2009年12月13日

yascd014 オーロラの夜

オーロラを見に行きたい。いつの頃からか、ずっとそう思い続けている。星座とか星占いとかにはちっとも詳しくないんだけど(何座が何月かなんて、いまだに三分の一も憶えてやしない)、惑星とか宇宙の話になると、子供のときからいつも食い入るように興味を示していた。オーロラの話だってそう。太陽風が惑星の磁場と反応して夜空にあんな綺麗なものができるだなんて、実際に見たことはなくても、想像するだけでわくわくする。

NZに住んでいた頃に行こうと思えば見に行けなくもなかった。季節を選んでずっと南の方とかに行けばね。でも機会がなくて。日本に帰ってきてからも、冬の旅行の計画を立てるときにまず頭に浮かぶのが、北欧やカナダでオーロラを見ること。でも、日本からそういうところにそういう時期に行こうとすると、結構な金額になるんだね。とりあえず、もうちょっと先の楽しみにしておこう。あと何年かでなくなってしまうようなものでもないし。

yascd012のコメント欄で、その当時僕が一枚も持っていなかったフィンランドのCDを探してきて、派生バージョンのyascd012.1なんてのを作ろうかという話題になったのが、今日のお話のきっかけ。最初は見つけてきたフィンランドものをいくつか入れて、まさに前回の派生バージョンみたいな選曲をし始めたんだけど、作っているうちに、なんだかそういうのも面白くないなと思い始めた。

そうだ、オーロラを見に行ってるような気分になるミックスってのはどうだろう。氷点下何十度という凍てつく空気の中、真っ暗な空に満天の星と輝くオーロラ。そんな雰囲気を持った曲を集めてみよう。というのが今回のyascd。番号も派生じゃなくて014にしよう。さて、そんなのうまくできるかな。


Englaborn.jpg
1.ヨハン・ヨハンセン (Johann Johannsson) 
Joi & Karen
『Englaborn』

エスキモーみたいな防寒具にしっかりと身を包み、暖かい小屋から氷と暗闇の世界に一歩を踏み出す瞬間。温度も音も光もない世界。寒いと感じること以外、自分の五感が全て閉ざされてしまう。雪と氷を踏みしめて自分の脚で歩いていること以外は、宇宙飛行士が船外に出る瞬間を疑似体験しているような感覚。

このブログ界隈限定で“アイスランドの野比のび太”の異名を持つヨハン・ヨハンセンの02年のソロアルバムから。012には彼の“マシーン・ロックンロール・ユニット”、アパラット・オルガン・カルテットを入れたけど、実はこっちがこの人の得意分野。このアルバム自体は演劇用に作られたものらしい。

この小さな写真じゃ単なる青地に白文字にしか見えないかもしれないけど、変形デジパック内部の美しい写真も含めて、とても繊細な音を的確に表したジャケットもいい。


Toxic Girl.jpg
2.キングス・オヴ・コンヴィニエンス (Kings Of Convenience)
Once Around The Block
『Toxic Girl』

麻痺していた感覚が徐々に少しずつ戻ってくる。耳鳴りだと思っていた音が、実は遠くから聴こえているひっそりとした音楽だということに気づく。

キングス・オヴ・コンヴィニエンスが歌うバッドリー・ドローン・ボーイ。その二者を知っている人なら、何の説明も要らないだろう。デーモン・ゴフがどんなに素敵な曲を書くかというのを、このノルウェイの二人組が証明している。デーモン本人のバージョンが悪いわけではないけれど、これは別格。

普段シングル盤まで追っかけているグループではないんだけど、01年の『Quiet Is The New Loud』からカットされたこのシングル(アルバムとは違うバージョン2曲と、このBDBのカバー、それに「Toxic Girl」のPV入り)は、単なるコレクション目的なんかじゃなく、買ってよかったと本当に思えるCD。


Tomorrow We'll Wonder.jpg
3.セプテンバー・マレヴォランス (September Malevolence)
Exxon Valdez
『Tomorrow We'll Wonder Where This Generation Gets Priorities From』

暗闇の森の中を歩くにつれ、次第に視界が開けてくる。とはいえ、周囲の漆黒に変化はない。頭上に広がる星の数が徐々に増えているので、自分が森を抜けつつあることがわかる。

スウェーデンのポストロック・バンド。僕が買ったのは日本盤だけど、経歴が書かれた帯以外に詳しい情報は載っていない(2000円以下で日本盤をリリースするために余計なライナーや対訳を省略したことは評価したい)。

ポストロックと一括りにされるグループって、クラシックまがいのものから、実験音楽的なもの、ほとんどハードロックすれすれのものまで、聴いてみないとどんな内容かわからないものが多いんだけど、ジャケと帯の解説に惹かれて買ったこれは、緩急使い分けたスケールの大きな演奏をするいいバンドだった。同じスウェーデンのエスキュウ・ディヴァインを彷彿とさせるね。


The Lake Acts Like An Ocean.jpg
4.トマス・デンヴァー・ジョンソン (Thomas Denver Jonsson)
Posession
『The Lake Acts Like An Ocean』

ここからしばらく、SSWものが続く。そうだな、オーロラがなかなか出てこないので、一旦小屋に戻って小休止。北欧の歌い手たちが紡ぐ歌を聴きながら暖を取る、という設定にしようか。

一見アメリカ人かと思うような名前のこの人、苗字のジョンソンのSが二つ並んでいるところで北欧系だとわかるね。友達が作ってくれたミックスCDに入っていたスウェーデンのSSWなんだけど、僕はそのことはすっかり忘れていて、ある時とあるCD屋でちょっと安かったこのアルバムのジャケに惹かれて買ってみたら、聴いたことのある曲が入っていたというわけ。それがこの曲。悲しげな男女デュエット。


Snow On Moss On Stone.jpg
5.ドラウジー (Drowsy)
When It'll Be Snowing
『Snow On Moss On Stone』

012のコメント欄で指摘されて以来、CD屋に行くたびにフィンランドものを探すようになってしまった。これもその一枚。ドラウジー(日本盤の表記はドロージーになってるけど、フィンランド語発音ではどうなんだろう)ことマウリ・ハイネケンという名のSSW。

ちょっと不思議なメロディー展開が、なんだかシド・バレットぽいなと思っていたら、ライナーでも彼をはじめ、ニック・ドレイクやロバート・ワイアットらが引き合いに出されていた。ちょっとそこまで持ち上げるのはどうかとは思うけど、アイスランド組とはまた一味違ったこの不思議風味音楽は面白いよ。


Behind The Music.jpg
6.サウンドトラック・オヴ・アワ・ライヴス (The Soundtrack Of Our Lives)
In Your Veins
『Behind The Music』

こちらはSSWではなく、6人組のスウェーデンのバンド。メンバーのデスマスクが印象的なこの01年のアルバム全体はもっとハードというか、ちょっとサイケデリックっぽかったりもするんだけど、ここでは場の雰囲気を壊さないように、このしっとりした曲を入れよう。

もうとっくにいなくなったバンドだと思ってたら、今年新譜が出てたんだね。このファーストを始め、いつも独特の雰囲気がいい味出してるジャケットが気に入ってたんだけど、今回のはなんか中年向けスポーツクラブの宣伝みたいなジャケット。違和感ありまくり。


I'm Coming Home.jpg
7.セイント・トマス (St. Thomas)
Cornerman
『I'm Coming Home』

ノルウェーのSSW、セイント・トマスことトマス・ハンセン。この人のことも確かさっき書いた友達に教えてもらったんだっけな。ニール・ヤングそっくりの声で、ニール・ヤングが作ったような曲を歌う。別にニセモノとか言うつもりはないよ。僕は彼のアルバムを2枚だけ持ってるけど、実力のある人だと思う。

この02年のアルバムはファーストなのかな(と思って調べてみたら、これ以前に2枚出てるんだ)。CDトレイのところに「セイント・トマスはオスロ生まれの25歳。自分の音楽を褒められると暖かい気持ちになる。彼のことをよろしく」なんて書いてある。でも、確か彼しばらく前に若くして亡くなってしまったんだよね。


Every Streetcar's Got A Name.jpg
8.マイクル・モラー (Michael Moller)
Don't Ever Fuck Her Again
『Every Streetcar's Got A Name』

最初は08年2月のこの記事で取り上げ、012にも収録したモア・カプリス(Moi Caprice)のリード・ヴォーカリストのソロ・アルバム。別に解散したわけじゃなく、バンドとは違った雰囲気のを作ってみたくなったんだろうね。と思えるほど、もの凄く濃厚な(性的な)内容のアルバム。アルバム内では「Don't Ever Kiss Him Again」という曲と対になっているこの曲の歌詞も結構えぐい(大体、こんなタイトル書いてこの記事ちゃんとアップできるのか?また変なコメント来そう)。

アフィリエイトしようとしたら、アマゾンでは扱ってないね。僕はこれをアップル・クランブルで買ったはずなんだけど、そこにももう在庫はないみたい。なので、カナダのポプシクルのサイトを張っておこう。

歌い手の憤りを表現したかのような、終始遠くで鳴り響くフィードバック音が、ここまでしばらく続いた歌ものコーナーの終わりが近いことを示唆している。さて、再び防寒着を身に纏い、厳寒の中に歩を進めよう。


Hintergarten.jpg
9.ハヌー (Hannu)
Pop
『Hintergarten』

最初に凍てつく空気の中を静かに歩き始めたのとは明らかに様相が変わってきた。暗い森の中を木霊するざらっとした不協和音。冷ややかな打楽器と終始不気味に響き渡る低音。周囲に電磁波を感じる。風景が歪む。

これもフィンランドもの探しで見つけた一枚。名前も知らなかったし、ちょっと値は張ったんだけど、500枚限定という文字に釣られて入手。フィールドレコーディングとエレクトロニカの融合というのかな。このジャケットの雰囲気そのままの、凍りつくような独特のサウンドが結構気に入ってしまった。

これもアマゾンにもアップルさんにもないね。ポプシクルにもなければ、北欧専門店ICELANDiaにもないや。うろうろ探していて偶然見つけた京都のCD屋さんのサイトに載ってたので、上にリンクしておいた。この店、面白そう。後でいろいろ見てみよう。


Still Here.jpg
10.クリヤキン (Kuryakin)
Take My Hand
『Still Here』

歪んだ風景の中から聴こえて来る、不自然なまでに人工的なサウンド。砂糖漬けのレトロ・フューチャー。夢を見ているような、何処かに誘われていくような心地良さ。と思うと、あたかも夢を見ていた瞬間に叩き起こされるかのごとく、突然ブツンと音が途切れる。

シェルフライフからの、各々300枚限定のCDEPと7インチアナログのセット、いわゆる1000シリーズのうちの一枚。これはCDの方に入ってる曲かな。まだ確かこのEP(と、そこからのシングル)しか出していない、スウェーデンのバンド。この新しいのか古いのかよくわからない奇妙な感じは、悪くない。アルバム出ないかな。

こんなのは当然アマゾンにはないけど、アップルさんにはまだ置いてあるね。このシリーズ、ものによっては300枚なんてあっという間になくなるみたいなのに。僕も2種ほど買おうと思って買い損ねたのがあるよ。


On Your Side.jpg
11.マグネット (Magnet)
Where Happiness Lives
『On Your Side』

次に聴こえて来たのは、もっと暖かい音だ。さっき何度か聴いたSSWの残党のように聴こえる。ただ、またしても木霊のように鳴り響くテルミンの音が、先ほどの明るい雰囲気とは何処か違った情景を醸し出している。

ノルウェーのSSW、マグネットことエヴァン・ヨハンセン。この03年のアルバムがデビュー作のはず。ボブ・ディランのカバー(「Lay Lady Lay」)も含めて、ここで聴けるような浮遊感のある歌を聴かせてくれる。ぱっと見は単なる風景写真に見えるけど、妙に凝った作りのジャケもわりと好き。


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12.シゼル・アンドレセン (Sidsel Endresen)
Blessed Instant
『Undertow』

ぴんと張り詰めた空気が続く。次に聴こえてきたこの女声は、まるで呪術を唱えているようにも聞こえる。歌がフェードアウトするにつれ、自分が属するのとは違う世界に足を踏み入れるときが来たようだ。

僕は全然知らなかったんだけど、調べてみたら結構なキャリアを持つこの人のこのアルバム、僕はノルウェー・ジャズのブッゲ・ウェッセルトフト(Bugge Wesseltoft)やニルス・ペッター・モルヴェル(Nils Petter Molvaer)の名前に釣られて買ってみた。あまり好きなタイプの女性ボーカルではないけど、この硬質な音には何故かよく合うね。


Alone In The Bright Lights Of A Shattered Life.jpg
13.ライブラリー・テープス (Library Tapes)
Cold Leaves For The Violent Ground
『Alone In The Bright Lights Of A Shattered Life』life

雪の平原に一気に視界が広がる。先ほどからの厳しい風はおさまる気配を見せず、体温がどんどん奪われていくけれど、満天に輝く星空に、ついにオーロラが見えはじめた。

儚いまでに美しいピアノと、荒涼とした風景を思わせるノイズ。スウェーデンのデイヴィッド・ウェングレンのソロ・ユニットであるこのライブラリー・テープスは、去年と今年連続で来日しているほど、ここ日本でも人気のようだ。こういう音がそこまでのポピュラリティーを得るということが信じられないけど。どちらの来日公演も行きたかったんだけど、残念ながら都合が合わず断念。今度来てくれたら行こうかな。


Skaizerkite.jpg
14.モント・マルディエ (Montt Mardie)
Dungeons And Dragons
『Skaizerkite』

ここで一杯、暖かい珈琲を頂くことにしよう。芯まで冷えきった体に染み渡る、人間の住む世界の温度と香り。空一面に、たくさんの星が流れていくのが見える。

つい先月のこの記事で紹介したばかりのこのアルバムから。詳しい解説はそちらを読んでもらえればいいけど、この曲は、うきうきするようなアップテンポの曲がずらりと並んだそのアルバムにいくつか入っているしっとりとしたバラッドのひとつ。僕の書き方が下手だったのか、結局あの記事はカブ子さんにコメントを頂いたのみであまり人気がなかったんだけど、このアルバムはお薦めなのでいろんな人に聴いてほしいな。


Finally We Are No One.jpg
15.ムーム (Mum)
The Land Between Solar Systems
『Finally We Are No One』

先ほどのライブラリー・テープスが地上から見たオーロラだとしたら、今度は重力の呪縛を離れ、オーロラの中に体を委ねてみよう。せっかくのバーチャルツアーだからね。ゆったりとしたリズムと夢のようなメロディ。天使の声が聴こえる。オーロラの中にいるので、時折り混じる電磁波のノイズさえもが心地良い。

電子音とアコースティック楽器の融合。アイスランドの同胞シガー・ロスやアミーナに通じる、ミニマルでありながら壮大な音作りをするこのグループ。今年も新作を出すなど精力的な活動をしているが、ボーカルのクリスティンがいたこの当時(このアルバムは02年)の作品はまた格別。12分間の夢心地を存分に味わってほしい。


She Came Home For Christmas.jpg
16.ミュウ (Mew)
She Came Home For Christmas (Acoustic Version)
『She Came Home For Christmas』

充分に堪能したことだし、そろそろ帰途につくことにしよう。どこからともなくクリスマスを歌う優しい歌声が聞こえてきた。そうか、もうそんな時期になるんだな。

来日を間近に控えたミュウのファーストアルバム『Frengers』収録曲だけど、ここにはその壮大なバージョンでなく、シングル盤に収録のアコースティック・バージョンを入れてみよう。インドネシアで買ってきた新作はまだ聴いてないけど、それ聴いたら来日公演に行きたくなってしまうかな。


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17.ジュニップ (Junip)
Black Refuge
『Black Refuge』

やっと戻ってきたこの小屋で、ささやかな祝杯。パーティーというほど派手なものではないが、そろそろ終わりが見えてきたこの旅を祝う会を開こう。大仰な面子はいないけれど、演奏を買って出てくれた二組のグループに任せるとしよう。

音が割れているのかと思うほどのざらっとした演奏に乗る、聴き慣れたクールな声。僕のブログを読んでくださっている人には、敢えてこのシンガーの名前を伏せておいて、誰が歌っているのかを当ててみてほしいぐらいだ。

でも、ブログでそんなことをしてもしょうがないから、答えを書こう。このジュニップは、デビュー当時のホセ・ゴンザレスが並行してやっていたバンド。ざらっとしたドラムを叩いているのは、ホセのあの印象的なジャケットのイラストを描いているエリアス・アラヤ(Elias Araya - 発音がこれで正しいのかどうか、いまだにわからない。英語読みならイライアスだろうけど)。

結局この5曲入りEPしか残さなかったバンドだけど、ホセのファンであれば必聴の内容。5曲目はなんと、ブルース・スプリングスティーンの「The Ghost Of Tom Joad」のカバー。もちろん、ホセが歌ういろんなカバー・バージョン同様、完全に彼の色に染め上げられている。


Aboa Sleeping.jpg
18.バーニング・ハーツ (Burning Hearts)
I Lost My Colour Vision
『Aboa Sleeping』

これもフィンランドもの探しの旅で出会ったバンド。フラットな女声ボーカルとコーラス、それにシンセを使った、ヘタクソ一歩手前みたいなバンドサウンドが、80年代初期にバラバラと出てきた沢山のニューウェーブ・グループの名前を思い起こさせる。きっと、そういうのを聴いて育ってきた人たちなんだろうね。親近感を持ってしまうよ。


Tranquil Isolation.jpg
19.ニコライ・ドゥンガー (Nicolai Dunger)
Going Home For Christmas
『Tranquil Isolation』

楽しかった小さなパーティーも終わり、すっかり夜も明けてしまったようだ。宴の後の床に転がっているワインのボトルを踏まないように、まだ酔いが頭に残ったままの誰かが部屋の片隅に置いてあるピアノに近づき、淡々としたメロディーを弾きはじめた。クリスマスには家に帰ろう。そう言っているようだ。では僕も、ざくざくと雪を踏みしめて、自分の属する世界に帰ろう。

まだNZにいた頃に知り合った、さっきとは別の友達に教えてもらったこの人。その頃の僕はまだ北欧ものといえばスウェーディッシュ・ポップぐらいしか頭にイメージがなかったので、こういう人がいるんだというのはすごく新鮮だった(教えてもらったのはこの曲ではなかったけど)。

02年のこのアルバムには、ボニー・プリンス・ビリーことウィル・オールダムが参加している。この人がそういう方面との繋がりを持った人だというのは、たまたま店で安く入手したこのアルバムを聴くまでは知らなかったけど。


またしても、とてつもなく長い記事になってしまった。僕が自分で作ってみたこの流れのミックスCDを聴きながらでなければ、こんなのちゃんと最後まで読んでくれる人はまずいないだろう。自己満足の極致。ストーリー重視で作ったわけじゃないのに、この記事にするにあたって無理矢理ストーリーにはめ込んだものだから、話の辻褄をあわせるのに苦労したし。

もともとyascd012「北欧編」の流れを汲んでスタートしたこのミックス、いくつかの曲は010「癒し系」に入っていてもおかしくないし、009「ピアノ三昧」に入れてもいいようなのもある。最後の方にはタイトルにクリスマスと付く曲が二つも入ってるから005「クリスマス」とも関連しているようだし、更に言えば、一部の読者の方からずっと催促されている辺境系みたいな曲も何曲か入っているから、これは取り様によっては色んなyascdのいいとこ取りと言える内容かもしれない。まあ、必ずしも誰にでも耳心地のいい曲ばかりじゃないから、いいとこ取りと言えるかどうかはわからないけれど。

とにかくこれが、今年の僕からのちょっと早いクリスマスプレゼント。三年前のとは違って、聴いてみたらきっと寒い冬の夜を実感できることだろう。メリー・クリスマス。
posted by . at 12:46| Comment(11) | TrackBack(0) | yascd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする