2012年01月07日

David Myhr live in Osaka

The English translation follows the Japanese text.

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年末最後の記事をアップしてすぐに大阪に帰省。本当は年明け5日から仕事始めだったんだけど、東京に戻るフライトが5日まで取れなかったので、顰蹙を買うのは覚悟のうえで、どうせ年末余ることになる有休を1日使うことにした。

1月4日までフルに大阪に居られるということは、その晩に行われるライヴに行けるようになったということだ。東京公演は翌週11日だったんだけど、アメリカ出張が入ってしまっているので見送らざるを得ないと思っていたのが、思わぬところで観られることになった。予想外の今年初ライヴ。どうやら年を越しても僕の音楽の神様はこのあたりをうろうろされているようだ。

僕が関東で観たいくつかのアーティストの大阪公演の場として名前は頻繁に見かけていたClub Wonder、ずいぶん老舗のハコらしいけど僕は今回が初めて。心斎橋、というよりむしろ長堀橋に近い雑居ビルの7階にある、おそらく普段はバーとして営業しているのであろう、こじんまりとしたスペース。よくおとぎ話に全部お菓子でできた家が出てきたりするけど、さしずめここは全部がパワーポップでできた家といったところ。ものすごく素敵な場所だった。もし僕が大阪に住んでいたなら、きっとここに入り浸ってしまっていることだろう。

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開場時刻ちょうどに中に入った客は僕一人。その後、開演30分前になっても客はたったの3人しかおらず、いくらあまり知名度のないアーティストの年明け早々のライヴとはいえ、これは悲惨なことになるかなと思っていたら、開演時間間際になってようやくみんな集まってきた。ああよかった。最終的に全部で20人ぐらいはいたかな。

開演間際にどやどやと入ってきたお客さんにまじって、見慣れたスキンヘッドの外人が一名。北欧人だからてっきりもっと巨漢だと思っていたけど、実際の身長は僕とそう変わらない、ずんぐりした体形のデイヴィッド・ミーア(さてここでちょっと長めの注釈を。ただでさえ読みにくい彼のファミリーネームMYHRを、日本盤CDではマイアーと表記しているけれど、ライヴ中に彼自身が自分の名前を発音しているのを聞くと、どうもそうは聞こえない。ライヴ後に訊いてみたら、「スウェーデン語の発音だとミーエル(最後強い巻き舌)、英語だとミーアかな」とのことだったので、ひねくれたうちのブログでは、デヴィッド・マイアーでなくデイヴィッド・ミーアと表記させていただく。そんなことしてるからアクセス増えないんだけどね)。

さて、ここからは途中休憩を挟んでたっぷり2時間越えのライヴについて、いつものように覚えていることを洗いざらい書いていく。11日の東京公演はパワーポップ・アカデミーの一環だから大阪とは違った内容になるらしいけど、11日に下北沢に行く予定でネタバレを嫌う人は、ここから先は12日以降に読んでね。


アクースティック・ライヴだと聞いていたけど、上の写真にあるように、左からギブソンのレスポール、ヤマハのアコギ、ノードのキーボード、さらに後ろにはマックブックが置いてあって、これは単なるギター弾き語りではないなとすぐにわかる。開演予定時刻の7時半を5分ほど回ったところで、場内後ろの方で歓談していたデイヴィッドが観客をかき分けてステージへ。まずはアコギを肩にかけて、新作『Soundshine』からの「Don't Say No」でスタート。

一番前で聴いていたからというのもあるかもしれないけれど、CDで聴くよりもずっと声の強い人だ。メリーメイカーズが解散してからの活動を僕はよく知らないけど、相当ライヴで歌い込んでるんだろうね。あのちょっと特徴のある声が耳にビンビン響いてくる。あの小さなスペースなら、彼ならマイクなしでも十分いけたんじゃないかな。

「新しいアルバムが出たばかりだけど、今日は新曲と古いのを織り交ぜて演るよ。じゃあ次はメリーメイカーズの曲で、“Troubled Times”」と続ける。自分でもネイティヴ・ランゲージでない英語だからか、それとも日本人相手に話すのが慣れているからか、わかりやすくゆっくり話してくれる。それぞれの曲の紹介だけでなく、歌い終わってからも「今の曲はね」と歌詞の背景なんかをしっかり説明してくれるから、あまりよく覚えていなかった曲でもしっかり頭に残る。自分の曲を大事にしているんだなあというのがよくわかるね。

3曲目はパフィーに書いた曲のセルフカバーらしい「You Stole My Heart Away」。日本盤CDのボートラは2曲ともパフィーに提供した曲のセルフカバーで、PowerPop Academyのブログによると、この曲は最終的に日本盤からオミットされたとのこと。僕はパフィーの曲なんてそれこそ「アジアの純真」ぐらいしか知らないけど、こんなにたくさんデイヴィッドから曲提供されてるんだね(調べてみたら、アンディ・スターマーの曲もたくさんシングルカットされていた)。

キーボードに移り、再び新作から「I Love The Feeling」。これいい曲だよね。さらに続けて「これはヨーロッパ盤のアルバムだと最後の曲(と、デジパックの欧州盤を見せながら)。長い曲だけど聴いてね」と説明しながら、「Ride Along」を。途中のフルートソロは、キーボードの上に置いてあった赤いプラスティックのカズーで代用。「この楽器を知ってる?カズーっていうんだよ。カズ(Club Wonderの東さん)と同じ名前だね」とデイヴィッド。

だめだ、全曲分書いてるときりがない。ちょっとずつ端折って書いていこう。アコギに戻ってからの2曲目「The One」を歌う前に、「この曲は妻のパウラに捧げる」と、客席後ろの方にいた奥さんのことを紹介。小柄でかわいい人だね。それにこの、激甘の歌詞。ライヴ終了後も仲のいいところをたっぷり見せつけてくれていたよ。

「グループを結成してこの曲を最初に書いたのはもう20年も前のことになるんだ」と言いながら歌い始めたのは、確か一番最初のシングル「Andrew's Store」。こんなのまで演るんだ。この曲を収録した日本編集盤のジャケがかつて一度だけこのブログに登場したのを覚えている人はいないだろう(だからどうってことはないんだけど)。

エレキギターに持ち替え、「Honky Tonk Women」とかのリフを弾きながら「これなーんだ?」とイントロ当てクイズ(笑)。「Enter Sandman」のときは「典型的なパワーポップ曲だ」とジョークも。で、実際に演奏したのは、メリーメイカーズ記念すべきファーストアルバムのオープニング「She's A Radio」。この曲好きだったなあ。ファーストの印象は、僕はヒットした「Monument Of Me」よりもこっち。

1曲挟んで、「次の曲は、デイヴィッド・ミーアに伴奏とコーラスを任せよう」と言って、マックブックを操作し始める。ハードディスクに多重録音してあった自分の演奏をバックに、新作からのシングル曲「Looking For A Life」。僕はどこかのサイトでこの曲を聴いて、即座にアルバムを買うことを決めた。これがたっぷり12曲演奏した前半最後の曲。

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David Myhr 『Soundshine』

メリーメイカーズのセカンドが確か97年発表だったから、それ以来14年振りとなる(はずの)デイヴィッド・ミーア初のソロアルバム。

記録によると、僕はメリーメイカーズ(The Merrymakers)のファーストを97年5月25日に買っている。そのCDの裏ジャケを見ると、日本盤が出たのは97年4月28日。何の情報を頼りにあのアルバムにたどり着いたのか今となっては思い出せないけど、とにかく僕はメリーメイカーズが日本に紹介された極初期から聴いていたことになる。さっき書いた編集盤も含めて、日本で出た3枚のCDはすべて持っている。だけど、正直言うと彼らはいつも僕の一番のお気に入りバンドというわけではなかった。アルバムを聴いていいなとは思うものの、それぞれの曲を覚えるまで聴きこんでこなかったのは、キャッチーでありながらあまりにもストレートなメロディーラインが若干物足りなかったからかもしれない。

だから、この新作が出たのを知ったときも、さっき書いた「Looking For A Life」を試聴してみるまで、僕は買おうかどうか相当躊躇してしまっていたのは事実。今日の記事の趣旨はアルバム紹介じゃないからもうこのぐらいにしておくけど、一言だけ書いておくと、今回のソロアルバムはメリーメイカーズのどのアルバムと比べても、一皮どころか何枚もの皮がむけたというほどの出来。およそパワーポップというジャンルの音楽が好きな人なら、有無を言わさず買いの一枚。


さて、ライヴは15分ほどの休憩を挟み、後半戦へ。キーボードで、新作オープニング「Never Mine」、僕のお気に入りの一曲でもある「Loveblind」と続け、メリーメイカーズ初期シングル曲「Magic Circles」へ。「このタイトルはビートルズから盗んだんだ。『Revolver』のワーキングタイトルがこれだったんだけど、彼らが『Revolver』を選んだから、僕は別のを使わせてもらったというわけ」とのこと。

アコギに持ち替え、僕が新作で一ニを争うほど好きな「Record Collection」。なんでこんなにいい曲がボートラ扱いなのかわからない。日本でどれだけヨーロッパ盤が流通しているのか知らないけど、この1曲のためだけに日本盤を買うのが正解というもの。「これは、自分の彼女とレコードの趣味が合わないために別れてしまうという曲なんだ」と紹介。

一旦歌い終わった後、「途中一か所歌詞を歌うの忘れた」と、その飛ばした歌詞の部分からまた歌い始め、律儀にそのままもう一度最後まで歌う。好きな曲だからこれはちょっと嬉しかったな。「この曲の中には有名な曲のタイトルがたくさん出てくるんだ。“Twist And Showt”だろ、“Good Vibrations”だろ、あとなんだっけ」と思い出せなさそうだったから、お客さんが口々に「My Generation!」とか「Fun Fun Fun!」とか(これは僕)覚えてるだけ挙げる。

「Cut To The Chase」も、さっきの「Looking For A Life」同様、ハードディスクに録音した自分の演奏をバックに歌う。どうもこういうキラキラ系の曲はやっぱりギター一本の演奏じゃ物足りない模様。

再度キーボードに移り、「この曲を一人で演奏しなけりゃいけないのは淋しいよ。バンドはどこ行ったんだ」とか言いながら、メリーメイカーズ随一のヒット曲「Monument Of Me」を。途中で観客にコーラスを要求。歌詞もない簡単なフレーズとはいえ、見たところ僕よりずっと若そうなお客さんみんなちゃんと歌う。よく知ってるね。リアルタイムじゃなくてもメリーメイカーズとかはパワーポップ好きなら必須科目なのかな。

観客席から“田中さん”という方が登場してキーボードとコーラスを担当したのはどの曲だっけ。「Icy Tracks」かな。コーラス部分の歌詞はカタカナでメモっていたようだけど、キーボードは上手かったね。どこかのバンドの人なのかな。演奏後、デイヴィッドとハグして客席へ戻る。

第二部最後のパートは、エレキギターで(これもパフィーに提供した)「Boom Boom Beat」と、ハードディスク演奏付きの「Got You Where He Wanted」で終了。そして、ステージを降りる間もなくアンコールの拍手。

「君たちはなんて優しいんだ。実はまだ演奏する曲があと24曲あるんだ」と笑わせ、「リクエストある?」とデイヴィッド。誰かが「Happy New Year!」とリクエスト。あとで調べたら、アバのカバーなんだね。フルコーラスは歌わなかったけど、きちんとリクエストに応え、「ほかにリクエストは?」と再度尋ねる。

リクエストはなかったので、「じゃあこれを演ろう。みんなも好きだろう、ジェリーフィッシュ」と言って、「Baby's Coming Back」で締める。デビュー当初から散々ジェリーフィッシュに例えられ(たぶんそれが僕が彼らのCDを買った理由)、セカンドアルバムではアンディ・スターマーをプロデューサーに迎えていたほどだから、当然このカバーもしっくりはまっていたよ。


第二部も12曲、アンコール2曲の合計26曲という大ボリューム。新作からもメリーメイカーズ時代の曲も目ぼしいのはほぼ全曲演奏したはず。大満足。デイヴィッドは、途中休憩のときから用意していた缶ビールをここで初めて開ける(それまではずっとミネラルウォーターを飲んでいた)。グレン某とかジム某とか(笑)、ライヴ中浴びるほどアルコールを摂取する人たちに慣れている目から見ると、それがとても新鮮だった。

終了後は、20名ほどのお客さんほぼ全員が居残って、写真&サイン&おしゃべりタイム。デイヴィッド自身が持ち込んだという、メリーメイカーズのセカンドアルバムのオーストラリア盤(日本盤とは違ったボートラ1曲入り。この曲はさっき演奏していたね。エミット・ローズのカバーらしい。そういえば、エミット・ローズが13年振りだかなんだかで新作を出すってそのときに言ってたな)のデッドストックがまたたく間に売り切れる。それにサインをもらう人たち。「このアルバムの数曲はアンディがプロデュースしたんだけど、ブックレットには写真を載せさせてくれなかったんだ」とデイヴィッドが話すのが聞こえた。

途中休憩と終演後に記憶していただけのセットリストをメモしたけど、全部は覚えきれなかったので、デイヴィッドに言って、彼のiPadに入っていたリストの写真を撮らせてもらう。

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多分、歌詞もここに入ってて、演奏中に見ていたんだろうと思う。これいいアイデアだよね。ライヴが終わった後に手書きのセットリストをもらうという楽しみは減ってしまうけど。


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デイヴィッドと乾杯の図。週末に東京でマシュー・スウィートのライヴに行くという話をしたら、彼もその予定だって。「どの日のどっちのステージ?」と聞くと、「金曜のセカンドだったはず。いや、土曜かな。ファーストステージだったかも」と相当あやふやな記憶(ごまかそうとしていたのか?)。奥さんのパウラからも「違うわよ、何言ってんの」とツッコミが入る。「もしかしたら君と同じ回かもしれない。そのときにまた会おう」と言ってくれる(いい加減・笑)。

最初に話したときに名前を聞かれたので「yas」と答えた。その後たくさんの人たちと話した後に僕のところに来てくれて、録画中の自分のiPodを向けながら「yas、今日のライヴはどうだった?」と逆インタビュー。とっさのことで「もちろん最高だったよ」とかそんなありふれた台詞しか言えなかったけど、そうやってちょっと聞いただけのお客さんの名前を憶えていてくれたり、ファンの言葉を自分のiPodに残しておこうとしたり、そういうところにちょっと感激。

ビールのおかわりを注文しにカウンターに行くと、東さんが「この店は初めてですか?」と話しかけてくれる。そこからしばし、よもやま話。ついでに、開演前にBGMでかかっていたCDを2枚ほど衝動買い。初対面の常連らしきお客さんもいろいろ話してくれる。なんか、あったかいね。ほんとにいい店。また次に大阪来たときにはライヴなくてもちょっと寄ってみようかな。


Setlist 4 January 2012 @ Osaka Club Wonder

1. Don't Say No
2. Troubled Times
3. You Stole My Heart Away
4. I Love The Feeling
5. Ride Along
6. Smiling In The Sky
7. Under The Light Of The Moon
8. The One
9. Andrew's Store
10. She's A Radio
11. What About?
12. Looking For A Life

13. Never Mine
14. Loveblind
15. Magic Circles
16. Record Collection
17. Monkey In The Middle
18. Cut To The Chase
19. Monument Of Me
20. April's Fool
21. Somebody Made For Me
22. Icy Tracks
23. Boom Boom Beat
24. Got You Where He Wanted

[Encore]
1. Happy New Year
2. Baby's Coming Back


David Myhr live in Osaka

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Back to my hometown Osaka right after I uploaded the last article of my blog for 2011. My office would start from 5th of January but I only could book the return flight on 5th, so I've decided to take a day off, anticipating my colleagues would raise their eyebrows.

I can spend a full day of 4th, that means I can go to the event that evening. I knew the gig in Tokyo would be held on 11th, but as I've already had a business trip plan that week, I had to give it up. Then this Osaka gig suddenly turns out to be my first one this year, thanks to the grace from my personal musical God who’s still around.

I recognized the name Club Wonder as the venue in Osaka for some artists who I've watched live in Tokyo. It's a long established place but this is my first visit. Located close to Nagahoribashi rather than famous Shinsaibashi, the cozy bar is situated on the 7th storey in the multi tenanted building. You know the house made of cookies & candies in the fairy tale. This place is something like that, but only made of power pop. If I'd live in Osaka I'd be here more than frequently. What a wonderful place!

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The door opened on time. There was only me, alone. After 30 minutes, there were just two others. I started to worry about the slack event for the unknown artist on the new year holiday, but when it came closer to the starting time the venue became packed with the audience, perhaps around 20 people. I felt relieved.

There was one familiar looking skinhead foreigner standing among the audiences who came into the bar just before the show. I was imagining him to be taller as a Scandinavian but his actual height wasn't so much higher than me. That was, a bit squabby David Myhr himself. A little bit lengthy annotation here; His family name MYHR is hard to pronounce from its spelling. It says like "my-er" on the booklet of Japanese CD, but when I hear him pronouncing his own name during the show, it didn't sound like that. I asked him the correct pronunciation after the show, and he said it was like "me-er" (with the strong R sound) in Swedish. In English it was like "me-ah". So I've decided to write his name like that in my blog (knowing those who search "my-er" in Japanese wouldn't reach here).

Here I'm going to write everything I remember about the two-hour live performance (including a break). I heard the Tokyo show on 11th would be a different set as it's a part of PowerPop Academy event, but if you are going to the Tokyo show and don't want to read anything about the setlist before the show, please avoid reading from here onwards (though I'm writing this English translation way after the Tokyo set) .


I heard it'd be an acoustic set, but as you see in the photo above, from the left hand side there were Gibson Les Paul, Yamaha acoustic guitar, Nord keyboard and a Macbook situated behind. Well, this shouldn't be just an acoustic set. About five minutes past the planned starting time, David, who was chatting with the audience at the back came straight to the stage. Carrying his acoustic guitar he started the show with 'Don't Say No' from his new album "Soundshine".

Perhaps partly because I was at the front row, I recognized his voice way stronger than what I hear on the CD. I'm not very sure about his activities since the break-up of The Merrymakers, but I guess he should've been singing continuously since then. That distinctive voice resonates quite well. He wouldn't need a microphone in such a small venue.

"The new album was just released but I'll sing both my new songs and the old ones. The next one is The Merrrymakers' song, Troubled Times". Maybe because he's also not a native English speaker, or maybe because he's accustomed to speak to Japanese, he talked a little slowly so that we could understand. Not only just introducing the next songs, but he also explained the background of the songs after finishing them. That impressed me to remember each song though I've already forgotten some old ones. That's how much he cherishes his own songs.

The third song was the self-covered 'You Stole My Heart Away' that he wrote for Puffy. The two bonus tracks in the Japanese edition "Soundshine" are both self-covers for Puffy, and according to the PowerPop Academy blog, this one was omitted from the CD in the end. I only know the debut single of Puffy, but as I check the web there are some songs written by David (and even some by Andy Sturmer).

