2009年07月25日

Ben Folds live in Tokyo

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ここ数週間、半端なく忙しい日が続いていて、慌てて終電に駆け込んだり、終電に間に合わなかったりという状況。そんな中ムリヤリ時間を割いて行ってきたベン・フォールズ 活動15周年記念ライヴ。15年前に衝撃のファーストアルバムを聴いて以来、付かず離れずみたいな感じながらずっと聴いてきている僕にとっては、実は今回が初の生ベン。

ライヴは21日の火曜日だったんだけど、そんなわけで今日まで時間が全く取れず、ようやくこの記事を書くことができる。ちょっと記憶が薄れてきているところもあるけど、なんとか思い出しながら書いてみよう。

小雨の中を恵比寿駅から歩いていくと、リキッドルームの手前の歩道橋のたもとには「チケット譲ってください」と書いた紙を持った人が何人も(外人もいたな)。単独公演としては今回日本でこの一回だけで、結構早い段階でソールドアウトになっていたとはいえ、この雨の日に買えるかどうかもわからないチケットを頼りにずっと立っているファンがこんなにいるなんて。

例によってぱっとしない僕の整理番号では、何百人もが自分より先に入場することになるので、いいポジションで観ることは端から諦めてたんだけど、会場後方の一段高くなった場所の手すり前が運よく空いていたので、そこで開演まで待つことにする。1月のグレンのライヴで知り合った方々が僕のことを見つけて声をかけてきてくださったり、空腹に流し込んだジントニックが疲れた神経を麻痺させてくれたりと、一時間はあっという間。

リキッドルームって、定員何人なんだろう。とにかく、ほとんど立錐の余地もないほどの超満員。開演直前になって、うわー満員だと思っていたその後からまだどんどんと人が流れ込んでくる。去年ファウストを観たのと同じ会場で、あのときも決して空いていたわけではないけれど、目分量ではあの倍はいるんじゃないかと思えるほどの盛況ぶり。これじゃ、きっと雨の中で余分チケットを期待してた人たちはとぼとぼと帰る羽目になっただろうね。

真ん中にグランドピアノが一台置いてあるだけのステージに、ほぼ定時にベンが登場。上に載せた写真はネットから拾ってきたものだけど、こういう感じの帽子(もうちょっと丸い感じのハンチングだったかな)と、こういう感じの無地のネイビーのTシャツ。

オープニングは「Eddie Walker」。満員の観客が歌う歌う。すごいね。ベンも演奏の途中で一瞬手を休めて、客席を見てにっこり。もうその時点で、今日のライヴは盛り上がるというのがベンと観客の共通認識になったようなもの。

5曲目の前に、ピアノの上に置いてあった紙を手に話を始めた。ニック・ホーンビィと一緒に曲を書いていること。次の曲はニックの子供が通う病院での出来事について(だったと思う。ニックは自分の息子の病気のことは本にしているから)。まだ出来たてなので歌詞を見ながらじゃないと歌えないこと。などなど。とにかく、その曲(後でネットで調べてみたら、「Picture Window」というタイトルだった)は、素晴らしかった。次のアルバムに入るのかな。

次の曲もニックとの共作。サラ・ペイリン(昨年のアメリカ大統領選挙のときの副大統領候補)の娘を妊娠させてしまったリーヴァイ・ジョンストンという男の歌。歌詞ははっきりとは聴き取れなかったけど、さっきの曲も含めて、ニック・ホーンビィらしいなあと思えるような言い回しがいくつも。そういえばニックの「Slam」まだ読んでないや、と思って検索したら、9月にもう新作が出るんだね。この人こんなにペース早かったっけ。

横道にそれてしまった。「もう一曲、歌詞を見ながらじゃないと歌えないんだ。これで最後にするから」とか言いながら歌い始めたのは、「Hiroshima」の日本語バージョン。途中ちょっととちったけど、ニコニコしながら最後まで歌ったよ。まっかっかー。

ライヴDVDで観るような、立ち上がって体を前後に揺さぶりながら弾くという場面はあまりなかったけれど、それでもあの大きなグランドピアノの隅から隅まで使いまくって弾き倒していた。こぶしや前腕部全体で鍵盤をガンガン叩いたかと思えば、クラシックみたいな繊細なタッチで厳かに速弾きしたり、上から手を突っ込んで弦を直接弾いたり、そのまま右手で弦をミュートして左手で鍵盤を弾いたり、とにかく多彩なテクニック。ピアノが上手というのはもちろんだけど、まるで遊んでいるかのように凄く楽しそうに弾いてるのがこちらにもビンビン伝わってくる。

「今日はデュエットする相手がいないんだ。一緒に歌ってね」と前置きして始まった「You Don't Know Me」から、この15年間いつどこで聴いても鳥肌が立つほどスリリングな「The Last Polka」、そして、もし何かリクエストできる機会があればこれを、とひそかに思っていた「Best Imitation Of Myself」の3曲を続けて演った中盤が、僕にとってはこの日のクライマックス。名曲揃いのベン・フォールズ・ファイヴのファーストだけど、今になって一番好きなのはこの「Best Imitation Of Myself」かも。

「Gracie」ではイントロをとちってしまい、そのままなんだかよくわからない別の曲に。歌詞も「Gracie Girl」じゃなく「Crazy Girl」とか歌ってたね。こういうアドリブが、この人みたいなエンターテイメント精神豊かで、演奏テクニックにも優れたソングライターのライヴの醍醐味。それは、僕があさって観に行く人にも共通して言えることなんだけどね。だから、こういう人のライヴはソロで観るのが楽しいし、何度も何度も繰り返して足を運んでしまう(今後ベン・フォールズが来る際には全部観に行くことが自分内ルールとして先日設定されました)。

「低い声でアーッてコーラスして」「今度は高い声で」「じゃあ次はもっと高い声で」と練習してから始めたのは「Not The Same」。今日のお客さんはほっといても歌うからと安心してコーラスを任せるベン。観客も、誰が低音パートだとか振り分けられてもいないのに、みんな適当に高いところやら低いところやら歌ってるから、こっちで聴いてても結構さまになってた。僕はもちろん低いパート。

続く、本編最後となった「Army」でも、ホーンのパートを観客にコーラスさせるベン。ろくに歌詞を覚えてないから一緒に歌えなくて結構口惜しい思いをしていた僕だけど、アーとかパラッパーとかは歌えるから、ここぞとばかりに歌ってきたよ。楽しい。ベンのTシャツもこの頃になるともう汗でずぶ濡れで、袖の部分と身頃の部分が違う色になってた。

アンコールに応えて再登場。「これは妻に捧げます」とか言って、なんか変なバラッドみたいなのを一節歌って笑わせたあと、「The Luckiest」へ。これはちょっと感動ものの演奏。もしこの時点でまだジントニックを飲み続けてたら、涙腺緩んでたかも。

さらに、「Philosophy」のあの印象的なイントロ。間奏ではお決まりの「Misirlou」を弾いたり、「(Theme From) Dr. Physer」を挟んだりと、これもまたエンターテイメント性たっぷりの演奏。さっき中盤がクライマックスなんて書いたけど、このアンコール二曲も引けをとらない。

そこでまた退場。すぐに客電が点いて音楽が流れ始めたけど、ほとんど誰も帰らずに凄い勢いのアンコールの拍手。最後は「Song For The Dumped」の日本語ヴァージョンかな、とか思ってたけど、結局そのままベンは出てこなかった。日本語サービスはさっきの「Hiroshima」で終わったんだね。ステージではスタッフが「もう終わったので帰ってください」みたいなことを叫んでるけど、まだまだアンコールの拍手と歓声は鳴り止まない。というところまで見届けて、僕はまた雨の中を帰路に着いた。


セットリストは、中盤のクライマックス以降「Gracie」前ぐらいまでとか、ちょっとうろ覚えのところがあったので、Mixiのベンコミュの書き込みを参考にさせてもらいました。「One Down」を演ったような気もしてたけど、あれは帰りにウォークマンで『Ben Folds Live』を聴いてたから錯覚したのかな。


