2011年02月20日

黒板アニメと冬のセール

昨日はひさしぶりの休日出勤、明日からはまた出張と、ちょっと忙しくしているので、今日は短めのをひとつ。まずは、最近は滅多にYouTubeからビデオを貼り付けることもなくなったこのブログにしては珍しく、これをどうぞ。



ハンドクラップが印象的な悲しげな曲調もとてもいいけど、このビデオが素晴らしいね。少しずつ違った画像をひとコマずつ撮影していく手法はクレイ・アニメーションと同じだけど、粘土の代わりにチョークと黒板を使ったアイデアが秀逸。ひとつ前に描いて消した部分が白く残って、不思議な残像みたにいに見えるのが逆に効果的だね。粉受けのところに白いチョークの粉が積もっていくのもいい。2000もの画像をつなぎ合わせて、開始から完成まで半年もかかったんだって。アイデアと根気のたまもの。

ファイアカイツ(Firekites)というオーストラリアのこのバンドを僕が知ったのはほんの先週。去年の暮れから誰に頼まれたわけでもないのに僕が一方的に宣伝しているインパートメント/p*disのオンラインショップで試聴したのがきっかけ。

そのショップで、先週末からウィンターセールが開催されていて、対象商品が全部50%オフになっている。このバンドのアルバムも含まれていたんだけど、さっき見たら残念ながらもう売り切れてしまったみたい(僕は入手済み)。

タマス・ウェルズを見つけてくるようなセンスのこの会社が同じように世界中のあちこちから見繕ってきた様々なアーティストのCDが全部半額。きっと、つい目測を誤って多く仕入れすぎたものばかりなんだろうけど、だからといって内容がよくないわけじゃない。ちょっと手間をかけて試聴してみる価値のあるものばかりだ(それぞれのCDの解説ページで試聴できるものも一部あるけど、大抵はマイスペースに飛ぶようになっているか、もしくは自分でマイスぺで探さないといけないのもある。それにしても今のマイスぺ、やたらと作りが複雑になっている上に、異常に重いね。どんどん使いにくくなるよ)。

かつて僕がブログで紹介したステッドファスト・シェパード(The Steadfast Shepherd)のこのアルバム、セールに出さないといけないほど売れなかったのかと思うと、残念なのと同時にちょっと責任も感じてしまうよ。タマスのファンなら、1000円ちょっとであれば「買い」だと思うので、是非どうぞ。
The Steadfast Shepherd LP.jpg

3年ほど前にデビューアルバムを記事にしたエギル・オルセン(Egil Olsen)のセカンドアルバムもあった。あのアルバムもよかったけど、このセカンドも、リリカルな基調は変わらず、でもちょっと豪華でドリーミーな感じが追加されたいい出来。これも1040円というのは破格。
Nothing Like The Love I Have For You.jpg

セールは今月いっぱい。だけどどれが何枚在庫に残っているかわからないので、気になる人はお早めにどうぞ。
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2011年02月13日

N君、サンキュ

このブログの右側のカテゴリ欄にある「コンサート」という項目をクリックして過去記事を紐解くと、何度も出てくる名前が二つある。いつもこのブログを読んでくださっている方ならそんなことをしなくてもわかるだろうけど、グレン・ティルブルックとタマス・ウェルズのことだ。僕が彼らのコンサートに何度も足を運んでしまうのは、ライヴ自体が素晴らしいことは勿論だけど、僕と同じようなリピーターの皆さんがやたらとフレンドリーなことも理由のひとつだ。

そうやって知り合った友達の一人が、N君。09年のグレンのライヴのときに話すようになったら、実はタマスの初来日公演でも僕のことを見かけていたという。僕以外でその両者のライヴに常に通っているという人は意外と少ないんだけどね。それからというもの、グレンとタマス以外でもあちこちの会場で彼と遭遇している。普段身の回りに音楽の趣味が合う友達がいない僕にとっては、自分の好きな音楽の話をどれだけ掘り下げて話しても理解してくれる頼もしい友達の一人だ。

去年の年末に、東京からちょっと離れたところに住んでいるN君が忘年会に呼んでくれた。いつもグレンのライヴで一緒になる数名が集まり、それぞれの2010年ベストアルバム候補の披露(試聴)会をするなんていう楽しい企画だ。僕も、1月2日の記事に載ることになる10枚(うち1枚はこの後に土壇場で入れ替わった)を持って、ちょっとした年末の旅行気分で出かけて行った。

実は忘年会自体はN君宅でなく近所の友達の家で開催されたんだけど、そこにN君が持ち込んだCDはとてもベスト10なんて枚数じゃなかった。「CD収集が特に趣味ではない一般人が一生に買うCDの総数」みたいな枚数を3つぐらいのケースに入れて車で運んできたN君によると、それは彼がダブって買ってしまったCDだとのこと。素朴な疑問:何故そんなにダブってしまうのか? この地方ではグリコのおまけみたいに中に何が入っているかわからない状態でCDが売られているのか。

さらなる驚き。なんとN君はそれらの余ったCDを僕らにくれるという。実在するサンタクロースを目撃した気分だ。集まった3名にほぼ同数をくれたと思うんだけど、翌朝酔いが醒めた僕の手元にあったCDは8枚。一部を除いてどれもこれもほとんど聞いたこともないような人たちばかりだ。さすがN君。

年明けの長期出張やらグレン祭りやらが重なってなかなか聴く機会がなかったんだけど、先日ようやくもらったCDを全部聴き終えたので、N君への報告がてら簡単な感想を書いてみることにした。



South Of Boredom.jpg
Beezewax 『South Of Boredom』

さすがプロデューサーがケン・ストリングフェロウだけあって、ポウジーズそのまんまの音。むちゃくちゃかっこいい。掘り出し物。全然知らなかったよ、こんなバンド。ビーズワックス。ノルウェー産なの? 調べてみたら、この99年のアルバムの後にも沢山出てるね。そういえば06年盤の赤っぽいジャケはどこかで見たことあるかも。さっそく買い集めなければ。それにしても、最後に入ってるボートラ風の罵りパートは何?


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Icecream Hands 「Rain Hail Shine」
Icecream Hands 「Why'd You Have To Leave Me This Way?」

以前の記事にちょこっとワーキング・タイトルを書いた、未来のyascdに入れようと思って探していたメルボルンのバンド、アイスクリーム・ハンズ。あちこちの通販サイトで見かけたアルバムを発注しても、もう廃盤なのかちっとも送られてこないのに、なんでこの人はこんなシングル盤まで押さえているんだ?しかもダブるほど買い込んで。ストレートなパワー・ポップからしっとりしたアクースティック曲まで、いい曲書くね、このバンド。両方合わせて全9曲、同じ曲のヴァージョン違いとかも入ってて、ちょっとしたコンセプト・アルバムを聴いている気分になるよ。


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Charles Jenkins 『The City Gates』

「アイスクリーム・ハンズ聴くならこれもどうぞ」と次にN君に手渡されたのは、そのバンドの中心人物、チャールズ・ジェンキンスのソロアルバム。なんとニッチな。なんでこの人はこんなものまで押さえて(以下略)。基本的にはアイスクリーム・ハンズと同傾向の音だけど、ちょっとサイケな色付けがなんだか大人っぽい。


Ends Of The Earth.jpg
Peter Bruntnell 『Ends Of The Earth』

これは隠れたオルタナ・カントリーの名盤か、と思いきや、この音で英国人なの? 激渋。アメリカの中西部のどこかからひょっと出てきたと言われても素直に信じてしまいそうなメロディーと歌いまわし、そしてこのとろけるようなペダル・スティールの音色。ピーター・ブランネルと読むのかな。この人も調べてみたらこの後何枚もアルバム出してるなあ。あ、英国人だけど生まれはニュージーランドのオークランドだって。なんか急に親近感湧くね。ついさっき、最新アルバムっぽいやつ、ポチッとしてしまったよ。


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Mark DeCerbo & Four Eyes 『Sweet On The Vine』

この人たちはちょっと調べてみたけど全然出自がわからなかった。マーク・ディサーボと読むのかな。どこの国の人だろう。バンド名、四つ目だって。このいかにもB級っぽいジャケに少し気後れしながら聴き始めてみたけど、うん、悪くはないね。B級といえばB級かもしれないけど。でも、こういうジャンル分けしにくい音って売れないんだよね、可哀想だけど。


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A. J. Croce 『Cantos』

ジム・クロウチの息子。それは知ってた。このジャケも見たことあると思う。クレジットを見ると、ベン・ハーパーがワイゼンボーンを弾いてたりする。ということから想像のつく、ちょっとソウルフルなシンガー・ソングライター兼ピアノ弾きのアルバム。ポール・マカートニーの「Maybe I'm Amazed」のカバーがいいね。さっきのワイゼンボーンを始め、メンバーの使用楽器のほとんどに生産年が書いてある。その半数ぐらいは第二次大戦よりも前だ。というヴィンテージな趣のアルバム。


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The Orchid Highway 『The Orchid Highway』

オーキッド・ハイウェイ。これもいかにもアメリカンな音。ラウドな。ハイウェイというだけあって、ドライブ中に聴くといい感じ。でも調べてみたらカナダのバンドだった。まあ、カナダも広いからきっとドライブ楽しいよね。行ったことないけど。メンバー5人のうち3人の苗字がマクドナルドで、言われてみたらジャケットに写った人達(一番左を除いて)よく似てるね。でもこの4人のうち1人はマクドナルドではないんだね。どいつだ。



いやー、クオリティ高かったね。こんなのを惜しげもなく分け与えてくれるなんて。ありがとうね、N君、いいのを教えてくれて。おかげで、買わないといけないCDがまた増えてしまったけど(笑)。何かお礼しなくちゃね。次は誰のライヴで会うんだっけな。
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2011年02月08日

追悼 ギャリー・ムーア

Corridors Of Power.jpg Out In The Fields The Very Best Of.jpg G-Force.jpg
Colosseum II.jpg Monsters Of Rock.jpg BBM.jpg

そんなにあっちこっちひっくり返さなくたって、うちのCDラックから次から次へと出てくる彼関連のCD。高校のときに『Corridors Of Power』を初めて聴いて衝撃を受けたのがきっかけだった。あの頃聴いていたヘヴィ・メタルやハード・ロックのグループの殆どは今の僕の耳には合わなくなってしまったけれど、彼がギターを弾いている(特に初期の)アルバムは、今でもこうしてCD屋で見かけるたびについ手に取ってしまっていた。

後年すっかりブルーズに染まってしまってからはあまり熱心に追いかけなくなってしまったけれど(かつてこのブログでも“ロック界の片岡鶴太郎”なんて揶揄した呼び方をしたことがあるけど)、そんな時代のライヴやベストアルバムなんかで「Wishing Well」とか「Over The Hills And Far Away」とかのハード・ロック・ナンバーが選曲されているのを聴くのもまた格別だった。

2月6日、休暇中のスペインのホテルの部屋で亡くなっているのが見つかったそうだ。58歳だったってね。せっかくハード・ロックに見切りつけてブルーズなんてオヤジ臭い音楽に転向したんだから、もっと長生きすればよかったのに。明日は朝早くに会議があるから早く寝ないといけないんだけど、ウォークマンに入れるCDを何枚か見繕ってからにしよう。


p.s. ちなみに、いつものことながら、“ゲイリー”・ムーアと書いた方が通りがいいのはわかってるんだけど(実際、自分だって高校時代からずっとそう呼んできたんだけど)、“グラハム”同様にその日本語発音がちっとも通じないと知ってからは、やっぱりカタカナでもちゃんと書かなきゃと思ってしまう。
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2011年02月05日

Mogwai live in Tokyo

まずは、HMVのお粗末な「独占企画」の話から。あれは去年の11月のことだった。モグワイのニューアルバムが発売されること、それと同時に来日公演が行われること、しかも、ニューアルバムからの曲だけで構成されるという一夜限りのその来日公演のチケットはHMV通販で初回盤CD+Tシャツとのセットでのみ発売、つまりHMVで一万円弱を払った人だけが手にできるという企画が発表された。

2年前の来日公演はグレン・ティルブルックの来日と重なってしまったために断念。それ以来の来日、しかもあのときの(僕の中では悪名高い)スタジオコーストではなく、地理的にも会場の規模的にもずっと好感の持てる恵比寿リキッドルームということなので、発表当時はどんなデザインなのかもよくわからなかったTシャツも込みで9450円というのはちょっと気が引けたけど、こんな機会も滅多にないだろうと思い、クリックした。

確かにその当時からHMVのサイトには、CDとTシャツは1月31日頃の発送になるということが書いてあったと思う。公演日のわずか二日前だ。届いたら急いで聴き込まないとね。平日の夜の公演だから、Tシャツを着て行くのはちょっと無理かな。

そのうち、どこかのサイトでモグワイの追加公演が発表されたのを見た。僕の行く公演の翌日、同じリキッドルームで、こちらは新作の曲だけでなく、通常のセットリストのライヴだという。なんだ、そっちの方がいいんじゃないの。新作いいのかどうかもまだわからないし、そんなに全作品聴き込んでいるわけでもない僕でも、やっぱりファーストの「Mogwai Fear Satan」とか聴きたいしね。

と思っていた矢先、HMVからいつもの箱が届いた。でもやけに軽いぞ。と思ったら、中身はチケット。ずるいよな、チケットだけ先に送って、こっちをキャンセルして通常公演に乗り換えられるのを防ぐなんて(でも、HMVのサイトを読んだら、最初にクリックした時点でキャンセル不可だった)。まあ、しょうがないか、普通のライヴのチケットだって、一回申し込んだらキャンセルなんてできないんだし。でも、通常セットリスト公演とのチョイスが最初から提示されていたらと思うと、やっぱりなんか納得いかない。

そうこうしているうちに公演日の2月2日が近づいてきた。1月31日頃発送だけど、もしかしたらちょっと早めに届くかも。某CDショップから30日に届いたメルマガにはそのアルバムが入荷したことが書いてあったし。でも、31日には届かなかった。やっぱり31日に発送したのか。

ところが、翌日になってもまだ届かない。なんなの、これ。HMVのサイトに行っても、チケットが発送された時点でそのオーダーは「発送済み」になってしまっていてトレースすらできないし。一応HMVのカスタマーサービスには商品が届かない旨を連絡。

ライヴ当日。開場時間の1時間ほど前、そろそろ仕事を切り上げて恵比寿に向かおうかと思っていた頃に、HMVからメールが返ってきた。「お客様の商品は本日配達完了しています」。なにそれ。当日自宅待機していないと事前に聴けないのなら最初からそう言ってよ(自宅待機なんて無理に決まってるけど)。きちんと事前に届けられる実力がないんなら、こんな「独占企画」なんて組まないでくれよ。

早々と届いたはいいけれど抽選でろくでもない大きな整理番号が割り振られたチケットを手に、かなりやさぐれた気分で恵比寿に向かう。二階で開演を待つ間、今回のオリジナルTシャツを着た人をちらほら見かける。そっか、ちゃんと昨日のうちに届いた人もいたんだね。あるいは、今日届いたのを早速着てきたのかな。少なくともここにいる全員が完全に予習なしで来たというわけではないのか。と思うと悔しさもひとしお。



文句はこれぐらいにしておいて、ライヴのことを書こう。大きな整理番号のわりには、運よく会場左側やや後方の、ちょっと小高くなったカウンターの端っこをキープすることができた。ステージ左端がちょっと見えづらいけど、全然問題なし。モスコミュールの冷たいカップもカウンターに置けるし。

開演時間を15分ほど廻ったところで、前座のバンドが登場。にせんねんもんだいって名前しか知らなかったけど、女の子だけのスリーピースなんだね。何も喋らずに演奏開始。モグワイのオープニングを務めるだけあって、かなり硬質なインスト・バンド。しかも曲がどれも長尺。40分ほどでたったの3曲。ちょっと単調なところもあって仕事帰りの身にはふっと意識が遠のく瞬間もあったけど、いや、でもなかなかよかったよ。ステージを去る時に初めて喋った普通の女の子の声とそれまで鳴り響いていた轟音とのギャップがすごかった。二日後にO-nestで公開ライヴ録音があるんだって。行ってみようかな(結局仕事が押して行けなかった)。


30分ほどのセット変換の後、モグワイ登場。(後で知ったセットリストによると)新作『Hardcore Will Never Die, But You Will』からの曲順そのままに演奏した新曲群は、かなりいい出来だった。インストゥルメンタル主体でなかなか曲ごとのメリハリがつけ難いと思うけど、ちょっとしたSEやボコーダーを通したぼそぼそとしたボーカルをうまく交えて飽きさせない流れにしているね。

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僕はあまりメンバーの名前とか、構成すらよくわかっていない程度のにわかファンなんだけど、いつも写真で見て、なんだか坊主頭のオッサンばかりだというのに妙に親近感を持っていた。この日も、にせんねんもんだいのセットを片づけてモグワイのステージセットに変更するとき、楽器の調律をしていた地味な坊主頭の人達が、後でライヴを見たらやっぱりメンバーだった。あの人たち、きっとそのへん歩いててもわからないよ。

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MC担当は、ステージ右側に立つ背の低いギタリスト、スチュワート・ブレスウェイト。とはいえ、曲が終わったときに「サンキュー、アリガトウ」と繰り返す程度。後は早口のグラスゴー訛りで何か言ってたけどなかなか聞きとりにくかった。僕はNZに住んでいたからイギリス発音の英語にはそれなりに親しんでいるつもりだけど、やっぱり北国の訛りはきついね。

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何曲演ったかわからないけど、終盤にある曲のイントロで一斉に会場がどよめく。僕は知らなかった曲だけど、そこからは過去の曲を演奏するんだね。セットリストによると、まず「Christmas Steps」。名盤だとは聞いているけどジャケがなんとなく気持ち悪くて僕は持っていない『Come On Die Young』からの曲だ。

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その次の次は、僕も知ってるイントロ。「Mogwai Fear Satan」だ。これが聴けたのは嬉しい。この曲(というかモグワイの音楽)を特徴付けている、延々とした静寂を突如打ち破るような轟音が入る瞬間、それこそ0.1秒の遅れもなく会場全体が大声を上げる。すごいね、みんな。あの果てしない曲のどの瞬間にあの轟音が入ってくるかわかるんだ。

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それが本編のラスト。アンコールに応えて再登場し、最初に演奏した曲はよかったな。セットリストを見ると「2 Rights」と書いてある。えーっと、『Rock Action』収録の「2 Rights Make 1 Wrong」だね。あれも中古屋で頻繁に見かけるから、そのうち買ってみようかな。

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その曲を終え、お別れの挨拶をするスチュワート。他のメンバーから「おいおい、もう1曲あるよ」と突っ込まれて赤面。最後は「Batcat」。このエンディングも超かっこよかった。これはEPの曲か。でも最近出たライヴCD(+DVD)にも収録されてるね。それも買うのか。CDで聴くのとは全然違うこのライヴのダイナミズムをどこまでライヴCDやDVDで再現できているのかは興味あるけどね。

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ここに載せた写真は全部この日のもの。会場に貼ってあったバーコード先にメールを送ったら、後でこれらの写真が見られるパスワードが送られてきた。ブログに貼っていいかどうかは書いてなかったけど、まあいいよね。後で怒られたら消そう。

そのサービスもなかなか気が効いててよかったけど、更によかったのは、終演後に出口で配っていたメンバー直筆サイン入りのセットリスト。何百枚もサインしたのかと一瞬思ったけど当然そんなことはなく、サインしたものをコピーしたんだね。

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「Too Raging」のところに手書きで「Sorry」と書いてあるのは、確かイントロを間違えてやり直した曲かな。ということは、これ終演後に書いたのか?でも終演後に何百枚もコピーする時間なんてないよな。じゃああの曲のことじゃないのかな。じゃ、何を謝ってるんだ。うーん、謎。


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Mogwai 『Hardcore Will Never Die, But You Will』

僕の買ったニューアルバム(からチケットとTシャツを除いたもの)。初回限定の2枚組で、日本盤のボートラ2曲に加え、2枚目には23分の長尺曲「Music For A Forgotten Future (The Singing Mountain)」を収録。おまけに、モグワイのロゴがついたギターピックも封入されている。デジブック仕様のなかなか綺麗な作りもいいね。ブックというほど沢山のページはないけど、このジャケのように綺麗な写真が何枚か収められている。この風景、グラスゴーなのかな。

Pick n Tick.JPG


Setlist 2 Feb 2011 @ Ebisu Liquidroom

1. White Noise
2. Mexican Grand Prix
3. Rano Pano
4. Death Rays
5. San Pedro
6. Letters To The Metro
7. George Square Thatcher Death Party
8. How To Be A Werewolf
9. Too Raging To Cheers
10. You're Lionel Richie
11. Christmas Steps
12. Killing All The Flies
13. Mogwai Fear Satan

[Encore]
1. 2 Rights Make 1 Wrong
2. Batcat
posted by . at 16:54| Comment(5) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする