2009年03月15日

日記3

荷造りも大詰め。今日は観念してオーディオ機器類の箱詰めを始めた。両方合わせて40キロのコントロールアンプとパワーアンプ。いつもこいつで腰をやられる。

このブログを昔から読んでくれてる方なら覚えてるかもしれない、NZ時代の元同僚、通称2メートルが出張で来たので、会社の近くに見つけたパブにギネスを飲みに行った。へえ、こんなとこにこんな店あるんだ。タップのギネスの綺麗な泡。二人ともパイントグラスがあっという間に空いていく。

NZオフィスのあいつが辞めた、あいつはもう勤続10年で元気にしてる、なんて話。日本もNZも景気悪いよな、なんて話。僕がいた頃に比べたらNZドルが対円で半額ぐらいにまで下がって、おまけにあっちの不動産価格も暴落してるから、NZに家買うなら今だろう、なんて話。

そんな話にまじって、

「そういや、リアル・グルーヴィーも倒産したよ」

一瞬言葉に詰まった。

僕の4年弱のNZ生活で通算460枚のCDを買い(*1)、おそらく僕にとっては世界で一番好きなレコ屋と言っても過言ではない、あのリアル・グルーヴィーが潰れたなんて。毎週通ってた僕が行かなくなったからなのか?

*1: CD以外のDVDやLPなども含む。ちなみにこの数は僕の全コレクションの約10%にあたる。(支店も含めた)単一の店としては、レコファンについで第二位。レコファンにはもう20年も通ってるから当然だけど。

NZに家を買うなんて、半分冗談、半分“そのうち本当になればいいな”ぐらいの気持ちで話してたけど、なんだかこの話でかなりモチベーション下がってしまった。NZに家なんて買っても、毎週末何すればいいんだ。


次の日は二人とも朝から会議だったので(彼はそのために出張に来たので)、あまり遅くならないうちに別れ、でも、やっぱり二人とも気になってその夜ネットで同じことを調べてた。

リアル・グルーヴィー・オークランド復活

去年の10月に倒産した直後に、クライストチャーチ店とウェリントン店はそれぞれのマネジャーが買い取り、ダニーデン店は閉店、オークランド店だけはずっとどうなるかわからなかったのが、昨年末に創業者の一人が個人資本で経営を続けていくことが決定したとのこと。

こら2メートル、去年の末から再オープンしてたのに、なんで知らないんだよ。お前みたいのがちゃんと行って買ってあげないから経営が行き詰るんだよ。

でも、よかった。これでまたNZに行く理由ができたよ。そのうち会社をリストラでもされたら、ダニーデンに家でも買うかな。その前に、家買ったあとでリアル・グルーヴィーのダニーデン店を復活させられるだけの退職金もらわないとね。


今日のBGM
Uncle Tupelo 『89/93: An Anthology』


posted by . at 02:48| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本の不況も深刻ですが、欧米&オセアニアもとんでもないことになっていますよね。シティバンクもロイズバンクも国営化されちゃうし。

お気に入りのCD屋さん、なんとか復活できてよかったですね...ってか、yasさんが買わなくなったのが倒産の直接の引き金になったのでは?!
Posted by minira at 2009年03月15日 11:55
yasさんの帰国はかなり打撃だったのかも知れませんね。まるで都合よくもてあそんで、任期とともに捨てられる現地妻のような哀れさです。
営業再開する店舗があって良かったですね。経営立て直しにガンバレ。
なんでもネットで買えるんでしょうが、実物をワゴンで漁るような買い物はやっぱり楽しいですよね。
私も好きな古本屋があるのですが、店主夫婦が超高齢なので、いつまであるかハラハラしてます。いい本選ぶとホメてくれたりするんですよ。
yasさんがNZでCD店をオープンしたら、みんなでお祝いのために、NZオフ会しないといけませんね。おお、それいいかも。
Posted by 青グリン at 2009年03月15日 12:35
>>両方合わせて40キロのコントロールアンプとパワーアンプ

