2009年01月25日

中毒 - Glenn Tilbrook & The Fluffers

The English translation follows the Japanese text.

Pandemonium Ensues.jpg 
Glenn Tilbrook And The Fluffers 『Pandemonium Ensues』

あれからもう一週間も経つというのに、気持ちが全然元に戻らない。典型的な祭りの後症候群。さすがに日常生活ではいつまでも呆けているわけにもいかないので仕事は渋々やっているが、音楽に関してはからっきしだ。グレンのライヴの記事に書いたとおり、吉祥寺での三夜連続ライヴのときには、毎日ちょっと早めに出かけて、吉祥寺中のCD屋をうろついて、10枚のCDを買ったんだけど、あれから約二週間、その10枚は机の上に放置されたままだ。何枚かは聴いてみたんだけど、ちっとも耳に入ってこない。

僕は自分でわりといろんな種類の音楽を聴く方だと思っているし、一枚のアルバムを聴いた後で全然違ったものを続けて聴くことには全く抵抗がない。というか、むしろ似たようなものばかり続けて聴くことの方が稀かも。ましてや、同じアルバムを何度もリピートして聴くことなんて、まずしない。飽きるからね。

そんな僕が、自分でも信じられないことに、このグレン・ティルブルックのニュー・アルバム『Pandemonium Ensues』を、最初に手に入れた日以来何度も何度も繰り返して聴いている。平均して少なくとも一日2回は聴いているから、もうかれこれ30回以上は聴いているはずだ。もう隅々までどこにどんな音が入っているかも覚えたぐらい。でも全然飽きない。「Too Close To The Sun」の最後の音が消えた瞬間、また再生ボタンを押している。こんなに中毒性の高いアルバムだとは思わなかった。

そんなわけで、今の僕には他のアーティストのことを書くのは到底無理。楽しかったグレン祭りの締めくくりとして、このアルバムについて書くことにしよう。

04年の『Transatrantic Ping Pong』以来、4年以上も待たされた新作。その間には、僕にとって最初のグレン祭りとなった06年の来日もあったし、デモ集が2枚も出たし、スクイーズのライヴ盤やデラックス盤も各種出ていたから、実はそれほど待たされたという感じはしていなかったことは事実。

オフィシャルには2月9日発売ということだけど、今回の来日に合わせてミュージックプラントが先行輸入。ライヴ会場で世界に先駆けての発売ということになったのは、日本のファンとしては嬉しいニュースだった。


Incomplete.jpgスクイーズ解散後最初のソロアルバム『The Incomplete』は、決して悪いアルバムというわけではなかった。リードシングルの「This Is Where You Ain't」は好きな曲だし、UK盤のボーナスディスクに収められた何曲かのアコースティック・ヴァージョンなんて、今聴いても新鮮だ。だけど、僕にとっては、あれは『Cafe Bleu』や『Welcome To The Beautiful South』を最初に聴いたときと同じ気持ちにさせられたアルバムだった。大好きなバンドが解散したあとの、中心人物が出した最初のアルバム。いつもの声、耳に馴染んだメロディーライン、でも何かが違う。『The Incomplete』の場合は特に、大きな欠落感がつきまとっていた。それは、クリス・ディフォードの声。

TPP.jpg『Transatrantic Ping Pong』には、大好きな曲がいくつも詰まっていた。「Neptune」、「Hostage」、「Reinventing The Wheel」などは、そのエヴァーグリーンなメロディーが今回の来日公演でも聴けたし(最後のやつは最初のヴァースだけだったけど)。もうこの頃には、グレンのアルバムにクリスの声が入っていないことにも慣れてきたし、純粋に大好きなアルバムと言えた。記録をひっくり返してみたら、04年のベスト10の一枚に僕はこのアルバムを選んでるね(ちなみに、クリスの『I Didn't Get Where I Am』も同じリストに入ってる)。


それらのアルバムにも参加していたメンバーがフラッファーズと名乗り、グレン・ティルブルック・アンド・ザ・フラッファーズ名義で初めて出たのが今回のアルバム。最初に聴いたときに前の2枚と音の感触が全然違うなと思ったら、今回のはわずかなオーバーダビングを除いては、ほとんどスタジオでの一発録音ということ。なるほど、それでこのライヴ感か。

さっき中毒性の高いアルバムと書いたけど、おそらく中毒性という意味では、アルバム一曲目「Best Of Times」が一番かもしれない。最初に聴いたときには、なんだか地味な曲と思ったんだけど、やがてスティーヴン・ラージの弾くアコーディオンの音が耳について離れなくなる。

ライヴのときのグレンのMCによると、フェイセズ、特にロニー・レインに影響を受けて書いたというこの曲、言われてみれば確かにこのアルバムとかに雰囲気似てるかも。

Anymore For Anymore.jpg 
Ronnie Lane & Slim Chance 『Anymore For Anymore』

僕はロニーのマニアックなファンという訳ではないので、アルバムも何枚かしか持っていないんだけど、グレンが歳を重ねてこういう感じの音を目指したいと思うようになったのはよくわかるな。ゆるいんだけど、かったるくない。ふくよかでアーシーな音。そんな音にぴったりの、泣かせる歌詞。地味な曲なんて誰が言った?(笑)。名曲。

続く「Through The Net」は、1月11日のライヴ終了後、最後まで会場に残っていた数十人にとっては、このアルバムの中で一番愛着を持つ羽目になった一曲だろう。グレン、早くプロモーションビデオをYouTubeにアップしてくれないかな。

「♪ララララララ」ジャン!とCDの音に合わせて脳内でコーラスのエンディングを終えたら、次に聴こえてくるのはこのアルバムで一番の異色曲。ベースのルーシー・ショウがリードボーカルを取る「Product」だ。スクイーズ時代もアルバム中何曲かは他のメンバーにリードボーカルを任せることはあったけど、女性ボーカルが入っていたことはもちろんないので、なんだか妙な感じ。

ライヴのMCで、これはとある女優をモデルにした曲だということを話していたけど、そうか、このルーシーのやたらとフラットな歌い方も、その女優の真似をしているんだね。ジョークとしては面白いけど、グレンが歌うこの曲を聴いてしまった身としては、やっぱりちょっと物足りなく思ってしまうよ。ちなみに、ここまでの3曲だけが、今回の来日公演7日間全ての会場で歌われている。最初の2曲はともかく、グレンこの曲そんなにお気に入りなんだね。わかったよ、もう金輪際この曲の悪口言わないから(笑)

続いては、ライヴでは“パンク”だと説明していた「Slaughtered Artist」。なるほど、“パンク/ニューウェーヴ”な頃のスクイーズみたい。ジュールス・ホランド風のピアノがちっともパンクじゃないけどね(だからあの頃のスクイーズも全然パンクなんかじゃなかったのに)。曲のエンディングで聞こえてくる笑い声から察するに、これはグレン流のパンクのパロディーのつもりなんだろうね。さっきの60年代風フレンチポップのパロディーに引き続いての。

グレンのマイスペースによると、2月2日にダウンロードオンリーでシングルカットされるだけなのに格好いいジャケまで用意されている「Still」。ウーリッツァーとストリングスが心地良いミディアム・テンポ。来日公演では大半の会場でアンコールで演奏したことを考えると、彼にとっては(他に主にアンコールで演奏した)「Black Coffee In Bed」や「Another Nail In My Heart」級の曲ということなのかも。それもうなずけるけどね。

東京公演最終日に、サインをもらいながらグレンにリクエストした「Relentless Pursuit」(結局最終日まで一回も演らなかったけど)。この華やかなコーラスを取り払ったら一体この曲がどういう風に聴こえるのか、興味あったんだけどな。ティルブルック・マジック満載の歌メロは、きっとアコギ一本の演奏でも素晴らしかったはず。

もしこのアルバムがLPでリリースされたとしたらA面のラストに当たる「Interest & Love」は、(きっと今はジョニー・デップ夫人としての方が通りがよくなったはずの)ヴァネッサ・パラディとのデュエット。とろけるような甘い声だよね。今回は名古屋だけで演奏した模様。聴いてみたかったな。

すると、B面の頭をクールなピアノで開けるのは、前回の来日公演で、グレンが一人で録音したバンドの音源をバックに既に歌われていた「Melancholy Emotion」。前二作ではよく一緒に作曲していたクリス・ブレイドとの共作。クリスは今回のアルバムではこの曲と「Little Ships」だけにピアノで参加。フラッファーズにも参加しなかったし、もうあんまり仲良くなくなったのかな。

「Relentless Pursuit」をリクエストしたときに、グレンが「She Makes Meだっけ?」とボケた訳がわかった。このアルバムでその二曲が、グレンとドラマーのサイモン・ハンソンとの共作だったからだ、きっと。グレンの頭の中では、「あれとあれはサイモンが歌詞を書いた曲」ということになってるんだね。リクエストしても歌ってくれなかったのは、さては、歌詞覚えてないな(笑)

東京の三日間は欠かさず演奏してたのに、そのうち演らなくなった「Happy Disposition」。あ、これもクリス・ブレイドとの共作か。東京初日に「ロンドンに帰ってきた」というこの曲の歌詞を聴いて、「ああ、そうだ、この人はロンドンからはるばる来たんだった」と当たり前のことを思ったことを思い出した。大阪公演で隣に座っていたMさんによると、「Helter Skelter」に構造が似ている曲。なるほどね。

アルバム中最もポップなメロディーの「Black Sheep」。トランペットなんかも使ったりして、気持ちいいね。お、手拍子メンバーの中にはルイス・ティルブルック君(息子)もいるぞ。童謡の「Baa Baa Black Sheep」のラインをトゥワンギーなギターで弾いたソロパートもお茶目。

一転して、ワウギターのイントロがいかす、性急な「Beachland Ballroom」。このあたりの緩急のつけ方がいいね。ところで、さっきの「Black Sheep」のクレジットが「Written by Stephen Large and Glenn Tilbrook」。この曲が「Written by Glenn Tilbrook and Stephen Large」。どっちかが、スティーヴンが曲を書いてグレンが詞を書いてるってことなのかな。普通は作詞家が先?ということは、この曲を作曲したのはスティーヴンってことかな。

目立たないけれど、僕にとってはこのアルバムのもう一つのハイライトと言っても過言ではないぐらいに好きな「Little Ships」。あ、これもクリス・ブレイドとの共作だ。仲良くないなんて取り越し苦労だね。それにしても、なんでこんないい曲を今回の来日公演では一度も演らなかったんだろう。

I have loved you from your first breath and always will till my last

僕のヘタクソな訳で濁したくない、こんな素敵な歌詞。前々から子供達への愛情を隠さなかったグレンだけど、特に今回のアルバムではいたるところにこうした感情が描かれている。

その曲がしっとりとフェードアウトするところに宇宙っぽいムーグの音が被さってきて、前作の「One For The Road」に引き続いてのインストゥルメンタルのエンディング「Too Close To The Sun」になる。多分、一般的にはこのアルバムの話題作りに一番手っ取り早いと思われるのが、この曲にジョニー・デップがナレーションで参加しているということだろう。実際、ジョニーのファンサイトとかでこのアルバムが結構な話題になっているとのこと。彼がスクイーズのファンだということで実現したゲスト参加だそうだ。いい趣味してるね、ジョニー。

それにしても、てっきりアルバムのリードシングルだと思っていた、11月29日の記事で取り上げた『Binga Bong!』。収録曲4曲ともこのアルバムには入らなかったどころか、今回の来日公演でも一回も演奏してないよ。一体あれは何だったんだ。アルバム先行アウトテイク集か?


