2009年01月04日

2008年個人的ベストアルバム

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

と、一昨年昨年とまったく同じ書き出しに我ながら芸がないなと思いながらも、まずは同様に芸のない新年の集計をしてみよう。

フォーマット      枚数    対前年
CD              282枚    −71枚
CDシングル        14枚    −19枚
CD+DVD          19枚    −5枚
DVD/BD           6枚    −6枚
ダウンロード          1枚    −1枚
LP              10枚    +3枚
シングル            3枚    −3枚
ボックスセット         1箱    −3箱


というわけで、最近はMP3音源ダウンロード付きという嬉しい形態でのリリースが増えてきたLP以外は全て前年よりスリムダウンして、合計336枚。去年の記事のコメント欄で立てた目標その1:400枚以上買わないを大きくクリア。いいねいいね。

ちなみに、目標その2:平均単価1200円台は達成できず(1510円)。日本に帰ってきて結構高い限定盤とかを沢山買ったからね。その結果、目標その3:総額50万円を下回るについては、ほんの数千円及ばず、ということになってしまった。

では、目標その4:ハズレを買わないについてはどうだったか。売りCDリストは暇を見てちょっとずつ作成しているんだけど、そんなので判断するよりも、今回このベストアルバムを10枚選出することと、その中で1位を決めることがどれだけ難しかったかを考えると、ハズレの数はともかく、いかにアタリの数が多かった年だったかと思い知らされた。では、その強豪リストから勝ち残った10枚を紹介していこう。


<第十位>
Akeboshi 『Roundabout』
Roundabout.jpg

去年の僕の音楽的な収穫の一つは、この人を知ったこと。本当は、この記事の冒頭に載せた05年のアルバムを選出したかったところだけど、ほぼ同時に買った去年発売のこちらをランクインさせよう。この記事の後も、07年に出た『Meet Along The Way』や、シングル、ミニアルバムなど、彼のCDはもうほとんど全部入手してしまった。どれもよかったよ。


<第九位>
ジョシュア・ラディン 『Simple Times』
Simple Times.jpg

つい最近の記事で、読みようによっては無人島レコ扱いすらされていたこれが九位。正直言って、今現在の気分で判断すると、もう少し上の順位でもいいかと思ってしまうぐらいだけど、とりあえず今は冷静にこのへんに置いておこう。彼のアルバムも、この前に出た『We Were Here』は既に入手済み。あとは、入手困難なファーストをマサさんとどっちが先に見つけられるかの競争。


<第八位>
ポール・ヒートン 『The Cross Eyed Rambler』
The Cross Eyed Rambler.jpg

これもつい最近の記事で取り上げたばかり。こうしてまたさっきのと並べてランクインさせると、ますますカブ子さんが名前を区別できなくなるという仕組み。いや、別にそんなわけのわからない企みで八位にしたわけじゃない。最近はすっかりアメリカのオルタナ・カントリー〜SSWや北欧ものばかり聴くようになってしまった僕を、イギリス音楽にしっかりと引き止めておいてくれるに充分な魅力を持った素晴らしいアルバム。


<第七位>
ブライアン・ウィルソン 『That Lucky Old Sun』
That Lucky Old Sun.jpg

これを取り上げた記事にも書いたとおり、このアルバムをブライアンと『Smile』にまつわる長い物語を抜きに評価するのは難しいし、かといって『Smile』とセットで評価してしまうのはアンフェアでもある。素晴らしいアルバムだけど、『Smile』ほどではない。でも、この人のこんな力作を圏外に落としてしまうのは忍びない。という様々な思いのこもった順位。


<第六位>
ジェフ・ハンソン 『Madam Owl』
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これまた最近の記事からランクイン。年の後半に聴いて気に入ったものはどうしても高評価になりがちだとは思うけれど、このアルバムはその評価に値するはず。12月22日にこれを買って即気に入り、記事を書いた当日にファーストを、そして旅行中の29日にセカンドをそれぞれ安値で引き当てた自分の幸運をも含めての順位。出会うべくして出会った、ということで。


<第五位>
ジェイソン・ムラーズ 『We Sing, We Dance, We Steal Things. Limited Edition』
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12月14日の記事ではそのリリース方法について散々文句を垂れたこのアルバムだけど、内容自体には全く文句などあるわけもなく、この順位に。充実した内容のオリジナル・アルバムもいいけれど、アコースティック・ヴァージョン満載のボーナスディスクと、優れたライヴDVDがセットになったこの特別版を選ぼう。記事中にまだ観ていないと書いた『Tonight, Not Again』のライヴDVDも、あの後ゆっくり堪能したよ。


<第四位>
シガー・ロス 『Með Suð I Eyrum Við Spilum Endalaust Deluxe Edition』
Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endlaust Deluxe.jpg Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust.jpg

どうも並んだ日付で取り上げたアルバムが並ぶなあ。別に狙ってそうしているわけじゃないんだけど。さっきのアルバムの翌日に記事にしたこれが四位。優れたアルバムそれ自体と、思い出に残ったライヴと、この豪華な装丁と、全てを評価したうえでの順位。まあ、そんなことを言ってしまうと、ライヴを観なかった人が不利になってしまうんだけど、個人的ベストなのでそれはそれでよしとしよう。この特別版のジャケ写だけじゃあまりに殺風景なので、オリジナルのジャケも一緒に載せておこう。


<第三位>
グランド・アーカイヴス 『The Grand Archives』
Grand Archives.jpg

はっきり言って、ここから後に出てくる3枚は、どれを一位にしても不思議ではないぐらいの接戦。これを三位にしたのは、こいつが一位だと、二年連続でサブポップ勢がトップになってしまうからという、自分でも納得できないような(笑)つまらない理由だけと言ってもいいだろう。記事に書いた、マット・ブルックがかつて在籍したカリッサズ・ウィアードとバンド・オブ・ホーセズのアルバムは当然入手済み。どちらも、ここに至る彼の足跡がわかる好盤だった。そのうちブログで取り上げようかな。


<第二位>
タマス・ウェルズ 『Two Years In April』
Two Years In April.jpg

すると、これが二位なのは、一昨年に続いてタマスのアルバムは出るたびに必ず一位、なんてことになるのを避けるためか?と勘繰る人もいるかもしれない。あの素晴らしかった三夜連続のライヴも、聴き込めば聴き込むほどに書くことが出てきたためにどんどん長くなっていった成長型記事も、すべて忘れられない思い出。さっきも書いたとおり、この位置はもうほとんど同率一位ということで。タマス、ミャンマーで元気にしてるかな。今年もアルバム出したり日本に来たりしてくれるかな。


<第一位>
サニー・ランドレス 『From The Reach』
From The Reach..jpg

そして、タマス・ウェルズを押さえて堂々の首位に輝いたのは、4月29日の記事で予告し、7月20日の記事で大絶賛したこのアルバム。地味なSSWや北欧物ばかり聴いている最近の僕の耳に果たしてこの濃いアルバムがどう聴こえるかと思いながら久し振りに聴いてみたら、また病みつきになってしまった。彼の過去の名盤がそうだったように、これからも長期にわたって聴き込んでいけるアルバムになると思う。彼のことはもう20年も前に一度観たきりだけど、また来日してくれないかな。


という10枚。実はここから泣く泣く落とした2枚があるんだけど、それらのアルバムに陽を当てるためにも、久々にあの企画を復活させるかな(と、去年も同じことを書いて結局何も作らなかったんだけどね。まあ、芸の無い書き出しには芸の無い締めくくりを、ということで)。
posted by . at 22:49| Comment(11) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする