2015年05月31日

Wallis Bird live in Tokyo

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Wallis Bird 『Bird Songs -The Best of Wallis Bird-』

虫の知らせみたいなものってやっぱりあるみたい。来日することはずっと前から知っていたんだけど、ちょっとここのところライヴ多すぎるし(この二か月、平均すると週一以上のペースになってる)、気になってるけどまあ行かなくてもいいやと思っていたこのライヴ、開催二日前になってやっぱり急に思い立ってチケットと来日記念のベスト盤(こんなのが日本で出ることにびっくり)を買って行くことにした。それが、今から書くけど、こんなの見逃してたらもう絶対に後悔してたはずという凄いライヴだったから、知らせてくれた虫どうもありがとうってな感じで。

そんなぎりぎりに買ったチケットだから、一応開場時刻にスターパインズに着いたものの、列の最後尾に並ぶことになった。まあ、その時点では別に観られれば席はどこだっていいやと思っていたから、気持ち的にはそんなに焦ることもなく黙ってゆっくりと場内へ。

前回ここで観たグレンのライヴのときに味をしめた一ノ蔵の枡を手に、客席後ろの方のちょっと小高くなってるところの最前列に席を見つけて座った。テーブルもあるし、前の人の頭は邪魔にならないし、中途半端に空いてた真ん中あたりの席に座るよりはよっぽどいい席かも。ステージからは10メートルぐらいかな。うん、悪い席じゃない。あんなとんでもなく大きな整理番号にしては。

当日券の入場が開演10分前の17時50分と張り紙がしてあったのを見たんだけど、ちょうどその時間ぐらいにまたどんどん人が入ってくる。きっと、前日にあった新宿タワレコでのインストアを観て、やっぱり急遽来ることにした人も多かったんだろうね。そういう人たちがそこかしこに残ってた空席をひとつひとつ占めて、結局開演の頃にはもう席は全部埋まってたんじゃないかな。いや、すごい人気なんだね。おどろいた。

ファーストアルバム『Spoon』はしばらく前に手に入れて愛聴してたからそこからの曲はある程度わかるものの、あとは二日前に買ってこの日までに繰り返し聴いたベスト盤の曲がわかるかどうかというぐらいのにわかファンだけど、ステージに登場したウォリスが「これまでの4枚のアルバム、私の人生が詰まったベスト盤から今日は演奏するよ」と言ってくれたので、知ってる曲が多いだろうとちょっとほっとする。

ビデオや写真で見ていたとおりの小柄な彼女。黒いワンピース(だったかな?)とあちこち好き勝手な方向に伸びている真っ白な髪の毛のコントラストがいいね。ステージに置いてあった2本のギターのうち、グレー地に白と黒とくすんだ水色で幾何学模様のようなペイントのしてある方のフォークギターを手に取って歌い始めた。最初の曲は「Daze」。

すごいよ。この距離で聴いていてもマイクいらんだろうと思うほどの声量。その色合いもあいまって、ガシガシとものすごいストロークで弾いてるギターがなんだか楽器というよりは武器みたいに見えてくる。子供の頃に事故で左手の指を全部切り落としてしまったのをつなぎ直したってエピソードはベスト盤のライナーに書いてあったけど、そんなこと言われないと全然わからないよ(ちなみに、そのライナーには親指は戻らなかったって書いてあるけど、なかったのは小指だったと思う。親指ないとピック持てないよね)。

僕の好きな「The Circle」は確か3曲目に演ったはず。4曲目と5曲目をメドレーで歌ったところまで、すべてアップテンポの曲。どの曲もガンガン動き回ったりジャンプしたりしながら演奏して、うまく活用すればこのまま発電でもできるんじゃないかと思えるほどものすごいエネルギー。「次はちょっとスローなのを演ろうね」と言ったのが冗談に聞こえてクスクス笑いが起こるほどヘトヘトに見えたよ。

そのとき「何か歌ってほしい曲ある?」って訊くから、スローな曲ならリクエストしたいなと思ってた曲があったんだけど、曲名が出てこない。「あのほら、ファーストからの曲で、ベスト盤の最後から4曲目」とか言うわけにもいかず、他にも誰も何もリクエストしないので、ウォリスが「じゃあ、これはファーストアルバムから。2007年に出したCDだからもうずっと昔の曲」と言って、「You Are Mine」を歌いはじめた。あ、それも好きな曲だからいいや。

曲間のチューニングには結構時間かかってたね。「私は強く弾きすぎるから」と、ときにはもうイントロ弾き始めてるのに、弾きながらペグをいじったりもしてた。どの曲のときだったかな、床に置いてある(僕のところからは見えないけど)サウンドボードか何かをいじって音を出しながら、ギターを弾きながらチューニングをし、いつの間にかカポも付けて、さらにそのままビールを一口飲んでから歌い始めたなんてのもあったな。おみごと。

そう、ビールといえば、この人かなりの量のビール飲んでたよ。たぶんステージ上で大ジョッキを2杯は飲んでたと思うし、終演後のサイン会でもまたテーブルにジョッキ二つ用意して飲んでたからね。ライヴの最初の方で、乾杯って言いながら「日本に来てもう日本酒もキリンもその他も全部飲んだ」とか言ってたよ。あんなにおいしそうに飲む人は見ていて気持ちいいね。

「先週の金曜にアイルランドで大きな出来事があって」というのは同性婚が合法化されたことだね。それについての新曲と言って、アカペラで歌い始めた。タイトルを言わなかったので後でサインをもらうときに聞いたら、たしか「Life」って言ってたかな。てっきりサビで何度も出てきた「We Can Try」かと思ってた。いい曲だったし、なにより無伴奏であれだけ聴かせるのは素晴らしいと思った。この人、ほんとにすごい。

別の曲では、ウォリスが床のなにかをいじってシンセぽい音を出し、ギターを弾きはじめると、どこか上の方からバイオリンの音が聴こえてきて、僕の座ってる席の斜め後ろ上あたりからクラリネットの音も聴こえてきた。なんか不思議な聴こえ方するなあと思っていたら、最後尾のPA卓のところにいた人がクラリネットを吹きながら客席をゆっくり前の方に歩いていき、中央あたりで止まってそこで演奏しはじめた。僕の席からは見えなかったけど、二階席(いつもサイン会のある場所の奥あたりかな)にはバイオリニストが実際いたみたいだね。クラリネットの人はエイデンって名前で、ウォリスと一緒に来日したみたい。

本編ラストは、ベスト盤の中でも僕がいちばん気に入った「To My Bones」。ラストにふさわしい盛り上がりだった。この曲はセカンドアルバムからシングルカットされたのかな。ネットにかわいいPVがあるね。気に入ったのでここに載せてしまおう。


ほとんど間を開けずにアンコールで再登場。また「何かリクエストある?」と訊くと、今度は前の方にいた女性が二人リクエストして、それを両方とも演奏していた。最初のはベスト盤にも入ってる「LaLaLand」だったけど、2曲目は知らない曲だったな。これはちゃんと全アルバム集めないといけないかな。全アルバムと言ってもあと3枚も集めれば済むから、僕基準ではたぶん再来月ぐらいには揃ってるとは予想するけど。

本編を終えるときに「弦を一本も切らなかったのは珍しいよ。いつもは何本も切ってしまうから」と言っていた言葉どおり、その2曲を終えるまでに2本の弦が切れてしまい、曲の最後には残りの4弦も全部手で引きちぎってしまった。アンコール最後の曲を演奏するときにそっちのギターを使おうとして、そういえば弦がないんだった、とか。

日本がとても気に入ってくれたのはお世辞ではないと思うけど、「これは最初で、最後じゃないから。またきっとすぐに来るよ」とか「アイルランドに来たらうちに泊まってね」とか言ってたな。「最後の曲で、あなたたちをちゃんと起きたまま家に帰さないと」と笑わせて歌い始めたのは「In Dictum」。後半ではギターのプラグをぶち抜き、オフマイクで歌い始めた。マイクなくても全然遜色ないね。すごいすごい。

全部で1時間半をちょっと切るぐらいだったかな。もうとにかくエネルギーの塊を延々とぶつけられてたようで、座って観ていたはずなのにこちらもかなり消耗したよ。さて、きっとサイン会があるだろうから、上に行って並ぼう。いつもと違って後ろの方に座ってるから、すぐに階段登って列に並んだ。かなり前の方だ。きっとあの明るくおしゃべりな彼女のことだから、後ろに並ぶとなかなか順番が回ってこないはず。案の定、係員が時間節約のためにサインはいいけど写真はお断りと言ってる。ちょっとそれは残念。

案の定、サインをもらわずに帰る人はほとんどいない。満員のスターパインズは多分200人ぐらいいたのかな。これは長丁場になりそうだぞ、と思っていたところでウォリス登場。あんな壮絶なステージの直後なのに元気そうだね。お客さんに一個ずつ持って帰ってもらおうと、テーブルに大きなチュッパチャプスのケースを置いてた。なんかこういうのもうれしいね。

僕の順番が回ってきたところで、ウォリスの方から「あれ?どこかで会ったっけ?」と言ってくる。「うーん、会ってないと思うよ」と言うと「そうか、じゃあきっと前世で会ったんだね」と返してくる。くーっ、惚れてまうやろー。「さっき“All For You”をリクエストしようとしたけど、タイトルが出てこなかったんだ。次に来てくれたときにまたリクエストするね」なんて話をしていたら、CDのジャケットにこんなことを書いてくれた。
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そんなことに感動しつつ最後に握手したら、両頬にあいさつのキスをしてくれた。もうなんかこちらはめろめろである。チュッパチャプスも何色を取ったんだか覚えていない。一緒に写真は撮れなかったけど、前の人がサインをもらっているところを写したので、それでもあげておこう。

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つい最近までは日本盤のCDも出ていない状態での初来日だから東京一回以上のブッキングを入れることもできなかったんだろうけど、蓋を開けてみるとこの盛況。そして、今回このライヴを観た人は次があれば確実に来るだろうから、本人がステージ上で何度も繰り返していたように、再来日を期待しよう。そのときはきっと複数回(もしかしたら地方も?)の公演が組まれるだろうし、僕にとってはチケットを発売と同時に押さえるべきアーティストがまた一人増えてしまったということだ。


いつもこの会場でライヴを観たときは、終演後に連れだって飲みに行く仲間がいるんだけど、この日はあいにく誰も知り合いがいなかったので、そのまま帰途についた。さっさと帰って何か食べようと。そしたら、山手線新宿を出たところであの小笠原地震が発生。僕は動いている電車の中だったので全然気づかなかったんだけど、次の代々木で運転見合わせ。小一時間ほどそのまま座っていたけど進展なさそうだったので、動き出した地下鉄を3本乗り継いで、なんとか家にたどり着くことができた。

空腹で山手線にずっと座っていたときにウォリスにもらった青リンゴ味のチュッパチャプスでお腹をなだめたこと、地下鉄の乗り継ぎ間隔がすべてゼロ分だったことと、結局山手線が動き出したのが僕がとっくに家についてウィスキーでほろ酔い加減になっていた夜中の11時半だったことを考えると、この日は勝ち負けで言うと勝ち。ウォリスのライヴの件を加えていいなら、圧勝の一日だった。あとは、ウォリスが地震を怖がって日本にはもう来たくないなんて思ってなければいいけど。


p.s. 本人のFBに写真がいくつか上がってたので勝手にコピーさせてもらおう。黒い服はワンピースじゃなかったね。まあなんであれ、かっこよかった。
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2015年05月30日

John Hiatt live in Tokyo (Part 2)

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結局この日のファーストセットは諦め、そのかわりというわけでもないけど、会場裏手の芝生でやってた世界のハイボールフェアみたいなので、刻々と色が変わっていく初夏の夕空とそれにつれて次第にライトアップされる東京タワーや六本木の街並みを眺めながら、いい風に吹かれて腹ごしらえをすることができた。ラフロイグってのが気に入ったから、今度買って家でも飲んでみよう。

前日より少しだけいい整理番号だったけど、結局前日と同じ二列目のテーブルに席を取った。以前ここでいろんなバンドセットを観たときに、最前列のテーブルは各楽器の音がスピーカーからでなくそれぞれバラバラに聞こえてきてバランスが悪いからそれ以来敬遠するようになっていたんだけど、アコギの弾き語りだとそんな問題はないんだろうなと前日思った。でもやっぱり、ほぼ真上を見上げるようなことになる最前列よりも、二列目中央ぐらいの方がやっぱり全体を見渡しやすいし(あとツバも飛んでこないし)総合点では上だな。

ネクタイを締めていなかった以外は前日とほぼ同じいでたちで登場。この回のオープニングは前日のラストだった「Drive South」だ。セトリは全ステージで変えてくるとは思っていたけど、まさか曲順入れ替えるだけじゃないよな。なんてふとした不安も、次の「The Open Road」のイントロを聴いた瞬間に杞憂だとわかった。これは楽しみだ。どこまで新しいのが聴けるかな。昨日のペースだとおそらく15曲前後演るうちの、半分でも入れ替わっていたらよしとしよう。

前日使わなかった少し大ぶりな方のギターを抱えて出てきて最初の曲を歌ったあとは、前日ずっと使っていたサウンドホールの下の部分がピッキングで削れてしまっている小さな方のギターに持ち替えてた。前日も「Drive South」のときだけあの大きな方のギターに持ち替えてたっけ。覚えてないや。素人耳にはどう音が違うのかまではよくわからなかったけど。

これまでの三回のステージを通しで観ている客も多いんだろう。ジョンが結構リクエストに応えてくれるというのがわかっているから、もうこの時点でリクエスト曲のコールが主に上階のあちこちから飛ぶ。「Across The Borderline」をリクエストされ、「それはできないけど、同じアルバムからのこの曲を」なんて言うから一体何かと思っていたら、前日にも演奏した「Like A Freight Train」だった。え、この曲ってライのアルバムでも演ってるの?と思って調べてみたけど同じタイトルの曲は見当たらず。あれどういう意味だったんだろう。しかしまさかこの曲を二回聴くことになるとは。

「Tennessee Plates」、「Crossing Muddy Waters」と続いて、好きな曲ばっかりでうれしいものの、やっぱりほとんどの曲は全ステージ通して同じなのかなと思っていたところに「Icy Blue Hearts」、そして咄嗟には何の曲かわからないぐらい歌メロがアレンジされていた「Cry Love」ときた。『Bring The Family』以前の曲は「Riding With The King」ぐらいしか残していないとしても、それ以降の曲の抽斗も無限といっていいぐらいある人だから、こういう名曲がぽんと出てくるサプライズがいいね。

ときどき歌詞を忘れたり間違えたりするのは、年齢を考えても持ち歌の豊富さを考えてもしょうがないし(むしろ、何十年も前に書いたあれだけたくさんの曲の歌詞を一言一句間違えずに歌えることの方が驚きだ)、ハモニカを取り換えてホルダーに装着するときに細かい文字見えねぇみたいなそぶり(ほんとにそうだったんだろうけど)みたいな自虐芸も板についていた。

リクエストを受けて「本当はこの曲はバンドが要るんだけど」といいながらも演奏してくれた「Slow Turning」もよかった。どうしてもこの僕にとっては一番のアルバムからの曲は脳内でサニーのスライドが聴こえてきてしまうので、嬉しいのと物足りないのと複雑な気持ちにはなってしまうんだけど。それにしても、この曲に限らずこの日は声が出ていたね。高音で叫ぶところとか、これでもかというぐらい息の続く限りエンディングを延ばすとか、とても62歳とは思えない。

リクエストについてはいろいろ書きたいこともあるんだけど、まああんまりグチっぽくなってもいけないので一言、リクエストするにもセンスが必要だよなぁとだけ書いておこう。僕もリクエストできるならあの曲とこの曲、というのは決めていたんだけど、あれだけ曲間で延々叫ばれていると、ちょっとそれに対抗してまでとは思わなかった。最後の方にはジョンも、あまり曲間あけてチューニングに時間取ってると次から次へとリクエストが入ってきてきりがないと思ったのか、もう前の曲から間髪入れず次の曲に移ってしまっていたようにも見えた。

前日の本編ラストだった「Drive South」は最初に演ってしまっていたから最後は何で締めるのかなと思っていたら、「Memphis In The Meantime」だった。やっぱり久々の日本だからか、『Bring The Family』と『Slow Turning』からの曲を骨組みのように最初と最後の要所に配置して、あとはそれより新しめの曲を少しずつという風に決めていたのかな。それとも、もう最近のライヴはこういう構成なんだろうか。地味渋の新譜からばかりだとちょっときついかなと開演前には思っていたものの、あの優れた最新盤からここまで少ない(この日は「Long Time Comin'」のみ)というのもちょっと逆に現役感なさそうに見えてしまう。

短いアンコールの拍手に迎えられて再登場し、「Have A Little Faith In Me」を情感たっぷりに弾き語って終えるところも、ステージを降りるときにサインと握手を求める客にもみくちゃにされるところも前日と同じ。サインはできたらもらいたいなとは思ってCDとペンは持参していたけど、これもやっぱりあれだけの人だかりを見てしまうとあそこに割り込んでまでとは思えなくて引いてしまった。正式にサイン会をやらなかったのは本人が嫌がったのかビルボードの意向かどっちなんだろうね。

曲数としては前日よりも2曲減(でも時間的にはほとんど同じぐらいだったと思うから、どれかの曲が長かったんだろう)、前日には演奏しなかったのがセトリ中ちょうど半分の7曲だから、開演前の予想がぴったり当たった。今日であれからちょうど一週間、ネットにちらほら上がっている、僕が行かなかった日(東京両日のファーストセットと大阪)のライヴレヴューやセトリを見ると、基本は変わらないものの、聴いてみたかった曲のタイトルがいくつか。大阪も含めて全ステージ制覇なんてはなから無理だったけど、こうして知ってしまうとやっぱり行きたかったなと思ってしまう。

まあ、あれだけ集客できて儲かるのがわかっただろうから(ビルボードの細かく設定された入場料のうちいくらがギャラになるのか知らないけど、ソロのアコギ弾き語りセットなのにこの会場のほとんど最高設定額だったから、本人への実入りも相当なものだったはず)、また来てくれるだろう。今度は27年も空けずに。


Setlist 23 May 2015 @ Billboard Live Tokyo [2nd Show]

1. Drive South
2. The Open Road
3. Like A Freight Train
4. Tennessee Plates
5. Crossing Muddy Waters
6. Icy Blue Heart
7. Cry Love
8. Slow Turning
9. Long Time Comin'
10. Thing Called Love
11. Lipstick Sunset
12. Riding With The King
13. Memphis In The Meantime

Encore
1. Have A Little Faith In Me
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2015年05月24日

John Hiatt live in Tokyo (Part 1)

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「ジョン・ハイアット27年ぶりの来日」。その文言をビルボードからのメルマガで見たときは、それはもう身体が固まってしまったかのようだった。僕が彼の最初の来日公演を観たのが88年の確か2月か3月? 保管してあるはずのチケットがちょっと見当たらないので正確な日時は覚えてないけど、85年の『Warming Up To The Ice Age』あたりから彼のアルバムを聴きはじめていた僕にとってはその当時ですら既に待ちに待った来日だったこと、何の予備知識もなしに観たサニー・ランドレスがとんでもなかったこと、ライヴが始まったときに自分のより五列ほど前の空いていた席にこっそり移動したこと、そしてその待ち望んだライヴ自体が期待通りだったことなんかがそれこそ走馬灯のように目の前によみがえってきた。

なんて書いておきながらせこいこと言うけど、さすがに9400円のセットを四回全部観るのはちょっときついのと、初日のファーストセットはいずれにせよ間に合わなくて無理なので、とりあえずは両日セカンドセットを押さえた。悪い番号ではない。初日を観てどうしても我慢できなければ二日目のファーストも検討しよう。そして、ヒュー・コーンウェルのライヴが終わった瞬間から、編集盤やブートも含めて40枚近くある彼のアルバムを手当たり次第引っ張り出して予習(復習?)を始めた。今世紀に入ってからのアルバムはちょっと聴き込みが甘かったからね。

セカンドセットといえど、平日の夜はなかなか時間の調整が難しい。会社の会食を少し早めに切り上げ、汗だくになりながら受付時刻前にビルボードに到着。それなりに気合いを入れて取った整理番号なので、かなりの好ポジションから観ることができた。いつもゴーティで顔を合わせる方も偶然同席で、少し豪華なゴーティにいるみたいな錯覚。

開演時刻ぴったりにジョン登場。「コンバンハ」と日本語で挨拶し、間髪入れず「Master Of Disaster」を弾きはじめる。これはなんというか、嬉しいサプライズ。僕としてはリクエストしてまで聴きたいような曲ではないけど、できれば聴きたかった曲のひとつ。

ジョンのいでたちは、褪せた色のジャケットにニットタイ、シャツの裾をジーンズから出して、頭にはストローハットという、いかにも最近のジョン・ハイアットらしいスタイル。顔には年相応のしわがびっしりと刻まれている。曲間でハーモニカホルダーを装着したり外したりするときに帽子を脱ぐと、昔ながらのオールバックはかなり白く薄くなってしまっているね。

ときおり短い曲紹介を挟みながら、次々にいろんな時代の曲を繰り出してくる。我ながらびっくりしたのは、オリジナルアルバムとは全然違うアコギ弾き語りなのに、イントロを弾きはじめた瞬間に、ほとんどの曲のタイトルがわかってしまったこと。オープニングの「Master Of Disaster」をはじめ、こんなところから持ってくるかと思うようなちょっとマニアックな曲も多かったのに。アコギのアレンジを何度も聴いて覚えてしまってるグレンのライヴとは違って、今回初めて聴くようなバージョンも多かったのに。さすが伊達にこの人のことを30年聴いてきてないね。

「ロードソングを演ろう」と前置きして弾きはじめたのが「Tennessee Plates」。待ってました! 「Japanese model or make」の歌詞のところでは、こんなこと言っちゃっていいのかな風に目をキョロキョロさせながら歌ってたのがおかしかった。古いビデオなんかを観ると、結構演奏中にお茶目な寸劇風のアクションしたりしてる人だから、この日ももっと何かあるかと思ってたけど、さすがにひとりの弾き語りだとたまに変顔したりするのが精一杯だったね。

床に置いてあるセトリを観ながら次の曲を用意していると、上の方から「Living A Little, Laughing A Little」のリクエストが飛んできた。「それは古すぎてできないよ。もう脳がチーズみたいになってるんだ」とか言いながら他にリクエストを募ってみると、あちこちから結構マニアックなリクエストの声があがる。どの曲も古すぎるのか練習してないのか次々に却下されたあと、結局「Terms Of My Surrender」に落ち着いた。「それはついこないだ書いたばかりだ」って。まあ他人のリクエストに文句つけるわけじゃないけど、最新アルバムのタイトル曲なんて、べつにリクエストしなくても演ったよねきっと。

二本置いてあったギターのうち、少し小ぶりな方だけを使ってたな。もう一本はスペアだったのかな。例の曲でキーボードかピアノを弾くかと思ってたけど、ステージ上には楽器はそれだけ。あとは曲によってハーモニカホルダーをつけて、いくつかのハーモニカを(結構間違えながら)付け替えて吹いてた。ちょっと感心したのは、何曲かで披露した口笛がすごくいい音だったこと。「Perfectly Good Guitar」でちょっと音外したかなとは思ったけど、それ以外はオリジナルならギターソロが入っているようなところで吹いたりして、印象的だった。

「これは2008年のアルバムから。ちょっとアレンジが違うけど」と言って始めたのが、僕としてはこの日唯一イントロを聴いて何の曲かわからなかった「Like A Freight Train」。うわーこんな渋い曲演るのか。と思ったけど、これって『The Open Road』の曲だよね。2010年ですよ先生(笑)

後半の「Crossing Muddy Waters」〜「Feels Like Rain」〜「Riding With The King」〜「Lipstick Sunset」と続いたあたりが一般的にはハイライトか。「Riding With The King」のリクエストを受けたときに「あの男の歌か」って言ってたね。BBキング亡くなったばかりだから、リクエストなんてしなくてもこの曲は演るとは思ってたけどね。

「Lipstick Sunset」なんて、誰もが間奏のところでライ・クーダーのあのスライドを空耳してしまうから、ジョンのアコギ弾き語りだときついかもと思っていたんだけど、これがまた驚いたことに実に聴かせるソロを披露してくれた。この人って、こんなにギター上手かったんだ。一応脳内ではライのギターがサポートしてはいるものの、この曲のこの演奏がこの日のベストだったかも。

本編ラスト前の「My Old Friend」も確か観客からのリクエストだったかな。「それはいいね」と言って即答。僕的には待ち望んでいたというほどではないけど、これも聴けるとは思ってなかったような曲なので嬉しい。そして、本編ラストが「Drive South」。やっぱり締めるところはこういう定番を持ってくるね。

アンコールは一曲だけ、こちらも定番中の定番「Have A Little Faith In Me」。ギターでこの曲を聴くのは初めてかも。もうあまりにもスタンダード化してしまったこの曲だけど、どんなバージョンでもよいものはよい。もう何曲か演ってくれるかなとは思ったけど、この時点で開演から1時間20分ぐらい経ってたのと、ステージを降りようとするジョンにファンが群がってサインを求め、ジョンも承諾するもんだから、その場でもう客電が点いてしまった。あーなんかもったいない。

いやよかった。声が全然衰えてない。いぶし銀なんて、この人のことを形容するのに使い古された文言を使いたくはないけど、あの声をまたこんな間近で聴くことのできる日がくるなんて思ってもいなかった。すぐに受付のところに行って、翌日のファーストセットの状況を訊いてみたけど、自由席はもうすでに90番台、上のカジュアルシートはほぼ満席で、(僕的には自由席よりもよっぽどランク下の)指定席はわずかに空いてはいたけどとんでもない値段。うーん、ちょっとこれは迷うなあ。もう既にいい番号を押さえている東京最終公演に期待するかな。


Setlist 22 May 2015 @ Billboard Live Tokyo [2nd Show]

1. Master Of Disaster
2. Real Fine Love
3. Marlene
4. Lift Up Every Stone
5. Tennessee Plates
6. Terms Of My Surrender
7. Perfectly Good Guitar
8. Through Your Hands
9. Like A Freight Train
10. Crossing Muddy Waters
11. Feels Like Rain
12. Riding With The King
13. Lipstick Sunset
14. My Old Friend
15. Drive South

Encore
1. Have A Little Faith In Me
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2015年05月09日

Hugh Cornwell live in Tokyo

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当初2月に予定されていた来日がこの5月のGWの最終日に延期されたのはこの呼び屋さん主催公演ではよくあることで、いつぞやのメタル・ボックス・イン・ダブみたいに延期された挙句に中止なんてことにならなかっただけよしとしよう。中央線ちょっと先の吉祥寺でライヴを観ることは多いし、手前の中野にはなんだかんだでよく行くけど、高円寺駅に降り立つのは実は初めて。ちょっと早めに来てうろついてみたら、古着屋ばっかりだねここは。ネットで調べてみたら名前を聞いたことのある中古レコ屋があったけど、残念ながらこの日は定休日。会場の場所を確認してから、開場時刻まで腹ごしらえ。よさそうな飲み屋は多いけど、さすがに午後3時にやってるところは限られるね。そういうところはもう昼間から飲んだくれてる人たちでほぼ満席だし。

それほどいい整理番号でもなかったので開場ぎりぎりに行ってみたら、ざっと百人ぐらいの客が会場前にたむろしている。いかにもパンク!みたいな奴はひとりもいないね。前日の吉祥寺公演で買ったTシャツを着ていた友人のRさんを見つけて声をかけてみたら、「さっきそこにヒューがいて、CDにサインもらったんですよ」とのこと。ああしまった、のんきに仕上げの砂肝漬けなんて食ってないでもう少し早く来ればよかった。せっかく白いジャケのCD持ってきてたのに。

入場はスムーズ。らせん状の階段をぐるんと降りると、意外にコンパクトな会場だった。客席部分だけで言ったらネストより小さいんじゃないかな。ステージ前はもう先に入ったファンでびっしりだったけど、運よく壁際にまだ比較的スペースがあったので、かなり端っこになってしまうけど、一応最前列と言ってもいいような場所を確保できた。Rさんはさすが、ヒューのマイクスタンドど真ん前に陣取ってるね。

今回に限らないんだけど、この規模の会場で開場から開演まで一時間というのはちょっと長すぎるよ。指定席だったらもう少しぎりぎりに入場するんだけど、場所取りが重要な立ち見ライヴだとろくにトイレにも行けないからあんまり飲み物ガブガブ飲んでもいられないし。今回は友達と一緒だったからちょっとはうろつく余裕あったけどね。でも物販に行ってみたら、お目当ての『Black And White』アレンジの白いTシャツは残念ながらもう売り切れ。注文できるとは言われたけど、送料込みで四千円近くというのにちょっと引いてしまう。

ステージ上、左側に黒とナチュラルのテレキャスター、中央にドラムキット、僕から遠い右奥にはよく見えないけど緑色っぽいプレジションベースが置いてある。なんの飾りもないすごくシンプルなステージ。何かで読んだヒューのインタビューで、キーボードを入れるとストラングラーズの劣化バージョンみたいになってしまうから、シンプルにスリーピースで、ギターとベースでキーボードのパートまでカバーするアレンジにしているというようなことを読んだ。いや、ベーシストはただでさえあの複雑なJJのベースラインをコピーするのに忙しいだろうし、ヒューが歌いながらあのキーボードのフレーズをギターで再現とか、いくらなんでも無理でしょ。まあ、どんなアレンジになってるのか楽しみにしておこう(ということで、あえてライヴ前の予習は最近のライヴ映像とかは見ないようにしていた)。

開演予定時刻を15分ぐらい過ぎたところでメンバーがステージに登場。ヒューはすっかり痩せて、頭も少し薄くなって、なんだかおじいさんっぽいね。事前にツイッター読んだからわかってたけど、ドラマーは現ポウジーズのダリウス。なんでそこがつながるのかと一瞬不思議だったけど、そういえば『Blood/Candy』にはヒューが参加してるんだった。あのときから時々一緒に演ってるのかな。ヒューは黒い方のギターを肩にかけ、『Totem & Taboo』からとストラングラーズの曲を交互に演奏すると宣言。うわあ、見かけがあんななのに声が完全に昔のまま。すごいや。これは期待できそう。

元の2月の公演前に今は亡きミュージックアンリミテッドで予習してたので、そのアルバムは持ってない僕にも多少は聞き覚えのあったタイトル曲「Totem & Taboo」でスタート。続いてのストラングラーズ曲一発目は何かなと期待していたら、僕的にはかなり(ポジティブな意味で)意表をつかれた「Skin Deep」。来日直後のリハーサルではストラングラーズを20曲ほども演奏し、両日違ったセトリで演る予定と読んでいたから、聴いてみたい10曲は何だろうと考えていたけど、その自己リストには確実に入れていた曲だ。後期の地味な曲だけど好きなんだよね。

奇数番のソロ曲はなんとなく聞き覚えがある程度にしかわからないけど、だからといって決して悪いわけじゃない。申し訳ないけどヒューのソロアルバムはほとんどフォローしてなくて、沢山出てるというぐらいにしか知らないんだけど、このライヴ観てやっぱりちゃんと揃えなければと思ってしまうほどには良い曲揃い。

なんて言っても、次の曲のイントロを聞いてしまうともうどうしてもこっちの頭のリミッターも振り切ってしまう。「Grip」だ! やった、これは聴きたかった。オリジナルよりも、それよりもっと馴染んだ『X-Cert』のライヴヴァージョンよりもややテンポを落とした演奏だったけど、そんなのまったく気にならない。それより、鳴ってないデイヴ・グリーンフィールドのあの印象的なキーボードの音が聴こえるよ。なんて空耳だ。ははは、確かにこれじゃキーボードプレイヤーは要らないわ。

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音響のいい会場だと思った。それぞれの楽器の音はすごくクリアに分離して聴こえるんだけど、ミックスのせいか、僕のいた位置のせいなのか、どうもヒューのボーカルが演奏に埋没してすごく聴こえづらかった。途中でヒューが日本語で「スイマセン」とミキサーに声をかけて、ギターとドラムの音をもっと上げてくれというような仕草をしてたから、もしかしたらステージ上では逆に楽器の音が聴こえづらかったのかも。その話をライヴ後にRさんにしたら、「でも前日はもっと音悪かったですよ」とのことだったから、あれでも改善していたのかもしれないけど。

「誰かオーストラリアに行ったことはあるか?」とヒュー。まばらな観客からの返事を聞いて、「お前らもっと外に出ないと」と言って始めた「Nuclear Device」。やった、これもツボ。そういえば、後の方で「Peaches」を演奏する前にも「お前ら今日ビーチに行ったか? もっと外に出ないと」って言ってたな。なんか日本人は家にこもってるってイメージがあるのかな。それともあれはなんかのギャグだったのか。

ギャグといえば、やたらと(Good Eveningの代わりに)「Good Afternoon」と言ってたし、「ティーパーティーにようこそ」とか言ってたのも、こんな早い時間にライヴやるなんて(ちなみに開場17時、開演18時)というような話をきっとしてたんだろうね。馬鹿にしてたのか、単なる冗談なのかよくつかめなかったけど。

自分の目の前でRさんが両腕を振り上げて大声で「い゛え゛ー!」というのが気に入ったのかこれも茶化しているのか、彼の方を見ながら何度もステージ上でヒューが同じように「イエー!」って言ってたのも印象的。「昔に戻ったみたいだ」みたいなことを言ってたから、あれは好意的だったんだろうけど。

ドラムキットの調子が悪かったようで、曲間で頻繁にヒューとダリウスがなにか相談してた。シンバルがちゃんと固定されてなかったのかな。ヒューが客席にむかって「誰かドラムキット持ってる人いる?」なんて訊いてたのが、この日の微妙なギャグの中では一番笑えたかも。

曲紹介もなしで12曲目に始めた「Always The Sun」が個人的には白眉だった(偶数曲だけ覚えていればいいから結構楽)。ある意味、一番聴きたかった曲かもしれない。後期ストラングラーズ(ヒューのいた90年まででの後期という意味。脱退後は僕にとってはもうストラングラーズじゃないから、一枚も聴いてない)ではいちばん好きな曲。サビのところで観客が自然発生的にコーラスしていたのを聞くと(当然僕も)、やっぱりこの曲みんな好きなのかな。

これも『Live X-Cert』を彷彿とさせた、抜群にかっこよかった「Straighten Out」で本編終了。予定調和的にすぐ出てくるアンコールが最近多いなか、もう出てこないんじゃないかとすら思ったぐらいの長時間(それでも5分弱ぐらい?)の拍手を経て、再登場。そこまでずっとソロ曲とストラングラーズ曲を交互に演奏していたルールを破り、ソロ1曲とストラングラーズ3曲を演奏。「Hanging Around」は嬉しかった。もうこの日は演ってほしいなと思っていた曲がズバズバ当たる。ここでも観客大合唱。最後はお約束の(?)「No More Heroes」で幕。客電が点いてもまだ拍手はしばらく続いてたけど、「これで終了」とのアナウンスが入って、残念ながらそこまで。

(鼻炎薬を服用しているせいか)あまりにも喉が渇いたので、終演後にあと500円追加して生ビールで友達と乾杯。Rさんと一緒にいた、初めて会う方とも乾杯。そのうちにサイン会やりますとのアナウンスがあったけど、まず物販で何か買ってからという話だったので、もうほしいTシャツも売り切れだったから諦めて外に飲みに出ることにした。「この列の長さだと、一人一人とゆっくり話すヒューのことだから、全員終わるまで一時間ぐらいかかるかも」という声も聞こえたし。

結局、もう一枚サインをもらってから途中で合流してくれたRさんも含めて、結構遅い時間まで落ち着いて飲んでしまった。連休最終日だというのに。なんやかんやと感想を言い合ってたけど、結論としては観に行ってよかったライヴだったということ。ライヴ中にヒューが言ってた「近い将来じゃないかもしれないけど、また来るから」というのはほんとに期待してもいいのかな。

後日、ネットで見つけたというセットリストをRさんが送ってきてくれた(オリジナルの持ち主の方、ごめんなさい。勝手に転載させてもらいます)。ソロ曲のタイトルがわからなかったのでうれしい。あと、初日分と見比べてみても、圧倒的に僕の行った日の方が、僕が聴きたいと思っていた曲ばかりだったのが一番うれしかった。

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Setlist 6 May 2015 @ Koenji High

1. Totem & Taboo
2. Skin Deep
3. Stuck In Daily Mail Land
4. (Get A) Grip (On Yourself)
5. I Want One Of Those
6. Nuclear Device
7. Rain On The River
8. Golden Brown
9. God Is A Woman
10. Peaches
11. Bad Vibrations
12. Always The Sun
13. A Street Called Carroll
14. Straighten Out

Encore
15. In The Dead Of Night
16. Hanging Around
17. Duchess
18. No More Heroes

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