ふぅ、いつになく全曲解説なんてしてしまったよ(ろくに解説になってないのもあるけど)。それぐらい、捨て曲なしだということ。今回グレンのライヴに来ていた人たちは皆もう会場で買って聴いているだろうし、同じように思ってくれているんじゃないかな。

残念ながらライヴには行けなかった人、一応上にアマゾンのアフィリエイトを貼っておいたけど、2月の発売まで待ちきれなければ、ミュージックプラントのサイトで通信販売を始めたようだから、そちらへどうぞ。

ミュージックプラントからディスクユニオンにもディストリビュートされたらしく、今日久し振りに出かけた新宿店でも店に入ってすぐのところにディスプレイされてたよ。クリスのアルバムと並んでね。余談だけど、ウォークマンで「Melancholy Emotion」まで聴いて店に入ったら、BGMで「She Makes Me」がかかっていたのにはちょっとびっくりしたよ。

ユニオンでは中古盤セールをやっていて、いつものように目ぼしいものを手当たり次第に手に取り始めたんだけど、欲しいと思っていたはずのどのCDもなんだかそんなに聴きたくなくって、結局全部棚に戻してきてしまった。で、ウォークマンで「She Makes Me」からの続きを聴きながら帰ってきたよ。

2009年の10日目にこのアルバムに出会ってからもう15日経ったけど、今のところ他のアーティストのことなんて全く考えられないぐらいに、このアルバムは僕の頭の中を占領している。果たしてこの先ディフェンディング・チャンピオンとして、今年あと残り340日を勝ち残って、来年初頭にこのブログの「2009年個人的ベストアルバム」という題名の記事の最後にこのちょっと『Pet Sounds』風のジャケ写が載ることになるんだろうか。今の僕には、それ以外の可能性を冷静に考えることなんてできないよ。



Addictive - Glenn Tilbrook & The Fluffers

Pandemonium Ensues.jpg 
Glenn Tilbrook And The Fluffers 『Pandemonium Ensues』

It's been a week since then, but I'm still struggling to get back to the real life. A typical after-the-ball syndrome. Started to work reluctantly just because I had to, but my musical life still needs time to recover. As I wrote in my articles about Glenn's gigs, I went to Kichijoji a little earlier to hang around all the CD shops there in those 3 consecutive days. I bought 10 CDs there beside Glenn's one. Almost two weeks now, those 10 CDs are just left on my desk, mostly unopened. I've tried to listen to some of them, but they didn't really get into me.

I think I'm the kind of person who listens to various kinds of music. I have no hesitation to listen to a totally different type of music one after another. Rather I would say it's rare for me to listen to similar type of music continuously. Moreover, it's totally not my habit to repeat the same album. I'd just get bored.

To my surprise, I've been repeating this new album by Glenn Tilbrook called Pandemonium Ensues over and over again since the first day I get it. In average twice a day at least, so it's been more than 30 times I guess. I can recall every bit of sound in the whole album now. I don't get bored at all. The moment the last sound of Too Close To The Sun fades out, I find myself to push the play button. What an addictive album.

So, it's impossible for me to write about any other artists now. As the closer of the fun-filled GLENNFEST, I write about this album.

This new album is released after the 4 years' blank since Transatrantic Ping Pong in '04. However, during the 4 years, there were my first GLENNFEST in '06, two demo albums, Squeeze's live albums & deluxe editions, etc. To be frank, 4 years wasn't so much long for me.

This album will officially be released on 9th Feb in UK, but in conjunction with this Japan tour, The Music Plant imported some bunch especially for us prior to the official release. Lucky to be the fans in Japan.


Incomplete.jpgThe first solo album since Squeeze split, The Incomplete, wasn't a bad album. I like This Is Where You Ain't. And some acoustic tracks in the UK bonus disc still sound fresh to me. However, that album reminded me of Cafe Bleu or Welcome To The Beautiful South. The very first albums that the main songwriters released after my favourite bands broke up. Same voices, familiar melodies, but something was different. Especially for The Incomplete, it lacked the voice of Chris Difford.

