2010年01月16日

Tinted Windows live in Tokyo

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今年一発目のライヴは、渋谷Duo Music Exchangeで昨晩行われたティンテッド・ウィンドウズ。当初、Zepp Tokyoの予定だったのが、随分規模の小さなこちらのハコに変更。あまりチケット売れてなかったのかな。まあ、僕にとっては地の果てみたいなZeppまで足を運ばされなくてラッキー。開始時間も遅くなったので、会議が終わってから駆けつけてもまだ開演まで余裕があったし、おまけに小さな会場だから、真ん中あたりでも結構至近距離で観られて、いいことづくめ。

予定時刻を15分ほど押したところで、客電が落ちてメンバーがステージに登場。CDの裏ジャケやPVと同じく、ステージ左からジェームズ・イハ、テイラー・ハンソン、アダム・シュレシンジャー、一番右にサポートのギタリスト、中央後方にバーニー・カルロス。右手のギタリストは帰って調べてみたら、ジョシュ・ラッタンジ(Josh Lattanzi)という人。アルバート・ハモンド・ジュニアのバンドのべーシストらしい。

オープニングは、アルバム最終曲「Take Me Back」。ドラムの音がかっこいいよ。さっきリンクした記事にも書いたけど、このバンドの音の要はやっぱりバーニーのドラムだね。それにしてもバーニー、鼻の頭と両方のほっぺにまるで赤いクレヨンでぐるぐると丸く塗ったみたいで、すごく可愛い(笑)。酔っ払ってるのか?なんであんなに赤いんだ?ヒゲを短く刈ってこざっぱりしたサンタクロースみたい。野球帽かぶって軍手はめて、プロモ写真のスーツ姿とは大違い。いいな、この人。

続いて、アルバム中僕が一番好きな「Can't Get A Read On You」。もう演るのか。ギターのリフもかっこいいんだけど、僕の位置からだとイハのギターが全然見えない。顔だけ見ててもしょうがないので、自然と視線は目の前のアダムに。塗装のはげたフェンダーのジャズベースをかかえ、時折りコーラスをかぶせる。この人もプロモ写真とは違って、無精髭に労働者風のグレーの簡素なシャツ。ちょっと東欧系というかアラブ系っぽい顔つきなんだね。シュレシンジャーってどこ系の名前なんだろ。

その後もアルバムからの曲を順不同に立て続けに演奏。テイラーが、「久しぶりに日本に来られて嬉しい」って言ってたから、ハンソンは来日したことがあるんだね。だとすると、15年ぶりぐらいになるのかな。アダムは曲が終わるたびに「アリガトゴザイマス」って言ってたね。丁寧。

6曲目で演った「New Cassette」(多分)は新曲なのかな。どの曲のときに言ってたか忘れたけど、次のアルバムを作ろうとしてるらしく、それは「Tinted Windows 3」になるんだって(笑)。トラベリング・ウィルベリーズか。

「次はちょっとスローダウンしよう」って言うから、あのアルバムにスローな曲なんて入ってたっけと思ったら、「Back With You」か。「次はもっとロックンロールっぽいのを」と続けた「Cha Cha」と全然テンポ変わらないじゃない(笑)。まあ、そういうところがいいんだけどね、あのアルバム。

10曲目で「次の曲は日本盤のボーナストラックだから、日本人しか聴いたことがないんだよ」とアダム。ごめん、僕は安い輸入盤買ったからその曲知らないんだけど。「この曲には、天井のディスコボールを使って」って、多分予定されてなかっただろうミラーボールを急遽動かしてた。

「アジアン・カンフー・ジェネレーションから花をもらった」って言ってたっけ。「アメリカでは誰も花なんてくれないからね。歓迎されてる気持ちが伝わって嬉しいよ」と。そういうMCは大体アダム。テイラーもいろいろ喋ってたけど、どうも彼のマイクちょっと音が割れてたのか、えらく言葉が聴き取りにくかった。イハもたまに喋ってたけど、バーニーは終始後ろで(赤いぐるぐるほっぺで)ニコニコしてるだけ。

そのボーナストラック「The Dirt」のエンディングを延々引っ張った挙句に、あのメタリックなギターのフレーズでメドレーのように始まったのが「Kind Of A Girl」。うひゃー、かっこいい。

てっきりそれがエンディングかと思ったら、続けてもう1曲演った後に「最後はナックの曲」と言って、ジョシュがこの日初めてリードギターを弾いた「Let Me Out」を。ナックだって。なんかすごい嬉しい。そういえば、そもそもこのグループを始めたきっかけが、“バズコックスからナック、チープ・トリックまでを意識して”ということだったよな。

とか思ってたら、アンコールで登場したアダムが「バズコックスを演るよ」と、「I Don't Mind」を始めた。そう、こういう趣味の人たちだから、年齢も見た目も元いたバンドのテイストもバラバラなのに、出てくる音のセンスがこんなにいいんだよね。

もうこの頃になると、ピンホールカラーの白いシャツに細身のネクタイで決めたテイラーが、一番ばててたかな。なんかハアハア言ってるよ。一番若いのにね。でも、あの格好はさすがに暑いだろう。観てるこっちもダウンのジャケットで相当汗だくだったけどね。

最後に「Without Love」で終了。結局、日本盤ボートラも含んだアルバム全曲と、新曲1曲、ナックとバズコックスのトータル15曲でわずか1時間。正直言って腹八分目の長さだったけど、それがちょうどよかったかも。もしかしたらファウンテンズ・オヴ・ウェインかチープ・トリックの曲を演るかなと思ってたけど、そういうのはやらないお約束なのかもね。

そう思うと、来週のファウンテンズのアコースティック・ライヴ観たくなってきたよ。ちょっと仕事が立て込んでて行けそうにないんだけどね。他にも行きたいライヴがいくつもあるし、なんでこの時期にこんな来日ラッシュなんだ?さては、去年の急な円高の時期に、あちこちのプロモーターが調子に乗って一斉にオファーしたのがちょうど今の時期に重なったのかも。


Setlist 15 Jan 2010 @ Shibuya Duo Music Exchange

1. Take Me Back
2. Can't Get A Read On You
3. Nothing To Me
4. Dead Serious
5. Messing With My Head
6. New Cassette
7. Back With You
8. Cha Cha
9. We Got Something
10. The Dirt
11. Kind Of A Girl
12. Doncha Wanna
13. Let Me Out

Encore
1. I Don't Mind
2. Without Love


posted by . at 17:48| Comment(5) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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