Setlist 21 July 2009 @ Liquid Room Tokyo

1. Eddie Walker
2. Zack And Sara
3. Annie Waits
4. Sentimental Guy
5. Picture Window
6. Levi Jonston's Blues
7. Hiroshima
8. Free Coffee
9. Brick
10. You To Thank
11. You Don't Know Me
12. The Last Polka
13. Best Imitation Of Myself
14. Tom And Mary
15. Lullabye
16. Narcolepsy
17. Gracie
18. Not The Same
19. Army

Encore
1. The Luckiest
2. Philosophy


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2009年07月19日

三度目の - Squeeze

グレン・ティルブルックの再来日公演もとうとう一週間後に迫って、楽しみなのはもちろんなんだけど、今回は一回しかないからやっぱり選曲は総花的なものになってしまうのかなとか、またリクエストは紙に書いて持っていくべきだろうかとか、今回は相当混み合うだろうから席は気合入れて取らないととか、当日ちゃんと時間通りに行けるかなとか、それまでに仕事片付けられるのかなとか、あれこれと余計な心配事も渦巻いている今日この頃。

そうこうしている間に、どういうわけかまた最近手元にスクイーズのシングル盤がどんどん増えてしまっているので、懲りずにまたあれをやろう。シングル盤棚卸し&写真貼り付け記事 第三弾。


Frank Twins.JPG Frank Twins #.JPG


44. If It's Love
45. Love Circles


1月31日の記事に「大好きなアルバム『Frank』からのシングルを自分で一枚も持ってないことに気づいた」なんて書いたのも今は昔。亀のジャケットのその89年のアルバムからのシングルカット2枚、金魚ジャケとインコジャケを手に入れた。

もともとなんで持っていなかったかというと、この2枚のカップリング曲は既にCDで持っていたから。44のB面「Frank's Bag」は古くは『Master Series』、それから『Big Squeeze』と何度もベスト盤に収録され、最近では『Frank』の再発盤のボートラとしても再収録済み。ジュールス・ホランドのピアノが格好いいインスト曲。もう1曲「Vanity Fair」は81年のアルバム『East Side Story』収録曲だけど、こちらはピアノが大々的にフィーチャーされた別バージョン。ピアノ弾いてるのはジュールスかな。まさかグレンの弾き語り?これも『Big Squeeze』に収録済み。

45のB面曲「Red Light」「Who's That」は両方とも『Frank』の再発盤のボートラとして収録。後者は『Big Squeeze』にも入っている。グレンとクリスが17歳だかのときに書いたという曲で、確か07年の来日公演で歌っていたね。

そんなわけで、音源としては自分的には珍しくないものなので今まで買わなかったんだけど、再発盤『Frank』のブックレットでこの2枚のジャケが見開きで載っているのを見たらつい欲しくなってしまった。ちょうど上の写真みたいにね。で、どうせモノ目当てで買うなら、この綺麗なジャケは12インチ盤だろうということで。でもこうして並べてしまうと、持っていない『Frank』のLPも(隣に並べる目的だけのために)欲しくなってしまった。困った。


Play Twins.JPG Play Twins #.JPG


46. Sunday Street

91年のアルバム『Play』からは、1月31日の記事に書いたとおり、25を持っていたんだけど、今回新たに46を入手。その記事にも「地味なアルバム」と書いてしまったんだけど、このシングル曲とか、やっぱりいいね。今回のリクエスト候補曲かな。カップリング2曲のうち「Maidstone」はこれまで『Excess Moderation』『Big Squeeze』『Squeeze Story』といろんなベスト盤に取り上げられているのが不思議でない好曲。

一方、僕がこれまで聴いたことなかったのが、「Mood Swings」。このタイトルから、またジュールスのジャズ・ピアノっぽい曲を勝手に想像していたんだけど、よく考えたらこの時期にジュールスの曲があるわけもなく、普通にグレンが歌う“Difford/Tilbrook”印の曲。こちらも悪くないのに、どうしてどの編集盤にも入ってないんだろう。もう少し時間をかけて練れば、オフィシャルアルバムに入っててもおかしくないほどの出来だと思う。

それにしてもこのジャケ、25と同じ素材を別々に処理しただけという、微妙に手と金のかかっていないもの。せっかく大手リプライズ配給だっていうのにね。こうして2枚並べると、キース・ウィルキンソンの顔がやたら目立つことに気づいた。


D&T Family.JPG D&T Family #.JPG


47. Love's Crashing Waves

この写真に18番の7インチ盤が写りこんでいることからもわかるように、これは同じ曲の12インチ盤を買い足したもの。6月21日の記事のコメント欄でgolden__wireさんにまんまとそそのかされて(笑)入手。7インチ盤との違いは、表題曲のエクステンデッド・リミックス・バージョンが入っていること。とはいえ、プロデューサーがトニー・ヴィスコンティ、リミキサーがE.T.ソーングレンというアルバムと同じ布陣で、リミックスもイントロを継ぎ足してたり長めの間奏でシンセの音が追加されてたりといった程度。

それでも何か他に違いはないかとクレジットをよく見ると、通常バージョン(とアルバム本体)のリミックスはポール・ウェラー所有のソリッド・ボンド・スタジオだったのに、このエクステンデッド・バージョンはコンパス・ポイントでリミックスされていた。これはあれだね、E.T.ソーングレンがバハマに遊びに行きたかったというのが真相だね。

せっかくなので、よく似たジャケのアルバムと一緒に記念写真。このアルバム、このブログに何度か書いているとおり、僕が初めて買ったグレンのアルバムだ。日本盤にしては珍しく、帯の上からシュリンクラップされていたので、見てのとおり僕のはこの25年間シュリンクラップと帯が付いたまま。


SFP Family.JPG SFP Family #.JPG


48. Some Fantastic Place

記念写真をもう一つ。93年のアルバム『Some Fantastic Place』絡みの魚眼レンズジャケ関連のうち、今回新たに増えたのは48番。隣に置いてある26と38が、同じ表題曲「Some Fantastic Place」の別仕様なのは、それぞれ1月31日の記事5月17日の記事に書いたとおり。今回新たに買ったプラケース仕様のこれは、表題曲と「Jumping」が7インチ盤(38)と同じ。「Discipline」は『Big Squeeze』収録済みなので、お目当ては残りの一曲「Dark Saloons」。これでようやくタイコウチさんに自慢されずにすむというわけだ(笑)

初めて聴くその「Dark Saloons」、噂に違わずいい曲だった。サビのところのメロディーが、ちょっと「Electric Trains」のプロトタイプ版みたいな感じ?これももう少し練れば、オフィシャルアルバムに入ってもおかしくないよね。

ちなみにこの盤、水面を魚眼レンズで撮った、アルバム『Some Fantastic Place』の裏ジャケのデザインがそのままレーベルデザインになっていて、文字も一切なく、綺麗なデザイン。なんかちょっと得した気分。


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49. Europe Tour '80

さて最後は、5月17日の記事のコメント欄で話題になった、80年のヨーロッパツアーの際に無料配布されたというソノシート。ずっと探していたんだけど、ようやくオークションのアラートにひっかかってきた。しかも2枚。これがまた予想外に安価だったので、2枚まとめて大人買い。どこかに「透明」と書いてあったのでそう信じ込んでいたんだけど、そのコメント欄でDELUCAさんに指摘いただいたとおり、届いてみたらご覧の通りのゴールド盤。

内容は、「Cool For Cats」「Farfisa Beat」「Pulling Mussels (From The Shell)」「Take Me, I'm Yours」のメドレー。といっても、「Squabs For Forty Fab」みたいに綺麗にメドレーとして編集されているんじゃなく、単に前の曲がフェードアウトしたところに次の曲が入ってくるといった程度の簡単な作り。

珍しいのは、「Pulling Mussels」が、最終バージョンでは削られることになる“Beside, Seaside”という女声コーラスが入ったバージョンが使われていること。多分アルバム完成前に作られたんだね。そう考えると、「Take Me, I'm Yours」「Cool For Cats」みたいに評価の確立した曲と一緒に、これから出るアルバムを代表するショーケース盤に収録されたのが、誰が考えても『Argybargy』の代表曲である「Another Nail In My Heart」でなく、「Farfisa Beat」だったというのも興味深い。


これで、スクイーズの目ぼしいシングル盤はおよそ全部揃ったはず。もちろん、全種類制覇というわけじゃないけれど、そのシングル盤でしか聴けない音源というのは、よほど些細なミックス違いというのでなければ、もうないだろう。上にも書いたけれど、僕は同じ音源が入ったジャケ違いとかは滅多に買わないんでね(かつてこんな記事を書いておいてよく言うよ、と思う人がいるのはわかっています。今の台詞は忘れてください)。

でも、49というキリの悪い数字がどうも気になる。いくら2枚持ってるからといって、最後の「Europe Tour '80」に49、50と番号をふるのはルール違反だし、グレンはもうCDではシングルを切らないみたいだし、やっぱりあと1枚なにかマニアックなのを発掘してくるしかないのかな。この記事を読んでくださっているスクイーズマニアの皆様、50番目に何を買えばいいか提案ください。
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2009年07月05日

しのつく町でのお買い物

雨がザンザン降っている。雷も鳴りはじめた。今は雨の季節だったっけ。小降りになったら晩飯に出かけようと思ってるのに、篠突く雨は一向に衰えない。

昨晩から仕事でシンガポールに来ているところ。金曜日のシドニーでの会議を終えてその足で飛んできたから、一日で真冬から真夏に様変わり。まあ、シドニーは天気もよくて上着なしで歩けるぐらいだったし、シンガポールのこのホテルの部屋は冷房がガンガンに効いてて、一体どっちが冬でどっちが夏だかわかったもんじゃないけどね。

今日は朝からお得意先を視察がてら、シンガポールでの行きつけのCD屋にも何軒かちょっと顔を出して。日曜だからいいよね。とか言いながら夕方以降はすっかりそっちがメインに。

だいたい年がら年中セールばかりやっている町だけど、行くCD屋行くCD屋で手を変え品を変え僕の気を引くものが次から次へと。一旦手にとって店内を俳諧しているうちに、持ちきれなくてやっぱり棚に戻したのが何枚あったことか。

05072009Singapore.jpg


今日の収穫。

向こう側の3枚。3枚で49.90シンガポールドルのコーナーから、買おうと思っててまだ買ってなかったのをみつくろって。一枚あたり1110円か。まずまずだね。同じコーナーにペット・ショップ・ボーイズの最新作の2枚組バージョンとか、スミスの2枚組ベストとか、1110円なら絶対お得というのがいくつもあったけど、どれもこれももう持ってるものばかり。くやしいからもう一回買おうかと思ったけど、すぐさま却下。

手前の2枚。ニュー・オーダーのコレクターズ・エディションが30%引きで19.95ドル(1330円相当)になってたもの。日本で買うと倍か、下手すると3倍近くするよね。全作は揃ってなかったけど、そこにあったもの全部+ジョイ・ディヴィジョンの同じシリーズでまだ買ってないもの全部買いそうになったけど、ちょっとそれは断念。今週シンガポールにいるうちにまた行って買ってしまいそうな気もするけど。

そうこうしている間に雨も降ってきたし、全部で10日ほどの出張なのに靴を一足しか持ってきていなかったので、履き替え用にと今度は靴屋に向かう。

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ビジネスシューズを探してたのに、結局地味目のドクター・マーティンズに。僕がこうして靴を迷ったときには大概ドクター・マーティンズを選んでしまうのは、若い頃のポール・ウェラーのせい。

さて、そろそろ雨やんだかな。腹減ってきた。何かアジアものでも食ってこよう。昼間は久しぶりのインドネシア料理を堪能したし。

そういえば、シドニーからシンガポールと、頭に「シ」のつく町ばかりに出張してるなと思っていたら、来週また上海に出張の予定が入ってしまった。次はどこだろう。
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2009年07月01日

ジミオン三周年記念対談

やす:なあ、せんとうさぎ、せんとくんに似てへん?

yas:うわ!まだ言ってるよ。それって、もしかしたら、去年の二周年記念の話題?

やす:しゃーないやんけ。お前、俺のこと全っ然登場の機会も与えんと、一年放置したままやってんから。瞬間冷凍されてそのまま冷凍庫の奥に放りこまれてたみたいな気分やで。

yas:それは悪かったけど、挨拶もなしでこんな登場したら、最近このブログを訪れるようになってくれた人たちが混乱するよ。ほら、ちゃんと説明して。

やす:説明てなんやねんな。毎年、このブログが始まった7月1日になったら、この出来損ないの多重人格みたいなキャラが出てきて、特におもろいわけでもない掛け合いやってますー。詳しくはおととし去年の7月1日の記事参照のこと。以上。こんな感じでええか?

yas:…まあ、相当実も蓋もない言い方だけどね。とにかく、今日でこのブログもめでたく三周年。よくもったもんだよね。

やす:ほんまやな。しかもこの一年は結構コンスタントに毎週書いてたからな。大したもんや。いくつ書いた?確か去年は48やったよな。

yas:よく覚えてるね、去年の記事数なんて。あ、そうか、ついさっきまで冷凍保存されてたからか。えーとね、67かな。毎月平均で5〜6記事書いてたことになるね。

やす:ほお、毎週どころとちゃうな。日本帰ってきて生活のペースつかめてきて、

yas:そうそう。

やす:仕事サボるコツも覚えてきたっちゅうことやな。

yas:いや、そういうわけではないと思いますよ。

やす:なに急に敬語使っとんねんな。ほんで、その67記事の内訳は?調べたんやろ、どうせ?

yas:はいはい、調べましたよ、どうせ。ほら。

  アルバム: 一年目40 ⇒ 二年目25 ⇒ 三年目35
  コンサート: 10 ⇒ 7 ⇒ 12
  ビデオ: 2 ⇒ 0 ⇒ 4
  yascd: 10 ⇒ 0 ⇒ 2
  雑記: 24 ⇒ 11 ⇒ 12
  非音楽的: 6 ⇒ 2 ⇒ 1
  創作: 0 ⇒ 1 ⇒ 0
  日記: 0 ⇒ 2 ⇒ 1

やす:ほお、それぞれ増えとるけど、「コンサート」が増えてんのが目立つな。やっぱり仕事サボってライヴばっかり行ってるんやな。

yas:違うってば。ちゃんと仕事してるよ。今年はなんと言ってもグレン祭りだろう。あれだけで5記事あったからね。それから、もうほとんど1年前になるけど、タマスの3連日ね。あれは記事としては一つにまとめてしまったけど。

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やす:そうやな、そうやって思い起こすと、この一年はほんまにええライヴばっかり行ってる気がするな。

yas:うん、あとは、ホセ・ゴンザレスにシガー・ロス、ジェイソン・ムラーズ、ファウスト、フォール・アウト・ボーイとスチュワート&ガスキンか。

やす:イギリス人、オーストラリア人、スウェーデン人、アイスランド人、アメリカ人にドイツ人か。万博みたいやな。

yas:言われてみればそうだね。そういえば、そこそこメジャーな人たちのライヴレポートを書いてきたおかげか、そういうレポートをアップした日には、アクセス数と人数がすごく跳ね上がるようになってきたんだよね。きっかけは去年の10月のシガー・ロスあたりかな。それから結構コンスタントな数のアクセスがずっと続いてるんだよ。

やす:へえ、そら凄いな。

yas:でもね、特に新しいわけでもないある一つの記事に執拗にアクセスしてたり、コメント書き込み画面にもの凄い数のアクセスがあったりと、どうも人間ばかりが見てるだけじゃないみたいなんだよね。

やす:人間ちゃうて、ほなあれか。動物?

yas:そうそう、ひづめでクリックしたりとか…なんでだよ!

やす:そういうのをノリツッコミって言うらしいで。こないだ教えてもろてん。

yas:知ってるよ!

やす:さよか。さすが日本の生活長いだけあるな。NZから帰ってきてもうどれぐらいになるんやっけ?

yas:ちょうど一年半を過ぎたところだね。ということは、このブログももう半分は日本で書いたことになるのか。早いよね。

やす:ほんまにな。ところで、次はあれやろ。この一年、どのアーティストが多く取り上げられたか、っちゅうやつ。まあ、一位はサルでもわかるやろけどな。

yas:うん、サルがこのブログを読んでるかどうかはともかく、こういう順位だったよ。

  一位:グレン・ティルブルック/スクイーズ (大特集12、小特集0)
  二位:シガー・ロス (大特集3、小特集2)
  三位:ジェイソン・ムラーズ (大特集3、小特集1)
  四位:ジェフ・ハンソン (大特集2、小特集1)
  五位:ホセ・ゴンザレス (大特集2、小特集0)
  五位:ニック・ロウ (大特集2、小特集0)

やす:12て、すごいな。さっき一年で67記事て言うとったから、平均したら5〜6回ごとにグレンやらスクイーズの話書いとったいうわけやな。

yas:そうだね。それに加えて、クリス・ディフォード、ジュールス・ホランド、ロード・ラージをそれぞれ1回ずつ大特集で取り上げてるから、スクイーズ・ファミリーという意味では全部で15回ということになるね。

やす:そらたいしたもんや。そやけど、自分ではスクイーズとかニック・ロウのことそこそこ詳しいつもりやったけど、世の中には凄いファンが一杯いてはるんやなあと思わせられた今日この頃やね。

yas:うん、最近のコメント欄ね。グレンのライヴの後、飲みながら延々マニアックな話をしてたのも最高に楽しかったけど、ここで日本各地のファンの方々にコメントを頂くというのもまた嬉しいもんだよね。

やす:そやな、もうすぐまたグレン来はるしな。まさか今年また観られるとは思ってもみんかったで。

GT+me.JPG


yas:そうそう、それに、まさかのニック・ロウ再来日もね。ライ・クーダーと一緒にというのが、嬉しくもあり余計なお世話でもあり、だけどね。

やす:確かになあ。リトル・ヴィレッジ演ってくれたとしても、そんな狂喜乱舞っちゅうわけでもないしな。これが、例えば「日本だけで一夜きりのロックパイル再結成!」とかいう話やったら、今回の東京4公演全部合わせた値段やったとしても文句言えへんねんけどな。

yas:まあ、そんなにないものねだりしててもしょうがないし、とりあえず11月には何日間行くかまず考えようよ。

やす:おう。ただなあ、もともと何日も続けて演っても、グレンみたいに日替わりでガラッと演目変わる人でもないやろ。ましてやライと一緒やったら、余計にアドリブきけへんやろし、あの値段もあって、あんまり何日も続けて行きたいっちゅう気になれへんのが正直なとこなんやけどな。

yas:ほんとに文句が多い男だね君も。

やす:それにな、せっかくアークティック・モンキーズ日本で観られる思たら、武道館やて。3年前のあの濃密な(人口の)ライヴ経験したら、ちょっとそういう場所で観る気になれんわな。

yas:しょうがないだろ、それだけの人気なんだから。

やす:あとあれや、エイミー・マン。せっかく観に行こ思たら、よりによって俺が会議で忙しい日やし。それに、来週のスコット・マシューかて俺の出張中やろ。

yas:ああもう、うるさい!また来年まで放置ね。

やす:え。そうはいくか。今年こそは俺が挨拶して終わるからな。読者の皆さん、これからもまた一年よろしゅう頼んます。俺もたまに出てきて大阪弁翻訳もやるんで、お楽しみに!
posted by . at 23:28| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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