TPP.jpgThere were plenty of my favourite tunes in Transatrantic Ping Pong. Neptune, Hostage or Reinventing The Wheel, to name a few. We could listen to those evergreen melodies in this time's gigs (not sure why Glenn stopped playing Reinventing The Wheel after the first verse on the second night in Tokyo though). By then I already got used to Glenn's voice not accompanied by Chris'. I purely loved the album. As I checked my record, I've chosen this album as one of my top 10 in '04 (together with Chris' I Didn't Get Where I Am).

Some members in those two albums got together as The Fluffers, and released this new album under the name of Glenn Tilbrook and The Fluffers, not Glenn's solo for the first time ever. With the first listen, it sounded very different from the previous two. According to the album credit, this album was recorded live, with some minor overdubs. Hence this live-feeling.

I've just wrote this album was addictive. Perhaps that addiction is mainly caused by the album opener Best Of Times. When I listened to it for the first time, I thought it just a plain song. But the more you listen to it, the more Stephen Large's accordion starts to stick into your ears.

According to Glenn's MC at the gig, he wrote this song with the influence by Faces, especially Ronnie Lane. I tend to agree the atmosphere of the song is kinda similar to this album of him.

Anymore For Anymore.jpg
Ronnie Lane & Slim Chance - Anymore For Anymore

I'm not a hardcore fan of Ronnie and own only a few album of him, but I can understand that Glenn wants to play like this as he gets older. Loose but not dull. Plump and earthy. Sentimental lyrics in line with such abundant sound. Who said this was a plain song?:) A masterpiece.

The next song Through The Net must be the most attached song to some thirty-odd people who stayed after the show on the second night in Tokyo. I'm looking forward to see the video on YouTube.

Lalala lalala, Bang! You finish the song singing the chorus in your head. Then what you hear next is the most unusual song in the album. The bassist Lucy Shaw sings Product. In most of Squeeze's albums the band members took the lead vocals, but of course never a female vocal. Maybe that's why it sounded a bit weird to me.

During the gigs Glenn explained this song is about an actress. Ah, so Lucy mimics the actress and sings in such a flat tone. A good joke, but as I've been listening to Glenn singing this song during the tour, I can't help thinking if Glenn was singing this song in the album too. By the way, only these three songs were played in all the 7 venues during this Japan tour. Not to mention about the first two, but Glenn must be so much fond of this song too. Well, sorry Glenn, I will never complain about this song anymore:)

Next one is explained as "Punk" during the gigs. Slaughtered Artist. Indeed, it sounds like the "Punk / New Wave" era Squeeze. Though the Jools Holland-ish piano doesn't sound like punk at all (hence, Squeeze then wasn't punk at all). Judging by the laughter at the end of the song, Glenn must be imitating Punk by this, just as he imitated 60's French Pop by Product.

According to Glenn's MySpace, the next song Still will be released as the download only single, but the site shows the good-looking CD cover art. A medium tempo tune with the comfortable Wurlitzer and strings sounds. Since he played this song mostly during the encore, this song must be positioned next to Black Coffee In Bed or Another Nail In My Heart for him. I agree with it.

I've requested Glenn to play Relentless Pursuit while I asked for the autograph after the third night in Tokyo (the request was never realized though). I was interested in how this song would be by taking out the flamboyant chorus. This vocal melody filled with the Tilbrook Magic must've sounded special even if it's naked.

If this album is released in vinyl, the following Interest & Love should be the last song of side A. It's the duet with Vanessa Paradis (who nowadays must be more famous as Johnny Depp's partner). An enchanted sweet voice. Glenn sang this only in Nagoya this time. Wish I was there..

Then the side B opener with the cool piano sound is Melancholy Emotion, which Glenn has already played on the last Tokyo tour in '06 with the self-recorded back band sound. Co-written by Chris Blaide, who used to write together with Glenn in the previous albums. This time Chris plays piano only in this song and Little Ships. He didn't join The Fluffers. I wonder if he's not so close to Glenn anymore.

When I requested Relentless Pursuit, Glenn was confused it with She Makes Me. I know why by now. Those two songs are co-written with the drummer Simon Hanson. Glenn must categorize those two as Simon's songs. I know why Glenn didn't sing either of them. I guess he didn't know the lyrics:)

He played Happy Disposition every night in Tokyo, but gradually not playing in the other venues. Oh, this is also co-written with Chris Blaide. I recall when I heard this song for the first time on the first night in Tokyo. Listening to him singing "three months later, we're back in London. We're just at home the other side of the world", I thought "well, this guy has just come all the way from London". Yeah, of course. I also remember my friend sitting next to me in Osaka told me the structure of this song resembled Helter Skelter. Well, you could say that.

The most "pop" song in the album, Black Sheep. Groovy trumpet sound. Ah, one of the hand-clapping members is Louis Tilbrook. A mischievous twangy guitar solo tracing the nursery rhyme Baa Baa Black Sheep.

Changing the mood to the impetuous Beachland Ballroom with the nice Wah guitar. A good variance of the pace from the previous song. By the way, the credit for Black Sheep is Written by Stephen Large and Glenn Tilbrook. And this one is Written by Glenn Tilbrook and Stephen Large. Does that mean Glenn wrote lyrics not the melody of one of the songs? Usually the lyricist first in the credit. So this song (melody) was written by Stephen?

It's not very outstanding, but to me it's another highlight of the album, Little Ships. Well, this is also co-written with Chris Blaide. I was wrong to guess he's not so close anymore. Nevertheless, I can't understand why Glenn hasn't played such a good song at all during the Japan tour.

I have loved you from your first breath and always will till my last

I don't want to ruin such beautiful lyrics with my poor translation (nothing to do with this English article though). Glenn, who hasn't hidden his love and affection to his family, now expresses this kind of deep feeling all over this album.

As the song gracefully fades out, the spacy moog sound kicks in, and it becomes Too Close To The Sun, which again is the instrumental ending tune following One For The Road from the previous album. Probably the easiest way to introduce this new album to anyone is to say Johnny Depp is doing narration in this tune. Actually, I've heard Johnny's fansite has been talking about this album. This guest appearance was realized since Johnny was the Squeeze fan. Good taste, Johnny.

By the way, I have thought it as the album's lead single and picked it up in my article on 29th Nov, but none of the 4 songs are on the album, nor played during Japan tour. Binga Bong! What was that single for? The album's lead out-takes?


Phew, I don't usually explain about all the songs in the album (though I don't actually "explain" about some). To that extent, this album hasn't got any filler. Most of the audience who joined Glenn's Japan tour should've got it, and I think they should feel the same.

For those who are unfortunate enough not to join the tour, I've pasted a link to Amazon's page, but if you can't wait till Feb, you can buy it now at The Music Plant's website.

There must've been some distribution from The Music Plant to Disk Union. I went to Shinjuku store today and found the album was displayed at the entrance, next to Chris Difford's album. A digression. When I walk into the store my Walkman was playing Melancholy Emotion, then I realized the BGM in the store was about to turn to She Makes Me. What a coincidence!

There was a used CD sale going on at Disk Union. As usual, I've grabbed some CDs, but not brought them to the till in the end. All those CDs that I wanted weren't so much attractive to me today. I started play from She Makes Me on my Walkman and headed back home.

I got this album on the 10th day of 2009. It's been 15 days since then. This album occupies my mind so that I can't even think of the other artists. I wonder if this album will be the defending champion through another 340 days. And this Pet Sound-ish cover art will be listed at the end (which means the best) of the article of this blog early next year titled My Top 10 Albums 2009. I can't imagine any other possibility as of now.
posted by . at 02:28| Comment(7) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
英文も含め、これだけお書きになるの、すっごく大変だったとお察しいたします、お疲れ様です。
これもグレン・マジックなのでしょうか(謎)?。

このアルバム、すっごく温かみがあって今までのSqueeze/Glennの作品に感じなかった、60〜70年代ポップスの影響が見えて興味深かったです。「Best Of Times」のアコーディオンは確かに惹きこまれますね〜。

00年代屈指のポップスアルバムとして名を残して欲しいです。
Posted by YUNKO at 2009年01月25日 17:55
今回のエントリーに関しては、いちいちyasさんに共感・納得・同意してしまいました。私もいまだに、Glenn/Squeeze以外の音楽に食指が動かないのです(笑)。

このアルバムを聴いた第一印象は、いろんなタイプの曲がとっちらかっていて、自分の中でなかなか焦点を結びにくかったのですが、This album has grown on meという感じです。いままでにない、バンドとしての一体感・多幸感にあふれていますよね。



Posted by タイコウチ at 2009年01月25日 21:31
初めておじゃまします。
グレンの東京公演に3日間参加したあと、実はタイコウチさんにこちらのブログを教えていただき…あのライヴのすべてが書いてある素晴らしいレポに、クラクラしながら(笑)楽しませていただきました。

終わった直後はまさしく祭りのあとで、寂しさばかりでしたが、今は本当に良いものを観せてもらったという幸せな余韻を楽しんでます。新譜も聴けば聴くほど気に入る一方。夕食の支度をしながら台所で聴いてみたり、聴きながら寝てみたりと、あれこれ手をかえながら隙あらば聴いてます(笑)。

ロニー・レインの大ファンでもあるのでまず1曲目、そしてあのビデオ撮りで…と、最初の2曲は特別な存在になりました。曲調が大好きなのは、「Interest & Love」と「Black Sheep」。でも聴くうちにNo.1になったのは「Little Ships」です。本当になんでやらなかったんでしょうね。いつか生で聴いてみたいです。
Posted by misapot at 2009年01月26日 23:22
ちょうど先日『Pet Sounds』を友達に借りたばかりだったので、手元で見比べることが出来ました。にてますにてます。

私でさえコンサート後の数日間、グレン/スクイーズ中毒に見舞われていたのですから、5日も追っかけたyaっさんはまだまだ後遺症が残るはず。私は中毒から抜けたと思ったのに、この記事読んでまた聴きだしています。いいですねこれ。あきませんね。

私は「Still」のオルガンの音がいいなと思ってました。これウーリッツァーなんですか。よくわかりますねー。
「Happy Disposition」は普段使ってないスジを伸ばすような気持ちよさがあります。これも好き。
「Black Sheep」は「Black Sheep Boy」とは別の曲だったんですね。

ほとんどサインを書いてもらう目的で買ったCDでしたが(失礼?)、中身もよくてラッキーでした!
Posted by カブ子 at 2009年01月26日 23:41
そこまで、いい、いい、と言われたら『Pandemonium Ensues』買おっかなー、という気になってきますね。
私も動物愛護女優が気になります。古い人だとブリジット・バルドー、最近だと捕鯨抗議のダリル・ハンナ、「ライオンに噛まれてもワタシは動物が好き」の松島トモ子、しか思いつきませんでした。
Posted by 青グリン at 2009年01月29日 23:21
■YUNKOさん
すぐにコメントを戴いたのに、長らくお待たせしてすみませんでした。

好きなことについて長文を書くのはちっとも苦にならないのですが、さすがに今回の記事は途中で疲れましたね。別に全曲について書く必要もないかと思うこともあったんですが、どれかについて書かないと、まるでその曲は気に入ってないかのようで、結局全部書いてしまいました。英訳は、自分が書いた文章を訳すだけだったので、それほどの苦労ではなかったですが、とにかく時間はかかりましたね。まあ、それもまたグレン・マジックということなのでしょうね。

60〜70年代ポップスの影響、確かにそうかもしれませんね。ライヴ録音ということも、奇をてらわないプロデュースがとてもナチュラルな音作りをしているということも、そう聴こえる要因だと思います。「Slaughtered Artist」とか「Beachland Ballroom」とかのハードな曲でも、音がすごく柔らかく聴こえてきますね。ネガティブな意味でなく。

