いに出遅れたので、新着記事で1ゲットしてご挨拶を・・・というような市蔵さまらしい礼儀正しいコメントだったような・・・。
だからまた新しい記事をアップしたらそちらで1ゲットして下さるかもしれませんよ。
んん?「1ゲットでご挨拶」?? ライバル登場!
Posted by ひそそか at 2006年07月02日 11:00
うわー(うれし涙)ひそやん、ありがとうございますー。市蔵さまのこと、ずっと気になってたんですよ。返事を別の記事に書いてしまったんで、そっちを見てもらえるかどうかわからなかったし、かと言ってひそ窓を伝言板代わりに使うのも気が引けたし。

たった今、ひそやんとminiraさんに教わったやり方で「お気に入りリンク」設定しました。もちろん「ひそ窓」がトップです!
Posted by yas at 2006年07月02日 11:08
あ、それからひそやん、こちらもおせっかいですが、sugamountain様じゃなくて(大文字で書くと)SUGARMOUNTAIN様です。お砂糖の山。ニール・ヤングの歌のタイトルで、「砂糖の山で暮らしたいな/動物達がいて色とりどりの風船があって」という、永遠の子供心を唄った名曲です。ですよね、師匠(笑)
Posted by yas at 2006年07月02日 11:18
あややや〜!あかんな、老眼かな?
すがやまさんかと思っていました。
ごめんなさい、sugarmountainさま!そんなに素敵な歌詞からのHNなんですね。大変失礼致しました。
砂糖の山・・・私も暮らしたいぞ〜。
Posted by ひそそか at 2006年07月02日 13:02
すみません昨日再度TB、コメントした時にコメントが上手く反映されてないようだったので何度か書き直したのが全部残っちゃってるみたいですね。
今度から注意いたしますので、ダブりは消しといてくださいお願いいたします。
Posted by sugarmountain at 2006年07月02日 21:22
>sugarmountain様
了解しました。上記で教わったとおりやってみます(今から出張に出てしまいますので、出先の通信事情によっては削除が遅くなってしまうかもしれませんが、ご了承ください)。
Posted by yas at 2006年07月03日 06:39
ふふ。記事に名前が出てくるとちょっと照れますね。
ラウル・ミドン、教えたってほどのことではないのに・・・(照)。

ところでノラ・ジョーンズは日本でもかかりまくっていましたが、
私は女性のハスキー・ヴォイスが好きなので、かなり好みなのです。
アルバムは持っていないのですが、このおすすめは買ってみようかな、
なんて思ってしまいました。

ちなみにノラ・ジョーンズがお好きなら、シャーデーはいかがですか?
「Lovers Rock」とか。一時期我が家ではヘヴィーローテーションされていました。
Posted by neko at 2006年07月23日 02:11
>nekoさん
他にも名前の出てくる回がありますよ(^^) 探してみてください。

ノラ・ジョーンズ、全然持っていらっしゃらないんならとりあえずファースト(青いジャケットの方)がいいんじゃないでしょうか。最近は中古でも結構安く出回ってるはずですよ。

シャーデーもいいですね。僕CDでは持ってないんですが、結構すきです。ライヴのビデオを1曲だけ持ってるんですけど、見た目(歌い方)もものすごくクールですよね。最近あんまり活動してないのかな。
Posted by yas at 2006年07月24日 22:25
スクリッティ・ポリッティをこんなところで見つけてしまった! ずいぶん前に紹介されてたんですね。2個押してある丸い判子みたいなのは何ですか?
英語の日本語表記について後の記事で話題にされてますが、スクリッティ・ポリッティ、ここではスクリティ・ポリティになってますね。すみません、重箱の隅つつきに来たんじゃないんです。私は細かいことにはこだわらない性格のはずなのに。
Posted by カブ子 at 2006年11月12日 12:32
●カブ子さん
すごいなあ。こんな深いところから掘り出してくるなんて。感動ですよ。ありがとうございます。

2個押してある丸いのは、多分ハンコです。この人たち、音楽の種類もそうですけど、こういうビジュアルに関しても、その時々でかなり凝ったおしゃれなことをしています(詳しくは多分ディスクユニオンにバックナンバーが置いてある、ミュージックマガジンの10月号を立ち読みしてください)。この85年当時は、シングル盤のデザインも含めて全部こういう「ちょっとレトロな物&活字」パターンでした。最新作ジャケのちょっともさっとしたデザインは、多分今のヒゲ面に合わせているのでしょう。

グループ名表記に気づかれましたか。さすが、細かいことにこだわるカブ子さんですね。最近の記事を書いたときに説明しようかとも思ったのですが、なんとなく面倒だしどうせ誰も気づかないと思ったので、つい端折ってしまったのです。

これはですね、外人名のカタカナ表記で小さい「ッ」が入るとどうもカタカナ読みっぽくなってしまうという僕の思い込みがありまして(件の記事で例に挙げているポール・マッカートニーなどがそうですね)、このグループの名前も以前はそう表記していたのですが、先日買った3枚目の「White Bread Black Beer」に付属していたDVDを観てみると、そこでグリーン自身が「スクリッティ・ポリッティ」っぽく発音していたのです。なのでその7月3日の記事ではデタラメ書いてしまったことになるのですが、とにかくそういう訳で変更するに至ったということです。
Posted by yas at 2006年11月12日 18:52
実をいうと、昨日Meganeがたまたまうちの前に路駐してたんですよ。そのことを書いてやれと思って堀りにきたんです(スゲーくだらんですね・笑)。そしたら途中でスクリティ・ポリティを発見。これには私も感動しました。

グリーンさん自身の発音を聞いて「ッ」を入れられたなんて、そんな大事なことを端折ってしまったんですか。いつもの長い記事にもそんなように端折った部分が多くあるんでしょうね。もったいないです。

Posted by カブ子 at 2006年11月13日 00:20
●カブ子さん
Meganeはやっぱり日本発売の前にちゃんとリサーチしなかったのでしょうかね。それだけのコメントでなく、偶然新しい記事と同じジャケを見つけていただいて、ほっとしています(笑)

語られなかった言葉というのは、いつも大事に思えてしまうものです。もったいないけれども、そういうものなのです。
Posted by yas at 2006年11月13日 18:23
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Excerpt: グラム・パーソンズの記事に江戸門弾鉄さんからいただいたコメントで アリフ・マーディンの死を知りました 先の日曜日に膵がんで74歳の生涯を閉じたようです アリフの仕事についてはある程度知ってる..
Weblog: 鳥肌音楽 Chicken Skin Music
Tracked: 2006-07-01 22:29