2010年03月28日

雨の休日に

今日は友達に教えてもらったCD屋さんの話。

雨と休日という不思議な名前をもったそのお店、「穏やかな音楽ばかりを集めたセレクトCDショップ」というコンセプトのもと、“爽やかな朝に”とか“読書に音楽は要りますか”とか“大人も聴けるこども音楽”とか、そういうテーマでいろんな種類のCDを売っている。

キャロル・キングとかブライアン・イーノとかキース・ジャレットとかの誰でも名前を知っているようなのから、うちのブログに来てくださっている人なら大抵わかるだろうというイノセンス・ミッションとかキングス・オヴ・コンヴィニエンスとかもあれば、僕でもほとんど名前も聞いたことのないような人たちのまで。クラシックも沢山あるね。“みんなクラシックを聴きたがっている”というそのまんまのテーマもある。

いろんなアルバムから少しずつ、45秒ずつ試聴できるようになっているのがありがたい。きれいなジャケと解説をたよりにいろいろ試し聴きしてみるのが楽しいよ。中には僕にはちょっと甘すぎて受け付けないものもあるけど、気に入ったのは何度も聴いてしまう。

実店舗が西荻窪にあるそうで、なんでも雨の日に来店して何か買っていくと、次回5%割引してくれるんだそうだ。偶然だけど、実店舗のCDラックの写真、僕がちょっと前に書いたフリカ(flica)のCDが2枚写っているね。なんだか、友達の家に初めて遊びに行って自分と同じコレクションを見つけたみたいで、ちょっとうれしい。西荻窪か。うちからだとそんなに遠いわけじゃないから、今度行ってみようかな。わざわざ雨の日に足を運ぶのは億劫だけど。


3月が眠る.jpg 『3月が眠る』 Paniyolo

そこで買った一枚。パニヨロって読むのかな。高坂宗輝というギタリストのアクースティック・ソロ・アルバム。ギター以外の音もちょっとだけ入ってるけど。曲によっては、ちょっとペンギン・カフェ・オーケストラっぽくもある。

昨日暖かかったのに今日はまたうんと寒いなんていうのが交互に来たり、もう半分ぐらい桜が咲いているのに風が冷たくてコートの前を閉じないと歩けないとか、そういう春なんだか冬なんだかよくわからない今日この頃の気候をうまく表した音。あくまでもBGM以上のものではないんだけど、朝の通勤電車でウォークマンに入れたこれをつい聴いてしまったら、もののみごとに会社に行く気分が失せてしまったぐらいの威力はある(笑)

このアルバム、このお店での先行限定販売ということで、きれいなポストカードが2枚付いてきたよ(今はもうポストカードは終了したらしい)。4月からはSchole Recordsのショップでも販売されるらしいけど、どちらにしてもあまり簡単に入手できるというわけではない。さっきの雨と休日のサイトで6曲とも全部試聴できるから、気になる人はどうぞ。


春待ち.jpg 『rain and holidays vol.1 春待ち』

こちらももう在庫は切れてしまったようだけど、僕が買ったときにはまだこの一周年記念サンプラーCD-Rがおまけで付いてきた。『春待ち』というタイトルがしっくりくる、さっきの『3月が眠る』と同じ色合いを持ったアルバム。聴いてるとなんだかまどろんでくる。決して悪い意味じゃなくてね。こういうのもらってしまうと、気に入ったのをどんどん買いたくなってしまうんだよね。まあ、それが目的でこういうサンプラーを配っているんだろうけど。

こういう音楽の性質上、何枚ものCDをどんどん買い込んでいくというような感じじゃないけれど、なんだかついサイトを見てしまい、わりと頻繁にアップされる新譜をこまめにチェックしてしまうよ。こういう良質なお店は応援してあげたくなるね。やっぱり次の休日に雨が降ったら、出かけてみようかな。
posted by . at 16:53| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読書中に音楽は聴かない派ですが昼寝のシアワセもかっこいい女性も好きです。あ、後者の特集はもう終わっているのか。「day」とか「rain」とかのカテゴリー分けがユニークで、紹介しているものから季節を感じられるのが素敵です。試食も立ち読みも大好きなのでいくつか試聴しましたが、BGMにしておくにはもったいない音楽がたくさん聴けました。

こういうお店を知っていると休日に雨が降っても楽しいですね。暴風雨の場合は新人アナウンサーのようにカッパと長靴を履いて出かけてください。
Posted by ひより at 2010年03月30日 22:46
思わず名前買いしたくなるショップ名ですね〜。試しに全くのヤマカン無作為抽出で、THE YOUNG GROUPってのを試聴してみたら、なかなかイイ感じ♪
しか〜も!そこのオススメに出てきたのがSibylle Baierじゃありませんか〜!!以前アマゾンでジャケ買いして、本来は女性ボーカルはそんなに好きじゃない私も、温かく深みのあるスモーキーヴォイスにすっかり魅了された1枚だったんですよね。
ウンウン、これはイケそう〜!今度じっくり腰を据えて、いろいろ探してみたいな♪
北海道もそろそろ雪から雨に変わる季節だし、ちょうどイイですね。
Posted by クロム at 2010年03月31日 18:41
■ひよりさん
早々とコメントを頂いたのに、シカトしてその後二つも記事ばかり書いてしまいました。ごめんねごめんね〜(U字ヱ事風)。

いろいろ聴いて頂きましたか。ひよりさんはクラシックにも造詣が深いようですから、僕の知らないようなのも沢山ご存知だったのでは。

先日またこの店絡みで(失礼ながらこの店からではないのですが)Akira Kosemuraという人の『Poraloid Piano』というのを入手したのですが、これなら読書中にも全然ジャマになりません。おまけにピアノ主体ですので、もしかしたらひよりさんにもお気に召していただけるかもしれません。気が向いたら是非読書中にぽちっとしてみてください(マサさん風)。

暴風雨の日にこの店に出かけた際には、紙ジャケものは買わないように心がけます。ジャケがぐにゃぐにゃになります故。

第二の人生、いいですね。考えておきます。


■クロムさん
The Young Group、実は僕も偶然このお店を知る前から一枚持っていたのです。『14』というやつです。しばらく聴いていませんが、これも何かの縁ですので、ちょっと後で聞きなおしてみましょう。このジャケ絵、なんとなくクロムさん風ですね。というか、ミー五郎さん風ですか。

Sibylle Baier、僕も試聴して気になっていたところです。ジャケットもいいですね。その人絡みでお勧めされるThe Handというのも気になります。という訳で、欲しい物が次々と数珠繋ぎになってしまうフトコロに悪い店です(笑)

ところで、貴ブログのコメント欄でお願いされていた件ですが、残念ながら先日のKL出張は1泊3日の強行軍で、CD屋どころかオフィスとホテルとバクテー屋以外に一切足を踏み入れる時間もありませんでした。申し訳ないです。またそのうち行きますので、待っててください。
Posted by yas at 2010年04月10日 22:06
面白い名前のCD屋さんですね。「雨」も「休日」も怠け心をくすぐる好きな単語です。
シチュエーションでCDを選ぶというのも、普段手に取らないようなものに出会えそうでいいです。私もヤマカン無作為抽出で“The Innocence Mission”というのを試聴してみたら、かなり気に入りました。ムーミンの音楽をぜひグリンちゃんにと思ったのですが(フィリフヨンカの歌もあるではありませんか)、現地でも品切れとはがっかり。

西荻は3番目か4番目ぐらいによく利用する駅なので、一度リアルショップに寄ってみたくなりました。でも「雨」と「休日」が重なると怠け心がむくむくと刺激されるので、5%の割引券はもらえそうにありません。
西荻のお土産は高架下マイロード街にある「味甘」のかりんとうまんじゅうが安くておいしくておすすめです。
Posted by にんじん at 2010年04月10日 23:25
■にんじんさん
記事中に「うちのブログに来てくださっている人なら大抵わかるだろうというイノセンス・ミッションとかキングス・オヴ・コンヴィニエンスとかもあれば」とわざわざ書いたのに、あえて無作為抽出でそれを選んだのですね。そういえばイノセンス・ミッションはこのブログでは名前ぐらいしか出したことがなかったです。知らなくても無理はないですね。キングス・オヴ・コンヴィニエンスについては今日時点での最新記事をご参照ください。

ムーミンのは僕も気になりましたが、もうずっと品切れ中なのです。やっぱり現地のムーミン谷ではCDの生産もおぼつかないのでしょうか。

西荻の駅をそんなに頻繁にご利用でしたか。ではそのうち例のものをお渡しする際に、西荻で待ち合わせましょうか。晴れの平日でも構いません。帰りにかりんとうまんじゅうを買って帰ることにします。

>血も涙もない出張
来週の出張は5泊7日。しかも日本に帰ってくるのが日曜の夕方6時というものです。血も涙もそれ以外の液体も全部ないような気がします。
Posted by yas at 2010年04月11日 01:04
>わざわざ書いたのに、あえて
え? あれ? どひゃー、これはシツレイしました。決して記事をナナメに読んでいるとか、目についた記事だけ無作為抽出で読んでいるとかではなく(いやほんとに)、単なる天然なのでご容赦を。
おわびにキングズ・オブ・コンヴィニエンスの記事は隅から隅までもれなく読むことにします。
でもイノセンス・ミッションはほんとになかなかよかったので、買ってみようかと。

ムーミン谷のCD制作はきっと家内制手工業的に営まれているに違いあるませんね。

血も涙も体液もない出張、がんばってください。
Posted by にんじん at 2010年04月11日 11:43
■にんじんさん
血も涙も体液もない出張中です。ちょっと時間ができたので、またあまりコメントを溜めこまないうちにささっと返事しておきます。

イノセンス・ミッションお気に入りですか。では是非お買い上げのうえ聴いてみてください。この人たちジャケットもいつもおしゃれです。

KOCの記事は適当にナナメ読みしてくだされば結構ですよ。どうせいつもの通りろくなことは書いてありませんから。

>家内制手工業
ムーミンが自分で作ったCDならちょっとプレミアム付きでも買ってみたいですね。ニョロニョロは作るのが下手そうです。
Posted by yas at 2010年04月14日 17:52
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