>00年代屈指のポップスアルバムとして名を残して欲しいです
そうなってほしいですね。僕も及ばずながらここでしつこく応援していきます。


■タイコウチさん
お待たせしました。ちょっと平日バタバタしていたもので、なかなか書きにこられませんでした。

そろそろ他の音楽も聴けるようになりましたでしょうか。僕は相変わらずです。家にある、ありとあらゆるスクイーズ関連のレコードやCDを引っ張り出してきて、片っ端から聴いています。あまり聴いていないシングルのB面とか、新たな発見がありますね。

そうですね、確かに今回のアルバム、正直言って曲単位でみたメロディーのひらめきとかいった点では、スクイーズの黄金時代は言うに及ばず、前作に比べてもちょっと劣っていると思います。最初に聴いたときには、特に3曲目のこともあり、なんだか散漫な印象を持ったものです。でも、まずライヴで「Best Of Times」とか「Black Sheep」とかを最初に聴いていたおかげか、何度か聴いているうちにそのあたりの曲が核になって、だんだんと、これ以上の流れはないと思えるほどまでに、アルバムの輪郭がしっかりつかめるようになりました。フラッファーズ、ジュールスもクリスもいないですが、いいバンドですよね。


■misapotさん
初めまして。タイコウチさんのところでお名前はお見かけしていました。きっと、スターパインズでもかなりの至近距離でお会いしているんだと思います。せっかく戴いたコメント、ずっと放置してしまっていてすみませんでした。短い時間にちょこちょこっと短文を書くというのが苦手なのです(笑)

素晴らしいかどうかはともかく、レポート読んで頂いてありがとうございました。ライヴ中にメモを取ったりするのって、自分でも野暮だなとは思うのですが、帰ってきてすぐに覚えてることをこうして書きとめておくと、後々まで記憶が鮮明になるんですよね。そのうえ、こうしてコメントまでいただけると凄く嬉しいです。

>夕食の支度をしながら台所で聴いてみたり、聴きながら寝てみたり
うーん、僕はせいぜいこうしてパソコンしながら聴くのと、通勤途中にウォークマンで聴くぐらいです。負けてはいられませんので、僕もあれこれ手を変えてみます。さしあたり腹筋でもしてみましょうか。

ロニー・レイン、お好きなんですね。僕はスモール・フェイセズ以外は、記事に載せたのと『One For The Road』しか持っていないんですが、「Best Of Times」の雰囲気が『Anymore For Anymore』に似ているというのは正しいでしょうか。

「Little Ships」、何故演らなかったんでしょうね。まさか、また歌詞を覚えていなかったのでは…


■カブ子さん
『Pet Sounds』、似てましたか。聴いてみてそちらは気に入られたでしょうか。

グレン/スクイーズ中毒だったのですね。今はもう戻られたでしょうか。このコメントを読んでまたぶり返したでしょうか。

>いいですねこれ。あきませんね。
これは大阪弁ですか?ええんですか?あかんのですか?

「Black Sheep」は初日にも演ったので、カブ子さんもそのときに聴いていましたね。「Black Sheep Boy」とは別の曲です。「Baa Baa Black Sheep」とも別の曲だとわかっていましたが、後でCDを聴いて、ギターソロがその曲のメロディーだったので、可笑しかったです。

>ほとんどサインを書いてもらう目的で買ったCDでしたが
そうだったんですか。人生、何が幸いするかわかったものではありませんね。


■青グリンさん
ぜひ買ってあげてください。聴いてみて、もし気に入らなければ僕が引き取ります。僕の場合は一部屋に一枚ずつ置いてあっても問題ないですから。

動物愛護女優、その中の一人です。三択問題です。これで答えが松島トモ子だったら衝撃的ですね。
Posted by yas at 2009年01月31日 14:05
グレンの新宿お買い物日記が載ってるThe Dig誌を今日買ってきました。そしたらなんとグレン、僕がこの記事で雰囲気が似てると書いた『Anymore For Anymore』のLPを買って帰っていたんですね。なんか、ちょっと嬉しい。

愛情のこもったいい記事なのに、<インスタント&ラヴ>なんて誤植を連発するのはやめてほしかったな。ラーメンかよ。
Posted by yas at 2009年04月07日 00:12
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