2009年06月14日

11 All-Time Lowes - Nick Lowe

どうも癖になるこの企画。1月31日5月17日に自分の持っているスクイーズとグレン・ティルブルックのシングル盤の棚卸しをしてみたら、同じシングル箱に入っている他のアーティストのものも気になってきた。ちょうど5月24日の記事に思いのたけを半分程度の分量に絞って書き綴って以来、自分内でにわかに再燃していたニック・ロウ関連のシングル盤を並べてみることにした。大丈夫、スクイーズほど多くないから、安心して読み進んで。


BCRBOWIHTP.JPG BCRBOWIHTP_BW.JPG

1. Bay City Rollers We Love You - Tartan Horde
2. Bowi
3. Halfway To Paradise


まずは、ブリンズリー・シュウォーツ解散後の小遣い稼ぎ(?)、タータン・ホードの変名で出したベイ・シティ・ローラーズ賛歌。見てのとおり「憧れのベイ・シティ・ローラーズ」という邦題のついた、かなり適当な作りのジャケの日本盤。この後にもう一枚「愛しのベイ・シティ・ローラーズ・ショー(Rollers Show)」というのも出てるけど、僕はそれを探しているうちに両面とも『The Wilderness Years』という編集盤CDに収められたので、同じく適当なジャケのそれはもういらなくなった。

僕の持っている方のB面は「Rollers Theme (Instrumental)」というタイトルで、CD未収録。とはいえ、単なるA面のインスト版。解説には「又B面はカラオケになっているのであなたの作ったローラーズ賛歌を歌ってみるのもおもしろいでしょう」とか書いてあるけど、これ最近のJポップのマキシシングルのカップリングみたいなカラオケ用のバックトラックじゃなくて、ちゃんと歌メロがシンセでヒョロヒョロと入っているので、いざカラオケに使おうとすると(しないけど)いまいち歌いにくい。

2はこのブログにジャケを載せたこともあったはず。デイヴィッド・ボウイ(David Bowie)が77年に『Low』というタイトルのアルバムを出したことへの(一方的な)返答。ちゃんとロゴの字面も同じにしてあるところが律儀。A面がLive、B面がDeadと名付けられているけれど、特にA面がライヴ録音というわけでもなく、B面が死ぬほど退屈なわけでもない。収録4曲中、「Marie Provost」は翌年のファーストアルバム『Jesus Of Cool』に再録。他3曲は先述の『The Wilderness Years』でCD化。中でも特に「Endless Sleep」はその後のベスト盤に何度も収められるほどの人気曲。確かにこのしっとり感、今のニックの芸風に通じるところがあるかも。CDで聴けるようになったのは嬉しいけど、僕が買ったときから既にバチバチとノイズが入っていたこのEPで聴くのも、どういうわけかやけに気持ちが落ち着いてしまって、また格別。

いかん、このままだと全曲解説(というか、単なる無駄口)になってしまう。とっとと次に移ろう。3のジャケ付きはもしかしたらちょっと珍しいかな。と思って調べてみたら、Nick Lowe Top 30 Rarities!リストの24位に入ってた。そこに書いてあるとおり、クリア・イエロー盤。ほら。

Halfway.JPG

さらにレアかも、と思うのは、僕の持っているこの盤、「Halfway To Paradise」をかけるとB面の「I Don't Want The Night To End」がかかり、「I Don't〜」をかけると「Halfway〜」がかかる。つまり、レーベルがAB面逆に貼られている。このミスプレス盤って何枚ぐらい出回ってるんだろう。オークションとかで売ると結構な額になるかも。売らないけど。


LHEBMHH.JPG LHEBMHH_BW.JPG

4. Little Hitler
5. Sing The Everly Brothers - Nick Lowe & Dave Edmunds
6. My Heart Hurts


『Jesus Of Cool』からのセカンド・シングルだった4は、その曲自体は既に『16 All-Time Lowes』に入っていたけど、僕がこれを買った目的はB面の「Cruel To Be Kind」のオリジナル・ヴァージョン。ブリンズリー時代から演っていたスピーディーなスタイルで、実はラジオでこっちのかっこいいヴァージョンを先に聴いていた僕は、後にヒットする方のヴァージョンがやけにもっさり感じられてしまっていて、ずっとこのシングルを探していたんだ(もう20年以上も前の話だけど)。

表ジャケの「Little Hitler」というタイトル下に小さく書いてある「Actual Size」というのがどういうギャグなのかよくわからないけど、この当時のニックのレコードのジャケはどれもこれもコレクター心をそそるいかしたデザイン。このシングルに関して言うと、曲自体もB面がお気に入りだけど、ジャケットのデザインもB面のこの写真がすごくいいと思う。

Cruel.JPG

5のジャケには見覚えがある人が多いだろう。yascd010の3曲目といえば、このブログを昔から読んでくださっている方ならピンとくるはず。そこに書いたとおり、ロックパイルの『Seconds Of Pleasure』の初回盤に付いていたおまけシングル。同じyascd絡みでいうなら、004の2分担当だったロックパイルの「Now And Always」はモロにエヴァリー・ブラザーズ風(004の記事にもそう書いたね。同じことばかり書くブログ)。きっと、アルバムに入れたその曲の種明かしのつもりで、このシングルをおまけにつけたんだろうね。

僕の持っているこの盤は、残念ながらアルバムのおまけについていたものではなく、85年にドイツのライン・レコード(Line Records)から再発されたもの。ラインからの再発盤といえば、知ってる人は思い当たるはず。そう、カラー・ヴィニール。これは白。

Sing Everly Bros.JPG

今日紹介する中では、6が一番聴き応えがあるかも。82年の『Nick The Knife』からのシングルカットで、ゲイトフォールドのジャケに入った4曲入り2枚組。うち3曲はライヴ。タイトル曲自体は後になっても(マニアックな選曲の)『Nicks Knack』や(66曲詰め込みましたという)『The Doings』あたりのコアなベスト盤にしか収録されないような程度の曲なんで、一応儀式のようにさらっと聴いて、続く3面に1曲づつ収められたライヴが本当のお楽しみ。「Pet You And Hold You」、「Cracking Up」と、ニックのレパートリーでは黒っぽい曲が続き、締めは「What's So Funny About Peace, Love & Understanding」。ギターにマーティン・ベルモント、ドラムにボビー・アーウィン、キーボードにポール・キャラックという強力な布陣のヒズ・ノイズ・トゥ・ゴーの演奏で、このスタイルの「Peace, Love & Understanding」がライヴで聴けるのが嬉しい。

UKツアー前に出た盤らしく、裏ジャケにツアー日程が書いてあるんだけど、4月29・30日、5月1・2・3・5・6・7・8・10・11・12・13・14・15・16・17日って、凄いハードスケジュール。この3週間弱で、5月4日と9日だけしか休みないよ。しかも4/29のリーズから5/17のロンドンまで、全日程それぞれ別の都市。


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7. Ragin' Eyes
8. Baby It's You


12インチ盤の時代に入って、83年の『The Abominable Showman』からのシングルカット、女の子の目からビームが出るPVでお馴染みの曲(笑)。B面は同アルバムから、ニックにしては珍しい(「Heart」に続く)レゲエ曲「Cool Reaction」が2ヴァージョン。最初がインストというかダブ・ヴァージョンで、二つ目がアルバム・ヴァージョン。ややこしいのが、裏ジャケ表記ではこれらがそれぞれ「Commercial Version」「Non Commercial Version」となっているんだけど、それがレコードのレーベル部分には「Irregular Version」「Regular Version」と書かれていること。呼び方ぐらい統一してくれ。さっきのレア盤リストを見てて驚いたのが、これが20位にランクインしていること。UK盤XX31T。うん、間違いない。そんなにレアだったんだね、これ。

8は日本盤。84年の『Nick Lowe And His Cowboy Outfit』からのシングルカットだった「L.A.F.S.」をムリヤリB面にし、そのB面曲だった「(Hey Big Mouth) Stand Up And Say That」と「Baby It's You」をA面に持ってきた上で、その順番も換えて、「Baby It's You」をシングル表題曲にしたというもの。というのも、これがエルヴィス・コステロとのデュエットで、当時そこそこ売れていたコステロ人気にあやかろうとしたんだろう。

ほのぼのとしたそのデュエット自体は悪くはないものの、曲としてはやっぱり僕は本来のA面だった「L.A.F.S.」が大好き。アルバム中この曲のみをプロデュースしたコステロの趣味が炸裂した(彼の多彩な趣味の中でも、ニュー・オーリンズ/アラン・トゥーサン方面)、はじけんばかりのホーンとニックの柔らかなヴォーカルの調和が心地良い佳曲。

ちなみにこの盤、どういうわけか12インチなのに33回転で、せっかくのフォーマットを全然活かしきってない勿体無い作り。もの凄く厳密なことを言うと、同じ33回転でもB面のラストに入っていた「L.A.F.S.」を盤の一番外周の長い溝で聴けるので、多少は音がよくなってるんだろうけど、どうせなら45回転にしてほしかったよね。見た目にもほら、30センチのレコード盤のほとんどが無音部分。

L.A.F.S..JPG


さて、最後は90年代以降。CDになってからのコレクション。

NLCDS.JPG NLCDS_BW.JPG

9. Solar Sex Panel - Little Village
10. Live! On The Battlefield
11. Poor Side Of Town


こないだから何度か続けざまにこのブログに名前が出ているスーパーグループ、リトル・ヴィレッジのシングル盤9を入れておこう。ジョン・ハイアットの『Bring The Family』を作った勢いでグループを結成したはいいけど、きっとアルバムを作ってツアーに出たところでジョンがわがまま言い出して、ライ・クーダーと合わなくなって、そのまま自然消滅というのが結末だったんだろうね。残念ながら期待していたアルバムはイマイチの出来で、きっとメンバー4人の誰もがそれほどポジティヴに思い出したくない思い出なんだろうけど、まあ事実としてこういうこともあった、と。

アルバムの作曲クレジットが4人一緒になっているので、クレジットを見ているだけじゃどの曲を誰が書いたのかわかりづらいんだけど、ジョンがリード・ヴォーカルを取るこのタイトル曲はあからさまに彼の曲。そして、アルバム未収録の2曲目「Do With Me What You Want To Do」は誰が聴いてもニックの曲。もちろんヴォーカルも彼。ちなみにこれもアルバム未収録の3曲目「Haunted House」ではライがヴォーカルを取っている。喧嘩しないようにバランス考えたのかな。

それにしてもこのリトル・ヴィレッジのアルバム、この未収録の「Do With Me What You Want To Do」だけじゃなく、「Do You Want My Job」、「Don't Go Away Mad」、「Don't Think About Her When You're Trying To Drive」、「Don't Bug Me When I'm Working」と、やたらDoだのDon'tだので始まるタイトルの曲ばかり。そんな自己主張ばかりしてるからすぐ喧嘩するんだよ。

5曲入りの10をシングル盤と捉えていいのかどうかわからないけど、せっかくなので一緒にリストに入れておこう。94年のインポシブル・バーズ・ツアーの後で出たんだよね。『The Impossible Bird』からのタイトル曲に、そのツアーからのライヴ録音が3曲(うち、「36 Inches High」は中野サンプラザでの録音。僕が行ったのはクアトロだったんだよね。悔しい)。そして5曲目が、アーサー・アレキサンダー(Arthur Alexander)のトリビュート盤『Adios Amigo』から。

ちなみにこのトリビュート盤、ニック以外にも、ロジャー・マッギン、エルヴィス・コステロ、ロバート・プラント、グレアム・パーカー、マーク・ノフラー、フランク・ブラック、マーシャル・クレンショウ、ゲイリー・US・ボンズ、ダン・ペン等々、僕的にはかなりツボに入る面々が参加していて、この手のトリビュート盤では同じくグレアム・パーカーやフランク・ブラック、デイヴ・エドモンズからスミザリーンズ、トム・ヴァーレインまで参加したオーティス・ブラックウェルのトリビュート盤『Brace Yourself!』と並んでの愛聴盤。

放っておくとどんどん話が脱線するね。まあ、もう余程物好きな人でもない限りこんなところまでは読んでないだろうからいいんだけどね。あと1枚だから付き合ってね。

01年の『The Convincer』からのシングルカット11が、僕の持っているニックのシングルでは最新盤。あのアルバムからは他にも「Lately I've Let Things Slide」がシングルカットされているのは知ってるんだけど、まあそれはまた機会があれば手に入れよう。

もうすっかり落ち着きモードの『The Convincer』からのシングルカットらしく、カップリングの3曲も同じく大人の雰囲気。3曲目の「Different Kind Of Blue」だけがニックの自作曲。どの曲も、『The Convincer』やその前後のアルバムに入っていてもおかしくないぐらいの出来。


というわけで、全11枚。なんだか、もっと沢山持ってるような気が自分ではしてたんだけどな。きっと、91年という比較的早い時期に、それまでのアルバム未収録曲を網羅した『The Wilderness Years』というCDが出てしまったから、その時点でシングル盤をちまちま集める気持ちが失せてしまったんだろうね。まあ、もともとあんまりシングルのB面に未発表曲やらライヴ録音やら沢山入れるようなコレクター泣かせの人でもなかったし。

とはいえ、さっきのレア盤リストとか見てたら、なんだかあれこれ欲しくなってきてしまった。困ったな、これは。これで本当に来日でも決まってしまったら、その勢いでまたオークションで散財してしまいそうな雰囲気。


<6月21日追記>

シングル箱。
Single Bako.JPG
posted by . at 20:21| Comment(16) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シングル箱というのがあるんですね。

ベイ・シティ・ローラーズは私が高校生のとき全盛期で、「きゃあ、エリック〜」とか「イアンは私のものよ」と言う子が周りにいました。
タータン・ホード――映画の〈ロブ・ロイ〉とか〈ブレイブ・ハート〉の戦闘シーンを連想しました。

ミスプレス盤大事にしてください。

4月29日から5月17日までのUKツァーはどんな都市を回ったのでしょう? 地図でたどってみたいです。

>30センチのレコード盤のほとんどが無音部分
ほら見てと言われても…

>レア盤リストを見て
中毒者がそんなものを見てはいけません。
Posted by Luna at 2009年06月15日 10:23
「安心して読み進んで」なのに「余程物好きな人でもない限りこんなところまでは読んでないだろうから」とは! これは新手の安心安心詐欺なのでしょうか。

ライヴスケジュール、労働基準法に触れそうなほどのハードスケジュールですね。イギリスの労基法については詳しくありませんが。

>コステロの趣味が炸裂したはじけんばかりのホーンとニックの柔らかなヴォーカル
これがめっちゃ聴いてみたいです!
Posted by ひより at 2009年06月17日 22:51
ヨロヨロしますたが、ちゃんと、あ、ちゃぁぁぁ〜〜んと、読んだわいな〜あ〜。と、歌舞伎ならここで片手をぐっと突き出しつつ、ガニ股ケンケンでズイズイ迫ってるところです。

>ちゃんと歌メロがシンセでヒョロヒョロと入っているので

市場でかかってるような、歌のない歌謡曲みたいな感じを想像しました。
後半トリビューと盤のとこは知らない名前がいっぱいすぎて、いっこいっこ動画を見る気も挫けてしまいましたが、30センチのレコード盤のほとんどが無音部分と言うのは、目視で確認できますた。また、ソファーが白の革貼りで小粋だと思いましたね。
Posted by 青グリン at 2009年06月19日 22:48
「憧れのベイ・シティ・ローラーズ」
ウチにもあったなぁ(つうか、元ローラー・マニアの嫁のモノですが)と、さっき久々に聴いてみました。
良い曲ですよねぇ。
ドラム叩いてるの、ダムドのラット・スキャビーズだという噂を聞いたことありますが、どうなんでしょう?
確かにニック・ロウのプロデュースで1st作ってますが、時期がもう少し後だし・・・。
ご存知ですか?
Posted by LA MOSCA at 2009年06月20日 22:40
■Lunaさん
>シングル箱というのがあるんですね
はい、写真を載せました。ご覧のとおり、フタ付きでホコリを防げる上に、車輪まで付いているので、呼べば寄ってきます。

ルナさんはベイ・シティ・ローラーズ世代でしたか。「イアンは私のものよ」と言われても、イアン自身はきっとそうは思っていなかったことでしょう。タータン・ホードというのは、そういう意味だったんですね。

>ミスプレス盤大事にしてください
はい、きっと次に聴くときにはこれがミスプレス盤だったということは忘れて、また違う面をかけてしまいそうですが。

>4月29日から5月17日までのUKツァーはどんな都市を回ったのでしょう? 

では転載しますよ。

April 29 Leeds Polytechnic
April 30 Sheffield Polytechnic
May 1 Durham University
May 2 Glasgow Night Moves
May 3 Edinburgh Coasters
May 5 Nottingham Rock City
May 6 Warwick University
May 7 Manchester University
May 8 Loughborough University
May 10 Chippenham Gold Diggers
May 11 Cardiff Top Rank
May 12 Birmingham Locarno
May 13 Guildford Civic Hall
May 14 Uxbridge Brunel University
May 15 St Albans City Hall
May 16 Norwich University
May 17 Hammersmith Palais

>地図でたどってみたいです。
よろしくお願いします。

>ほら見てと言われても…
ちゃんと拡大して見てみましたか?普通のLPの1曲目ぐらいの場所にはちゃんと溝があるけど、それより内側は全部つるつるでしょう?

>中毒者がそんなものを見てはいけません
早速先週一枚買ってしまいました。でも昔から有名なレア盤のわりにかなり格安で入手できたので嬉しいです。


■ひよりさん
>これは新手の安心安心詐欺なのでしょうか
ひっかかって頂いたようでなによりです。実際のオレオレ詐欺には注意してくださいね。もっとも、ひよりさんのお子様が「俺」とか言って電話してきたら、ひっかかろうとしてもひっかかれるものではないですけど。

ライヴスケジュール、上に書いたとおりですが、ほとんどが大学での公演ですね。学祭シーズンだったのでしょうか。そういえば僕が大学生だった時の学祭には、シーナ&ロケッツが来ました。確か次の年は大江千里だったと思います。ただでさえ長いコメント返しがまったく関係ない話に発展していますが。

>これがめっちゃ聴いてみたいです!
なんとかしてあげてもいいですが、それより5月24日の記事で半分けなし気味に書いた新しいベスト盤『Quiet Please...』を聴いてみるというのもいいかもしれません。何度もベスト盤を買ってる者にはあまり有難味のないベストですが、初心者向けには最適だと思いますよ。「L.A.F.S.」も入ってるし。

>せっかくなのでヒョロヒョロでカラオケも歌ってください
もちろん家では歌ってますよ。カラオケ屋に行ってもないので、せっかくの練習の成果をお聞かせできないのが残念です。


■青グリンさん
歌舞伎役者になってまで読み通して頂いて、ありがとうございます。いつもながらヨロヨロさせてしまい、恐縮です。

>市場でかかってるような、歌のない歌謡曲みたいな感じを想像しました
おおむねそんな感じです。

トリビュート盤のところの名前は律儀に全部チェックされなくても結構ですよ。念のために、エルヴィス・コステロやデイヴ・エドモンズはyascdに何度か登場していますし、グレアム・パーカーは以前一度記事を書きました。マーク・ノフラーとゲイリー・US・ボンズもyascdに一回ずつ出てきたことがありますので、興味があれば探してみてください。その他の人たちは確かうちのブログには初登場です。

>30センチのレコード盤のほとんどが無音部分と言うのは、目視で確認できますた
なんと、まだまだおかんの域には達しておられませんね。そんなことではいけません。

>ソファーが白の革貼りで小粋だと思いましたね
>白いレコード、かっこいいですね
白っぽいのが好きなんですね。


■LA MOSCAさん
おお、この記事でLA MOSCAさんが来てくださるとは。しかも、ベイ・シティ・ローラーズ絡み(笑)。いや、本当にいい曲ですよね。

ご質問を受けて、ちょっと時代考証をしてみました。

まず、ブリンズリー・シュウォーツ解散後、リバティー/UAとの契約を解消させようと75年に変名で発表したのがこの曲。それが何の間違いか日本で局地的ヒットになってしまったために契約解消はされず、追い討ちをかけるために今度はザ・ディスコ・ブラザーズの変名で出した76年の「Let's Go To The Disco」でめでたく(?)契約抹消。その後、タータン・ホード名義でアルバムを作ろうとして書いた曲をまずシングルとしてリリースしたのが、77年の「Rollers Show」という順序。

一方、ダムドが最初のシングル「New Rose」を出したのが76年、アルバム『Damned Damned Damned』がその翌年のリリース。どちらもニックのプロデュースですね。ただ、おっしゃるとおり、75年となるとダムドは結成すらしていませんから、仮にラットが例の曲でドラムを叩いていたとしても、おそらくダムドのドラマーとしてではなく、後にスティッフレーベルを設立することになるジェイク・リヴィエラの知り合いのドラマーとして呼ばれたとかいうことではないでしょうか(この部分は完全に僕の想像ですが)。

ニックの『The Wilderness Years』のライナーによると、「Let's Go To The Disco」のドラマーは後のロックパイル仲間テリー・ウイリアムズ、「Rollers Show」のドラマーはクローヴァーのミッキー・シャインですから、この当時はプロジェクト毎にその都度メンバーをかき集めていた感がありますね。

ちなみに僕も調べているうちに、初期タータン・ホード(75年)のメンバーは、ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズ、ラット・スキャビーズという記述に当たりました。ダムドのファンジンにそう書いてあるそうですね。

長々と書いたわりに結局回答がなく、失礼しました。
Posted by yas at 2009年06月21日 15:15
ukツァー、単純に北から南へ下りてきたわけではないのですね。
5月8日の町は、始めて聞く地名でした。15日のホールも知りません。

レコードの溝がない部分、拡大して自然光のもとで確認しました。ふぅ〜。

「呼べば寄ってくる」シングル箱、いいですね。
Posted by Luna at 2009年06月22日 20:38
ご丁寧なご回答、ありがとうございます。
そうか、あながちデマでもなさそうですね。
しかし、凄い情報量ですね、yasさん。

ちなみにウチの嫁、小6だか中1で茨城から武道館まで観に行った筋金入りのローラーマニアです。
俺も好きですけどね、ローラーズ。
Posted by LA MOSCA at 2009年06月22日 21:02
ご存じとは思いますが、11月にNickが、Ry Cooder と来日!東京、大阪で5公演。半分リトル・ヴィレッジですね。
Posted by skywhale at 2009年06月27日 00:57
楽しく拝見しました。
小生もSqueeze,NickLowe,Costello好きのおっちゃんです。

なんか見慣れた(けれども一般的でない)レコードがwebで紹介されていると妙な感じがしますねぇ。

私の世代は今のようにネットオークションもなく、ただただ世界各地のレコ屋を回り、GoldmineやRecordCollectorなどの雑誌の広告を調べ、国際電話でMailOrderをしていたものです。
ようやくFAXを付けた時、なんて便利なものなんだと思ったのも懐かしい思い出です。

しかしそうやって苦労して集めたブツは一枚一枚にStoryがあり、なかなかに味わい深いものがあります。今のようにポチれば勝手に届くのとは一味違います(といいながら今はお世話になってますけど^^;)。

やれやれ・・・年寄りの戯れ言。

本題です。NickLowe Top30 Rarelity。
個人的な意見として言わせてもらえば、
これはあんまり実情を反映していないように思われますねぇ。
リストアップされていないレア盤がまだまだたくさんありますし。

あとHalfway To Paradiseのミスプレス、
残念ながらあまり価値はないと思います。
割とよくあるんですよ。こういうの。
ひどいのになるとB面が全然別のバンドの曲だったり。
そもそも、この手のアイテムは今やスリーブデザインの違いのみに意味があるため、入手しても実際に針を落とすことはまずありませんからね。

私は主として未発表音源、プロモ盤、ラジオショー、スリーブ違いのレコードなどを中心にポスターやプロモキットまで幅広く集めています。
どうかレコードだけでなくこのあたりのSqueezeやNickLoweアイテムもヒマがあれば触れてやってください。

ではでは。

Posted by ラパンナジール at 2009年06月27日 20:27
■Lunaさん
僕も何故こんなギザギザした行程だったのかわかりませんが、先日のコメントに書いたとおり学園祭ツアーだとしたら、自分達だけの都合で日程を決められなかったのも無理はないと思いました。

>5月8日の町は、始めて聞く地名でした。15日のホールも知りません
それ以外はわかったんですね。すごいなあ。

>拡大して自然光のもとで確認しました
自然光のもとにパソコンを持っていったんですか?それはお疲れ様でした。何故か、デスクトップにCRTモニターのでっかいパソコンを抱えて庭に出て行くルナさんが目に浮かびました。コンセント抜けなかったですか。

>「呼べば寄ってくる」シングル箱、いいですね
この箱にちょうどいい量のシングルを持っていたのですが、また最近7インチを買い始めてしまったので、どんどん窮屈になってきてしまいました。もう一匹飼わないといけません。


■LA MOSCAさん
>あながちデマでもなさそうですね
そうですね。ただ、ファンジンにどう書いてあったのかは知りませんが、ラット自身は決して公にしたいような話ではないんでしょうね。今ならジョークにできるかもしれませんが、デビュー当時のダムドのドラマーが、よりによってローラーズ応援歌で演奏していたなんて。

>筋金入りのローラーマニア
これは凄いですね。確かこのブログの一番最初の記事に書きましたが、僕の場合は一番最初のライヴはクラッシュでしたけど、せいぜい電車で数十分という距離でしたから、奥様とは気合の入り方も違ったと思います。


■skywhaleさん
ようこそいらっしゃいました。次の記事にしようかと思っていたことをたった2行で済ませてしまいましたね(笑)。もはやジョン・ハイアットが一緒に演ることはないでしょうけど、ジム・ケルトナーが一緒に来れば面白かったですね。あ、でも、そういうことをするとまたジョンが拗ねてしまうからあえて止めておいたんでしょうか。

東京・大阪公演の前に名古屋も入って、全部で6公演になっているようですね。ライもニックも、きっとアメリカやイギリスよりも日本の方が足繁く通ってくれるファンが多いんじゃないかとは想像しますが、それにしてもこの値段でこの回数。本当に全部埋まるんでしょうか。この無謀さが流石ウドーですね。


■ラパンナジールさん
ようこそいらっしゃいました。かなり深いコレクションを持っておられそうですね。僕はそれほどマニアックにコレクターズアイテムを集めていたわけではなく、若い頃に普通に買っていたものが今となってはレア、というパターンが多いです。逆に今の方が金に物を言わせて毎夜ポチポチやっている気がします。

>あんまり実情を反映していない
あちらのサイト自体もあまり更新されていないようですし、特に何らかのオーソリティーのあるオフィシャルサイトというわけではなさそうですね。リストアップされていないレア盤、是非とも観てみたいものです。

>残念ながらあまり価値はないと思います
ははは、そうでしょうね。万一価値があったとしても、売ったりする気はないので別にいいんですけどね。

>未発表音源、プロモ盤、ラジオショー、スリーブ違いのレコードなどを中心にポスターやプロモキットまで幅広く集めています
興味深いですね。僕はなかなか音モノ以外のメモラビリア系には手が出せないです。不定形のものをきちんと整理する能力に欠けているのが原因だと思います。せっかく1月のライヴで買ったグレンのサイン入りパンフレットも、同じくサインをもらった(僕の手書きの)歌詞カードとかと一緒にどこかにしまい込んだままです。
Posted by yas at 2009年06月28日 15:18
たった2行で片付けてしまい、失礼しました。名古屋でもやるのですか。昔、確か名古屋クワトロにも見に行った記憶があります。

>それにしてもこの値段でこの回数。本当に全部埋まるんでしょうか。この無謀さが流石ウドーですね。
Nickも以前、九段会館やNHKホールでソロを演った人ですから、Ryと一緒なら大丈夫とでも思ったのでしょうか(笑)
しかし、最近外タレの抱き合わせパターンが増えているような…クラプトン×ベックはともかく、シカゴ×デレクトラックスというのは、意図が読めませんね。単独では集客が難しいという事情もあるのでしょうが、その分チケット価格が上昇するのは切ない限りです。
とはいえ、ハーフヴィレッジで後悔する訳にはいかないので、bunkaヴィレッジ、申し込みました。
Posted by skywhale at 2009年07月01日 19:49
■skywhaleさん
かつて九段会館やNHKホールで観ていた人たちが今回もまた足を運ぶのは間違いないと思いますが、その人たちの子供や子孫まで来るわけではないですからね。九段会館、懐かしいです。あのとき出待ちしていて、一緒に撮ってもらった写真とチケットの半券の裏に書いてもらったサインがまだどこかにあるはずです。不定形のものを整理する能力に欠けているので(以下略)

抱き合わせパターン、多いですよね。それも大体がウドー(笑)。しかも大抵、どちらかは観たいけどもう一方はどうでもいい、というパターンまで共通です。デレク・トラックスは確かドゥービー・ブラザーズと一緒ではなかったでしたっけ。抱き合わせ販売でなければ絶対に観に行ったんですが。

bunkaヴィレッジ、僕も出張から戻ったら買おうと思っています。絶対に売り切れることはないと思い、あえて先行予約には申し込みませんでした。先行予約って、必ず悪い席とか遅い整理番号が割り振られているような気がしませんか?僕の運が悪いだけの話なのでしょうか。
Posted by yas at 2009年07月05日 22:26
失礼しました、ドゥービーズでした。いずれにしろ少しアンバランスですよね。
九段会館も懐かしいのですが、実は大田区民会館も行ったクチです。客電点いても無理矢理アンコールに引き摺り出した、あの再現は難しいでしょうけど…ブルーノートあたりの落ち着いたライブハウスでやってくれれば良いのですが。確かに先行販売で良い席に当たった試しはありませんね(^^;)
Posted by skywhale at 2009年07月10日 01:21
■skywhaleさん
大田区民会館、羨ましいです。あの時は東京以外ではソロ公演はなかったので、僕は京都と大阪のコステロ公演での前座で数回観たのみです(同じ年ですよね)。

昨日、出張から帰ってきてすぐに、とりあえず一日分のチケットを申し込みました。あちこちのサイトやSNSを読んでいると、どうもこのツアーはライ・クーダーがメインで、ニックはたまにソロを取らせてもらう程度のようですね。それとあの値段もあって、なかなか複数日に行こうという気になれません。あとは、僕が買った日が来客数不足で突然キャンセルにならないことを祈るのみです。

チケットはそろそろ届いた頃でしょうか。席はどうでしたか?
Posted by yas at 2009年07月12日 17:48
もう25年程前になりますか、ソロは1回しかやらかったような、コステロが飛び入りするんではと期待して静岡から観に行ったのですが…アコギ1本で異様に盛り上がったライヴと、そのしばらく前の『nick the knife』が原点でした。
今回のメンバーは、ドラムがライの息子、キーボードもライのサポートの人みたいですね。ということはニックはベースを弾くのかな?それはそれで楽しみではあります。
確かにチケットは高い!netの先行予約で取りましたが思いの外、良さそうな席でした。やはり、全然売れていない…?
Posted by skywhale at 2009年07月18日 03:25
■skywhaleさん
京都と大阪でのそれぞれ数曲ずつのショーケースでもあれだけ堪能しましたから、フルセットだとさぞかしよかったことでしょうね。

確かその次の来日時に、「Jumbo Ark」をベースで弾き語りしていましたが、バンドのべーシストとしてのニックを見るのは今度が初めてになりますね。もちろんライ・クーダーも嫌いなわけじゃないので(88年のヴァン・ダイク・パークスと一緒のときのライヴを観ました)、それなりに楽しんできます。いっそのこと、ライ・クーダーのライヴを観に行ったらべーシストがニック・ロウだったとびっくりさせてほしかったほどですが。

良さそうな席でしたか。それはなによりです。僕の方は、せっかく先行予約を避けるために、慌しい出張からの帰国日の一般予約開始時を待ち、おそらく一番人気であろう最終日を外して予約したにもかかわらず、なんだかぼんやりと良くない席でした。これで、単に僕の運が悪いだけだということが実証されました。
Posted by yas at 2009年07月18日 14:19
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