しゅ、しゅごい・・・。新居の方もガッチリ置く位置決めておかないと大変ですねー。

お気に入りのお店、復活して良かったですね。レコード屋・・・もはや頻繁に行くことはなくなりましたが、無くなると困りますー。個人的にはオンステージヤマノが無くなった時つらかったでふ、いつか復活希望!です。
Posted by YUNKO at 2009年03月15日 21:46
>両方合わせて40キロのコントロールアンプとパワーアンプ

そうか、すごいのか。
こういうのよくわからないもんで。

まだ引っ越し終わってなかったのですね。
もう荷ほどきしているかと思っていたら。

馴染みの店がつぶれるのは寂しいものですね。
やはり大手顧客がいなくなったことが原因では。
Posted by Luna at 2009年03月16日 08:14
>40キロのコントロールアンプとパワーアンプ

うちにあるもので同じぐらいの重さのもの…と考えてみましたが、10キロの米袋をかついだ息子ぐらいしか思い浮かびませんでした。海を越えた引越しを繰り返していると、家財の重さが大体把握できるようになるのかな?

リアル・グルーヴィー、心あるマネージャーさんたちが営業継続してくれるようでよかったですね。それだけたくさんの音楽好きから愛されているお店だったんでしょうね。

将来はNZでCD店経営ですか。ぜひ個性派の店員をそろえた面白い店にしてくだサイ。
Posted by にんじん at 2009年03月19日 15:15
■miniraさん
最近ようやくNZ$戻してきました。というか、円が弱くなってきただけなんですけどね。まあ、あと5年ぐらい塩漬けにするつもりでいますよ。

>yasさんが買わなくなったのが倒産の直接の引き金になったのでは

記事にリンクした昔のCD屋ガイドにも書いたんですけど、やっぱり新しくできた安売り店にかなりやられてたみたいですね。リアル・グルーヴィーにはそんな安売り店にはないマニアックな品揃えがあるんですが、昨今そんなものを求める客がいなくなったということでしょうか。


■青グリンさん
>任期とともに捨てられる現地妻
だから僕が捨てたせいではないですってば。妙にリアルなこの例えは何なんでしょうか。

僕がNZでCD屋をオープンするなんて夢物語ですが、グリンさんには是非その古本屋の跡継ぎになってほしいです。お祝いに立ち読みしに行きます。


■YUNKOさん
この週末でようやく機材の設置とCDの整理(約半分)を終了しました。件のアンプはそれなりにしっかりした作りのラックに収め、その上には20キロのレコードプレイヤーを乗せました。この部分の床には、大の大人が常に一人突っ立っている程度の重量がかかっていることになります。床が抜けないことを願うのみです。

僕も1月中旬を境にCD屋・レコード屋にはついぞ行かなくなりましたね。そういう意味ではいまだにグレン中毒続行中です。ネットではそれなりに買っているんですが、やっぱり何が隠れているかわからない棚を探る方が面白いです。

>オンステージヤマノ
名前しか知らないです。そんなにいい店だったんですね。いつか復活した暁には、僕も是非足を運ばせてもらいます。


■Lunaさん
別に機材の重さなんてわからなくてもかまいませんよ。ちゃんと留守録の仕方と、それを阻止する人の扱いをわかっていれば大丈夫です。今回は阻止されてしまったようで残念でしたが。

引越し、まだ終わっていません。この3連休はほぼCDの整理に費やしました。来週末も同じことをしている予定です。

>大手顧客
僕はいつも10ドルCDとかばかり買っていましたから、とても大手などと胸を張れるような顧客ではありませんよ。ルナさんはお気に入りのお店はありますか?


■にんじんさん
よりによって10キロの米袋をかつがされる羽目になった想像内のにんじん坊やが気の毒でなりません。家財の重さを把握って、僕はそんな、何かをかついだだけでたちどころに重さがわかるようなびっくり人間ではありません。ちゃんと箱に重さが書いてあるのです。

リアル・グルーヴィー、いい店ですよ。にんじんさんも、手掛けたお仕事が大ヒットした暁には是非NZ旅行に出かけて、一度訪れてみてください。

>個性派の店員
参加されますか?あの小説には女性店員はいませんでしたが。
Posted by yas at 2009年03月22日 21:53
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