2008年08月27日

浦安にて

一昨年の10月に「ラスヴェガスにて」という記事を書いた。出張でラスヴェガスに出かけた際に、シルク・ドゥ・ソレイユの「KA(カー)」というショーを観て、あまりに感動したので、慣れない手つきで初めて音楽以外のショーについて書いたものだ。

それ以来、すっかりシルク・ドゥ・ソレイユづいてしまい、オークランドにツアーでやってきた「Varekai(ヴァレカイ)」というショーは去年2回も観に行った。

シルク・ドゥ・ソレイユには、「Varekai」のように世界各国を巡回するツアー・ショーと、決まった場所でずっと公開されているレジデント・ショーの2種類がある。僕がラスヴェガスのMGMグランドで観た「KA」は、そういうレジデント・ショーのひとつ。

「Varekai」ももちろんよかったんだけど、ツアー・ショーとレジデント・ショーの一番の違いは、ステージの造りにある。ツアー・ショーもその地その地で各数週間〜数ヶ月に亘って行われるから、きちんとした作りのステージと建物(サーカスがオリジンのショーらしく、大抵はテントをモチーフとしたものになっている)なんだけど、「KA」の記事に書いたように、レジデント・ショーはそのショー専用に設計された特別仕様のステージが見ものだから、どうしてもツアー・ショーはその点ハンディがある。

先日、日本で初めてレジデント・ショーとして開催されることとなった「ZED(ゼッド)」を観に行った。場所は、東京ディズニー・リゾートの隣。またしても小雨のぱらつくとても蒸し暑い日だったんだけど、この天気なのに浴衣姿でディズニーシーに出かけるカップルの多いこと。根性あるね。

Zed.jpg

多分わざわざラスヴェガスまで出かけて「KA」を観るよりも、こちらを観ることになる人の方が圧倒的に多いだろうから、前回以上にネタバレには気をつけないと。なにしろ、今はまだトライアウト公演、試験興行だから、10月の本公演までに内容が変わる可能性もあるしね。

ショーの内容には、今の段階では、そこそこ満足。トライアウトだから、いくつか失敗してたところもあったけど、しょうがないね。それでも、命綱なしでの地上十数メートルでのアクロバットとか、目を見張るアクションは本番同様(だと思う)。

強いて気になったところを挙げるなら、ショーの前半からかなり難易度の高い、凄い出し物が連続するせいで、後半に行くにしたがってどんどん高揚していく感じがちょっと薄い気がするのと、楽しみにしていたステージの造りがMGMグランドと比べてしまうと若干劣るところか。

まあ、ショーの構成はもしかしたらこれから本番に向けてもっと詰めるのかもしれないし、ステージの造りも、MGMと比べたりしなければ、観ていてかなり圧巻と言えるものだと思うけどね。

なんだか醒めた書き方をしているようだろうか。きっと僕は先述した2つのショー(と、ずっと昔にもう一つ、確か「Fascinacion(ファシナシオン)」だったと思う)と比べてしまってるから、期待値が高すぎたんだろう。シルク・ドゥ・ソレイユを今まで観たことのない人、あるいは何度も何種類も観ているファンの人、こんな文章を読んで躊躇する必要は全然ないからね。かなり内容の濃い、満足度の高いショーであることは間違いないから。

10月の本公演が始まったら、また観に行ってみようかな。あ、それに、来年の2月には、ツアー・ショーで「Corteo(コルテオ)」ってのが来るみたいだね。それも楽しみ。そっちは何ヶ月もかけて、東京、名古屋、大阪、福岡、仙台を回るのか。全部同じだろうから、追っかける必要なんてもちろんないけど、もしかしてこなれてきた福岡や仙台公演の方が出来がよかったりするのかな。それはちょっと気になる(と、一年以上も先の根拠もない情報を気にしている場合でもないので、これぐらいにしておこうか。ではまた)。


posted by . at 22:52| Comment(12) | TrackBack(0) | 非音楽的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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