He sat behind the keyboard and sang 'I Love The Feeling' from the new album. I like it. And then he said "this is the last song of European version (as he shown the digipac European edition of "Soundshine"). It's a little bit long one but please listen", and started 'Ride Along'. The flute solo part was substituted by the red plastic kazoo. He said "do you know this? This is kazoo, same as Kazu (the owner of Club Wonder)".

No, if I write this much for each and every song, this article never ends. I have to skip some part and go ahead. Before he sang the second one back to acoustic guitar, he introduced his wife sitting at the back of the audiences, saying "this next song is dedicated to my wife Paula". She was a cute looking lady. And this sweet lyrics! After the show we witnessed how they love each other:)

"It was twenty years ago when I started the band and wrote this song" and he started 'Andrew's Store' (if I'm not wrong this was the first single of The Merrymakers). I was surprised that he even played such an old song. Maybe nobody remember the album cover of the Japanese edition CD which contains this song once appeared in this blog.

He changed to the electric guitar and gave us some quiz by playing the intro of 'Honky Tonk Women' and some more. He played 'Enter Sandman' and joked "a typical power pop song". And finally he played the opener of The Merrymakers' first album 'She's A Radio'. I liked this one. My impression of the first album is this rather than the hit single 'Monument Of Me'.

He started to operate the Macbook saying "I ask David Myhr to do the chorus and the other instruments". With the pre-recorded backtrack he played, he played the new single 'Looking For A Life'. This was the song that I listened on some web site and immediately decided to buy the album. And this was the last song of the first set which contained 12 songs.

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David Myhr 『Soundshine』

The first solo album by David Myhr, after 14 years (must be) since the second album of The Merrymakers in 1997.

According to my record, I bought the first album of The Merrymakers on 25th of May 1997. And according to the back cover of the Japanese CD that I still own, it was released on 28th of April 1997. I don't remember what information made me buy this by now, anyway I must be one of the earliest listeners of The Merrymakers in Japan. Including the Japanese edition of the early singles which I wrote above, I have all three albums of them. But, honestly speaking, they weren't always my most favourite band. Every album sounded good, but I didn't repeat them enough to remember all the songs. Maybe because the melody lines were too straightforward though they were pretty catchy.

That's why I hesitated to buy the new solo album of David until I listened to 'Looking For A Life' on the web. The purpose of today's article is not the introduction of this album, so I shouldn't continue this too long. One last comment for this album; this new album is way better than any of The Merrymakers' albums. If you're into power pop, this is a must-have.


After the 15 minutes break, the second set started. He played the opener of the new album 'Never Mine' on keyboard, then one of my favourite 'Loveblind'. And then the early single of The Merrymakers 'Magic Circus'. "I stole this song title from The Beatles. It was a working title of "Revolver" but because they didn't use it, I used it instead".

He changed to the acoustic guitar and played another favourite of mine 'Record Collection'. I don't know why such a good song was only a bonus track. I'm not sure how many of European edition are distributed in Japan but you must buy Japanese edition just for this song. He introduced "this song is about you break up with your girlfriend as you can't stand her taste of record collection".

When he finished singing 'Record Collection', he said he forgot to sing one verse, and started to sing once again from that part, dutifully until the end. I was glad to listen to my favourite twice. He said "there are many of the famous song titles in this song. There are 'Twist And Shout', and 'Good Vibrations', and…what else?". The audiences replied one after another; "My Generation!" or "Fun Fun Fun!" (it was me).

Just like 'Looking For A Life', he played 'Cut To The Chase' with the pre-recorded backtracks. Only a guitar sound seemed not enough for these shiny colourful songs.

Once again on the keyboard, he said "it's so sad to play this song alone", and started the big hit of The Merrymakers 'Monument Of Me'. He demanded the audiences to do the chorus, and everyone sang. Even though it was only a simple phrase without lyrics, but I was surprised to hear the young audiences knew the song. Though they didn't know it on time, but this song must be on the textbook of the power pop school.

Which song was that, when one of the audiences Tanaka-san appeared on stage and played the keyboard and do the chorus? Maybe 'Icy Tracks'? He kept the lyrics of the chorus part in Japanese on the paper, but he played the keyboard perfectly. He may be from some local band? After the song he hugged David and back to his seat.

The last part of the second set was 'Boom Boom Beat' (another song for Puffy) and 'Got You Where He Wanted' with the pre-recorded instruments. And before he got off the stage, the applause for encore started heavily.

"You're too kind. I've got another 24 songs to sing" he joked. And "any request?". Somebody requested 'Happy New Year'. I didn't know the song but it was a cover version of Abba. He didn't sing the full chorus but well responded to the request. "Any other request?" he asked again.

No more request, so he said "ok, then I play this one. You must like Jellyfish" and close the show with 'Baby's Coming Back'. The Merrymakers were liken to Jellyfish from its beginning (maybe that was why I bought their first CD) and their second album was produced by Andy Sturmer. This cover version suited very much of course.


He played another 12 songs in the second set. Totally 26 songs including the encore. I guess he played most of the key songs from The Merrymakers to the brand new album. I was satisfied a lot. David finally opened the tin of beer (he kept drinking the water during the show). It looked fresh to me as I've seen Glenn somebody or Jim somebody who keep drinking alcohol while they play:)

The photo shooting and chatting time started after the show, with the twenty-odd audiences (almost everyone). The dead stock Australian version of the second album of The Merrymakers, which David brought himself sold out quickly. The version includes one bonus track which is different from the ones on Japanese edition. This evening David played that song written by Emitt Rhodes. Oh, by the way David said during the show that Emitt would release the new album after 13 years or so. The fans who bought the album got the autograph by David on the spot. I heard David saying "some songs on this album were produced by Andy but he didn't let us put his photo on the booklet".

I took note the song titles during the break and after the show as much as I remembered. As I didn't remember all, I asked David to show me the setlist in his iPad.

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It's a good idea to use iPad (maybe the lyrics were in iPad too), though it's a pity that we can't get the hand-written piece of paper after the gig.

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I cheered with David. I told him that I'd go to Matthew Sweet's gig on the weekend, and he said he would be there too. "Which stage on which day?" I asked him. He replied "The second set on Friday. No, it's Saturday. Maybe the first set". Paula said "no, it's not. What are you saying". It was funny to see them chatting like that. He said "maybe the same one as yours. See you there". Did he mean it?:)

When we first talked he asked me my name, and I said "yas". After a while he came back and pointed his iPod to me, asking "hey yas, how did you like the show tonight?". It was too sudden for me to think of something else than "it was very good". But I was moved that he remembered my name among many audiences and tried to keep the fan's comment in his iPod.

I went to the bar counter for another beer. Kaz asked me if this was my first visit. We chatted for a while. I bought two CDs which he played before the show as the BGM. Some people (must be regular customers) joined and talked to me friendly. What a nice feeling. A real nice bar indeed. Next time I come to Osaka I should come back here, though without a gig.


Setlist 4 January 2012 @ Osaka Club Wonder

1. Don't Say No
2. Troubled Times
3. You Stole My Heart Away
4. I Love The Feeling
5. Ride Along
6. Smiling In The Sky
7. Under The Light Of The Moon
8. The One
9. Andrew's Store
10. She's A Radio
11. What About?
12. Looking For A Life

13. Never Mine
14. Loveblind
15. Magic Circles
16. Record Collection
17. Monkey In The Middle
18. Cut To The Chase
19. Monument Of Me
20. April's Fool
21. Somebody Made For Me
22. Icy Tracks
23. Boom Boom Beat
24. Got You Where He Wanted

[Encore]
1. Happy New Year
2. Baby's Coming Back


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